2024年1月3日更新日:2024年5月29日

目尻のくすみの原因と対処法を紹介!カバーメイクがいらなくなる方法

くすみ 目尻

20代の頃は色白でキメの整った肌が、お気に入りだった私。

最近「疲れてる?」「眠たいの?」なんて尋ねられることが増えてきた。それって、この目尻のくすみのせいかしら?年齢を重ねるにつれて、メイクも今までどおりだと似合わない気がして、どうにかならないかしら…。

目尻や目の周りのくすみは、見た目の印象に大きく関わります。疲れて見えたり、老けて見えたりするのです。見た目の印象を良くするためのメイク術もありますが、毎朝整えるのも大変ですよね。

この記事では目尻のくすみの原因と対処法を紹介します。また、目尻のくすみの悪化を避けるためにできること、目尻のくすみの原因への根本的なアプローチとなる美容医療についても解説します。

目尻のくすみによる、見た目の印象に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目尻にくすみが生じる原因

くすみ 目尻

目尻のくすみには、いくつかの原因があります。ここでは、5つの原因を紹介します。

1つ目の原因は「角質の肥厚」です。加齢に伴ってターンオーバーが遅れると、皮膚の角質が排出されず、層が厚くなります。肌の透明感が失われ、くすみの原因になります。

2つ目の原因は「目尻の乾燥」です。目尻は皮膚が薄く、皮脂の分泌が少ないため、乾燥しやすい部位です。皮膚が乾燥すると肌のキメが崩れ、凹凸ができやすくなります。肌の凹凸により影ができやすくなり、肌の色がくすんで暗い印象になります。

3つ目の原因は「メラニンの蓄積」です。通常であれば垢として体外に排出されるはずのメラニンが、ターンオーバーの乱れによって皮膚に蓄積します。メラニンは色素のため皮膚に蓄積すると、顔色が茶色っぽくくすむ原因になるのです。

4つ目の原因は「血流の低下」です。特に色白の人の顔色は、血行に左右されます。血流が低下すると、青っぽくくすんで見える原因となります。また血流が低下すると、溜まった老廃物によって目尻がくすんで見えることもあります。

5つ目の原因は「タンパク質の糖化」です。体内に過剰に糖が存在すると、タンパク質に結びつき変性させます。タンパク質の変性が糖化です。皮膚の真皮にある、コラーゲンやエラスチン線維などのタンパク質が糖化すると、顔色が黄色っぽくくすみます。

くすみにはさまざまな原因があるため、原因を見極めて適切な対処をすることが大切です。

目尻のくすみにつながる癖

くすみ 目尻

目尻のくすみに、無意識のうちに繰り返す癖が影響を与えている場合があります。

以下のような癖・習慣がないか、今一度確認してみましょう。

  • 痒いとき・疲れたときに目をこする
  • うつ伏せで顔を横に向けて寝る
  • 気合を入れるため「パチン」と顔を叩く
  • アイメイクの際にチップでこする
  • チップやアイライナーなどのアイメイク用品が劣化しても交換を怠る
  • ビューラーでまつ毛を挟んで引っ張る
  • アイメイクを落とす際に擦りながらクレンジングする

上記のような癖・習慣は、肌にとって刺激となり、皮膚に蓄積するメラニンを増加させる原因になります。目尻のくすみを悪化させないために、癖に気づいたらやめるように心がけましょう。

目尻のくすみには原因に合った対処を

くすみ 目尻

記事の冒頭で、目尻のくすみの原因を5つ紹介しました。ここでは、その5つの原因それぞれに対する対処法をお伝えします。

  • 目尻の乾燥が原因なら保湿
  • 目尻の角質が原因ならピーリング
  • メラニン蓄積が原因なら美白スキンケア
  • 血流低下が原因なら保温と運動
  • 肌の糖化が原因なら食習慣を見直す

順番に解説します。

目尻の乾燥が原因なら保湿

目尻は乾燥しやすい部位なので、保湿は欠かせません。洗顔後の化粧水・乳液などのスキンケアに加え、アイクリームを活用するとよいでしょう。

「セラミド」が含まれたスキンケア用品は、表皮の角質細胞をつないでいる「細胞間脂質」を補い、肌のバリア機能の向上に役立ちます。また、エイジングケアに特化したアイテムであれば、美白・保湿効果が期待できる成分が含まれています。

通常の保湿ケアに加え、目の周りは乾燥しやすいため、アイクリームを活用して油分を補いましょう。

目尻の角質が原因ならピーリング

目尻の皮膚に角質が堆積しているタイプのくすみには、角質を除去するピーリングがおすすめです。

市販のピーリング洗顔料には拭き取り・ジェル・石鹸など、さまざまなタイプがありますが、皮膚の薄い目尻には比較的マイルドな石鹸タイプがおすすめです。拭き取りタイプやスクラブ成分が含まれたジェルタイプなどは、目尻の肌には負担になるので避けましょう。

ピーリング成分は、AHA(アルファヒドロキシ酸)がおすすめです。AHAは作用が穏やかで、刺激も少ないからです。

ピーリングは、やればやるほどくすみが改善するというものではありません。ピーリングの頻度が高すぎると、敏感肌になったり炎症を起こしたりする可能性があります。ピーリング剤のメーカーの指示に従い、使用頻度は週1〜2回までにします。

メラニン蓄積が原因なら美白スキンケア

目尻のくすみの原因がメラニン蓄積の場合、美白スキンケア用品の使用がおすすめです。

美白効果が期待できる成分として、カモミラET・コウジ酸・エラグ酸・ルシノール・ビタミンC誘導体などがあります。

カモミラETはメラニンの過剰な生成を抑え、コウジ酸・エラグ酸・ルシノール・ビタミンC誘導体はメラニン合成の過程に作用してメラニンの生成を抑制する効果が期待できます。

もちろん、美白スキンケアと同時に、メラニン増加の原因となる、紫外線対策も併用しましょう。

血流低下が原因なら保温と運動

目尻のくすみの原因が血流の低下の場合、保温や運動で血流を促進することが役立ちます。

目の周りの保温には、温かくなる使い捨てのアイマスクが簡単でよいでしょう。蒸しタオルや、レンジで温めるタイプのアイマスクは、蒸気も活用しながら目の周りの血流促進と保湿ができます。

目の周りの皮膚は弱いため、蒸しタオルやアイマスクを40℃ほどに冷まして使用します。高温で温めると、火傷の恐れがあるからです。

入浴や運動で、全身の血流を促進する方法もおすすめです。軽く汗をかくようなアクティビティは、顔の皮膚の血流もよくなります。

例えば、ランニングは血流を促進し、肌のターンオーバーのサイクルを整えるなど健康的に美しい肌を手に入れるために有効な手段です。ランニングで美肌を手に入れましょう。

忙しい平日は就寝前のアイマスク、時間のとれる週末は運動や湯船にゆったり浸かる時間をとり、目の周りの血流が低下しないようにケアしましょう。

肌の糖化が原因なら食習慣を見直す

目尻が黄色っぽくくすんでいるのは、肌のタンパク質の糖化が原因かもしれません。タンパク質の糖化を予防するには、食習慣の見直しが役立ちます。

糖質を制限するよりも、過剰な摂取を避けるよう意識するとよいでしょう。ビタミンを多く含む、野菜・果物を多くとります。動物性・植物性のタンパク質も大切です。抗酸化物質の多い食品も、肌を整える助けになります。

また、食べる順番を意識するといいでしょう。はじめに野菜とタンパク質の多いおかずを食べて、それからご飯などの炭水化物を食べると、血糖値が急激に上昇することを避けられます。糖化を防ぐには、血液中の糖も意識するのがおすすめです。

脂肪の多い食事も、顔が黄色くくすむ原因になります。

栄養バランスと食べる順番が、食生活を見直すポイントです。自分の食習慣に見直す点があれば、肌のくすみのためにも改善に取り組んではいかがでしょうか。

目尻のくすみを悪化させないために

くすみ 目尻

目尻のくすみの原因ごとに対処法を実施した後は、くすみを悪化させないことが大切です。

ここでは、目尻のくすみの悪化を防ぐための、5つの方法を紹介します。

  • こまめな紫外線対策
  • ライフスタイルを再チェック
  • 眼精疲労を避ける
  • アイメイクはやさしく落とす
  • くすみにつながる癖に気をつける

ひとつずつ解説します。

こまめな紫外線対策

紫外線によって目尻の皮膚がダメージを受けることを防ぐため、こまめな紫外線対策が欠かせません。

屋外に出るときには、必ず日焼け止めクリームを塗ります。日焼け止めクリームは、2~3時間ごとに塗り直すと効果的です。メイクをしていて塗り直すのが手間になる場合は、スプレータイプの日焼け止めが便利かもしれません。

日焼け止めクリームとともに、日傘や帽子も併用します。目尻のくすみには、大きめのUVカットのサングラスもおすすめです。

屋内でも、窓の近くで過ごす場合は注意が必要です。直射日光に当たらなくても、窓から差し込んだ光には紫外線も含まれており、床や壁に反射して日焼けすることがあるからです。日当たりの良い部屋で過ごすときには、日焼け止めクリームを塗りましょう。

ライフスタイルを再チェック

目尻のくすみの原因では、食習慣についてお伝えしました。目尻のくすみを悪化させないためには、バランスのよいライフスタイル、つまり適度な運動や睡眠も大切です。

運動は筋肉を収縮・弛緩させ、全身の血流を改善させます。顔の血行も良くなり、くすみの悪化の予防につながります。

睡眠は目の周りの筋肉が緩んで、リラックスする時間です。入眠後3時間に熟睡できると、成長ホルモンが分泌され、肌のコンディションを整えるために役立ちます。

外で暴飲暴食したあげく、帰宅後はメイクも落とさずにそのまま寝てしまうのは、もってのほかです。仕事の繁忙期・飲み会が続く時期・体調が優れないときなど、自分ではどうしようもないケースもあります。

ライフバランスを、1週間単位あるいは1か月単位でとるよう心がけましょう。栄養バランス・運動量・睡眠時間が乱れたら、週ごとあるいはその月の中で取り戻せるのが理想です。

食事・運動・睡眠は、健康な肌に必要なものです。生活リズムが乱れていたり、運動不足や睡眠不足に心当たりがある場合は、少しずつ健康的なライフスタイルに置き換えていきましょう。

眼精疲労を避ける

目尻のくすみを悪化させないために、眼精疲労を避けることも必要です。

眼精疲労は目のピントの合いにくさや、首こり・肩こりなどの症状が出るまで気がつかないケースが多いものです。目を酷使すると、目の周りの筋肉が緊張し、血流が低下しやすくなります。血流の低下はくすみにつながるため、注意が必要です。

残念なことに、40歳になると老眼が始まります。大抵の場合、対象物を目から離して目の焦点を合わせようとしている仕草で、老眼に気づきます。しかしながら、老眼は40歳から始まり、徐々に進行する老化現象です。

視力が変化しやすい時期に、知らず知らずのうちに眼精疲労を起こしている可能性があります。

仕事でパソコンのモニターを見る時間が長い場合は、1時間おきに目を休める時間を作るのが理想的です。5分でもいいので違う作業をしたり、休憩を挟んだりして、眼精疲労を回避しましょう。

スマートフォンの画面を長時間見続けることも、眼精疲労の原因になるので注意が必要です。

目を休める時間が取りにくい場合は、ビタミンが配合された目薬を使ってケアできます。ただし、目薬に添付されている説明書をよく読み、1日の使用回数を超えないように気をつけてください。

アイメイクはやさしく落とす

目尻のくすみを悪化させないために、アイメイクをやさしく落とすことはマストです。

ウォータープルーフの化粧品を使ってアイメイクをしている場合は、アイメイクリムーバーを使って先にポイントメイクを落とすのも手です。リムーバーをコットンにたっぷり含ませ、目の周りにそっと当てて、メイクがコットン側に移るのを待ってやさしく拭き取ります。

メイク落としは、オイルタイプであれば肌への摩擦を軽減できますし、クリームタイプであれば指先と顔の皮膚の間のクッションになるので刺激を減らせます。また、含まれている成分が低刺激のものを選ぶと、皮膚の薄い目尻への負担が軽くなるのでおすすめです。

くすみにつながる癖に気をつける

記事の最初の方で、目尻のくすみにつながる癖について話しましたが、無意識にやってしまう癖は要注意です。

花粉症などのアレルギーで目がかゆくなる場合は、擦らずに目薬を活用しましょう。

うつ伏せに寝ること自体は、肺のためにもよい体勢です。しかし、目尻から頬にかけてあとが付くような姿勢を続けていると、目尻のくすみにつながりかねません。あお向けや横向きなど、時々寝返りを打つように気をつけます。

アイメイクに使用するチップは、肌に触れる部分が薄くなったら交換します。メイクブラシが、毛羽立ってきた場合も同様です。新しいものに交換し、肌にやさしく気持ちの良いメイクを心がけましょう。

まつ毛をカールさせるときに、ビューラーで引っ張ると皮膚に負担がかかります。目尻側のまつ毛をうまく持ち上げると印象が変わるので、しっかりカールさせたくなるものです。

自分のまぶたの長さより少し幅の広いビューラーを使ったり、部分ごとにカールできるビューラーを選んだりすることで、目尻の皮膚を引っ張らずにまつげメイクができます。目尻に負担がかかりにくい、メイクアイテムをチョイスするとよいかもしれません。

ここまで、目尻のくすみの悪化を防ぐための、5つの方法を紹介しました。

思い当たる項目を見つけた方は、目尻のくすみが悪化しないよう心がけていきましょう。

目尻のくすみを予防する洗顔方法

くすみ 目尻

アイメイクを優しくクレンジングした後の洗顔方法も、目尻のくすみを予防するために意識することが大切です。

目尻を含めた目の周りの古い角質・余分な皮脂は洗い流したいですが、擦ったり強い力を加えたりすることは避ける必要があります。

目尻のくすみを予防するための洗顔で押さえておくべき点は、洗顔料をしっかりと泡立てることです。

洗顔料は手のひらで泡立てることもできますが、洗顔ネットを使うと簡単にきめ細かな泡ができます。洗顔料と少量のぬるま湯を混ぜて、丁寧に泡立てましょう。

すぐに割れてしまう大きな泡よりも、細かく小さな泡になるよう全体の泡のサイズを整えると、弾力のある泡の塊ができます。

十分洗顔料が泡立ったら、顔にそっと広げて洗います。洗顔の際には、泡で肌の汚れを落とすようにイメージするのがおすすめです。特に目の周りは、泡を肌の上でクルクルと転がして、手と顔の皮膚の間に摩擦が生じないように洗います。

顔全体が洗えたら、ぬるま湯で洗い流します。シャワーで洗い流す場合は、細かな水流の出るシャワーヘッドのほうが、肌への刺激は小さいでしょう。手で水をすくって洗い流すときは、やさしく洗い落としながらも、落とし忘れがないように気をつけます。

洗顔料を落とし切ったら、柔らかいタオルを顔にそっと当て、水分を吸い取らせるのがコツです。ゴシゴシと、タオルで顔を拭かないようにしましょう。

しっかり泡立てた洗顔料で、泡を利用して顔を洗うことが、目尻のくすみを予防する洗顔方法のポイントです。

目尻のくすみをメイクでカバー

目尻のくすみを予防する方法を実践し、対策を講じていても、紫外線などの影響でくすんでしまうことがあります。

ここでは、目尻のくすみをメイクでカバーする方法を、3つ紹介します。

  • ベースメイクでトーンコントロール
  • コンシーラーを味方にする
  • ハイライターで光を反射

ひとつずつ扱います。

ベースメイクでトーンコントロール

目尻のくすみメイクでカバーする1つ目の方法は、「ベースメイクでトーンコントロール」することです。

目尻のくすみをファンデーションで隠すよりも、ベースメイクで色味を整えると自然な仕上がりになります。

メラニンの蓄積が原因の茶色っぽいくすみには、イエロー系の化粧下地がおすすめです。血流低下による青っぽいくすみにはピンク系、黄ぐすみにはパープル系のカラーベースがおすすめです。

目尻は表情の変化により皮膚がよれやすいため、ベースメイクは薄めに塗ります。

コンシーラーを味方にする

目尻のくすみをメイクでカバーする2つ目の方法は、「コンシーラーを味方にする」ことです。

コンシーラーも化粧下地と同様、くすみの色合いに合わせてカラーを選択すると効果的です。

以下に、それぞれのくすみの色におすすめの、コンシーラーのカラーを紹介します。

くすみコンシーラーのカラー
茶色っぽいくすみイエロー系
青っぽいくすみオレンジ系
黒っぽいくすみオレンジ系

コンシーラーのカラーは地肌の色味によっても選択が変わるため、迷ったときには化粧品販売のコーナーで相談するのがおすすめです。メイクのプロの目線で、自分の肌とくすみ隠しに合ったアイテムを見つけやすくなります。

コンシーラーにはいくつか種類があり、筆タイプ・スティックタイプ・固形タイプなどがメジャーです。

目尻に塗るコンシーラーは、筆タイプかスティックタイプで、伸びの良いものを選びます。伸びにくいコンシーラーは、ムラになったり崩れたりしやすいため、目尻のくすみ隠しには不向きです。

目尻にコンシーラーをのせたら、指の腹の部分を使ってやさしく肌になじませましょう。

ハイライターで光を反射

目尻のくすみメイクでカバーする3つ目の方法は、「ハイライターで光を反射」させることです。

20代後半の目尻のくすみはアイシャドウの色でカバーする方法もありますが、40代の肌にはハイライターを活用するほうが、くすみをキレイにカモフラージュできるからです。

下まぶたの目尻から顔の外側に向かって、パール入りのハイライターを入れます。くすみの気になる部分にピンポイントでのせてなじませると、ハイライターが光を反射させて目尻が明るい印象に変わります。

目尻のくすみは、ベースメイク・コンシーラー・ハイライターを使用してカバーしましょう。

目尻のくすみはカバーメイクより美容医療

くすみ 目尻

目尻のくすみをメイクでカバーするのも手ですが、美容医療の力を借りると、日々の煩わしさから一気に解放される可能性があります。

美容医療の以下のようなアプローチで、カバーメイクの煩わしさを解消できます。

  • QスイッチYAGレーザー
  • IPL光治療
  • ハイドラフェイシャル
  • 外用薬の処方

ひとつずつ、解説します。

QスイッチYAGレーザー

QスイッチYAGレーザーのレーザートーニングは、メラニンの蓄積が原因のくすみに効果が期待できます。

レーザートーニングとは、シミ取りに使うよりも低い出力のレーザーを照射する、肌へのダメージを押さえたレーザー治療です。

照射されたレーザーは皮膚のメラニンに反応して、熱エネルギーを発生させます。熱エネルギーによってメラニンが破壊され、肌のターンオーバーによって破壊されたメラニンが排出されます。

レーザートーニングの施術を繰り返すことで、皮膚に蓄積しているメラニンの量が減り、目尻のくすみの改善が期待できます。

IPL光治療

IPL光治療は、メラニンの蓄積・血流低下が原因のくすみに効果が期待できます。

IPL光治療機は、異なる周波数の光線を組み合わせて照射する機器です。レーザー治療機が単一の波長の光線を使用するのとは対象的に、IPL光治療では複数の波長の光線を照射します。

シミ取りレーザー治療よりも、小さな負担で皮膚のメラニンにダメージを与え、施術を繰り返すうちに肌のトーンが明るくなるしくみです。濃いシミにはQスイッチYAGレーザーでのシミ取りが効果的ですが、薄いシミやくすみにはIPL光治療が向いています。

IPL光治療の効果について詳しくは、関連記事で確認してください。

ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャルは、角質の肥厚・乾燥が原因の目尻のくすみに効果が期待できます。

ハイドラフェイシャルの施術は、オリジナルのチップを使って渦巻く水流の力で余分な角質をピーリングし、有効成分を肌に導入・保湿します。チップを流れる水にも美容成分が配合されており、肌への刺激を抑えながら毛穴の詰まり・皮脂・汚れを除去する優れものです。

目尻のくすみだけでなく、顔のトーンアップにも効果が期待できるため、乾燥やくすみに悩んでいる方におすすめです。ハイドラフェイシャルのダウンタイムについては、関連記事を参考にしてください。

外用薬の処方

外用薬を処方してもらい、目尻のくすみにアプローチする方法もあります。

外用薬として代表的な塗り薬に、ハイドロキノンクリームがあります。ハイドロキノンは、ブルーベリー・いちごなどに含まれる物質です。

ハイドロキノンはメラノサイト細胞の活動を弱め、メラニンが生成される過程をブロックする効果が期待できます。メラニンの蓄積が原因の、目尻のくすみにぴったりです。

ハイドロキノンクリームを使用している間は、紫外線対策が不可欠です。クリームを塗った皮膚が紫外線にさらされると、シミができやすいためです。

美容医療は、さまざまなタイプのくすみに対応可能です。もしあなたが毎朝のカバーメイクに疲れているなら、医療の力を活用してみませんか?

目尻のくすみ治療は梅田すずらんクリニックへ

くすみ 目尻

大阪でシミ取りをご希望のかたは、梅田すずらんクリニックにご相談ください。見た目の印象に大きな影響を与える目尻のくすみも、まずは症状をお聞かせください。

梅田すずらんクリニックでは、この記事で紹介したレーザートーニング・IPL光治療・ハイドラフェイシャル・外用薬の処方に加え、ケミカルピーリングやマッサージピールなど、くすみに効果が期待できるメニューをご用意しています。

自身の肌のくすみに最適な治療は何か、自分ではなかなかわからないものです。梅田すずらんクリニックは、美容皮膚科を標榜しています。せひ、皮膚の美しさを追求するプロにお任せください。

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