2023年10月15日更新日:2024年1月3日
ハイドラフェイシャルのダウンタイムの真相は?爽快感へのいざない
最近なんだか肌がくすんで、パッとしない。毛穴も開きがちで、化粧ののりも今ひとつ。なんとなく気分までモヤモヤしてしまう…。肌のトーンも気分もスッキリする、そんな美容法があればいいのにと感じられたことはありませんか?
くすみ・毛穴の汚れをさっぱりさせたい方に、ハイドラフェイシャルがおすすめです。ハイドラフェイシャルの気になるダウンタイムや、そもそもハイドラフェイシャルとはどんな施術なのか、施術後の注意点までわかりやすく解説します。
ハイドラフェイシャルが気になるあなた、ぜひこの記事の情報を活用して、肌トーンと気分をスッキリさせるのに役立ててください。
目次
ハイドラフェイシャルにダウンタイムはあるのかないのか?
ハイドラフェイシャルに、ダウンタイムがあるのかないのかの答えは「わずかにある」です。
ハイドラフェイシャルでは、ピーリング剤を使用するため「ピリピリ」としたひりつきを感じる場合があります。肌が弱い場合はグリコール酸・サリチル酸に反応して、ひりつき・赤みが出やすくなります。また吸引しながら肌をチップでこするため、赤みが出るケースもあります。「ヒリヒリ」「チクチク」といった感覚は、数時間〜翌日には軽減・消失することがほとんどです。
施術後に全く症状のない方もおられ個人差はありますが、ハイドラフェイシャルのダウンタイムは「ゼロではないが、ごくわずかにある」というのが答えです。
ハイドラフェイシャルの特徴がダウンタイムに関係
ハイドラフェイシャルとは、アメリカで特許を取得した技術「ボルテックス フュージョン テクノロジー」を使用して「クレンジング・ピーリング・毛穴吸引・保湿・美容液導入・保護」の、6つの働きかけをする美容施術です。ハイドラフェイシャルは正確には、米国HydraFacial LLCの機器を使用した施術を指します。美容・医療の分野で、商標登録されています。
自分では取り切れない毛穴の汚れを除去し、美容成分が豊富な導入剤を肌に浸透させる美容法です。ハイドラフェイシャルの、3つのステップをわかりやすくお伝えします。
- 皮脂・角質を柔らかくしてからアプローチ
- 保湿しながら毛穴を吸引
- 美容液を肌に導入して保護
皮脂・角質を柔らかくしてからアプローチ
ハイドラフェイシャルの1つ目のステップは「クレンジング+ピーリング」です。美容成分が含まれた低刺激の薬剤で、皮脂・角質を柔らかくします。毛穴の奥に詰まった皮脂や角栓も緩めながらチップを肌に滑らせ、ボルテックス・フュージョン・テクノロジーと呼ばれる渦巻き水流の力で、皮脂や角質をピーリングするのが特徴です。
グリコール酸・サリチル酸を含むピーリング剤を使用するため、人によっては「ひりつき」を感じることがあります。皮脂・角質を柔らかくしてからはがしていくため、刺激は必要最小限に押さえられます。
保湿しながら毛穴を吸引
ハイドラフェイシャルの2つ目のステップは「毛穴吸引+保湿」です。痛みのない程度の強さで吸引し、毛穴の汚れを吸い上げます。吸引と同時に保湿成分を肌に圧着・浸透させるため、汚れがきれいになった毛穴や黒ずみが取れた部分も肌の状態が整います。
吸引用のチップを肌に当てると陰圧になるため、肌の色が赤くなる場合があります。
美容液を肌に導入して保護
ハイドラフェイシャルの3つ目のステップは「美容液導入+保護(輝き)」です。肌の表面に、低分子のヒアルロン酸・アミノ酸等を導入します。表皮のバリア機能に働きかけ、肌を輝かせつつ保護するのがハイドラフェイシャルです。
3つのステップからわかるように、ピーリングと毛穴吸引以外は、非常にマイルドな施術です。肌や毛穴の汚れをしっかり取りたいあまりに、ピーリングの際に強くこすったり、毛穴吸引を執拗に繰り返したりしなければ、施術後に強い症状が残ることはありません。レーザー治療やダーマペンのように、皮下組織に大きなダメージを与えないのもハイドラフェイシャルの魅力です。
ハイドラフェイシャルの公式サイトでは「ダウンタイムなし」と謳っています。
参考サイト:Hydrafacial
ハイドラフェイシャルに期待できる効果
ハイドラフェイシャルにはダウンタイムがほとんどない理由がわかると、知りたくなるのが効果です。美容液導入で何となく潤う印象は感じますが、以下のような効果が期待できます。
- 汚れ・古い角質による毛穴の黒ずみや角栓の除去
- 肌トーンを明るく
- くすみ・肌のザラつきをクリアに
ひとつずつ、解説します。
汚れ・古い角質による毛穴の黒ずみや角栓の除去
ハイドラフェイシャルは薬剤と水流を利用して、表皮の汚れ・毛穴の黒ずみ(古い角質によるもの)・角栓の除去が可能です。セルフケアでは取り切れない肌の汚れを浮かせて剥離し、吸引しながら汚れを洗い落とします。
大抵のクリニックでは施術後に、取れた汚れを含む洗浄液を見せてくれますが、皮脂・角質・角栓のような浮遊物に目を覆いたくなるほどです。毛穴の汚れ・いちご鼻・黒ずみにお悩みの方にぜひ体験していただきたい施術です。
肌トーンを明るく
皮膚の余分な角質・皮脂・毛穴詰まりがハイドラフェイシャルで解消されると、肌の色合いが変わります。常に美容成分が配合された水流でピーリングや毛穴吸引を行い、最後にヒアルロン酸などの美容成分を導入することで、肌が潤います。
表皮のキメが整うと、肌トーンが明るくなります。古くなった角質の除去は肌のターンオーバー促進にもつながり、肌色のトーンアップが期待できます。
くすみ・肌のザラつきをクリアに
ハイドラフェイシャルでは、くすみの原因である蓄積した肌の角質を取り除きます。また特殊なチップを流れる水流により、物理的に角質を剥離することで肌のザラつきがなくなります。
肌に取り残されていた汚れやターンオーバーの乱れによって蓄積していた角質が消え、美容成分が肌に導入されると、くすみはツヤに変わり、ザラつきはツルツルモチモチ触感に変化します。(感じ方には個人差があります)
ハイドラフェイシャルは、自分では取り切れない肌や毛穴の汚れを洗い落とし、肌の潤いと保護を目的とした美容法です。梅田すずらんクリニックでは、顔以外に「デコルテ」「背中」のハイドラフェイシャルが受けられます。胸の開いたドレスや、背中を見せる特別な装いの準備としてもおすすめです。
ハイドラフェイシャル施術後の注意点
ハイドラフェイシャルの施術では美容液を導入しているとはいえ、ピーリングなどの薬剤も使用しているため、施術直後は刺激を受けやすい状態です。以下のポイントに注意して過ごします。
- 紫外線対策を怠らない
- 保湿ケアも忘れずに
- 肌の刺激に配慮する
施術後すぐにメイクが可能なため、日焼け止めクリームを塗って紫外線対策を行います。施術直後に紫外線を浴びると、色素沈着を起こす可能性があります。帽子やマスク等を併用して、肌を紫外線から守ることが大切です。
施術当日も、保湿ケアは怠らないようにします。洗顔は可能ですが、施術後3~7日間はピーリング剤・スクラブを含む、刺激の強い洗顔料は使用できません。洗顔後には化粧水・乳液・クリームなどのスキンケア用品で、丁寧に保湿ケアを行います。
ハイドラフェイシャルは刺激の少ない施術のため、日常生活の制限はありません。入浴は、当日から可能です。施術部に赤みがある場合は、ぬるま湯で洗顔し乾燥を防ぎます。施術後2週間はワックス脱毛・ピーリングは控え、肌への刺激を避けます。
ハイドラフェイシャルの施術ができないケース
ハイドラフェイシャルは乾燥肌・肌荒れ・オイリー肌など、様々な肌に対応しますが、以下のようなケースは施術ができないことがあります。
- 妊娠の可能性がある・妊娠中・授乳中の場合
- 日焼け直後で炎症がある場合
- 肝斑がある場合
- ケロイド体質の場合
- メラノーマ・悪性腫瘍が疑われる場合
- 施術部皮下に金の糸が入っている場合
- 炎症性のニキビ・口唇ヘルペスなどの疾患がある場合
- 自己免疫疾患・HIV・SLE(全身性エリテマトーデス)・肝炎・強皮症の場合
- アスピリンアレルギーのある場合
- グリコール酸・サリチル酸にアレルギーがある場合
- イソトレチノイン(アキュテイン、ロアキュタンなど)の内服・内服歴がある場合
- フラクショナルレーザーを受けた直後の場合
- 3日以内にピーリング作用のある石鹸や薬剤を使用している場合
- ピーリングの施術を1ヵ月以内に受けている場合
- 1週間以内にボトックス注射・ヒアルロン酸注射を実施している場合
皮膚の状態やこれまでの病気の既往歴、施術歴の影響でハイドラフェイシャルの適応とならないケースがあります。より適確な判断のもとで施術を受けるためにも、美容皮膚科などの医療機関で、ハイドラフェイシャルをするのがおすすめです。疑問や気になる点があれば、施術前の診察時やカウンセリングで相談します。
ダウンタイムが短いハイドラフェイシャルはこんな時におすすめ
ハイドラフェイシャルを、ブライダルエステのひとつとして利用する方が増えています。ハイドラフェイシャルは顔以外にも、背中に実施可能です。自分では取れない、背中の毛穴の汚れ・角質をキレイに洗い落とします。ハイドラフェイシャルは、ニキビ痕を目立たなくする働きもあります。背中は皮脂の分泌が多いため、ニキビができやすい部位です。できたニキビをうまくケアできず、ニキビ痕が残ってしまったという場合に、ハイドラフェイシャルがおすすめです。
花嫁ではなくても、結婚式には綺麗な姿で参列したいものです。顔と合わせて、デコルテや背中にもハイドラフェイシャルを施して、自分本来の美しさを引き出すのはいかがでしょうか。フォーマルな装いにツヤ輝く潤った肌は、それだけで美しいものです。角質も毛穴汚れもスッキリ落とした清らかな肌で、素肌に自信を取り戻しましょう。清潔感と品のあふれる雰囲気は、大人の女性の魅力です。ハイドラフェイシャルはダウンタイムがほぼありませんが、肌の弱い方は皮むけなどの症状が出ることもあります。イベントの数日前に、施術の予定を入れることをおすすめします。
さらにハイドラフェイシャルはシーンを問わず、以下のような方におすすめです。
- 肌のくすみを消して透明感のある肌がほしい
- 毛穴の汚れ・角栓・黒ずみをキレイにしたい
- 肌のハリ・ツヤを引き出したい
- オイリー肌をコントロールしたい
- できかけた小じわに手を打ちたい
ダウンタイムがほぼなく、自分では解決できない肌・毛穴の悩みに応えるのがハイドラフェイシャルです。これまで美容クリニックを利用したことがない方・リスクの少ない施術をご希望の方に、ハイドラフェイシャルはぜひお試しいただきたい施術です。
ハイドラフェイシャルはどのぐらいの頻度が効果的?
ハイドラフェイシャルの効果は、初回から実感できます。古い角質・毛穴の角栓の除去により、肌のザラつきが解消されツルツルします。
肌の柔らかさやしっとり感は、1週間ほど持続します。ターンオーバーを整え、シミ・小じわ・オイリー肌の状態を安定させるには、1ヵ月に1回の頻度で3〜5回施術を受けると効果的です。
ハイドラフェイシャルはダウンタイムがケミカルピーリングより短い
ハイドラフェイシャルとよく比較される美容法に、ケミカルピーリングがあります。
ケミカルピーリングとは、角質に反応するピーリング剤で古い角質を除去する施術です。古い角質を取り除くため、肌のターンオーバーが促進され、肌色のトーンアップが期待できます。施術中はピーリング剤によって「ピリピリ」感や、ひりつきを感じることがあります。
ハイドラフェイシャルは常に美容成分を含んだ水流で、クレンジング・ピーリング・毛穴吸引・保湿・美容液導入・保護のプロセスを行いますが、ケミカルピーリングでは肌に直接薬剤を塗ります。ケミカルピーリングは施術後に、皮膚の熱感・赤み・乾燥・かゆみ・かさぶたを生じる場合があります。ピーリング剤の濃度によって、ごく稀に火傷のリスクもある施術です。
ハイドラフェイシャルにはダウンタイムがほとんどありませんが、ケミカルピーリングは薬剤によって、数日皮むけや炎症症状が残る場合があります。
ハイドラフェイシャルについてよくある質問
ハイドラフェイシャルについて、お問い合わせの多い質問にお答えします。
施術にはどれぐらいの時間がかかりますか?
ハイドラフェイシャルの施術自体は、30分ほどです。
施術前に洗顔し、カウンセリング・診察があります。施術に問題がなければ、髪の毛をヘアバンドでカバーし、ハイドラフェイシャルの施術を行います。
メイクは施術当日からできますか?
施術当日からメイクが可能です。
施術直後に紫外線を浴びると色素沈着のおそれがありますので、日焼け止めクリーム・帽子・マスクなどの紫外線対策グッズをご持参ください。
日焼けした肌でも施術できますか?
日焼けによる炎症症状がなければ、可能な場合もあります。医師が診察して判断しますので、ご相談ください。
1回の治療でも効果がありますか?
はい、あります。余分な角質・皮脂・毛穴の角栓・黒ずみをスッキリ洗い流すので、施術直後からツルツルした肌を実感していただけます。
ハイドラフェイシャルを鼻だけ施術してもらえますか?
はい。鼻だけの施術が可能です。
梅田すずらんクリニックでは「全顔」以外に「鼻」「頬」「デコルテ」「背中」を範囲とした、ハイドラフェイシャルのメニューを準備しています。
ハイドラフェイシャルを試すなら、梅田すずらんクリニックへ
梅田すずらんクリニックでは、正規の米国HydraFacial LLCの機器を使用した、ハイドラフェイシャルを行っています。
自分では落とせない余分な角質・皮脂・毛穴の汚れ・角栓を、ハイドラフェイシャルの美容成分を配合した渦巻き水流で、スッキリ洗い流してみませんか?
ハイドラフェイシャルは、これまで美容医療を試したことのない方にもおすすめです。施術中の痛みも弱く、ダウンタイムはほぼありません。残るのは爽快感です!肌の汚れを毛穴も含めて洗い落とし、ぜひ気分もリフレッシュさせてください。この気持ちよさは、やみつきです。施術後のツルツル潤った肌に、あなたもハイドラフェイシャルのとりこになってしまうかもしれません。
ハイドラフェイシャルについて、さらに具体的にお知りになりたい場合は、以下よりLINE登録をお願い致します。ぜひお気軽に、お問い合わせ・ご相談ください。