ハイフの効果がないと感じる原因とは？効果を得るためのポイント

ハイフを受けたものの、しわやたるみなどの改善がみられず、効果がなかったのではないかと感じる方もいます。

これは、肌の状態や施術者の技量、判断などに何らかの問題があったのかもしれません。

ハイフは、適切に受ければ効果が期待できるため、受け方や肌の状態などを見直して再チャレンジしてみてください。

本記事では、ハイフの効果がないと感じる原因と、効果を得るためのポイントについて詳しく解説します。

ハイフの効果は通常は施術直後に現れる

ハイフは、施術の直後から効果を実感できます。そのため、施術を受けて1日目に効果を実感できないのであれば、ハイフの効果がなかったと判断できるかもしれません。少なくとも、施術から数日が経過しても効果を感じられないのであれば、効果がなかったと判断してよいでしょう。

ちなみに、効果のピークは施術から1～3ヶ月とされています。施術直後は効果を実感できたものの、1ヶ月も続かなかったのであれば、あまり効果は現れなかったといえるかもしれません。

ハイフの効果が現れない原因

ハイフの効果が現れない場合には、さまざまな要因が考えられます。ここで紹介する要因をあらためて確認し、適切に施術を受けましょう。

• 照射出力が低い
• たるみが大きく進行していた
• 施術回数が足りていない
• 皮下脂肪が少ない箇所の施術を受けた
• すぐに効果が現れると思っていた
• 効果に対する期待が大きすぎた

ひとつずつ、とりあげます。

照射出力が低い

ハイフの施術後に数週間経過しても効果が得られない場合、照射出力が低かった可能性があります。

ハイフは、熱エネルギーによってコラーゲンの生産を促す仕組みのため、出力が低いと十分な効果は得られません。だからといって出力を上げすぎると肌にダメージが及ぶため、医師や看護師は肌の状態を踏まえて出力を調整します。

安全を第一に考えて出力を調整するため、肌が弱いケースなどでは、出力を通常より抑えることがあります。

たるみが大きく進行していた

たるみが大きく進行している場合、ハイフでは十分な効果を実感できない可能性があります。

ハイフは皮膚の引き締めや、リフトアップに効果が期待できます。しかし、たるみが大きく進行している状態では、皮膚や皮下組織が大きく下垂しているため、限定的な効果しか期待できません。

解決策としては、単独のハイフ施術だけでなく、他の治療法と組み合わせることが考えられます。

例えば、ヒアルロン酸注射で皮膚をふっくら持ち上げる治療法は、たるみに最適です。

ハイフはSMAS（スマス）筋膜・側頭筋へのアプローチを強みとしており、筋膜や筋肉を引き締めて引き上げる作用がメインです。そのため、ほうれい線など皮下脂肪の下垂が原因のたるみに対してハイフは、効果を実感しづらい傾向があります。

施術回数が足りていない

施術回数が不足している場合、ハイフの効果が十分に発揮されない可能性があります。

ハイフはコラーゲン生成を促進することで肌の改善を図りますが、コラーゲンの生成には時間がかかります。持続的な効果を得るためには、複数回の施術が必要です。

また、肌の状態や体質によっても、必要な施術回数は異なります。

皮下脂肪が少ない箇所の施術を受けた

皮下脂肪が少ない箇所には、ハイフの効果が現れにくいとされています。

額・眉下・首などが代表例で、これらの部位は皮下脂肪が少ないため、ハイフを受けてもたるみやしわが十分に解消されません。

部位によって最適な治療法が異なるため、ハイフ以外の施術も視野に入れて、自身にとって最良の治療計画を相談することが大切です。

すぐに効果が現れると思っていた

新しいコラーゲンの形成には、時間がかかります。そのため、ハイフを受けてすぐに効果が現れるわけではありません。

同じ施術でも、肌の状態や体質によって、効果が現れるまでの時間が異なります。

ハイフの効果は施術直後にはっきりと表れるものではなく、時間をかけて徐々に表れることを理解する必要があります。

効果に対する期待が大きすぎた

ハイフは、肌の引き締めやたるみ改善などの美容効果が期待される施術ですが、中には期待通りの効果が得られなかったと感じる人もいます。

この原因のひとつは、効果に対する期待が大きすぎることです。

例えば、表情しわや小じわに対して一度の施術で完全に解消されることを期待してハイフを受けると、効果が表れなかったと感じるかもしれません。

ハイフの効果を得るためのポイント

ハイフの効果がないと感じる要因は、効果と期待値の差が大きいことや、施術回数が足りていないことなどが要因とわかりました。

続いて、ハイフの効果を得るためのポイントについて詳しく見ていきましょう。

効果を正しく理解する

ハイフの効果を正しく理解することが不可欠です。

ハイフは超音波を使用して肌の深層組織にアプローチし、コラーゲン生成を促進して肌のハリを引き出したり、SMAS筋膜や筋肉に熱エネルギーを照射してリフトアップしたりする効果があります。

また、施術後に効果が現れるまでに、数週間ほどかかります。

このように、効果のメカニズムや、効果が現れる時期などについて理解しておきましょう。

診察・カウンセリングで不明点や疑問点を解消しておく

診察・カウンセリングでは、治療のリスクや副作用について詳しい説明を受けましょう。

また、治療中に感じる可能性のある痛み・一時的な腫れ・効果・効果が現れる時期などについて、不明点や疑問点を解消しておくことが大切です。

十分な知識を得たうえで施術を受けてこそ、効果があるかどうかを判断できるようになります。

自身にとって適切な施術期間を知る

ハイフの施術期間や回数には、個人差があります。

自身の肌の悩みに対する治療効果を実感するために必要な施術期間を把握するために、治療のプロセスや個々の体質などを把握しましょう。

診察時に医師に治療に対する希望を伝えたうえで、適切な施術期間を確認することで、効果が表れる時期を想定できます。

医師や看護師の指示に従ってアフターケアをする

医師や看護師からの指示に従ってアフターケアを適切に行うことは、ダウンタイムを長引かせないために重要です。

ハイフは肌へのダメージが少ないものの、数日は赤みが続く場合があります。

施術後は入念に保湿ケアや紫外線対策をして、肌へのダメージを抑えることが大切です。

副作用が現れたときは適切に対処する

赤みやかゆみといった副作用が現れた場合、適切に対処する必要があります。

放置しても自然に治る可能性があるものの、もし炎症が強くなればメラニンが過剰に生成されて色素沈着が起きる恐れがあるため、クーリングし炎症を抑えましょう。

もし、強い炎症や化膿が起きた場合は、速やかに医師に相談することが大切です。

梅田すずらんクリニックではハイフの効果を実感いただけるよう努めています

ハイフの効果がないと感じる場合、その多くは効果や施術期間を正しく理解していないことが原因です。

梅田すずらんクリニックでは、ハイフの効果がないと感じられてしまうことがないように、事前のカウンセリングで効果や施術期間、副作用などについて詳しくご説明しております。

また、ヒアルロン酸注射やエレクトロポレーションのように、他の美容治療との併用も可能です。

不明点や疑問点についても丁寧に回答しておりますので、医療ハイフを受けるかどうか迷っている方も、お気軽にご相談ください。