美容コラム

2023年8月17日更新日:2024年4月1日

医療ハイフの効果とは?持続期間や効果が現れるタイミングから効果を高める方法まで解説

医療ハイフの効果とは?持続期間や効果が現れるタイミングから効果を高める方法まで解説

医療ハイフ(HIFU)は、肌にダメージを与えることなくコラーゲンやエラスチンの増産やターンオーバーの促進などの効果を得られる治療法です。本当に、メスを使わずに高い効果を得られるのか気になる方は多いのではないでしょうか。

医療ハイフは、特定の症状を大きく改善するのではなく、たるみやしわ、しみ、くすみなどを総合的に改善する治療法です。今回は、医療ハイフの効果をテーマに、効果の持続期間や効果が現れるタイミング、機種別の効果などについて詳しく解説します。

医療ハイフの効果

医療ハイフの効果

医療ハイフは、高密度焦点式超音波治療法のことで、肌に超音波を照射してメスを使うことなく筋膜近くから引き締める治療法です。医療ハイフの効果について詳しく見ていきましょう。

たるみを解消する

医療ハイフは、肌に超音波の熱エネルギーを照射することで、肌の内側にある筋膜近くにアプローチします。その結果、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌が引き締まります。施術部位にのみ効果が現れるため、たるみやしわが気になるところをピンポイントで改善できる点は大きなメリットです。

超音波は特定の部位にのみ作用するため、周りの肌が熱ダメージを受けることはありません。施術時間も30分程度と、切開する治療法と比べて時間的な負担も抑えることができます。

フェイスラインを引き締める

従来では、フェイスラインを引き締めるには、筋膜近くを切開して引き上げる必要がありました。医療ハイフは、切開することなくフェイスラインを引き締めることができます。たるみを解消する仕組みと同じく、照射部位のコラーゲンやエラスチンが増産され、肌を引き締めます。照射したところにのみ効果が現れるため、顔全体のバランスを踏まえて照射部位を選ばなければなりません。

美肌へ導く

医療ハイフは、超音波によって肌に熱エネルギーを照射することでターンオーバーを促します。ターンオーバーは肌の新陳代謝のことで、古くなった角質が自然に剥がれて新しい角質と入れ替わる現象です。ターンオーバーが正常に働くことで健康な肌を維持できます。しかし、加齢や紫外線、乾燥、不規則な生活などさまざまな理由でターンオーバーが遅れ、肌の状態が悪くなります。

医療ハイフは、肌のターンオーバーを促すことで美肌へと導く方法の1つです。角質とともにメラニン色素も排出されるため、シミやくすみが薄くなる効果も期待できます。このように、たるみやしわだけではなく、シミやくすみなど幅広い肌トラブルに対処できることは医療ハイフの大きなメリットです。

梅田すずらんクリニックは全顔に医療ハイフを提供

梅田すずらんクリニックでは、医療ハイフ全顔1回400ショットをリーズナブルな価格で提供しております。1回あたりの価格が安いため、効果を維持するために定期的に施術を受けたい方におすすめです。

梅田すずらんクリニックで使用している医療ハイフは、「ウルトラセルQプラス(ULTRAcel Q+)」です。カートリッジを使い分けることで、肌のお悩みの原因がある3つの層に対して効果的にアプローチします。

また、より高い効果を求める方には、1回800ショットの「プレミアムHIFU」もご提案しております。さらに、美容有効成分を肌に浸透させる「エレクトロポレーション」との併用も可能です。当院では、トータル的な美容治療を行うために、医療ハイフに限らずさまざまな治療法をご提案しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

医療ハイフとエステハイフの違い

医療ハイフとエステハイフには、以下の違いがあります。

医療ハイフエステハイフ
照射方式点状方式蓄熱方式
痛みほとんどなしなし
施術回数3〜6ヶ月に1回月1〜2回
特徴・高出力・熱が深い層にまで届く・優れた引き締め効果・たるみやしわの改善効果が高い・低出力・熱が比較的浅い層に届く・引き締め効果が低い・たるみやしわの改善を実感できる

このように、エステハイフの方が出力が低く、効果も実感しにくいことが特徴です。また、医療ハイフは医療機関でなければ使用できません。医療ハイフとエステハイフの違いについて詳しく見ていきましょう。

国家資格を持つ医療従事者が施術する

医療ハイフは、国家資格を持つ医師か看護師が施術します。一方、エステハイフは低出力のため、無資格者でも施術が可能です。医師や看護師は基本的な医療知識を備えているため、肌の状態を見て出力を調整できます。

肌の状態に合わない出力で照射すると、肌トラブルのリスクが高まったり効果が低くなったりします。そのため、効果と安全性を追求するのであれば、エステハイフよりも医療ハイフを選ぶ方がよいでしょう。ただし、エステの無資格者が肌の状態を判断できないとは限りません。しかしながら、患者としては無資格者よりも国家資格を持つ人物に任せた方が安心できる場合もあるのではないでしょうか。

肌トラブルが起きたときに対処できる

医療ハイフを扱えるのは医療機関のみです。医療機関では、肌トラブルが起きた際に炎症を抑える薬を処方できます。一方、エステハイフを扱うエステサロンは医療機関ではないため、肌トラブルに対して冷やしたり保湿したりする行為しかできません。

肌トラブルが起きたときにすぐに対処できる点は、医療ハイフを選ぶメリットと言えるでしょう。

医療ハイフの効果が現れるタイミング

医療ハイフの効果は、施術後すぐに実感できます。

医療ハイフの効果の持続期間

医療ハイフの効果の持続期間

医療ハイフの効果の持続期間は、4~6ヶ月程度です。ただし、個人差があります。医療ハイフの効果を維持したい場合は、3~6ヶ月に1回程度の頻度で受けるとよいでしょう。

ただし、効果が現れるまでに1~2ヶ月ほどかかる場合もあるため、イベントに合わせて施術を受けるのであれば、直近に受けることは避けた方がよいかもしれません。

医療ハイフの効果を維持するための施術頻度

医療ハイフの効果を維持したい場合は、半年に1回程度の頻度で施術を受けましょう。ただし、効果の持続性には個人差があるうえに、そのときに施術できる肌の状態とも限りません。医師に相談したうえで、施術頻度を決めることが大切です。

また、使用する機器によっても効果の持続期間が異なります。肌の奥深くに強力に超音波を届けるタイプの機器は、効果の持続期間が長い傾向があります。その一方で肌の表面にかかる負担が大きい場合もあるため、効果の持続期間だけで選ばない方がよいでしょう。

医療ハイフで使用する機器と効果の違い

医療ハイフで使用する機器と効果の違い

医療ハイフで使用する機器にはさまざまな種類があり、それぞれ効果も異なります。それぞれの機器の特徴について詳しく見ていきましょう。

ウルトラセルQプラス

ウルトラセルQ+は、韓国のJeisys社が開発した機器です。カートリッジの種類によって照射する深さを調節できます。韓国のMFDSの認可や欧州CEマークを取得しており、国内の多くの医療機関が使用しています。施術時間が比較的短いため、痛みによる精神的な苦痛も抑えられています。効果の持続期間は4~6ヶ月程度です。

ウルセラ

ウルセラは、アメリカのウルセラ社が2009年に美容目的のハイフマシンとして初めて発売した機器です。照射パワーは強く、アメリカのFDAにもリフトアップ効果が認められています。ただし、パワーの強さに比例して痛みも強くなることに注意が必要です。

効果の持続期間は約1年程度と比較的長いため、通院の頻度を抑えたい方に向いています。

ダブロ

ダブロは、ウルセラに続いて韓国のHironic社が開発・発売した機器です。ウルセラと同じ深さの波長で均一に照射できます。また、線状に超音波を照射することで、広範囲にエネルギーを分散させることで痛みを軽減しています。痛みが少ないものの効果の持続期間は約半年と比較的短く、効果を維持したい場合は4〜5ヶ月に1回の施術が必要です。

ダブロゴールド

ダブロゴールドは、ダブロの後継機種です。線状の2列の超音波を照射することで、ダブロよりも照射スピードを速くすることに成功しました。ダブロ以上に短時間で施術が終わるため、痛みをさらに抑えたい方に向いています。それでいて、効果の持続期間は半年~1年程度とダブロよりも長くなっています。

ウルトラフォーマー3

ウルトラフォーマー3は、CLASSYS社が開発した7種類のカートリッジを使い分けることができる機器です。部位別に適切な深度の超音波を照射できます。特別カートリッジのハイフシャワーは、肌の奥深くに超音波を連続照射することで美肌効果を与えます。効果の持続期間は他の機器と同程度ですが、ハイフシャワーに関しては2〜3ヶ月程度が目安です。

ユーティムスA3

ユーティムスA3は、皮膚トラブルのリスクが低いKORUST社製の機器です。「センターレスHIFU」を採用することで、肌表面に大きな負担をかけずに肌の奥深くにアプローチします。効果の持続期間は6ヶ月から1年程度が目安です。

ソノクイーン

ソノクイーンは、韓国のMFDS認可や欧州CEマークを取得したNewpong社製の機器です。台湾・タイ・メキシコなど、さまざまな国でも承認を受けていることから、効果や安全性に優れていると言えます。効果の持続期間は半年程度です。

医療ハイフと組み合わせが可能な治療

医療ハイフと組み合わせが可能な治療

医療ハイフは、単体で受けるよりも他の美容治療と組み合わせた方が優れた美容効果が期待できます。医療ハイフとの組み合わせが可能な治療について詳しく見ていきましょう。

ボトックス注射

ボトックス注射は、ボツリヌス菌の毒素(ボツリヌストキシン)を使用した医薬品で、アラガン社から「ボトックス」というブランド名で販売されています。顔の表情筋に作用してシワを薄くする効果や、エラやふくらはぎなどの筋肉を縮小させることでボリュームダウンさせる効果があります。

また、肩こりの改善や脇汗の抑制にも効果が期待できます。主な効果はおでこのしわ、眉間、目じり、鼻、顎などの表情によって生じるしわの改善です。効果が現れるまでには、1週間程度かかります。

エレクトロポレーション

エレクトロポレーションは、肌を傷つけずにヒアルロン酸や成長因子などを皮膚に導入する治療法の総称です。梅田すずらんクリニックでは、ケアシスSという機器で肌の状態に応じて異なる有効成分を導入し、理想的な肌へと導いております。また、当院で使用しているレナトスTaプラスは、優れた美白効果や保湿効果によってシミやくすみを改善し、肌に潤いを与える導入剤です。そのほか、健康な肌へと導く効果が期待できる成長因子とペプチドを配合したペップビューも採用しております。

白玉点滴

白玉点滴は、高濃度のグルタチオンを主成分とする点滴療法です。グルタチオンはメラニン生成の抑制作用や抗酸化作用を持っており、身体のサビつきを抑えることで美肌や美白、肌の老化の悩みなどにアプローチします。肌に一切の影響を与えないため、ダウンタイムはありません。

医療ハイフのみならず、他の超音波やレーザーを使用する治療法との併用も可能です。

医療ハイフの施術を受けられない人

医療ハイフの施術を受けられない人

医療ハイフは、その治療の仕組み上、次の人は受けることができません。

ペースメーカーを入れている人

医療ハイフは高周波エネルギーを使用するため、ペースメーカーや他の電子医療機器に干渉するリスクがあります。高周波エネルギーがペースメーカーに影響を与え、正常な動作を妨げる可能性があるため、ペースメーカーを入れている人は医療ハイフの施術を受けることができません。

他の美容治療を受けて間もない人

レーザー治療や切開を伴う治療など、他の美容治療を受けた直後は、肌や組織の状態が一時的に悪くなることがあります。肌の状態が改善するまでは医療ハイフの施術を受けることができません。

異なる美容治療を同時に受けることで、治療の効果や安全性に影響を及ぼすリスクがあるため、医師の指示に従うことが重要です。また、美容治療を受けて間もないものの肌の状態に問題がなければ、医療ハイフの施術を受けられる可能性があります。

自己判断せずに、まずはクリニックに相談しましょう。また、肌が一見健康に見えても、実際には負担がかかっている場合もあるため、美容治療を受けて間もない場合はその旨を必ず伝えることが大切です。

各処置の治療間隔をまとめた表がありますので、是非参照ください。

肌の健康状態に問題がある人

肌の健康状態に問題がある場合は、その部位への医療ハイフの施術は避ける必要があります。炎症や感染症、湿疹、皮膚炎、帯状疱疹などがある場合、その部位に高周波エネルギーを照射すると肌の状態が悪化すると考えられます。

医療ハイフは、肌の引き締めやたるみ改善などの効果を得るために行われる施術ですが、肌の健康状態が安定しているところにのみ照射できます。もし肌に問題がある場合は、まず皮膚科医に相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。

医療ハイフの効果についてよくある質問

医療ハイフの効果についてよくある質問

Q.誰でも同じ効果が現れる?

医療ハイフの効果は、肌の状態や体質などで異なります。人の肌はそれぞれ異なる特性を持っており、年齢、皮膚の質、ダメージの程度などにも個人差があります。そのため、医療ハイフの効果は実際に施術を受けなければわかりません。施術前には医師と相談し、自身の肌の状態や期待できる効果について確認することが大切です。

Q.どのクリニックで受けても効果は同じ?

どのクリニックで医療ハイフを受けても効果が同じとは限りません。クリニックによって、施術方法や使用する機器の種類、医師や施術スタッフの技術レベルには差があります。経験豊富で信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。熟練の医師やスタッフが高品質な機器を用いて適切な施術を行うことで、より優れた効果が期待できます。

Q.効果が現れにくい原因は?

効果が現れにくい原因は多岐にわたります。例えば、肌の状態や老化度によって効果が異なることがあります。また、施術の設定や照射範囲が適切でない場合にも効果が現れにくくなります。さらに、生活習慣やスキンケアなども効果に影響を与えるなど、効果が現れにくい原因は多岐にわたるため、原因を突き止めることは困難です。

効果が現れにくい場合は、クリニックの医師やスタッフに相談し、必要に応じて追加施術や他の治療との組み合わせることも検討しましょう。

Q.効果をしっかり得るためには何に注意すればいい?

まずは、信頼できるクリニックを選びましょう。使用している機器の信頼性や品質、施術の技術、トラブルが起きたときの対応方法などをチェックし、安心して相談できるクリニックを見つけることが先決です。

また、 医師から提案された施術計画を確認し、その内容に従って施術を受けましょう。そのほか、施術前の準備や施術後のアフターケアも医師の指示に従うことも大切です。肌の健康状態を良好に保ち、定期的に施術を受けることで、医療ハイフによるリフトアップ効果を維持できます。

梅田すずらんクリニックのご予約・お問い合わせについて

梅田すずらんクリニックでは、医療ハイフ(HIFU)全顔1回400ショットをリーズナブルに提供しています。また、当院では1回ごとの都度払いのため必要なタイミング毎にご利用いただけます。

ご興味がありましたら、以下の公式LINEよりお気軽にご登録ください。

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