2024年10月5日更新日:2024年10月6日
ポテンツァとヒアルロン酸注射は間隔を開けるべき?併用で効果アップの理由を解説
ポテンツァとヒアルロン酸注射、どちらも気になるけれど、併用しても本当に効果があるのか疑問に思っていませんか?
それぞれ異なるアプローチで肌の改善を目指す施術ですが、実は同時に行うことで、さらに効果を高めることができるのです。
本記事では、ポテンツァとヒアルロン酸注射を併用しても問題ないかや、それぞれの効果を高める方法を詳しく解説します。どちらか一方に迷っている人も、両方を試してみたい人も、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ポテンツァの特徴
ポテンツァは超極細の針(マイクロニードル)を皮膚に穿刺し、針先から高周波(ラジオ波:RF)を照射して熱エネルギーを照射する美容施術です。
皮膚に針を刺すことで傷を治そうとする自己治癒力が活性化し、皮膚の新陳代謝であるターンオーバーが促進されます。また、ポテンツァの針先から照射される高周波は、皮膚表面より奥にある真皮層に熱エネルギーを与え、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。
さらに、ポテンツァに搭載されたドラッグデリバリーシステムにより有効成分をダイレクトに皮下へ注入できるため、より美容効果を高めることが可能です。ドラッグデリバリーで用いる薬剤にはマックームやエクソソームなどの種類があり、肌トラブルに応じて使い分けます。
このようにして、小じわやニキビやニキビ跡のクレーター、毛穴開き、赤ら顔など幅広い肌悩みの改善に効果を期待できるのがポテンツァの施術です。
ヒアルロン酸注射の特徴
ヒアルロン酸注射は、主にシワの改善や目・鼻・唇など顔のパーツのボリュームアップを目的として行われます。
ヒアルロン酸は、もともと人体の皮膚、関節、目などに自然に存在し、その高い保水力と保湿力によって肌の弾力や潤いを保つ役割を果たしている物質です。
しかし、加齢や紫外線の影響で体内のヒアルロン酸量が減少すると、肌のハリが失われ、しわやたるみが目立つようになります。ヒアルロン酸注射は、こうした肌の老化のサインに対処するために使用すると効果的です。
ヒアルロン酸注射の施術では、ヒアルロン酸を直接皮膚の気になる部分に注入することで、失われたボリュームを補い、シワやたるみを目立たなくします。注入後すぐに効果があらわれるため、即効性が高く、短時間で若々しい見た目を取り戻せます。
ヒアルロン酸注射と同じく薬剤を注射する施術として、ボトックス注射が有名です。両者はいずれもシワ改善効果がありますが、作用の仕組みが異なります。ヒアルロン酸注射とボトックス注射の違いは、関連記事で詳しく解説しています。
ポテンツァとヒアルロン酸注射は間隔を開けるべきか
ポテンツァとヒアルロン酸注射は、同時に施術できます。間隔を開けずに一度で施術ができるため、何度もクリニックに足を運ぶ手間が省けます。また、単に通院回数を減らせるだけでなく、両者を併用することによって相乗効果を期待することも可能です。
ただし、肌の状態によっては必ずしもこの限りではないため、まずは医師とのカウンセリングで適切な治療プランを立てる必要があることを覚えておいてください。クリニックによって考え方や方針が異なる場合もあります。
ポテンツァとヒアルロン酸注射を同時に行う場合、まずポテンツァを施し、その後にヒアルロン酸注射を注入する順番が考えられます。
最初にポテンツァを行う理由は、マイクロニードルと高周波を組み合わせたポテンツァが顔全体を引き締め、肌のキメを取り戻す効果が期待できることから、肌の基盤が整った状態になるからです。
こうして、ポテンツァの施術で肌の基盤が整えられた後にヒアルロン酸を注入することで、シワやたるみの目立つ部分に対してピンポイントで効果を発揮しやすくなると考えられます。
ただ、このような順番も明確なルールが存在するわけではないため、医師とのカウンセリングを経て、個人の肌に合わせたケースバイケースの対応が必要です。
ポテンツァの熱でヒアルロン酸が溶ける?
ポテンツァの施術によってヒアルロン酸注射で注入されたヒアルロン酸が熱で溶ける可能性については、基本的に心配する必要はありません。
ポテンツァの治療で使用される針は短く、ヒアルロン酸が注入される層にまで届かないため、直接的にヒアルロン酸に影響を与えることは考えにくいとされています。
したがって、ポテンツァとヒアルロン酸注射を同時に施術することは可能で、それによってヒアルロン酸が溶けたり減ったりする心配はほぼないとされています。
ポテンツァとヒアルロン酸注射の効果を高めるには
ポテンツァ、ヒアルロン酸注射の効果、持続性を高めるには、施術後のアフターケアや定期的な施術、症状に適した薬剤の選択が鍵になります。これらについて詳しく説明します。
アフターケアを怠らない
ポテンツァやヒアルロン酸注射の施術後は、適切なアフターケアが必須です。これを怠ると施術の効果が十分に発揮されなくなりかねません。
ポテンツァは微細な針を使用して肌に小さな傷を作るため、施術後の肌は一時的に敏感な状態になります。そのため保湿を行い、肌のバリア機能を高めて炎症を防ぐことが必要です。
また、紫外線は肌の奥深くの真皮層にまで到達し、肌にダメージを与える原因となるため、外出時には日焼け止めを使用し、直射日光を避けます。
一方、ヒアルロン酸注射後も腫れや赤みが一時的に生じることがあります。なるべく注射部位に物理的な刺激を与えないようにし、治療後の数日間は激しい運動やアルコールの摂取を控えましょう。血行が促進されることで炎症が悪化する可能性があります。
定期的に施術を受ける
ポテンツァとヒアルロン酸注射の効果を保つためには、定期的な施術が効果的です。
ポテンツァは、肌の再生プロセスを促進するために一定の間隔で施術を繰り返すことで、より持続的な効果が期待できます。ポテンツァの効果を最大限に得るためには、改善したい肌悩みによっても変わりますが、1〜2か月ごとの施術間隔で、最低3回ほど施術がすすめられることがあります。
施術回数の不足で「ポテンツァの効果がない」と感じてしまうケースもあるため、定期的な施術によってこそ効果が高まることを知っておいてください。施術回数・間隔など具体的な治療計画については、医師とカウンセリングの上、個人の肌の状態に合わせて決めることが大切です。
ヒアルロン酸注射も、効果が時間とともに減少するため、定期的なメンテナンスが必要となります。注射したヒアルロン酸は馴染むまでに1か月程度を要し、効果は1年程度持続しますが、個人差があり、また注入するヒアルロン酸の種類によっても異なります。
定期的に注入することで、持続的な効果を保ち、シワやたるみを目立たなくすることが可能です。
症状に適した薬剤を使用する
ポテンツァはドラッグデリバリーシステムを搭載したチップと薬剤を使用して、美容成分を肌内部へダイレクトに浸透させることが可能です。ドラッグデリバリーによって治療の効果を最大化し、さまざまな肌トラブルに対して的確なアプローチができます。
例えば、ニキビ跡や小ジワの改善が目的であれば、ポテンツァ専用に開発されたマックームを使用することで、肌の弾力を改善するためのコラーゲンの生成を効果的に促せます。また、エクソソームと呼ばれる細胞間の情報伝達物質を使用すれば、肌の再生力を高め、ニキビ・ニキビ跡や毛穴開き、赤ら顔の改善などに有効です。
このようにポテンツァでは、ドラッグデリバリーで症状に合った薬剤を選択することで、施術効果を高められます。
また、ヒアルロン酸注射に関しても、使用するヒアルロン酸の種類が非常に重要です。ヒアルロン酸にはさまざまな種類があり、それぞれ粘度や持続性が異なります。
深いシワやボリュームの回復には、高粘度で持続性の高いヒアルロン酸が適しており、小じわなど浅い部分には、より柔らかく低粘度のものが適しています。
専門医のアドバイスをもとに、適切な種類のヒアルロン酸を選ぶことで、自然で効果的な結果が得られるでしょう。
ポテンツァ・ヒアルロン酸注射を受けるなら梅田すずらんクリニックにご相談ください
ポテンツァとヒアルロン酸注射を併用することで、効果的に肌の若返りを目指せます。
ポテンツァで肌の基盤を整えつつ、ヒアルロン酸注射で即効性のあるリフトアップやボリューム補充ができるので、どちらか一方では得られない満足度が期待できます。同時に施術することで通院回数も減り、忙しい人にも最適です。
大阪でポテンツァやヒアルロン酸注射を受けるなら、梅田すずらんクリニックをご検討ください。当クリニックではあなたの肌の状態や希望に応じた治療プランを提供しています。
施術に関する疑問や痛みに対する不安に寄り添い、安心して施術を受けていただけるよう心がけています。
ぜひ一度カウンセリングをお申し込みください。お待ちしています。