2024年9月2日
ポテンツァのダイヤモンドチップとは?期待できる効果やハイフとの違いについて解説
年齢とともに気になるのが、シワやたるみ。そんな肌悩みを少ない痛みで改善でき、また短期間で効果を感じられるのが「ポテンツァのダイヤモンドチップ」です。
シワやたるみの改善だけでなく、肌の引き締めや小顔効果も期待でき、いま多くの人から注目を集めています。
本記事では、ダイヤモンドチップを使用したポテンツァで期待できる効果の詳細、痛みはどの程度か、また効果があらわれるまでや持続期間などについて解説します。
ポテンツァの中でもダイヤモンドチップに関して詳しく知りたい人は、参考にしてください。
目次
ポテンツァのダイヤモンドチップとは
ポテンツァは微細な針を皮下へ刺入し、針先からラジオ波(RF)と呼ばれる高周波を照射する治療法です。針の挿入でできた穴を修復しようと肌の自然治癒力が働くことで、肌トラブルの改善が期待できます。
ポテンツァの特徴のひとつは、機械の先端に取り付けるチップが変更できる点です。チップを使い分けることでシワやニキビ跡、毛穴の開きなど幅広い肌悩みに対応できます。このチップのひとつがダイヤモンドチップです。
ダイヤモンドチップは従来のチップとは異なり、針を使用しないノンニードルタイプになっています。針で皮膚に穴を開けないため、痛みが少ないのも特徴です。基本的に表面麻酔も不要であり、治療が短時間で済むのもポイントです。
ダイヤモンドチップの最も大きな特徴は、1度に2種類の高周波を照射できる点にあります。それがモノポーラ(単極)とバイポーラ(双極)であり、モノポーラは皮膚の奥深くに到達し、バイポーラは皮膚の浅い層で左右均一に作用します。
モノポーラは皮膚の深層である真皮層を刺激することで肌のハリや弾力に関わるコラーゲンやエラスチンの生成を促す一方で、バイポーラは皮膚の表皮〜真皮層にエネルギーを与え、コラーゲンを収縮させることにより肌のタイトニング効果をもたらします。
モノポーラとバイポーラの連続照射により、即時的な効果と中長期的な効果の両方を得ることが可能です。つまり、モノポーラによるタイトニングは施術直後から実感でき、バイポーラによるコラーゲンやエラスチンなどの生成促進は施術後数か月にわたって続きます。
ポテンツァのダイヤモンドチップに期待できる効果
ポテンツァのダイヤモンドチップを使用すると、主に以下のような効果が期待できます。
- シワ・たるみの改善
- 肌のタイトニング
- 小顔効果
それぞれの詳細について説明します。
ポテンツァの基礎知識について知りたい人は、ポテンツァの効果について広く解説した関連記事もご覧ください。
シワ・たるみの改善
ダイヤモンドチップのモノポーラは皮膚の深層である真皮層にラジオ波を伝え、熱エネルギーを与えることによってシワやたるみを改善します。
真皮層には線維芽細胞が存在し、美肌の元となる成分であるコラーゲンやエラスチンを作り出す役割を担っています。
線維芽細胞はダイヤモンドチップの熱エネルギーを受けることで活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成を促してくれるのです。その結果、肌にハリや弾力が生まれ、シワ・たるみの改善に繋がります。
肌のタイトニング
ダイヤモンドチップのバイポーラは、皮膚表面の表皮から真皮層の浅い部分に対してラジオ波による熱エネルギーを与えます。
熱エネルギーが作用した患部のコラーゲンは収縮しやすくなり、肌の引き締め、すなわちタイトニング効果が得られます。
ラジオ波を照射するとコラーゲン収縮は即時的に起こるため、この効果は施術後すぐに得ることが可能です。
小顔効果
ダイヤモンドチップのタイトニング効果があらわれると小顔効果も期待できます。タイトニング効果により顔の輪郭が引き締まるからです。
頬や顎のたるみが改善され、肌が引き締まることで顔全体がシャープになり、小顔効果が得られます。コラーゲンとエラスチンの増加によって肌のハリが戻り、自然なリフトアップ効果が生まれるのです。
ポテンツァのダイヤモンドチップとハイフの違い
ハイフ(HIFU)は高密度の超音波を照射し、真皮よりさらに奥にあるSMAS層(筋膜)を熱エネルギーで引き締める施術です。ポテンツァのダイヤモンドチップと同じく、たるみの解消が期待できます。
ポテンツァのダイヤモンドチップとハイフの違いをまとめたのが、下表です。
ポテンツァ ダイヤモンドチップ | ハイフ | |
治療方式 | ラジオ波(RF) | 超音波(高密度焦点式超音波 ) |
効果 | タイトニング(引き締め) | リフトアップ(引き上げ) |
ターゲット | 肌の表層(表皮〜真皮) | 筋膜 |
治療不可な部位 | ほとんどなし | 顔の正中付近 |
痛み | ほぼない | 部位による |
ポテンツァのダイヤモンドチップが照射するのはラジオ波であり、またターゲットは真皮までですが、ハイフが照射するのは高密度な超音波で、真皮より深層にあるSMAS筋膜に作用します。
また、ポテンツァのダイヤモンドチップに期待できるのは、肌の「引き締め」効果であるのに対して、ハイフの場合は「引き上げ」効果であるのも異なる点です。
ハイフは神経損傷のリスクがあるため顔の正中線付近には照射できないのに対し、ポテンツァのダイヤモンドチップでは可能であり、ほうれい線やマリオネットラインにも照射できます。
痛みに関しては、ポテンツァのダイヤモンドチップはほとんどないのに対して、ハイフは我慢できないほどの痛みではないものの、チクチクとした感覚があり、部位によっても異なります。
ポテンツァとハイフのどちらが適しているかは、カウンセリングで医師に相談するのが良いでしょう。2つの治療を組み合わせることでタイトニング・リフトアップ両方の効果を得られる可能性もあります。
ポテンツァのダイヤモンドチップに痛みはあるか
ポテンツァのダイヤモンドチップは痛みが少なく、ダウンタイムも短いのが特徴です。ダイヤモンドチップは針がついていないため、針のついたニードルタイプのチップよりも痛みが少なくて済みます。
針によるダメージを受けないため、他のチップを使用したときよりダウンタイムも短めです。施術直後からメイクをすることもできます。
赤みなどの症状が出た場合でも、1〜2日程度で治まるでしょう。
「ポテンツァは痛いのか」について、ダイヤモンドチップに限定せず説明した記事もあるので、そちらも参照ください。
ポテンツァのダイヤモンドチップの効果はいつからどれくらい続く?
ここでは、ポテンツァのダイヤモンドチップの効果はいつからあらわれるか、効果の持続期間はどの程度か、また適切な施術頻度について説明します。
効果はいつからあらわれるか
ポテンツァのダイヤモンドチップの効果は、ラジオ波による熱エネルギーがうまく作用すれば、早ければ即日であらわれます。
皮膚浅層に熱エネルギーを与えることで得られる、バイポーラのタイトニング効果は、施術後、即時的に得られるでしょう。
また、モノポーラによるシワ・たるみ改善などの引き締め効果は、施術から1〜2か月かけて徐々にあらわれてきます。
効果の持続期間はどれくらいか
効果の持続期間は、一般的に1〜3か月程度とされることが多いです。そのため施術の頻度も、1〜3か月に1回程度を目安にすると良いでしょう。
また、定期的に複数回の施術を受けることにより、持続期間は長引くようになります。
ただし、個人差もあり症状によっても変わるため、詳細についてはクリニックで相談しましょう。
ポテンツァのダイヤモンドチップがおすすめな人
ダイヤモンドチップを使用したポテンツァがおすすめなのは、以下のような人です。
- 肌を引き締めたい人
- 肌のハリを取り戻したい人
- 痛みを抑えて施術を受けたい人
上記のような肌悩みがある人は、クリニックでの施術を検討すると良いでしょう。
ポテンツァのダイヤモンドチップなら梅田すずらんクリニックにご相談ください
ポテンツァのダイヤモンドチップとは、針を使用せずにラジオ波(RF)を照射することで肌のタイトニングやシワ・たるみの改善を図る治療法です。
従来の針を使用するチップとは異なり、痛みが少なく治療が短時間で済む点が特徴です。ダウンタイムも少ないため、気軽に施術を受けることができるでしょう。
梅田すずらんクリニックではダイヤモンドチップを使用したポテンツァを実施しております。
たるみなどの肌悩みがあり、大阪でポテンツァの施術を受けたい人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。