2024年10月5日

ほうれい線のヒアルロン酸注射にデメリットはある?失敗したときの対処法も解説

ほうれい線 ヒアルロン酸 デメリット

ほうれい線は年齢とともに現れるシワの代表例のため、多くの方が悩んでいます。ほうれい線の代表的な治療法のひとつがヒアルロン酸注射です。ヒアルロン酸注射は、切開しないことからダウンタイムが短く、副作用のリスクも低い治療法ですが、いくつかのデメリットもあります。

この記事では、ほうれい線のヒアルロン酸注射におけるデメリットや、万が一失敗したときの対処法について詳しく解説します。ほうれい線のヒアルロン酸注射を検討しており、デメリットを十分に理解したうえで施術を受けるかどうかを判断したい方は最後までご覧ください。

ほうれい線のヒアルロン酸注射のデメリット

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ほうれい線のヒアルロン酸注射には、下記のデメリットがあります。

  • 効果が永久的ではない
  • 副作用がある
  • 注射が苦手な人には向かない
  • しこりになる場合がある
  • 粗悪なヒアルロン酸製剤には発がん性のリスクの懸念がある
  • 血流塞栓のリスクがある
  • 医師の技術不足によって不自然な仕上がりになる可能性がある
  • 施術を受けたことが周りの人にバレやすい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

効果が永久的ではない

ヒアルロン酸注射の効果は、永久的ではありません。ヒアルロン酸は体内で徐々に吸収されるため、時間が経つにつれて効果が薄れていきます。効果の持続期間には個人差がありますが、一般的には1年から2年程度とされています。

定期的な通院に時間や交通費などの負担がかかることがデメリットといえるでしょう。

副作用がある

ヒアルロン酸注射は、施術後に腫れや痛み、内出血といった副作用が現れることがあります。腫れは、注射後に数時間から数日続くことが一般的です。特に顔のデリケートな部分に注入する場合、腫れや内出血が目立ちやすくなります。内出血は、針が血管を傷つけた際に発生し、数日から2週間程度で自然に回復しますが、青紫色のアザが目立つこともあります。

ただし、腫れや内出血はメイクで隠せる程度のため、大きなデメリットとはいえないでしょう。

注射が苦手な人には向かない

ヒアルロン酸注射は、注射が苦手な人には向かない可能性があります。切開を伴う施術と比べて体への負担が軽いものの、注射への恐怖心がある方にとっては、切開よりも精神的な負担が大きい場合もあるでしょう。

効果を維持するためには定期的な施術が必要なため、ますます注射が苦手な人には向かないといえます。ただし、局所麻酔によってヒアルロン酸注射の痛みを和らげることも可能です。

ちなみに梅田すずらんクリニックでは、先端が丸いマイクロカニューレによって血管や神経を傷つけずに注入することで、注入時の痛みと内出血を抑えています。また、局所麻酔も行っておりますので、痛みが気になる方もまずはお気軽にご相談ください。

しこりになる場合がある

ヒアルロン酸を注入する際、注入量が多すぎたり浅すぎるところに注入したりすることで、注入部分にしこりが生じることがあります。特に、ほうれい線は目立ちやすい箇所のため、しこりができると見た目に大きな影響が及ぶでしょう。

ただし、多くの場合、時間が経つと自然に解消されます。また、適切なアフターケアを行うことでしこりになるリスクを軽減できます。

粗悪なヒアルロン酸製剤には発がん性のリスクの懸念がある

粗悪なヒアルロン酸製剤には、発がん性のリスクがある可能性が指摘されています。これは、ヒアルロン酸に含まれる架橋剤(BDDE)が十分に除去されていない場合があるためです。

架橋剤には発がん性があることが指摘されており、これが体内に残留することでがんの発症を促すおそれがあります。

価格が低いからといって必ずしも粗悪品とは限りませんが、架橋剤が十分に除去されていないリスクを考慮して、低価格なヒアルロン酸製剤はなるべく避けた方がよいでしょう。

血管閉塞のリスクがある

ヒアルロン酸を誤って血管内に注入すると、血管閉塞が生じる可能性があります。これは、血管が塞がることで皮膚組織に酸素や栄養が供給されなくなり、壊死が起きるトラブルです。注入部位によっては失明につながることもあるため、血管閉塞は最も注意が必要な副作用といえるでしょう。

ヒアルロン酸注射を行う医師は、血管閉塞のリスクを理解しており、極めて慎重に注入箇所を選択します。しかし、顔面には細い血管が多いため、完全にリスクをゼロにはできません。

医師の技術不足によって不自然な仕上がりになる可能性がある

ヒアルロン酸注射による仕上がりは、医師の技術に大きく依存します。経験の浅い医師や技術不足の医師が施術を行うと、不自然な仕上がりになり、顔のバランスが崩れる可能性があります。また、ほうれい線をどの程度改善したいのかについて、医師との間で認識の相違があると、失敗のリスクが高まります。

施術を受けたことが周りの人にバレやすい

ほうれい線は顔の中央付近にあるため、美容施術を受けたことを周囲の人に気づかれる可能性があります。内出血や腫れが起こることもあるため、施術後すぐに人と会う予定がある場合は注意が必要です。

また、ほうれい線だけを消してしまうと他の部位のシワが目立ち、さらにバレやすくなります。そのため、他の部位のシワやたるみなどとなじむような自然な仕上がりを目指すとよいでしょう。

ほうれい線のヒアルロン酸注射のデメリットを抑える方法

ほうれい線 ヒアルロン酸 デメリット

ほうれい線のヒアルロン酸注射のデメリットは、下記の方法で抑えることができます。

  • ヒアルロン酸注射の実績が豊富な医師を選ぶ
  • 不安があるときはセカンドオピニオンをする
  • 一気に大量のヒアルロン酸を注入しない
  • 他の治療法と比較して自身に適しているか判断する
  • 適切にアフターケアをする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ヒアルロン酸注射の実績が豊富な医師を選ぶ

ヒアルロン酸注射は、医師の技術力によって結果が大きく異なります。経験豊富で多くの実績を持つ医師を選ぶことで、リスクを軽減しつつ自然な仕上がりを期待できます。

クリニックの評判だけではなく、実際に施術を行う医師の施術例や口コミをチェックし、信頼できる医師の施術を受けましょう。

不安があるときはセカンドオピニオンをする

施術に対して不安を感じる場合は、セカンドオピニオンを活用することが大切です。例えば、ヒアルロン酸注射の施術方法や効果に疑問がある場合、別のクリニックで意見を求めることで、異なる視点からアドバイスを得られます。複数の医師の意見を聞くことで、そもそもヒアルロン酸注射以外の選択肢が向いていることがわかる場合もあります。

顔の変化に敏感な方や、定期的な施術で長期的な効果を求める方は、セカンドオピニオンを積極的に活用しましょう。

一気に大量のヒアルロン酸を注入しない

ヒアルロン酸注射では、一度に大量の注入を避けることが重要です。ほうれい線を完全に消そうと大量のヒアルロン酸を一度に注入すると、顔全体のバランスが崩れ、結果的に不自然な仕上がりになりがちです。少量ずつ段階的に注入することで、自然な変化を目指しながら、徐々に理想的な状態に近づけることが可能です。

また、施術部位が目立たないように、他の部位のシワ治療も検討しましょう。

他の治療法と比較して自身に適しているか判断する

ヒアルロン酸注射はほうれい線を目立たなくする施術として一般的に知られているものの、他にも糸リフトやハイフなどの施術があります。他の治療法と比較して自分に最適な選択肢かどうかを確認することが大切です。

カウンセリングの際に、他の治療法と比較したうえで自身に適した施術を選べるようにサポートしてくれるクリニックを選ぶとよいでしょう。

適切にアフターケアをする

ヒアルロン酸注射の効果を引き出し、副作用を抑えるためには適切なアフターケアが必要です。例えば、施術後すぐに顔を強く触ったりマッサージしたりすると、注入されたヒアルロン酸が不均等に広がり、仕上がりが不自然になることがあります。また、腫れや内出血を抑えるためには、冷却や保湿ケアを適切に行うことが大切です。

また、施術後の数日間は過度な運動を避けましょう。正しいアフターケアにより、副作用のリスクを抑えつつ、自然で美しい仕上がりを実現できます。

ほうれい線のヒアルロン酸注射の仕上がりに満足できないときの対処法

ほうれい線 ヒアルロン酸 デメリット

万一、ヒアルロン酸注射の仕上がりに満足できない場合、ヒアルロン酸溶解剤を使用することが可能です。注入されたヒアルロン酸を分解し、元の状態に戻すことができます。特に不自然な仕上がりやしこりが発生した場合に有効な方法です。ただし、状態によってはヒアルロン酸溶解剤では元の状態に戻せない場合もあるため、やはり十分な実績がある医師を選ぶことは依然として重要です。

ほうれい線のヒアルロン酸注射が向いている人・向いていない人

ほうれい線のヒアルロン酸注射は、すべての人に向いているわけではありません。向いている人と向いていない人について解説します。

向いている人

ほうれい線のヒアルロン酸注射は、下記のような人に向いています。

  • 即効性を求めている人:ヒアルロン酸注射は施術後すぐに効果が現れます。
  • 定期的に施術を受けられる人:効果は一時的なため、継続的な施術が必要です。
  • 手軽な方法でほうれい線を改善したい人:切開や長期のダウンタイムを伴わず、注射だけで見た目を改善できます。

なお、ほうれい線にヒアルロン酸注射をした際のダウンタイムの詳細は、関連記事を参考にしてください。

向いていない人

一方、下記のような人には、ほうれい線のヒアルロン酸注射は向いていません。

  • 注射が苦手な人:効果を維持するには定期的な施術が必要なため、痛みに対して敏感な方や注射そのものが苦手な方には向いていません。
  • 一度の施術で永久的な効果を求める人:ヒアルロン酸は体内で徐々に吸収されるため、一度の施術で永久的な効果は得られません。
  • しこりや副作用のリスクが気になる人:注入量や施術方法のミスによってしこりができたり腫れが長引いたりする可能性に対して強い不安を感じる方には向いていません。

ほうれい線のヒアルロン酸注射は梅田すずらんクリニックまでご相談ください

ほうれい線のヒアルロン酸注射は、即効性があり、手軽に施術が行える人気の方法です。しかし、デメリットやリスクもあるため、施術を受ける前に十分な情報を収集し、信頼できる医師に相談することが重要です。

梅田すずらんクリニックでは、経験豊富な医師が4種類のヒアルロン酸の中から注入部位や希望に合わせた適切な方法を選択しております。大阪でヒアルロン酸注射を受けられるクリニックをお探しなら、まずはお気軽にご相談ください。

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