2024年1月3日
ダーマペンと脱毛ならどっちが先?最適なスキンケアの順序とは
ダーマペンで肌の状態を整えると同時に、医療脱毛でムダ毛の悩みを解消したいと考える方は多いのではないでしょうか。複数の美容施術を併用する際は、適切な順番で受けることが大切です。
本記事では、ダーマペンと医療脱毛を併用する場合、どちらを先に受けるべきなのかを解説します。また、ダウンタイムの違いや注意点などについても紹介しますので、ダーマペンと医療脱毛の併用を検討している方は最後までチェックしてください。
目次
ダーマペンと医療脱毛はどっちを先にするべき?
ダーマペンと医療脱毛のどちらを先に受けるべきかについては、正解は示されていません。また、医療機関によっては順番を明確に示す場合があるものの、どちらを先に受けても効果や副作用などにおいて重大な問題が起きることはないとされています。
ダーマペンと医療脱毛のどちらを先に受けるべきか考える際は、次のポイントを参考にしてください。
ダーマペンを先にするのがおすすめされるケース
次のような場合は、ダーマペンを先に受けることが推奨されるでしょう。
- 急いで脱毛する必要がない
- まずは肌を整えてから脱毛したい
- 肌トラブルの悩みが大きい
- 肌の調子が悪いために脱毛の施術を断られた
ダーマペンは、ニキビ痕や毛穴の開き、シワなど、さまざまな肌トラブルや年齢サインの改善に役立つ施術です。肌の調子を整えてから脱毛した方が副作用も表れにくいため、急いで脱毛する必要がない方や肌トラブルの悩みが大きい方は、先にダーマペンを受けた方がよいでしょう。
ただし、ダーマペンの施術後はダウンタイムが終了してからでなければ、医療脱毛の施術を受けられません。また、詳しくは後述しますが、どちらの施術を先に行うとしても、4週間以上は空ける必要があります。
医療脱毛を先にするのがおすすめされるケース
次のような場合は、医療脱毛を先に受けることを前向きに検討しましょう。
- 特定の時期までに脱毛を必ず終わらせたい
- 直近のイベントに備えて脱毛したい
- 仕事やプライベートの都合により先に脱毛を受けた方がよい
- ダーマペンの施術を効率的に受けたい
先に脱毛するとムダ毛がなくなることで、ダーマペンの効果が現れやすくなります。また、施術後の肌質も良好な状態に保ちやすくなるため、ダーマペンの効果をより大きく実感したい場合は、先に医療脱毛をするとよいでしょう。
また、何らかの理由で脱毛を優先したい場合も、先に医療脱毛を受けても問題はありません。
ダーマペンと医療脱毛の適切な施術間隔は?
ダーマペンと医療脱毛を同時に行う場合、どちらを先に行う場合でも施術間隔は最低でも4週間以上空ける必要があります。施術間隔を十分に確保することで、副作用のリスクを抑えつつ、効果的な施術が可能となります。ダーマペンと医療脱毛を同時に受ける場合の施術間隔について、さらに詳しく見ていきましょう。
ダーマペンを先にするときの施術間隔
ダーマペンは、肌に微細な穴を空けることで、その穴が回復する際の自然治癒力を利用して肌の状態を整える施術です。一方、医療脱毛はレーザーによって発毛組織を破壊することで、ムダ毛を生えなくする施術です。
ダーマペンで微細な穴が空いたところにレーザーを照射すると、副作用のリスクが高まります。どちらの施術も肌に多少の負担がかかるため、十分に施術間隔を空ける必要があります。
4週間以上の施術間隔を空けたとしても、肌の回復状態によっては医療脱毛を受けない方がよいでしょう。まずは、4週間が経過してから医療脱毛について相談し、施術が可能な状態かどうか医師に確認することが大切です。
医療脱毛を先にするときの施術間隔
医療脱毛はレーザーの熱によって発毛組織を破壊することで、発毛を阻止する施術です。
この発毛組織は、皮膚の奥深くにある真皮に存在しており、ダーマペンの針も真皮へと到達します。そのため、医療脱毛によって真皮がダメージを受けている状態でダーマペンを受けると、赤みや痛みなどの副作用が強く現れる可能性があります。
一方で、ダーマペンは微細な針を使用して真皮層まで傷をつけ、肌の再生を促進します。ダーマペンを先に行う場合と同様に、4週間以上の間隔を空けたうえで医師に相談し、肌の状態に問題がなければ施術を受けましょう。
ダーマペンと医療脱毛のダウンタイムの違い
ダーマペンと医療脱毛は、いずれもダウンタイムが終了してから受ける必要があります。それぞれのダウンタイムについて詳しく見ていきましょう。
ダーマペンのダウンタイム
ダーマペンのダウンタイムは、通常2~7日程度です。主な症状には、赤み・腫れ・発疹・かゆみ・皮むけ・内出血などがあります。
なお、ダーマペンはメスを使った手術と比べてダメージが小さく、ダウンタイムが短くなります。かさぶたや傷痕の心配はなく、比較的短い期間で元の状態に戻るでしょう。
ただし、施術後12時間は施術部位に刺激を与える洗顔やメイク、血行を促して炎症を悪化させる飲酒、激しい運動などを避ける必要があります。
医療脱毛のダウンタイム
医療脱毛のダウンタイムは通常0~1日とされ、ほとんどの場合は短時間で症状が治まります。一時的に赤みや肌荒れが生じることがあるものの、冷やすことで症状が軽減されます。
一般的には、日常生活に支障をきたすほどのダウンタイムはありません。ただし、施術部位の摩擦・強い日差しを浴びる・飲酒・激しい運動などは、ダウンタイムが長くなる原因になるため、医師の指示に従って過ごしましょう。
ダーマペンと医療脱毛を並行するときの注意点
ダーマペンと医療脱毛を同時に行う場合は、次の注意点を押さえておきましょう。
肝斑があるとダーマペンの施術ができなことがある
肝斑がある場合、ダーマペンの施術を受けられないか、肝斑を避けて施術することになります。
肝斑は皮膚のメラニン色素が異常に増加し、褐色の斑点が表れるものです。メラノサイト細胞が強い刺激を受けるとメラニン色素が活発に生成されるため、ダーマペンによって肌に微細な穴を空けることが肝斑の悪化を招く可能性があります。
肝斑と診断された場合、通常のダーマペンやシミ取り施術が難しいため、レーザートーニングのような肝斑への影響が少ない施術を検討しましょう。
セルフダーマペンは避ける
セルフダーマペンとは、ダーマペンを模倣した家庭用ニードル治療器を自分で購入して、セルフで施術することです。
家庭用ニードル治療器は通販で入手可能ですが、針を肌に均等に打って効果を得るためには専門的な技術が必要なため、効果が出ないばかりか副作用が強く現れる恐れがあります。
また、同じ針を複数回使用することは、衛生的な観点からも危険です。セルフダーマペンの場合、適切な技術や衛生管理が難しく、安価であってもおすすめできません。
専門の医療施設で医療従事者によるダーマペン施術を受けることで、衛生的で効果の期待できる施術を受けることができます。
並行して受けるなら同じクリニックにする
ダーマペンは医療行為であり、医師の管理のもとで安全に施術される必要があります。肌の状態を確認し、的確なアドバイスを受けるためにも、同じ医師の施術を受けることが大切です。
複数の美容施術を並行して受ける場合は、同じクリニックで施術を受けることで、総合的なケアが可能となり、安心感が得られます。異なるクリニックで複数の施術を受けると、それぞれの医師や施術の特性が絡み合い、リスクが増加する可能性があります。
ダーマペン・医療脱毛なら梅田すずらんクリニックへご相談ください
ダーマペンと医療脱毛はどちらを先に行ってもよいのですが、4週間以上の間隔を空けるのを推奨しています。
梅田すずらんクリニックでは、ダーマペンと医療脱毛の両方を行っております。また、肌への負担を考慮するとともに、専門知識・技術を持つ看護師が医師の管理のもとで施術を行いますので、まずはお気軽にご相談ください。