ダーマペン|美容コラム

2024年3月19日更新日:2024年4月12日

ヴェルベットスキンの効果とは?理解を深めて期待外れを避けよう!

ヴェルベットスキン 効果

「毛穴の開きが、どうも気になる…肌のハリも、今ひとつ」

「毛穴の引き締めには、ダーマペンがいいらしいけど、せっかく美容クリニックに行くなら、ダーマペンにプラスしてヴェルベットスキンにしようかな」

美容クリニックには、さまざまなメニューが用意されていて、一体どれが自分に合うんだろうと迷いますよね。

このコラムでは、ヴェルベットスキンとはどのような施術か、期待できる効果や「効果がない」といわれるのはなぜかを解説します。ヴェルベットスキンのメリット・デメリットについても紹介しますので、施術を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

ヴェルベットスキンとはどのような施術?

ヴェルベットスキン 効果

ヴェルベットスキンとは「ダーマペン」の施術のあとに「マッサージピール」を組み合わせた、コンビネーション治療のことです。

ヴェルベットのようになめらかな肌になるという効果を期待して、「ヴェルベットスキン」と名付けられました。

ここでは、「ダーマペン」と「マッサージピール」が、それぞれどのような美容医療なのか紹介します。

ダーマペンとは?

ダーマペンは、超極細の針がついたチップを肌に滑らせながら、皮膚に無数の穴を開けて、薬剤を浸透させる施術です。

薬剤に含まれる美容成分の働きに加え、皮膚にできた細かな傷を治すための、創傷治癒の働きが肌の再生を促します。

結果として、ダーマペンには、毛穴の引き締め・肌のハリの向上・ニキビ跡の軽減などの効果が期待できます。

マッサージピールとは?

マッサージピールとは「PRX‐T33」というピーリング剤を、マッサージしながら顔に塗る施術のことです。

PRX‐T33は皮膚の真皮深層に働きかけ、コラーゲンの生成を活性化するため、別名「コラーゲンピール」と呼ばれることもあります。

マッサージピールは、肌のハリの向上・薄いシミやくすみの改善が期待できる美容医療です。

ヴェルベットスキンに期待できる効果

ヴェルベットスキン 効果

ダーマペンとマッサージピールを組み合わせた「ヴェルベットスキン」には、さまざまな効果が期待できます。

ヴェルベットスキンに期待できる、5つの効果について解説します。

  • 皮膚のターンオーバーを整える
  • 肌のハリの向上
  • 肌のくすみ・乾燥小ジワの軽減
  • 開いた毛穴の引き締め
  • ニキビ跡・浅いクレーターの軽減

ひとつずつ、取り上げます。

皮膚のターンオーバーを整える

ヴェルベットスキンに期待できる1つ目の効果は、皮膚のターンオーバーが整うことです。

ヴェルベットスキンは、マッサージピールのピーリング効果によって、表皮のターンオーバーを促進させます。

加齢にともなって皮膚のターンオーバーは遅れがちになり、肌には古い角質が蓄積し、顔全体の印象が暗く見えたりする原因となります。

ヴェルベットスキンで、古い角質を取り除き皮膚のターンオーバーを整えると、肌のトーンアップが期待できます。

肌のハリの向上

ヴェルベットスキンに期待できる2つ目の効果は、肌のハリの向上です。

ヴェルベットスキンの施術前半に行うダーマペンは、肌の創傷治癒作用を引き出します。ダーマペンでできた小さな傷を修復するため、真皮の線維芽細胞がコラーゲン・エラスチン線維・ヒアルロン酸を活発に生成します。

加えて、マッサージピールのピーリング剤に含まれるトリクロロ酢酸にも、線維芽細胞を活性化する働きがあるため、相乗効果で真皮のコラーゲンやエラスチン線維が増加し、肌のハリの向上が期待できるのです。

肌のくすみ・乾燥小ジワの軽減

ヴェルベットスキンに期待できる3つ目の効果は、肌のくすみ・乾燥小ジワの軽減です。

ダーマペンは、ヒアルロン酸導入により肌に潤いを与え、創傷治癒の働きで肌の中から皮膚を再生するため、乾燥小ジワの軽減が期待できるのです。

マッサージピールによる古い角質の除去は、肌のくすみの改善に役立ちます。またピーリング剤に含まれるコウジ酸には、メラニンの生成を抑制する働きがあり、メラニンによる顔のくすみを軽減する効果が期待できます。

開いた毛穴の引き締め

ヴェルベットスキンに期待できる4つ目の効果は、開いた毛穴の引き締めです。

ダーマペンは、肌の再生を促し肌のハリを取り戻す作用で、たるんで開いた毛穴を引き締めます。

さらに、マッサージピールのトリクロロ酢酸が真皮の線維芽細胞を活性化して、コラーゲンが活発に生成されることで、肌の弾力を回復し毛穴周りの皮膚を引き締めます。

ニキビ跡・浅いクレーターの軽減

ヴェルベットスキンに期待できる5つ目の効果は、ニキビ跡・浅いクレーターの軽減です。

ダーマペンの持つ肌の再生作用で、ニキビ跡やでこぼこした肌のクレーター部分の皮膚を徐々に整えます。

さらに、マッサージピールが肌のターンオーバーを促し、コラーゲンの生成を活性化することにより、ニキビの炎症のダメージでくぼんだ肌や、クレーターの凹みを真皮から持ち上げるのです。

ヴェルベットスキンの、表皮と真皮の両方へのアプローチで、肌質を整える効果が期待できます。

ヴェルベットスキンは効果がないと言われるのはなぜ?

ヴェルベットスキンは、施術直後に効果を感じられず、即効性はありません。そのため「効果がない」という話が出回ります。

また、ダウンタイムの症状のせいで、効果が実感しづらいのかもしれません。

しかし、施術直後から皮膚の真皮では線維芽細胞が活性化されて、コラーゲン・エラスチン線維・ヒアルロン酸などの生成が活発になっています。

効果の実感には個人差がありますが、1回の施術で効果を感じられるケースもあります。複数回の施術を受けることで、肌質の変化を実感しやすくなるため、ヴェルベットスキンを継続して受けましょう。

ヴェルベットスキンの施術効果が現れるのは?

ヴェルベットスキンの効果は、施術からおよそ1週間で現れます。

皮膚の真皮層でのコラーゲン・エラスチン繊維の増加により、肌にハリが出ます。また、メラニンの生成が抑制され、肌トーンアップ・くすみの軽減が期待できるでしょう。

ヴェルベットスキンの効果を引き出す施術頻度と回数は?

ヴェルベットスキンの効果を十分実感するために、1か月に1回の頻度で、5回以上継続するのがおすすめです。

ここでは、肌の症状に合わせて、何回程度ヴェルベットスキンの施術を受ければよいか、目安をお伝えします。

  • 肌のコンディションを整える
  • くすみ・乾燥・小ジワ・毛穴の引き締め
  • ニキビ跡・クレーターの軽減

順番に解説します。

肌のコンディションを整える

肌のコンディションを整えることが目的であれば、1回の施術でも効果を実感できるでしょう。

しかし、施術後に真皮でのコラーゲン生成が活発になったあと、ピークを過ぎれば肌の再生力は徐々に元に戻ります。そのため、効果を持続させたければ、1か月に1回の施術が理想です。

1か月に1回の頻度でヴェルベットスキンを受けると、単発の施術と比較して、圧倒的にターンオーバーが整いやすくなります。

くすみ・乾燥小ジワ・毛穴の引き締め

ヴェルベットスキンの目的が、くすみ・乾燥小ジワ・毛穴の引き締めの場合、目安となる施術回数は4〜6回です。

個人差はありますが、1か月おきにヴェルベットスキンで表皮のターンオーバーを整え、真皮のコラーゲン量を徐々に増やすことで、4回目頃から肌のハリ・毛穴の引き締め効果が実感できます。

肌の余分な角質の除去と、メラニン生成が抑制され、くすみの改善も期待できます。

ニキビ跡・クレーターの軽減

ヴェルベットスキンの目的が、ニキビ・クレーターの軽減の場合、目安となる施術回数は8〜10回です。

皮膚のくぼみ・凹みを軽減するには、真皮のコラーゲン・エラスチン繊維の量を増やす必要があります。

時間はかかりますが、施術を重ねることで、顔の肌が全体的にトーンアップするというメリットがあります。

ヴェルベットスキンの施術前の注意事項

ヴェルベットスキンの施術前には、いくつかの注意事項があります。どのような条件が施術の可否に影響を与えるかは、クリニックによって異なるため、詳しくは各クリニックへ問い合わせてください。

まず、以下のような薬剤は、施術の1週間前から中止する必要があります。薬を中止する前に、必ず処方医の許可を得るようにしましょう。

  • ステロイド軟膏
  • 皮膚科で処方されたニキビ治療薬(ディフェリングル・ベピオ・デュアック・エピデュオなど)
  • トレチノインの内服

また、レチノール(ビタミンA)・トレチノイン・ハイドロキノン・ピーリング成分が配合された、美容液・クリーム・一部のドクターズコスメ(ゼオスキン・リビジョン・エンビロンなど)も、施術前の1~2週間は使用を控えます。

さらに、ヴェルベットスキンの施術までの1か月は、他の美容施術と間隔を取って、肌に過度の負担がかからないようにしましょう。

ヴェルベットスキンを効果的にするポイント

ヴェルベットスキン 効果

ヴェルベットスキンを効果的にするために、いくつかのポイントがあります。

ポイントはクリニックに関する点と、施術後に自分で行うアフターケアの2点です。それぞれ解説します。

クリニックに関すること

ヴェルベットスキンの効果を十分引き出すために、ダーマペン4を採用しているクリニックを選びましょう。

このコラムを執筆している2024年3月時点での、ダーマペンの最新機種はダーマペン4ですが、ダーマペン3との違いを考えると、ダーマペン4のほうが効果的です。ダーマペン3は1秒間に1,300個の穴を開けるのに対し、ダーマペン4では1秒間に1,920個の穴を開けられます。

また、施術を受けなければわからない部分ですが、ダーマペンの施術で塗布したヒアルロン酸などの薬剤をしっかり拭き取って、乾かす手間を惜しまないクリニックがおすすめです。

マッサージピールのピーリング剤を塗るときに肌に水分が残っていると、マッサージピールの効果が薄れることがあります。

施術後のアフターケア

ヴェルベットスキンの効果を引き出すために、正しいアフターケアが欠かせません。

ヴェルベットスキンの当日は、洗顔・保湿ケアは感染予防のため控えます。翌日から低刺激のスキンケア用品を使用し、保湿を念入りに行いましょう。

施術後の肌は、紫外線によるダメージを受けやすい状態です。施術翌日から、日焼け止めクリーム・帽子・日傘などで顔を紫外線から保護します。

バランスのとれた食事・十分な睡眠は、肌の再生に欠かせません。水分をしっかり摂取し、ストレスを溜め込まないことも、ヴェルベットスキンの効果を引き出すために役立ちます。

ヴェルベットスキンの痛みはどのぐらい?

ヴェルベットスキンは、麻酔クリームを使用して施術するクリニックもあります。麻酔クリームを使用した場合は、ダーマペン施術時の痛みはほとんど感じません。

また、ヴェルベットスキンのときには、ダーマペンの針がごく浅くまでしか到達しないように調整します。クリニックにもよりますが、深さは0.2~0.5mmが目安です。出血しない程度の深さまでしか、ダーマペンの針が入りません。

マッサージピーリングでピーリング剤を使用するため、部位によっては薬剤がしみたり、肌のひりつき・灼熱感を感じたりすることがあります。

ヴェルベットスキンで起こり得る副作用

ヴェルベットスキンの施術で、以下のような副作用が現れる場合があります。

  • 赤み
  • 熱感
  • 腫れ
  • 発疹
  • 内出血
  • 肌の乾燥・かゆみ
  • 皮剥け

ダーマペンの針による炎症や、ピーリングによって上記のような症状が起こります。通常、これらの副作用は1週間程度で改善しますが、長引く場合は施術を受けたクリニックを受診しましょう。

ヴェルベットスキン施術後の注意点

ヴェルベットスキンの施術当日は、洗顔・メイク・日焼け止めなどを顔につけられません。ダーマペンの穴からの感染を防ぐため、不衛生な手で触れることがないようにも注意が必要です。

施術当日はシャワーのみとし、入浴は翌日から開始します。血流が良くなると、炎症が強まる可能性があるため、汗をかくような運動・長時間の入浴・サウナ・飲酒は、赤みや腫れが引いてから再開しましょう。

施術後の肌は、デリケートです。肌を刺激したり擦ったりしないように、スキンケアは優しく触れるように意識します。

トレチノイン・ハイドロキノンを含む塗り薬は刺激が強いため、ダウンタイムを長引かせかねません。施術後10日程度は、使用を控えるほうがよいでしょう。

ヴェルベットスキンのメリット

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ヴェルベットスキンのメリットは、ダーマペンとマッサージピールの相乗効果で、皮膚の外側と内側から肌の悩みにアプローチできる点です。

ヴェルベットスキンは、ダーマペンの施術後にマッサージピールを行うため、有効成分が真皮に届きやすくなり、マッサージピール単独の施術時に比べ、約3倍の効果が期待できるといわれています。

ヴェルベットスキンのデメリット

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ヴェルベットスキンのデメリットは、1週間程度のダウンタイムがある点と、期待する効果によっては施術を重ねる必要がある点です。

乾燥肌の場合は、施術前に医師の診察で相談し、施術の判断をしてもらうことをおすすめします。ヴェルベットスキンの施術後は、肌が乾燥しやすくなるため、もともと乾燥肌の場合は、ダウンタイムが長引く可能性があるからです。

ヴェルヴェットスキンのダウンタイムについてもご覧ください。

ヴェルベットスキンが受けられない場合

以下のような場合は、ヴェルベットスキンの施術を受けられないことがあります。

  • アレルギー体質(特にトリクロロ酢酸・コウジ酸・キシロカイン・リドカイン)
  • 妊娠の可能性がある・妊娠中・授乳中
  • ケロイド体質
  • 重度の金属アレルギー
  • 日焼けによる症状がある
  • 施術部位に炎症・発疹・ヘルペス・膿んだニキビがある
  • 出血傾向・血液疾患がある
  • 重度の敏感肌

治療中の疾患や内服薬によって、医師が診察し、施術を控える可能性があります。気になる点があれば、遠慮なく診察時に尋ねてください。

ヴェルベットスキンとウーバーピールはどう違う?

ヴェルベットスキンはダーマペンの施術後に、PRX-T33というピーリング剤をマッサージしながら浸透させる施術です。

ウーバーピールはダーマペンの施術後に、「ウーバーピール(PRO)」という低刺激のピーリング剤を塗布して、皮膚に蓄積した古い角質を除去する施術です。ウーバーピールは、ダーマペンの開発会社が製造した低刺激の薬剤です。

ウーバーピールの薬剤は表皮をターゲットに総合的にアプローチしますが、ヴェルベットスキンのPRX-T33は真皮に働きかけるため、皮膚のより深い層から肌の再生を促すことができます。

ウーバーピールは、ヴェルベットスキンよりも刺激が少ないため、肌があまり強くなくても挑戦しやすいというメリットがあります。

ヴェルベットスキンがおすすめできる肌の悩み

ヴェルベットスキン 効果

ヴェルベットスキンは、以下のような肌の悩みにおすすめの施術です。

  • 毛穴を引き締めたい
  • ヴェルベットのように滑らかでハリ・ツヤのある肌を目指したい
  • 肌質を改善したい
  • 美白・美肌がほしい
  • ニキビ跡など肌の凹凸をなだらかにしたい
  • くすみ・乾燥小ジワが気になる
  • 肌のキメを整えたい

ヴェルベットスキンで、理想の肌を手に入れましょう。

ヴェルベットスキンを受ける際のクリニック選び

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どの美容クリニックでヴェルベットスキンを受けるか迷ったら、以下の点を比較するとよいでしょう。

  • 口コミでの評判
  • 通いやすさ
  • 料金設定
  • カウンセリングの質

口コミは、実際にそのクリニックで施術を受けた人の感想です。口コミの評価は参考になりますが、個人的な主観の影響も大きいため、口コミ以外の情報も合わせて美容クリニックを選ぶのがおすすめです。

料金設定も、複数回の施術でより効果が実感しやすくなるヴェルベットスキンの施術を受ける前に、確認しておきたい項目です。ヴェルベットスキンの施術を続けられるか不安な場合は、コース契約の不要なクリニックを選ぶとムダな出費を抑えられます。

実際にカウンセリングを受けて、クリニックを比較すると、より具体的にクリニックの様子を知ることができます。無料カウンセリングを、いくつか受けてみてもよいでしょう。

ヴェルベットスキンで迷ったら美容皮膚科の梅田すずらんクリニックへ

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ヴェルベットスキンをどこの美容クリニックで受けたらよいか迷ったら、美容皮膚科の梅田すずらんクリニックにご相談ください。皮膚の専門家があなたの肌質を診察し、ヴェルベットのような肌を目指すお手伝いをします。

また、梅田すずらんクリニックでは、コース契約の必要はなく、すべての施術を都度払いでお試しいただけます。

このコラムでは、ヴェルベットスキンとはどのような施術か、期待できる効果や、メリット・デメリットについても解説しました。

肌のハリや毛穴の開きが気になっているなら、一度ヴェルベットスキンを試してみてはいかがでしょうか?

ぜひお気軽に、梅田すずらんクリニックへお問い合わせください。

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