しみ・そばかす・肝斑|美容コラム

2024年1月3日

レーザートーニングは間隔をあけても効果はある?最適な治療頻度とは

レーザートーニング 間隔 あけても効果 ある

「顔のシミ・くすみをキレイにしたいなぁ」

「レーザートーニングならダウンタイムもあまりなさそうだけど、仕事も時期によっては忙しくなって定時に上がれないこともあるし、継続して通院できるかしら…」

美容治療を試してみたいとは思っていても、継続して施術を受けられるか心配で、なかなか踏み切れないということがありますよね。

この記事では、レーザートーニングについて、施術の間隔をあけても効果はあるのか、最適な治療頻度や無理なく継続する方法を紹介します。

治療回数のことで迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

レーザートーニングは間隔をあけても効果がある?

レーザートーニングは、施術の間隔があいても効果があります。レーザートーニングの効果持続期間内であれば、著しい効果の低下が生じることはありません。

ただし、施術間隔が「半年以上」あくと、以前の照射部位に新しくメラニンが蓄積して、逆にシミが濃くなったように感じる可能性があります。

治療内容や肌の状態にもよりますが、施術開始から5回は2週間〜1か月ごとに通い、その後は1か月ごとの通院でメンテナンスできるのが理想です。

最初に集中して施術を受けてしまえば、メンテナンスが3~4か月と間隔があいても、レーザートーニングの効果を維持しやすくなります。

レーザートーニングとは?

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レーザートーニングは脱毛やシミ取りに使用するレーザーよりも、低い出力のレーザーを利用した治療法です。

マイルドなレーザーを肌に均一に照射し、少しずつメラニンを破壊し排出へと導きます。施術を繰り返すことで、皮膚のメラニンが徐々に減り、肌トーンの改善が期待できます。

レーザートーニングはゆっくりと肌に効果をもたらす治療法のため、1回で治療が完了するものではなく、施術開始時は間隔をあけずに治療すると効果を感じやすくなります。(効果の感じ方には、個人差があります)

レーザートーニングの効果的な施術間隔

施術目的にもよりますが、レーザートーニングの効果的な施術期間は、2週間~1か月に1回です。

2回目の施術前に、医師が初回の施術後の肌の状態を診察し、最適な治療間隔を決める場合もあります。また肝斑の治療が目的でレーザートーニングの施術を受ける場合は、施術間隔が長くなる可能性もあります。

レーザートーニングで期待できる効果

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レーザートーニングは、以下のような肌の悩みに効果が期待できる治療法です。

  • シミ・そばかす・肝斑などの色素沈着
  • くすみ・開いた毛穴の引き締め

ひとつずつ、解説します。

シミ・そばかす・肝斑などの色素沈着

レーザートーニングは、皮膚のメラニンを徐々に減少させるため、色素沈着によるシミ・そばかす・肝斑などの、色素性疾患の治療に効果が期待できます。

従来のレーザー治療機は照射するレーザーにムラがあり、強い光線がメラノサイト細胞に刺激を与え、逆に肝斑を悪化させるケースがありました。

改善されたレーザー治療機は、レーザーを均一に照射できるようになったため、肝斑の治療にも使用可能です。

しかし肌の状態を的確に診断して、施術を行う必要があるため、レーザートーニングの治療には施術者の技術が求められます。

くすみ・開いた毛穴の引き締め

レーザートーニングは皮膚のメラニンを減少させる働きがあるため、メラニンの蓄積が原因で生じるくすみを、明るくトーンアップする効果が期待できます。

またレーザートーニングの波長は皮膚の真皮に届いて刺激を与え、線維芽細胞のコラーゲン・エラスチン線維・ヒアルロン酸などの生成を活性化します。

真皮での作用により、肌のハリ・ツヤが向上し、肌のたるみによって生じていた毛穴の開きを引き締める効果も期待できます。

ぜひ施術を継続して、肌の奥からハリや潤いを高めていきたいですね。

レーザートーニングの効果を得るために必要な施術回数

レーザートーニングの効果を実感できるのは、5回目以降が多いようです。

5回目までの施術でターンオーバーの乱れが整い、コラーゲン・エラスチン線維などの皮膚のハリを左右するタンパク質が増えることで、徐々に効果を感じられます。

皮膚に沈着している、メラニンの量・深さ・治療に対する感度・肌質などによって、必要な施術回数は異なります。

5回目までは比較的短いスパンで施術を受け、メンテナンスとして期間を開けて5回ほどレーザートーニングを行なうと、肌のトーンアップ・色素沈着の改善に至るケースが多いです。

トータルで10回ほどを目安に見ておくと、都合をつけながら施術を継続しやすくなります。実際に自分の肌の悩みを解決するまでに必要となる施術回数は、医師の診察を受けて確認するのが確実です。

レーザートーニングの間隔があく場合

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レーザートーニングを計画的に受けようと予定しても、仕事・スケジュールの変更・体調などにより、施術間隔があく場合もありえます。

レーザートーニングの間隔が開く場合は、以下のような方法で対処するのがおすすめです。

  • こまめに紫外線対策を
  • 内服薬・外用薬の使用も役立つ
  • 有効成分の多いドクターズコスメを活用

それぞれ解説します。

こまめに紫外線対策を

レーザートーニングの施術間隔があく場合、大切なのがこまめな紫外線対策です。

せっかくレーザートーニングで皮膚のメラニンが減少していたのに、紫外線を浴びてしまうと再びメラニンの量が増えるからです。

レーザートーニングの施術直後だけでなく、施術間隔が開くことがわかったら、こまめな紫外線対策で施術効果を長持ちさせましょう。

内服薬・外用薬の使用も役立つ

レーザートーニングの施術期間があくことが、あらかじめわかっている場合は医師に相談し、内服薬・外用薬を処方してもらうのもひとつの手です。

内服薬には「トラネキサム酸(トランサミン)」「シナール」「ユベラ」などがあります。メラニンの生成を抑制したり、メラニンの色素を薄くする還元作用のあるもの、抗酸化作用を持つ成分が含まれた薬などです。

外用薬の代表的なものとして「ハイドロキノンクリーム」があります。ハイドロキノンは、メラノサイト細胞の活動を弱め、メラニンが生成される過程をブロックする効果が期待できます。

ハイドロキノンクリームの使用中は、念入りに紫外線対策を行う必要があります。薬を塗った皮膚が紫外線に当たると、シミができる可能性が高いからです。

内服薬・外服薬には、それぞれの特徴があります。医師に相談しながら、自分に合った薬を活用してレーザートーニングの施術があく期間を過ごしましょう。

有効成分の多いドクターズコスメを活用

レーザートーニングの施術間隔があく場合には、ドクターズコスメを活用する方法もあります。ドクターズコスメは市販のスキンケア用品よりも、有効成分が多く含まれているのが特徴です。

梅田すずらんクリニックでも、美白に特化した化粧水・乳液・美容液の取り扱いがあります。メラニンの生成を抑制し、色素沈着の予防が期待できるアイテムもありますので、ぜひ一度、チェックしてくださいね。

レーザートーニングの施術間隔があく場合は、こまめな紫外線対策・処方薬の活用・ドクターズコスメの使用で、次の施術までメラニンの蓄積を抑えましょう。

レーザートーニングの間隔が短いとどうなる?

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レーザートーニングの施術のタイミングが合わない場合、施術の間隔を短くすると、どのような影響があるでしょうか。

結論から先にお伝えすると、短期間で施術を繰り返すことで、肌へのダメージが蓄積する可能性が高くなります。肌の調子に合わせて適切な施術間隔で治療を受けるほうが、結果的には高い効果につながります。

では、施術間隔が短いと、具体的にどのような問題が生じやすいのでしょうか。

以下の3つを紹介します。

  • 肌トラブルを生じる可能性がある
  • 白斑になる可能性がある
  • 敏感肌になる可能性がある

順に解説します。

肌トラブルを生じる可能性がある

レーザートーニングの施術間隔が短いと、前回の施術から肌が十分回復しきれないうちに、レーザーを照射することになるかもしれません。

肌が回復していないのに施術をすると、赤み・かゆみ・湿疹・ニキビなどの肌トラブルを生じる可能性があります。

肌に余計な負担をかけず、治療をスムーズに進めるためにも、適切な施術間隔を守りましょう。

白斑になる可能性がある

十分な施術間隔をあけずにレーザーを照射すると、白斑になる可能性があります。

白斑とは、メラニンが減少したりメラノサイト細胞が消失し、肌の色素が抜けて白くなる色素異常症のことです。

白斑を疑う場合は、レーザートーニングの施術を受けたクリニックを受診しましょう。

敏感肌になる可能性がある

レーザートーニングで照射するレーザーは、低出力で比較的マイルドな光線ですが、皮膚で熱エネルギーを発生させるため、やけどのような状態になることがあります。また見た目には変化がなくても、皮膚がデリケートになっている可能性は否定しきれません。

ダメージを受けて乾燥したりバリア機能が低下したりしている肌に、短期間でレーザーを照射すると、敏感肌になる可能性が高まります。

炎症が強くなる可能性もあるため、レーザートーニングの施術後の肌の状態が気になる場合はクリニックに相談し、自分の肌に合った施術間隔で治療を継続しましょう。

レーザートーニングをやめると効果はどうなる?

レーザートーニングを途中でやめると、効果が実感できない可能性があります。

レーザートーニングはメラニンにダメージを与えて、ターンオーバーとともに排出させるしくみです。メラニンが肌近くまで押し上げられてきたタイミングで治療を中断すると、シミが濃くなったり、増えたりしたように感じるケースもあります。

シミが薄くなって、それなりに効果を実感できているとしても、施術を終了するタイミングは医師と相談するのがおすすめです。

レーザートーニング施術後の注意点

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レーザートーニングの施術後には、以下のような点に注意が必要です。

  • 施術後に赤み・ほてりを感じることがある
  • 施術後にニキビができることがある
  • 保湿と日焼け対策が必要

ひとつずつ紹介します。

施術後に赤み・ほてりを感じることがある

レーザートーニングは、施術後のダウンタイムがほとんどありません。多くの場合、施術直後から、メイク・洗顔が可能です。

しかし、肌にレーザーを照射しているため軽い炎症が起こり、赤み・ほてりを感じることがあります。炎症はレーザー照射によって生じた、熱エネルギーによるものです。施術後、2~3日でおさまります。

赤み・ほてり・ひりつきを感じるときは、保冷剤をティッシュに包んで、気になる部位に軽く当てると症状が緩和します。赤みやほてりが見られる場合は、運動・飲酒・長時間の入浴・サウナといった、血流が良くなる活動は控えましょう。

施術後にニキビができることがある

レーザートーニングの光は毛穴を構成する毛包にも届くため、施術後にニキビ・吹き出物ができることがあります。特に、もともとニキビ・吹き出物ができやすい体質の場合、レーザートーニングの施術後にも発症する確率が高くなるようです。

ニキビの炎症がひどくならないよう、患部を清潔に保ち、保湿します。

保湿と日焼け対策が必要

レーザートーニングの照射により、施術直後の肌は軽いやけどのような状態になります。

十分に保湿し乾燥を防いで、肌がスムーズに回復するようケアしましょう。

また、施術後の肌は一時的に弱くなっているため、日焼け対策も欠かせません。レーザートーニングの施術期間中に紫外線を浴びると、シミになりやすいからです。日焼け止めクリーム・日傘・帽子などを活用して、紫外線から肌を保護しましょう。

レーザートーニングを受けられないケース

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以下のようなケースでは、レーザートーニングの施術を受けられません。

  • 妊娠の可能性がある・妊娠中・授乳中
  • 光線過敏症・皮膚疾患がある
  • 治療部位に金の糸(リフトアップ)が入っている
  • ペースメーカー・内部除細動器が埋め込まれている
  • ヘルペスの症状がある
  • てんかんの既往がある
  • リウマチの既往がある
  • 光の感受性を高める薬を内服している
  • 経口避妊薬・ステロイド・金製剤を内服している
  • タトゥー・アートメイクが治療部位にある

上記以外にも、施術に関して気になる点があれば、医師にご相談ください。

また、上記に記載がなくても、医師による診察の結果、施術を控える場合があることをご了承ください。

レーザートーニングの効果とクリニック選び

レーザートーニング 間隔 あけても効果 ある

レーザートーニングは、照射する光線がマイルドであるとはいえ、肌に影響を与える施術です。医師が肌の状態を把握し、適切な施術頻度を見極めることで、効果を最大限に引き出すことができます。

クリニックによっては、1週間おきのレーザートーニングをすすめるケースもあるようです。治療回数は短期間で重ねられますが、肌トラブル・敏感肌・白斑になる可能性が高くなります。

また、レーザートーニングで肝斑を治療する場合は、施術頻度を1か月おきにするなど、慎重に治療を進めることが大切です。肝斑は刺激によって、症状が返って悪化するケースがあるからです。

気になるクリニックのホームページを比較して、レーザートーニングの実績や治療経過を調べると、経験が豊富か見極めやすくなるかもしれません。

加えて、施術回数を重ねるレーザートーニングでは、カウンセリングが丁寧で、ちょっとした質問を気兼ねなく尋ねられる雰囲気も重要です。

レーザートーニングの効果を最大限引き出すために、クリニック選びも大切にしましょう。

レーザートーニングは美容皮膚科の梅田すずらんクリニックへ

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梅田すずらんクリニックは美容皮膚科であり、ご来院者様の皮膚の状態を、皮膚科医が丁寧に診察します。レーザートーニングの際も、施術部位の状態をしっかり把握し、最適な施術間隔のご提案が可能です。

梅田すずらんクリニックでは、QスイッチYAGレーザーを使用した、レーザートーニングを提供しています。従来の機器よりも均一にレーザーを照射できる、TRI‐BEAM PREMIUMを採用しています。

また、梅田すずらんクリニックでは、コース契約はありません。施術ごとの、都度払いです。コース契約には期間の縛りがあるなど、施術スケジュールが組み立てにくい可能性もありますが、都度払いであれば、ご自身の都合に合わせて、施術間隔に幅をもたせることも可能です。

レーザートーニングをご検討の方は、ぜひ当院のレーザートーニングの紹介ページもご覧ください。

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