2023年10月22日更新日:2024年1月3日

エレクトロポレーションは何に効く?幅広いターゲットと魅力を紹介!

エレクトロポレーション 何に効く

近づいてくる、友達の結婚式…。マスク生活にすっかり慣れてしまい、気づけば肌がくすんで、毛穴も前より目立ってる!?

鏡を見て肌の変化に気づいたとき、驚くと同時に、どこか切ない気持ちになりませんか? 加齢の影響には逆らえない現実を目の当たりにするからです。

友達の結婚式に向けて、手軽な美容法で副作用のリスクが少なく、ダウンタイムも短い。そんな施術があれば試してみたいと思われませんか?

肌のくすみ・毛穴の開き・肌荒れなどの複数の悩みを、短いダウンタイムで解決したいあなたには、エレクトロポレーションがおすすめです。この記事では、@エレクトロポレーションがどんな肌の悩みに対応しているのか、エレクトロポレーションの魅力とともにお伝えします。

美容クリニックはあまりこれまで縁がなかったという方にも、エレクトロポレーションはおすすめの施術ですので、ぜひ情報としてお役立てくださいね。

エレクトロポレーションは何に効くのか?

エレクトロポレーション 何に効く

エレクトロポレーションは、以下の肌の悩みにアプローチできます。

  • くすみ・シミ・肝斑などの肌トーン
  • 毛穴の開き・肌のハリ
  • 肌荒れ・肌の乾燥
  • 赤ら顔の軽減

エレクトロポレーションは、肌の悩みに合わせて必要な薬剤や美容成分を浸透させる(導入する)ことで、悩みを解消する美容法です。悩みごとにどのような成分を導入するのか、解説していきます。

くすみ・シミ・肝斑などの肌トーン

くすみ・シミ・肝斑といった、肌トーンの悩みに対して「トラネキサム酸」「ビタミンC」を導入します。トラネキサム酸とビタミンCの働きは、以下のとおりです。

導入成分働き
トラネキサム酸メラノサイト細胞の活性化を抑制するため、メラニン生成が抑えられる。特に肝斑に効果的とされている成分。シミ・炎症後色素沈着の色が徐々に薄くなる。
ビタミンCメラノサイト細胞のメラニン生成を抑制し、シミ・そばかす・肝斑の予防が期待できる。また抗酸化作用により、活性酸素の影響を抑えシミ・くすみを軽減する。

メラニンの影響によって生じる肌トーンの悩みには、メラニンの生成を抑えこむトラネキサム酸とビタミンCがぴったりです。

梅田すずらんクリニックでは、トラネキサム酸・ビタミンCに加えて、抗酸化作用を保持するビタミンEとコラーゲンを加えた「シミ肝斑セット」(スプリングメニュー)」や「レナトスTaプラス(ケアシスSメニュー)」が、くすみ・シミ・肝斑向けのメニューとなっています。

毛穴の開き・肌のハリ

毛穴の開き・肌のハリには、以下のような成分の導入が効果的です。

導入成分働き
グリシルグリシン肌の角質層に存在するペプチドのひとつ。毛穴の収縮・保湿・抗炎症作用を持つ。高い保湿力もあり、肌のイオンバランスを整える。
ビタミンCメラノサイト細胞のメラニン生成を抑制し、シミ・そばかす・肝斑の予防が期待できる。また抗酸化作用により、活性酸素の影響を抑えシミ・くすみを軽減する。
ヒアルロン酸ヒトの体内に存在する保湿物質。真皮のコラーゲンやエラスチンの隙間を埋め、肌のハリ・保水力を高める。
プロテオグリカン「糖タンパク質」と呼ばれる、糖とタンパク質の複合体。高い保水性を持ち、肌のハリを保つ。
コラーゲン真皮に多く存在し、肌のハリを保つ成分。コラーゲンの増加により、乾燥・小じわ・たるみが軽減する。
成長因子種類がさまざまあるが、抗酸化作用やアンチエイジング作用をもたらす。

毛穴の開きに効果的だと、最近注目の「グリシルグリシン」は、毛穴が開くプロセスに注目して開発されたアミノ酸です。毛穴の皮脂に含まれる不和脂肪酸は、細胞のイオンバランスを「プラス」に崩し、肌荒れの原因となります。「プラス」に傾いたバランスを中和するために「マイナス」に傾ける作用を持つグリシルグリシンを導入することで、肌荒れを解消し開いた毛穴を引き締める効果が期待できます。

ビタミンCは表皮の肌トーンを明るくし、ヒアルロン酸・プロテオグリカン・コラーゲンは真皮の網状層のハリや弾力を変化させます。

梅田すずらんクリニックでは「毛穴セット(スプリングメニュー)」と「ペップビュー(ケアシスSメニュー)」をご用意しています。

肌荒れ・肌の乾燥

肌荒れ・肌の乾燥には、以下のような成分の導入がおすすめです。

導入成分働き
プロテオグリカン「糖タンパク質」と呼ばれる、糖とタンパク質の複合体。高い保水性を持ち、肌のハリを保つ。
セラミド皮膚の上皮にある角質層の角層細胞の間を埋める成分で、水分を保持し細胞同士を連結させている。セラミドを導入することで、肌のキメが整い肌荒れ・肌の乾燥を予防する。上皮のコンディションが整い、バリア機能も高まる。
コラーゲン真皮に多く存在し、肌のハリを保つ成分。コラーゲンの増加により、乾燥・小じわ・たるみが軽減する。

プロテオグリカンという糖タンパク質は、ヒアルロン酸・コラーゲンに続く「細胞外マトリックス」の第3の生体成分です。細胞外マトリックスとは、人体の組織・臓器のすべてに存在する非細胞性の構成成分です。ヒアルロン酸・コラーゲン・プロテオグリカンが細胞間に存在し、保水力・弾性・肌の柔らかさを維持しています。

セラミドは上皮の角質層を整え、細胞間の連結を高めます。バリア機能も向上するため、肌の水分が奪われて乾燥するのを防ぎ、外部からの肌への刺激にも強くなるのです。化粧水などの、スキンケア用品の注目成分です。化粧水でも補えますが、エレクトロポレーションなら確実に浸透させられます。

梅田すずらんクリニックでは「うるおいセット(スプリングメニュー)」「レナトスTaプラス(ケアシスSメニュー)」をご用意しています。

赤ら顔の軽減

赤ら顔の原因はさまざまですが、エレクトロポレーションでは、以下のような原因で生じた赤ら顔の軽減に役立ちます。

  • 乾燥によるもの
  • 肌の炎症によるもの

赤ら顔のもうひとつの原因として「毛細血管の拡張によるもの」があります。毛細血管が原因の赤ら顔には、IPL光治療・Qスイッチヤグレーザーがおすすめです。

導入成分働き
セラミド皮膚の上皮にある角質層の角層細胞の間を埋める成分で、水分を保持し細胞同士を連結させている。セラミドを導入することで、肌のキメが整い肌荒れ・肌の乾燥を予防する。上皮のコンディションが整い、バリア機能も高まる。
ビタミンE美白・抗酸化作用・抗炎症作用により、肌のターンオーバーを促進し、肌の赤み・乾燥を防ぐ。
ビタミンB12細胞の分裂・成長に必要な栄養素。エレクトロポレーションによる導入で、ヘモグロビンの生成を促進し、血流促進・抗炎症作用の効果が期待できる。肌の赤みの改善も。

赤ら顔の原因である乾燥に対して、セラミドを導入することで肌のバリア機能が高まります。乾燥しにくい肌への、変化を促します。ビタミンE・B12の抗炎症作用と抗酸化作用により、肌の炎症の軽減が期待できます。

肌の炎症がエレクトロポレーションで緩和され、皮膚のターンオーバーが正常化すると、乾燥・炎症が原因の赤ら顔になりにくい肌に変わります。初回の感触が良い場合は、1ヵ月おきに何度か施術を受けると変化を実感しやすくなります。

エレクトロポレーションが効果を発揮するしくみ

エレクトロポレーション 何に効く

エレクトロポレーション(電気穿孔法)は、電気パルスによって細胞膜に極小の孔(あな)を開け、美容成分を皮下に透過させる施術です。

そもそもエレクトポレーションは20年以上前から、がんの治療に使われていた経緯があります。どのように、美容医療に応用されるようになったかを紹介します。

エレクトロポレーションはがん治療から生まれた技術

エレクトロポレーションは、遺伝子研究から考え出された技術です。電気の力で開けた細胞膜の孔に抗がん剤を注入し、がん細胞を死滅させるがんの治療法です。

現在でも抗がん剤を利用した化学療法や、DNAなどの治療分子を取り込ませるために、がん治療に利用されています。

がん治療の保険適応外ですが「樹状細胞ワクチン療法」の抗原を、細胞に取り込ませるためにも、エレクトロポレーションの細胞膜に孔を開ける技術が活用されています。

美容医療で応用されたエレクトロポレーションのしくみ

皮膚の外側には角質層があり、細菌の侵入を防御したり、異物の侵入を防いだりしています。角質層のバリア機能によって、皮下組織が保護されているのです。

角質層の特性により、皮膚に直接コラーゲンを塗っても、皮下に浸透させることができません。分子が大きく、角質層に侵入できないからです。この問題を解決したのが、エレクトロポレーションの技術です。細胞膜に微細な孔を開け、大きな分子の成分を皮下組織に浸透させることが可能になりました。

導入できる成分が圧倒的に増加したことで、エレクトロポレーションの適応の幅が広がりました。「成長因子」や「幹細胞」の導入が注目され、人気上昇中です。

医療用エレクトロポレーション機器とエステ・家庭用機器の効果の違い

エレクトロポレーション 何に効く

エステや家庭用のエレクトロポレーション機器は、医療用のエレクトロポレーション機器と異なります。専門知識・医師の管理・施術経験などの面で、エステには限界があります。医師・看護師といった、医療行為を許可された施術者がいるかどうかがポイントです。

医師は医学的知識のゆえに、エステや家庭では行えない「医療行為」が可能です。例えば、医療機関ではレーザー脱毛が可能ですが、エステや家庭用の脱毛器は光脱毛という、細胞を破壊しない程度の脱毛器しか使用できません。同様に医療用エレクトロポレーションとエステ・家庭用機器にも違いがあります。

エステ・家庭用機器は電気出力が弱い

エステ・家庭用のエレクトロポレーション機器は、医療機関専用機器より電気出力が弱いのが特徴です。電気パルスが弱いと、皮下組織の深部まで有効成分を届けられません。エステ・家庭用機器では、医療機関専用機器と同じ効果は期待できないということです。

1回の施術で変化を期待するなら、美容皮膚科などの医療機関で施術を受けることをおすすめします。特に結婚式への参加など、イベントに向けてエレクトロポレーションをしたいと思っている場合は、迷わず医療機関での施術を選びましょう。

医療ならより有効成分が多く含まれた薬剤が使用できる

医療機関では、エステや家庭での使用が許可されていない成分を含んだ導入剤を、使用できます。医師の指示により、より強い作用の有効成分が入った薬剤が、使用可能になるからです。例えば、医療機関では幹細胞導入で「幹細胞」そのものを使用できますが、エステでは幹細胞を培養するときに分泌される「ヒト由来幹細胞培養液」しか使えません。

より高い効果を求めるなら、エレクトロポレーションを家庭用機器やエステで受けるのではなく、医療機関で受けましょう。

エレクトロポレーションとイオン導入はどう違う?

エレクトロポレーション 何に効く

エレクトロポレーションと似た施術に、イオン導入があります。エレクトロポレーションもイオン導入も、肌に美容成分を浸透させる点は同じです。しかしイオン導入には、エレクトロポレーションを越えられない2つの違いがあります。

  • 浸透させられる成分
  • 美容成分の浸透率

上記の2つの違いが、エレクトロポレーションとイオン導入の大きな違いです。より詳しく解説します。

浸透させられる成分が違う

エレクトロポレーションとイオン導入では、浸透させられる成分に違いがあります。

イオン導入とは、顔の皮膚に微弱な電流を流し、皮下組織にイオン化した美容成分を浸透させる美容法です。イオン化できる美容成分はイオン導入で浸透できますが、イオン化できない分子の大きな成分は、イオン導入では浸透できません。例えば、ヒアルロン酸・コラーゲンなどはイオン導入では浸透しないのです。

有効成分のイオン化が必要なイオン導入とは異なり、エレクトロポレーションは分子の大きな有効成分を浸透させられます。

美容成分の浸透率が違う

エレクトロポレーションとイオン導入では、美容成分の浸透率も異なります。イオン導入は表皮のレベルまでしか浸透しませんが、エレクトロポレーションは真皮のレベルまで深く有効成分を浸透させることが可能です。

「エレクトロポレーションの浸透率は、イオン導入の20倍!」という、エレクトロポレーションの謳い文句を目にされた方は、多いのではないでしょうか。エレクトロポレーションは皮膚に一時的に小さな孔を開けるため、イオン導入とは比べ物にならない浸透率を得られるのです。

余談ですが、イオン導入のイオン化により肌のphに変化が生じ、刺激となる場合があります。健康な肌のphは、4.5〜6.0の弱酸性です。イオン導入は導入する成分によって、マイナスで導入するかプラスで導入するかを決定します。アルカリ性の成分を導入すると、肌のphが一時的に変化し負担になる場合があります。肌のphに影響がないという意味で、エレクトロポレーションはイオン導入よりマイルドな施術です。

エレクトロポレーションの圧倒的な魅力

エレクトロポレーション 何に効く

エレクトロポレーションは、これまで美容医療をあまり経験したことがない方にも、おすすめのメニューです。理由は、以下の3点です。

  • ダウンタイムがほぼない!
  • 感染のリスクが低い!
  • ほかの美容治療と組み合わせると効果的!

ひとつずつ、お伝えします。

ダウンタイムがほぼない!

美容施術には何かとダウンタイムがつきものと考えがちですが、エレクトロポレーションはダウンタイムがほぼありません。エレクトロポレーションはダーマペンなどとは異なり、肌に針を刺して美容成分を浸透させるわけではありません。「ノーニードルセラピー」ともいわれており、肌への侵襲が少ないのが特徴です。電気パルスで開けた小さな孔も、数秒から数分でふさがります。

稀に導入剤に反応して、乾燥・赤み・色素沈着・かゆみ・皮膚炎が生じることがあります。

感染のリスクが低い!

感染のリスクが低いというのは、肌に刺激を与えるに際してとても重要です。メスをいれるような外科手術や注射は、皮下に侵襲するため感染のリスクがあります。しかしエレクトロポレーションはノーニードルセラピーですから、出血することもありません。

ヒアルロン酸注射でチクチク皮下に注入する方法もありますが、エレクトロポレーションなら少しピリピリ感を感じる場合もありますが、ほぼ無痛でヒアルロン酸を真皮まで導入できます。痛みがほぼ無く、感染のリスクが低いとなれば、だんぜんおすすめするのはエレクトロポレーションです。

ほかの美容治療と組み合わせると効果的!

エレクトロポレーションには「クライオハンドピース」を搭載した機種があります。クライオとは、ハンドピースの肌に触れる部分の温度を45℃から-25℃に温度調節すると同時に、エレクトロポレーション導入ができる機能です。つまり、ほかの施術の後にエレクトロポレーションを組み合わせることで、クーリングになります。さらに美容成分もしっかり浸透させられるという、いいとこ取りです。

以下のような施術と組み合わせるのがおすすめです。

  • 医療レーザー脱毛
  • IPL光治療
  • レーザーシミ取り

上記の3つはどれも、施術に熱エネルギーが発生する美容法です。熱で「攻める」治療を行った後に、エレクトロポレーションで肌をひんやり「落ち着かせて」美容成分も浸透させるのはいかがでしょうか。

エレクトロポレーションの効果・持続期間は?

エレクトロポレーション 何に効く

エレクトロポレーションの効果は、1回の施術でも実感できます。(個人差があります)肌のハリ・毛穴の開き・深刻な乾燥の改善を期待するなら、複数回の施術がおすすめです。目安は1週間〜10日おきに4〜6回の施術で、肌の感触の違いを実感しやすくなります。肌の乾燥や肌荒れが改善しターンオーバーが整ってくれば、施術頻度を落としても、コンディションを維持しやすくなります。

とはいえエレクトロポレーションは、1回の施術で効果が期待でき、実施直後から長ければ1ヵ月ほど持続期間があります。今まであまり美容医療を経験する機会がなかった方には、ダウンタイムがほぼなしのエレクトロポレーションがおすすめです。

エレクトロポレーション施術後の注意点

エレクトロポレーション 何に効く

エレクトロポレーションの施術を受けた後に注意する点は、保湿ケア・紫外線対策です。電気パルスで一時的とはいえ小さな孔を開けたため、肌が普段よりデリケートになっています。上皮のバリア機能も、低下します。皮下の水分を失いやすく、紫外線の刺激に弱い状態です。日傘・帽子・マスク・日焼け止めクリームなどを活用して、紫外線対策を行いましょう。

エレクトロポレーションは、ダウンタイムがほぼありません。導入剤による肌の赤みなどの症状がなければ、施術直後からメイク・洗顔・入浴・運動・飲酒が可能です。ダウンタイムを気にせず、思い立ったときに施術を受けやすいのもエレクトロポレーションのメリットです。

エレクトロポレーションを受けられないケース

エレクトロポレーション 何に効く

エレクトロポレーションは、肌のタイプを選ばず施術が受けられる美容法のひとつですが、以下に当てはまる方は診察時に施術が難しいと判断されることがあります。

  • 妊娠中・授乳中の場合
  • ペースメーカー・内部除細動器の埋め込みをされている場合
  • インプラントなど体内に金属を埋め込んでいる場合
  • 皮膚に傷・化膿・疾患の症状のある場合
  • 心臓病・糖尿病などの既往歴がある場合
  • 悪性腫瘍・悪性腫瘍の疑いがある場合
  • 出血傾向のある場合
  • ケロイド体質
  • 過度の日焼け・症状がある場合

上記以外にも治療中の疾患がある・体調が万全でない・アレルギー体質のケースでは、医師の診察により、施術が受けられない可能性があります。診察時に説明を聞き、気になる点は遠慮せず医師に尋ねましょう。

エレクトロポレーションで効果的とされている薬剤

初めの方でいくつか効果的とされている導入成分をご紹介しましたが、改めてまとめてお伝えします。

導入成分働き
トラネキサム酸メラノサイト細胞の活性化を抑制するため、メラニン生成が抑えられる。特に肝斑に効果的とされている成分。シミ・炎症後色素沈着の色が徐々に薄くなる。
ビタミンCメラノサイト細胞のメラニン生成を抑制し、シミ・そばかす・肝斑の予防が期待できる。また抗酸化作用により、活性酸素の影響を抑えシミ・くすみを軽減する。
APPS(ビタミンC誘導体)油と水の両方になじむビタミンCの誘導体。
ビタミンE美白・抗酸化作用・抗炎症作用により、肌のターンオーバーを促進し、肌の赤み・乾燥を防ぐ。
ビタミンB12細胞の分裂・成長に必要な栄養素。エレクトロポレーションによる導入で、ヘモグロビンの生成を促進し、血流促進・抗炎症作用の効果が期待できる。肌の赤みの改善も。
グリシルグリシン肌の角質層に存在するペプチドのひとつ。毛穴の収縮・保湿・抗炎症作用を持つ。高い保湿力もあり、肌のイオンバランスを整える。
ヒアルロン酸ヒトの体内に存在する保湿物質。真皮のコラーゲンやエラスチンの隙間を埋め、肌のハリ・保水力を高める。
プロテオグリカン「糖タンパク質」と呼ばれる、糖とタンパク質の複合体。高い保水性を持ち、肌のハリを保つ。
マンガンサレン肌の表面にバリアを張り、乾燥から肌を守る。
アルジルリン植物由来のアミノ酸。表情じわの原因となる物質の分泌を、抑制する作用が期待される。
グリチルリン酸抗炎症作用・抗アレルギー作用により、肌荒れに対する効果が期待される。
コラーゲン真皮に多く存在し、肌のハリを保つ成分。コラーゲンの増加により、乾燥・小じわ・たるみが軽減する。
セラミド皮膚の上皮にある角質層の角層細胞の間を埋める成分で、水分を保持し細胞同士を連結させている。セラミドを導入することで、肌のキメが整い肌荒れ・肌の乾燥を予防する。上皮のコンディションが整い、バリア機能も高まる。
成長因子種類がさまざまあるが、抗酸化作用やアンチエイジング作用をもたらす。

最近、エレクトロポレーションで注目されているのが「成長因子」です。成長因子は医療用導入剤で、ヒトの幹細胞から抽出された成分を含みます。

成長因子に期待される効果には、以下のようなものがあります。

  • 細胞の再生・修復の促進
  • 肌のターンオーバーの活性化
  • コラーゲン・エラスチン線維の生成促進
  • 抗炎症作用

成長因子をエレクトロポレーションで導入し効果が発揮されると、肌荒れの改善・新陳代謝の活性・肌トーンが明るくなる・しわやたるみの予防につながります。さすが、医療用導入剤です。

梅田すずらんクリニックの導入剤はバリエーション豊富!

梅田すずらんクリニックには2種類のエレクトロポレーション機器があります。「ケアシスS」と「スプリング」です。それぞれのメニューを紹介します。

「ケアシスS」を使用したメニュー

ケアシスSは、医療機関専用機器です。導入剤に含まれる有効成分も作用が強いものを使用できます。ケアシスSでは「レナトスTaプラス」と「ペップビュー」の2種類の導入剤が、選択可能です。

それぞれに含まれる成分は、以下の通りです。

レナトスTaプラス

成分トラネキサム酸
アスコルビン酸Na
ヒアルロン酸

肌のトーンを明るくしたい方、シミ・くすみにお悩みの方、肌の透明感を上げたい方におすすめです。

ペップビュー

成分成長因子
ビタミンC
アルブチン
アルジルリン

肌のハリ・ツヤが欲しい方、肌のターンオーバーの正常化を図りたい方、ほかの施術後のアフターケアをしたい方におすすめです。

「スプリング」を使用したメニュー

スプリングでは、肌の悩みごとに有効成分を配合した導入剤を使用します。

各メニューと成分は、以下のとおりです。

スプリングメニュー成分
アンチエイジングセットビタミンE・ビタミンC・コラーゲン
うるおいセットプロテオグリカン・セラミド・コラーゲン
シミ肝斑セットトラネキサム酸・ビタミンC・ビタミンE・コラーゲン
毛穴セットコラーゲン・プロテオグリカン・ビタミンC
赤ら顔セットセラミド・ビタミンE・ビタミンB12

スプリングもケアシスSと同様に冷却機能を搭載した、クライオハンドピースを搭載しています。クライオハンドピースを最大限に活用する一例として、施術の前半は肌を温めながらの導入で血流促進・リラクゼーション効果を狙います。十分に成分が浸透したタイミングで、冷却機能を使用し末梢の毛細血管を収縮させ、肌を引き締めるといったアプローチが可能です。

ダウンタイムが生じやすい施術と、エレクトロポレーションの冷却機能を組み合わせて、クーリングを図る方法もおすすめです。

エレクトロポレーションの効果を試すなら梅田すずらんクリニック

さまざまな美容法の中から、エレクトロポレーションを紹介しました。エレクトロポレーションは、ダウンタイムがほぼありません。ダーマペンやレーザー治療のように、皮下組織に傷を作らないからです。傷を作らないというのは、感染のリスクの低さと直結します。

マイルドな施術でありながら、イオン導入より効率的です。肌の悩みにあった美容成分をエレクトロポレーションで導入して、くすみ・シミなどの肌トーンの悩みや毛穴問題、肌のハリ・ツヤ・赤ら顔・乾燥肌をチェンジアップしませんか?近づくイベントに向けて、お肌の調子を上げて気分も盛り上げていきましょう!

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