2025年11月30日
エレクトロポレーションに危険性はある?副作用や避けたほうが良いケースを解説
エレクトロポレーションに興味はあるものの「電気で肌に隙間を作る」と聞くと、「危険性はないの?」「副作用が怖い」と不安に感じる人もいるかもしれません。
結論から言うと、エレクトロポレーションは注射針や熱を使わないため、痛みやダウンタイムがほとんどない、安全性の高い施術です。
ただし、危険性が全くないわけではありません。導入する薬剤へのアレルギー反応など、あらかじめ知っておきたい注意点もあります。
この記事では、エレクトロポレーションで起こり得る副作用や、施術を避けるべきケース、そして危険性・失敗を避けて安全に効果を実感するためのポイントを解説します。
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目次
そもそもエレクトロポレーションとは

エレクトロポレーションとは、特殊な電気パルス(電流)を肌に流すことで、一時的に皮膚の細胞間に微細な隙間(通り道)を作り出す施術です。この隙間から、通常では浸透しにくい高分子の美容成分(ヒアルロン酸やコラーゲンなど)やイオン化しない成分を、肌の奥深く(真皮層)まで直接届けます。
注射針や熱を使わないため、痛みやダウンタイムがほぼない、危険性の低い施術として人気です。しかし、「電気で皮膚に隙間を作る」と聞くと不安になる方も多いでしょう。
安全性が高いと言われる一方で、起こり得る副作用について知っておくことは大切です。次のセクションでは、その点を詳しく掘り下げていきます。
ちなみに「ケアシスS」は、このエレクトロポレーション技術に強力な冷却(クライオ)技術を組み合わせた医療用の施術です。関連記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
✅️ 合わせて読みたい:ケアシスS(エレクトロポレーション)の効果とは?エステと医療の違いも解説
エレクトロポレーションに危険性はある?起こり得る副作用

エレクトロポレーションは安全性が高い施術ですが、危険性がゼロではありません。まれに副作用が起こる可能性があり、特にアレルギー反応は注意が必要です。どのようなリスクがあるのか解説します。
施術中のピリつき
エレクトロポレーションは、施術中に肌へ微弱な電気を流します。そのため、人によってはピリピリとした刺激や、ムズムズするような感覚を覚えることがあります。これは電気パルスによるもので、多くの場合、危険なものではありません。痛みというより、くすぐったいと感じる方もいます。
ただし、銀歯や歯科矯正器具など口腔内に金属があると、その周辺で刺激を強く感じやすくなる可能性があります。有名な口コミサイトでも「エレクトロポレーションは銀歯のあたりに電流のゾワゾワした感じあるものの、痛みなどは全くありませんでした」という投稿が見られました。
もし我慢できない不快感があれば、危険を避けるためにも遠慮せず施術者に申し出てください。機器の出力を調整してもらえます。
赤み・ほてり
施術後に肌が赤くなる、ほてりを感じるといった反応が出る場合があります。電気刺激によって一時的に血行が促されるため起こりやすいもので、時間の経過とともに落ち着くことがほとんどです。
乾燥や敏感肌の方ではやや目立ちやすい傾向がありますが、強い炎症を伴わない限り、生活に支障が出るようなことはあまりありません。冷却を行うことで早めに落ち着くこともあります。
しかし、赤みやほてりが翌日以降も引かない、あるいはかゆみや腫れを伴う場合は、アレルギー反応なども考えられます。速やかに施術を受けたクリニックへ相談してください。
色素沈着
エレクトロポレーションの施術自体が、直接的な原因となって色素沈着を引き起こす危険性は、あまり考えられません。レーザーのように熱エネルギーを加えたり、肌を傷つけたりする施術ではないため、シミの原因となるメラノサイトを刺激する心配は不要です。
ただし、施術後のケア不足には危険性があります。施術後の肌はデリケートで、紫外線の影響を受けやすい状態です。この状態で保湿や紫外線対策を怠ると、日焼けによる色素沈着のリスクが高まります。アフターケアは徹底しましょう。
導入する美容液によるアレルギー反応
エレクトロポレーションの副作用の中でも特に注意すべきなのが、導入する美容液によるアレルギー反応です。施術自体は安全でも、肌に合わない成分を肌の奥深くまで浸透させれば、皮膚トラブルの原因となります。
施術の特性上、通常は肌表面のバリア機能によってブロックされる成分が内部に浸透するため、その成分が肌に合わないとアレルギー反応(赤み、腫れ、かゆみ等)を引き起こす可能性があります。
アレルギー体質の方や化粧品でかぶれた経験がある方は、危険性を回避するため、カウンセリングで必ず医師に伝えておくようにしましょう。
エレクトロポレーションの施術を避けたほうが良いケース

体調や肌の状態によっては、エレクトロポレーションの施術を受けられないケースがあります。自分が該当しないか確認してください。
皮膚炎が出ている
施術を受けたい部位に、皮膚炎の症状が出ているときは、エレクトロポレーションを受けることはできません。例えば、アトピー性皮膚炎の悪化、かぶれ(接触皮膚炎)、炎症がひどいニキビなどがある状態がこれに該当します。
皮膚炎を起こしている肌は、バリア機能が著しく低下しており、非常に敏感になっています。その状態で電気の刺激を与えたり、美容成分を浸透させたりすると、症状がさらに悪化してしまう危険性があります。
まずは皮膚炎の治療を優先し、肌の状態が完全に落ち着いてから施術を検討するようにしましょう。施術が可能かどうかは、医師の診断を仰いでください。
妊娠中・授乳中
妊娠中・授乳中の方は、原則としてエレクトロポレーションの施術を受けることができません。多くの美容クリニックで安全性を考慮し禁忌事項として定められています。
理由として、施術で使用する微弱な電流や、肌の奥に導入する美容成分が、母体や胎児・乳児へどのような影響を及ぼすか、その安全性が確立されていないためです。また、妊娠中はホルモンバランスが不安定で、肌トラブルを招く危険性もあります。
万が一の危険性を避けるため、施術は出産・授乳が完全に終了し、体調が安定してから検討するようにしてください。
金属アレルギーや特定の持病がある人
金属アレルギーがある方や特定の持病がある方は、施術が受けられないケースや、特に慎重な判断が必要です。これらに該当する方が施術を受けると、重大な危険性に繋がる恐れがあります。
特に、ペースメーカーや体内に金属を埋め込んでいる方は、電流が悪影響を及ぼすリスクがあるため厳禁です。また、てんかん発作の既往、重度の糖尿病、心疾患、自己免疫疾患がある方も、施術の刺激が体に影響する可能性があるため受けられません。
カウンセリング時には自分の健康状態、アレルギー歴、既往歴、服用中の薬について、正確に医師へ報告しておきましょう。
エレクトロポレーションの危険性・失敗を避けるために

安全にエレクトロポレーションの施術を受け、期待した効果を得るために、クリニック選びから施術後のケアまで、失敗しないためのポイントをご紹介します。
信頼できる美容クリニックを選ぶ
まずは何より、信頼できる医療機関(美容クリニック・皮膚科)を選びましょう。エステサロンでも同様の施術を受けられることがありますが、医療機関には医師が常駐しています。
万が一、アレルギー反応などの肌トラブルが発生した際も、医師による迅速な診断と適切な処置を受けられる安心感があります。また、医療機関で扱う機器や薬剤の方が、出力や品質、安全管理の面で信頼性が高いといえます。
クリニックの実績や口コミ、カウンセリングの丁寧さなどを確認し、「ここなら任せられる」と感じる場所を選ぶことが失敗しないためには必要です。
適切な施術頻度を守る(やりすぎない)
早く効果を実感したいからといって、施術を短期間に詰め込みすぎるのは逆効果です。いわゆる「やりすぎ」は、かえって肌トラブルを招く危険性があるため、推奨される施術頻度を必ず守ってください。
頻繁すぎる施術は、肌本来が持つバリア機能や自己回復力を低下させてしまう可能性があります。肌が常に刺激にさらされることで、かえって乾燥肌や敏感肌を助長し、赤みや炎症を引き起こすことも考えられます。
肌のターンオーバーに合わせて、通常は2週~1か月に1回程度の頻度が推奨されます。医師の診断のもと、肌状態に合った適切な間隔で施術を受けましょう。
施術後のアフターケア(保湿・紫外線対策)を徹底する
「色素沈着」の項目でも触れたように、エレクトロポレーションの施術後はアフターケアが非常に大切です。施術後の肌は、美容成分が浸透しやすい理想的な状態であると同時に、外部からの刺激には非常に敏感なデリケートな状態になっています。
特に肌が乾燥しやすくなっているため、いつも以上に念入りな保湿を心がけてください。保湿を徹底することは、導入した美容成分の効果を肌に閉じ込めて持続させ、一時的に不安定になっている肌のバリア機能をサポートする役割があります。
また、色素沈着の危険性を防ぐため、日焼け止めや日傘、帽子などによる紫外線対策も欠かせません。こうしたケアを徹底することが、施術効果を高め、あらゆる肌トラブルの危険性を抑える結果につながります。
家庭用エレクトロポレーション美顔器の危険性は?

最近は、家庭で手軽に使えるエレクトロポレーション機能付きの美顔器も増えています。クリニックで使用する医療機器と比べ、家庭用美顔器は安全性を最優先し、出力が非常に弱く設定されています。そのため、医療機関での施術に比べれば、重大な危険性は低いといえるでしょう。
しかし、危険性がゼロというわけではありません。手軽さゆえに、つい頻繁に使用してしまう、やりすぎには注意が必要です。推奨される頻度を超えた過度な使用は、かえって肌のバリア機能を低下させ、乾燥や肌荒れを招く危険性があります。
また、使用する美容液によるアレルギー反応のリスクも、クリニックと同様に存在します。機器本体の衛生管理を怠ると雑菌が繁殖し、肌トラブルの原因ともなってしまいます。説明書をよく読み、適切な使用方法と衛生管理を守りましょう。
エレクトロポレーションの危険性に関するよくある質問

エレクトロポレーションの危険性について、よく寄せられる質問をまとめています。
施術は痛いですか?危険な痛みはありませんか?
施術中に軽いピリつきを感じることがありますが、強い痛みが出るケースはほとんどありません。違和感があれば出力を調整できるため、危険な痛みに発展することはほぼありません。
ダウンタイムはありますか?施術直後にメイクはできますか?
ダウンタイムはほとんどなく、赤みが出ても短時間で落ち着くことが多いです。メイクも当日から可能ですが、刺激を避けるために肌が落ち着いてから行う方が安心です。
肝斑が悪化する危険性はありますか?
エレクトロポレーション自体で肝斑が悪化することはあまりありません。ただし、導入する美容成分や肌状態によって反応が出る可能性があるため、肝斑がある方は事前に相談し、成分を慎重に選ぶことが望ましいです。
まとめ
今回は、エレクトロポレーションの危険性や副作用について解説しました。結論として、エレクトロポレーションは針や熱を使わないため、痛みやダウンタイムがほとんどない安全性の高い施術です。
ただし、導入する美容液に対するアレルギー反応や禁忌事項には十分な注意が必要です。また、良かれと思ってのやりすぎも、かえって肌の負担となるため避けましょう。
これらのポイントさえ押さえれば、エレクトロポレーションは決して怖い施術ではありません。
梅田すずらんクリニックでは、施術前のカウンセリングを重視し、患者様の不安や疑問に丁寧にお答えしています。大阪梅田でエレクトロポレーションをご希望の方は、ぜひ当クリニックへご相談ください。
