2025年1月22日
20代から始めるシミ対策!未来の美肌を守る基本ケアと治療法

「私、まだ20代なのにシミが気になり始めて…」
「これってもう対策した方がいいのかな?」
最近では、20代からシミケアを始める方が増えています。実際、シミの原因となる紫外線や肌への刺激は、若いうちから私たちの肌に影響を与えているのです。
この記事では、20代の方に向けて、シミの原因や種類、効果的な対策方法について詳しく解説します。早めの対策で、将来の美肌を手に入れましょう。
また、大阪・梅田でシミ治療をご検討の方は、ぜひ梅田すずらんクリニックにご相談ください。20代の方でも気軽に相談できる雰囲気で、経験豊富な医師があなたに合った治療法をご提案いたします。
目次
20代でもシミのケアは必要?
シミは「できてから」対策を始めるよりも、早めのケアを始めるのがベストです。一度できてしまったシミを完全に消すのは、とても難しいからです。
20代は、将来のシミを「予防」できる大切な時期です。通学や通勤での外出、友達とのお出かけ、レジャーなど、紫外線を浴びる機会が多く、この紫外線との接触が将来のシミの原因となってしまいます。
また、20代特有の生活習慣も要注意です。夜更かしや不規則な食生活、忙しさによる睡眠不足は肌の回復力を低下させ、シミができやすい肌質に導きます。さらに、ニキビ跡が正しくケアされないとシミに変化したり、メイクの落とし方が雑だと肌に負担がかかり、将来のシミの原因になることも。
そのため、20代のうちから日焼け止めの使用や丁寧なメイク落とし、保湿ケアなどの基本的なケアを始めることが大切です。「若いからまだ大丈夫」ではなく、「若いからこそできる予防」という考え方が、将来の美肌づくりのカギとなります。
20代のシミの原因

シミの原因は、私たちの何気ない毎日の生活の中に隠れています。「まだ若いから大丈夫」と思いがちですが、日常的な習慣が少しずつ肌に影響を与えているのです。
ここでは、20代のうちから知っておきたい3つのシミの原因について、詳しく解説していきます。
紫外線ダメージの蓄積
20代の肌は見るからに健康的で、日焼けしても「すぐに元に戻るから大丈夫」と思いがちです。確かに、この年代は肌の新陳代謝が活発で回復力も高いでしょう。
しかし、紫外線のダメージは目には見えないところでじわじわと肌の奥に溜まっていきます。10代や学生時代に部活動や海、アウトドアなどで日差しを浴びていた経験がある方ほど、その影響が後になって現れやすいのです。
また、20代の過ごし方が30代以降の肌を大きく左右します。若いからと紫外線対策を怠ると、それが将来の「肌の負債」となって現れてきます。今の紫外線ケアの手抜きが、数年後に「あの時もっとケアしておけば…」という後悔に繋がりかねません。
ホルモンバランスや生活習慣
20代は体調が比較的安定している年代ですが、就活や仕事、恋愛など多くの環境の変化を経験することで、ストレスが溜まりやすい時期でもあります。そのストレスや疲れから夜更かしが続いたり、食事が偏ってしまったりすると、ホルモンバランスが乱れることもあります。
ホルモンバランスの乱れは、肌に大きく影響するものです。私たちの肌は定期的に生まれ変わっているのですが、生活が不規則になると、この肌の生まれ変わりのリズム(ターンオーバー)が遅くなってしまいます。すると、メラニン色素が肌に残りやすくなり、シミの原因となります。
特に女性の場合は生理周期によってもホルモンバランスが変化するので、より注意が必要です。この時期に色素沈着(シミのもと)ができやすくなることもあります。
摩擦や刺激
メイクをする機会が増える20代。特に気をつけたいのが、メイク落としの際の強いこすり洗いです。クレンジングでゴシゴシと力を入れたり、濡れたタオルで何度も拭いたりする習慣は、実は肌に大きな負担をかけています。
また、スマートフォンの画面を頬と肩の間に挟んだり、仕事や勉強中に無意識に顔を手で支えたり、疲れた目をこすったりする習慣も注意が必要。これらの何気ない動作が、毎日肌に刺激を与えているのです。マスクの摩擦や、強すぎる洗顔料の使用も肌への刺激となります。
このような日々の小さな刺激は、一回一回は大したことがないように感じますが、繰り返されることで肌の炎症を引き起こし、それがシミの原因となってしまうこともあります。
20代で見られるシミの種類

シミは年齢や症状によってさまざまな種類があります。以下では、20代の女性に多く見られる4つのシミについて紹介します。
老人性色素斑
日焼け後にできる老人性色素斑。「 えっ、老人性って…?」 と思うかもしれませんが、これは紫外線を浴び続けることでメラニン色素が過剰に作られ、シミとして肌に残ってしまうものです。
10代や学生時代に日焼け止めを使わずに外で遊ぶ機会が多いと、紫外線ダメージが蓄積され、20代後半頃からポツポツと目立つようになることがあります。
老人性色素斑は頬やおでこ、手の甲など紫外線を浴びやすい場所にできやすい特徴があります。紫外線対策を怠らないことが予防の鍵です。
そばかす
そばかすは、遺伝的な要因が強いシミの一種です。生まれつき目立つ方もいれば、後天的に増えるケースもあります。また、紫外線の影響も受けるため、日差しが強くなると濃くなって冬は薄くなる…そんな変化を感じている方もいるかもしれません。
そばかすは頬やおでこに左右対称に出やすく、最近話題の肝斑(かんぱん)と間違えやすいシミでもあります。健康上の問題はありませんが、「濃く見えるのが気になる」と感じる場合もあるでしょう。そんなときは日焼け対策をしっかりすることで、色の濃さをある程度コントロールすることができます。
炎症後色素沈着
ニキビや肌荒れの跡が、いつまでも茶色く残ってしまった経験はありませんか?これが炎症後色素沈着です。20代はホルモンバランスや不規則な生活の影響でニキビができやすい時期でもあるため、このタイプのシミができることがあります。
また、自己処理によるムダ毛ケアや、摩擦、怪我なども原因になることがあります。メイクで隠そうとゴシゴシ下地を塗ったり、「早く消したい!」と強めの化粧品を使いすぎたりする行為も、かえって炎症を起こして色素沈着を濃くしてしまう原因になりかねないため、注意してください。
炎症後色素沈着は比較的薄くなりやすいといわれていますが、積極的にターンオーバーを促すため、保湿や栄養バランスのとれた食事を意識することが大切です。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
「最近、なんだか顔色が悪いって言われる…」「化粧のノリが悪くなった気がする」
これはもしかしたら、ADMが原因かもしれません。ADMとは聞き慣れない言葉かもしれませんが、頬骨あたりに左右対称に現れる青みがかった灰色や褐色のシミです。一般的には「アザ」の一種とされ、通常のシミとは異なり、肌の奥にある真皮層にメラニンが沈着しています。
ADMは10代後半〜30代前半の女性に多く見られ、紫外線だけでなく遺伝やホルモンの影響も関係しているといわれています。一般的な美白ケアでは改善が難しく、皮膚科でのレーザー治療が必要な場合があります。
20代向けのシミ対策

シミ対策というと難しく考えがちですが、20代からできることはたくさんあります。ここでは特に注目したい3つのポイント、「紫外線対策」「スキンケアの見直し」「生活習慣の改善」について、毎日の生活の中で無理なく取り入れられる方法を紹介していきます。
紫外線対策
紫外線はシミの最大の原因といわれていますが、では、どうやって肌を守れば良いのか、対策を見ていきましょう。
まず基本となるのは、日焼け止めを毎朝塗ることの習慣化です。忙しい朝は「今日くらいいいかな…」と後回しにしがち。そんなときは、化粧下地やファンデーションにUVカット効果の高いものを選ぶのもおすすめです。
急な外出には折りたたみ傘を持ち歩いたり、お気に入りのサングラスや帽子を見つけたりするのも良いでしょう。おしゃれのアイテムとして楽しみながら紫外線対策するのも効果的です。
また意外と見落としがちなのが、通勤・通学中の紫外線。電車やバスを待つ間、コンビニまでの往復、ランチタイムの外出…。短時間でも積み重なれば大きな影響となります。曇りの日でも紫外線は降り注いでいるので、日頃からの対策を心がけましょう。
スキンケアの見直し
スキンケアは、20代では「これで十分でしょ」と思い込みがちですが、肌への刺激を減らすことがシミ予防には欠かせません。クレンジングや洗顔でゴシゴシと擦ったり、刺激の強い成分を含む化粧品を使うことで、肌のバリア機能が弱まってしまいます。その結果、シミの原因になってしまうのです。
肌を優しく扱いながら、保湿をしっかり行いましょう。特に乾燥しがちな季節には、保湿成分が豊富に含まれた化粧水や美容液を選ぶと良いでしょう。また、スキンケアアイテムを選ぶ際に、ビタミンC誘導体やナイアシンアミドなどの成分が含まれたものを取り入れると、肌をトーンアップさせる効果が期待できます。
20代の肌には過剰なケアは必要ありませんが、シンプルで丁寧なスキンケアが未来の美肌を支えます。
生活習慣の改善
深夜まで続く残業、休日のイベント、スマートフォンを見ながらの就寝…。忙しい毎日を送る20代は、生活リズムが不規則になりがちです。でも、どんなに良いスキンケアを使っても、生活習慣が乱れていると肌への負担は避けられません。
睡眠不足は、肌のターンオーバーを遅らせ、シミが消えにくくなる原因となることは既に説明した通りです。コンビニ食やカフェ飲みが多くなりがちな食生活、仕事や人間関係でのストレスも、実は肌トラブルに密接に関わっています。
とはいえ、完璧な生活は難しいもの。できることから少しずつ始めてみましょう。例えば、寝る前のSNSチェックを30分短縮する、休憩時間に軽いストレッチをする、食事の際に野菜を一品プラスする…。
忙しい中でも、こうした小さな習慣の積み重ねが、シミ予防への近道となります。
20代のシミへの美容治療

最近では、20代でも始めやすい治療法が増えてきています。ここでは、レーザー治療から医療機関での処方薬まで、それぞれの特徴と費用をわかりやすく解説します。
あなたに合った治療法を見つけるためのポイントを、一緒に見ていきましょう。
シミ取りレーザー
シミの種類や深さに合わせて最適なレーザーを選べるのが特徴です。代表的なQスイッチYAGレーザーは、シミのメラニン色素だけを狙い撃ちできるため、周りの肌を傷つけることなくピンポイントで治療が可能。特に、はっきりとしたシミに効果的で、一度の治療で目に見えて薄くなることが期待できます。
治療時間は短く、1回10分程度。痛みは「輪ゴムではじかれる程度」と表現される方が多いです。施術後すぐにメイクもできるので、仕事帰りでも気軽に通えます。
費用は1回1万円前後から。シミの大きさや数によって変わってきますが、最近では治療個数に制限を設けないプランを用意しているクリニックもあります。気になるシミを一度にケアできるため、費用面でも効率的です。
光治療
「IPL光治療」とも呼ばれ、レーザーよりも広い範囲に弱めの光を当てて、シミを目立たなくする治療です。シミだけでなく、くすみや毛穴の開き、ニキビ跡なども同時にケアできるため、トータルな肌質改善を目指したい方におすすめです。
痛みもレーザーより軽く、「少しパチパチする程度」。ダウンタイムもほとんどないため、休日を使わずに治療できます。1回5,000〜6,000円程度からと比較的リーズナブルで、手が届きやすい価格設定です。
シミが広がる前に早めに対処しておけば、少ない範囲で済むため、結果的に費用を抑えることができるでしょう。
飲み薬・塗り薬
シミ治療には、レーザーや光治療以外にも、手軽に始められる飲み薬や塗り薬が用意されています。飲み薬には、メラニンの生成を抑える「トラネキサム酸」などがあり、内側からシミの改善をサポートします。
また、塗り薬には、シミを薄くするハイドロキノンやレチノール配合のものがあり、日々のスキンケアに取り入れるだけでシミケアができるのが特徴です。
これらは比較的費用が安く、数千円程度で処方してもらえる場合も多いため、20代でも負担を感じにくい方法といえます。こうした薬を使いながら紫外線対策を徹底することで、シミの予防効果も高まります。
大阪・梅田でシミ取り治療なら梅田すずらんクリニックにご相談を
20代はシミの「予防」が最も効果的な時期ですが、シミができてしまった場合には、早めに適切な治療を始めることが大切です。
シミが気になり始めた方には、当院でもさまざまな治療オプションをご用意しています。シミ取りレーザーや光治療はもちろん、お薬での治療まで、幅広い選択肢の中からベストな方法をお選びいただけます。
クリニックは梅田駅から徒歩圏内に位置し、通勤や通学の途中で気軽に立ち寄れる便利な立地です。まずはカウンセリングで、あなたのお肌の状態やご要望をじっくりとお伺いいたします。20代からのシミ治療をお考えの方は、お気軽にご相談ください。