2024年11月16日
エラボトックス注射で頬にたるみが生じる?原因と対処法を詳しく解説
「フェイスラインが気になっているけれど、エラボトックスを受けた後に頬がたるむかもしれないと聞いて不安…」そんな悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。
フェイスラインをシャープにしたいという願いと、施術後の変化に対する心配はよくあることです。特に、たるみやシワが出るリスクは気になるポイント。
この記事では、エラボトックス注射でたるみが生じる原因や対処法、失敗しないための方法について解説しています。
記事を読んで不安や疑問が残ったら、大阪でボトックス注射を実施している梅田すずらんクリニックにご相談ください。丁寧なカウンセリングを行った上で、安心して施術を受けていただけます。
目次
エラボトックス注射で頬にたるみが生じる?
すっきりしたフェイスラインを手に入れるためのエラボトックス注射ですが、頬にたるみが生じる可能性は確かにあります。
エラボトックスは咬筋に注射することで筋肉を萎縮させ、エラの張りを軽減する治療法です。しかし、咬筋が小さくなることで、表面の皮膚が余ってしまい、たるみとして現れることがあります。もともと咬筋が大きく発達している人や、年齢が高めの人に起こりやすい傾向があります。
特に40代・50代以上の人は、皮膚の弾力性が低下しており、若い世代と比べてたるみのリスクが高くなるため、注意してください。エラボトックスを検討する際は、経験豊富な医師に相談し、顔の状態や目的に合わせて、適切な投与量や注射部位を決定しましょう。
たるみ以外にも、エラボトックス注射のデメリットについて知りたい人は、関連記事をご覧ください。
エラボトックス注射で頬にたるみが生じる原因
エラボトックス注射そのものが、頬にたるみを生じさせることはありません。しかし、以下のような原因でたるみができてしまうことが考えられます。
- 加齢による皮膚のたるみ
- 顔の皮膚が薄い
- 頬がこけている
- ボトックス注射を打ち続けている
- 咬筋が発達している
これらについて詳しく見ていきましょう。
加齢による皮膚のたるみ
加齢とともに皮膚の弾力性は自然に低下します。コラーゲンやエラスチンなど皮膚のハリを支える成分が減少し、皮膚が緩んでくるため、重力によって皮膚が下がりやすくなるからです。特に40代以降になると、顔全体のボリュームが失われ、頬やフェイスラインがたるむことが多く見られます。
エラボトックスで咬筋が縮小すると、支える筋肉の減少により、たるみがさらに顕著になることがあります。このたるみは、加齢による自然な老化現象と、ボトックスの効果が合わさることで進行したものです。
顔の皮膚が薄い
顔の皮膚が薄い人は、エラボトックスによって咬筋が弱くなると、その下にある筋肉のボリュームが減少し、皮膚が余ってしまうことがあります。その結果、たるみやシワが強調されることになります。
肌にハリや厚みが少ない人は、こうしたたるみが一層顕著に現れ、顔全体の輪郭が変わって見えることもあるため、施術前には、皮膚の状態をしっかりと確認し、医師と相談することが大切です。
頬がこけている
もともと頬がこけている人は、頬に筋肉や脂肪が少ないため、ボトックスの影響でたるみが目立ちやすい傾向があります。最初から頬骨周辺の支えが弱い状態であるため、エラボトックスで咬筋が小さくなると支えが一層なくなり、顔の輪郭が崩れやすくなります。その結果、頬の皮膚が下がり、フェイスラインがぼやけることがあるのです。
このような人は、カウンセリング時にリスクや治療方針について詳しく確認する必要があります。必要に応じて他の治療と組み合わせることも検討する必要があるかもしれません。
エラボトックス注射で頬がこけるリスクについては、関連記事を参考にしてください。
ボトックス注射を打ち続けている
ボトックスを打ち続けること自体に大きな問題はありません。しかし施術頻度が高すぎると、筋肉が過度にリラックスしてしまい、皮膚が筋肉の支えを失うことにより、たるみが目立つようになることが懸念されます。
また、適量を超えた注入量も問題です。ボトックスが多量に注入されると、筋肉に対する効き目が強すぎて、エラの筋肉が過度に縮小してしまう可能性があります。これにより、筋肉が小さくなるだけでなく、周囲の皮膚が余ってしまい、たるみが生じることがあります。
適切な施術を行うためには、施術の間隔を十分に空け、注入量も慎重に管理することが大切です。
咬筋が発達している
咬筋が発達している、つまりエラの筋肉が大きく、強く発達している人の場合、ボトックスでこの筋肉を弱めると、その急激な変化によって皮膚がたるむことがあります。
咬筋はエラの部分の筋肉を強力に支えていますが、ボトックスによってその支えが弱くなると、皮膚が余りやすくなり、たるみが目立つようになります。特に、もともと筋肉が大きい人ほど、急激に筋肉が縮小すると皮膚がその変化に対応できず、たるみが発生するリスクが高いです。
エラボトックス注射で皮膚にたるみが生じたときの対処法は?
エラボトックス注射によって皮膚にたるみが生じた場合でも、その効果は永続的ではありません。ボトックスは一時的に筋肉の動きを抑えるものなので、時間が経過すると咬筋は徐々にもとの大きさに戻ります。
そのため、たるみが気になる場合でも、しばらく待つことで自然に改善されることが多く、特別な対処を必要としない場合がほとんどです。
ただし、たるみが気になる場合は、医師に相談して別のアプローチを検討することが有効です。例えば、ハイフ(HIFU)やポテンツァなどのリフトアップ治療が考えられます。
ハイフは超音波を使って肌の奥深くまで働きかけ、たるみを引き締める効果が期待でき、ポテンツァは高周波を利用して肌の再生を促進し、たるみの改善に寄与します。これらの治療を組み合わせることで、より早い改善が見込めるでしょう。
そもそもフェイスラインにたるみができる理由
フェイスラインのたるみは、複数の要因が絡み合って生じる現象です。主な原因として挙げられる表情筋の衰え、皮膚の乾燥、皮下脂肪の増加について、詳しく説明していきます。
表情筋の衰え
顔の表情を作るために使われる表情筋は、日常的に使わないと次第に弱くなっていきます。年齢を重ねるにつれて筋肉の衰えが進むため、フェイスラインがぼやけたり、頬が下がるように見えたりすることが多くなります。
普段の生活で人との交流が少なく、無表情で過ごす時間が長い人は、特に注意が必要です。人と活発に話したり、表情豊かに笑ったりする機会がないと、表情筋が衰えやすくなります。
皮膚の乾燥
皮膚の乾燥もたるみを生じさせる要因です。皮膚の真皮層には、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分が存在し、肌のハリや弾力を保っています。
しかし、加齢や紫外線などの外的要因によってこれらの成分が減少すると、皮膚の水分保持能力が低下し、乾燥が進みます。乾燥した皮膚は弾力性を失い、たるみやすくなるのです。
また、水分量が減って弾力を保つ構造を維持できなくなった皮膚には皮下脂肪が蓄積し、これが重力によって垂れ下がるため、さらにたるみが進行することとなります。
皮下脂肪の増加
皮下脂肪の増加もフェイスラインのたるみに関与します。皮下脂肪は適度にあることで肌にハリを与えますが、過剰に蓄積すると重力の影響を受けやすくなります。
特に、食生活の乱れや運動不足によって顔の皮下脂肪が増加すると、表情筋がその重さを支えきれなくなり、フェイスラインがたるむ原因となります。一方で、急激な減量によって皮下脂肪が減少しても、皮膚が余ってたるみの原因になることがあります。
エラボトックス注射で失敗しないために
エラボトックス注射の施術を受けて後悔しないためには、ダウンタイム中の過ごし方に気をつけることと、適切なクリニック選びが鍵を握ります。では、それらについて説明します。
ダウンタイムを長引かせる行為を控える
エラボトックスの失敗を避けるには、まずダウンタイムを長引かせる行為を控えることが重要です。ボトックス注射を受けた後、施術部位がデリケートな状態になるため、アフターケアが適切でないとダウンタイムが長引き、赤みや腫れが続く可能性があります。
施術直後の激しい運動や、長時間の入浴、飲酒などは血流が増加し、注射部位に炎症を引き起こすリスクが高まります。さらに、顔を強くこすったりマッサージをしたりすることも避けるべきです。
施術後は、医師の指示に従い、無理のない生活を心がけることが、ダウンタイムの短縮と効果の安定に繋がります。エラボトックス注射のダウンタイムついて詳しくは、関連記事でも説明しています。
アフターサポートが手厚いクリニックを選ぶ
エラボトックス注射は比較的安全な施術ですが、まれに副作用や予期せぬ結果が生じる可能性があります。そのため、施術後のフォローアップが充実したクリニックを選ぶことが賢明です。
具体的には、施術後の経過観察や相談窓口の設置、再施術の保証(無料での追加注入など)などが整っているクリニックが望ましいでしょう。
また、定期的なフォローアップ診察を行い、効果の持続期間や次回の施術タイミングについて適切なアドバイスを提供してくれるクリニックも、長期的な満足度を高める上で重要です。
エラボトックス注射なら梅田すずらんクリニックにお任せください
エラボトックス注射は、フェイスラインをシャープに整えるための有効な施術ですが、たるみが生じる場合もあります。年齢や皮膚の状態によって結果が異なるため、リスクを最小限に抑えるためには、信頼できるクリニックでの施術が欠かせません。
施術後のたるみやその他の変化が気になる場合でも、早期に適切なケアを行えば改善が期待できます。
梅田すずらんクリニックでは、施術前の丁寧なカウンセリングと施術後のフォローアップが充実しており、患者一人ひとりに合わせた最適な施術プランを提供しています。
大阪でエラボトックス注射を検討している方は、ぜひ梅田すずらんクリニックにお任せください。