2023年8月1日更新日:2024年5月29日

シミ取りレーザーで肝斑(かんぱん)は治療できる?肝斑の原因や治療法

シミ取りレーザーで肝斑(かんぱん)は治療できる?肝斑の原因や治療法|安く治療ができる【梅田すずらんクリニック】

肝斑(かんぱん)はシミと同じようなものであるため、シミ取りレーザーでも改善できると思っている方が多いのではないでしょうか。レーザーを用いた治療法はありますが、一般的なシミを取るためのレーザー出力は肝斑を悪化させる可能性があります。

肝斑に効果が期待できるのは、レーザートーニング治療の他にも内服療法やケミカルピーリングなど肝斑治療法は複数あります。この記事では、シミ取りレーザーの肝斑への効果や肝斑の原因、治療法などについて詳しく解説します。

肝斑(かんぱん)とは

シミ取りレーザーで肝斑(かんぱん)は治療できる?肝斑の原因や治療法|安く治療ができる【梅田すずらんクリニック】

肝斑(かんぱん)とは、頬や鼻の下、あごなどにできる薄い茶色のシミのようなものです。同じ大きさと形の色素斑が左右対称で現れます。女性ホルモンのバランスが関係しており、ホルモンバランスが乱れがちな30代後半~50代頃の女性に多くみられます。

肝斑の症状は、主に3つのタイプに分類できます。

  1. 頬骨に沿った帯状の肝斑
    広範囲に症状が現れることで顔の印象が暗く見える場合がある
  2. 頬骨に沿って細長く広がる肝斑
    日焼けによるシミを合併していることが多い
  3. 顔全体へ広がる肝斑
    小さく顔全体に広がったタイプで、大きさや位置が異なる場合がある

広範囲に広がるタイプの肝斑は、症状が現れる箇所に個人差があります。

肝斑とシミの違い

シミ取りレーザーで肝斑(かんぱん)は治療できる?肝斑の原因や治療法|安く治療ができる【梅田すずらんクリニック】

肝斑はシミの一種です。ただし、一般的にシミと呼ばれるものは加齢の影響が大きい「老人性色素斑」のことで、肝斑とさまざまな点に違いがあります。肝斑は、他のシミと同じレーザー治療を受けると悪化することもあるため、まずはシミの種類を特定しなければなりません。

肝斑と他のシミの違いについて詳しく見ていきましょう。

老人性色素斑との違い

老人性色素斑は、紫外線ダメージの蓄積によって生じるシミです。若くから蓄積されてきた紫外線ダメージが30代後半~40代頃にシミとして現れます。肝斑は左右対称に現れることがほとんどですが、老人性色素斑はそうとは限りません。また、老人性色素斑は肝斑と比べて輪郭がはっきりとしており、サイズも小さいものから大きいものまでさまざまです。

炎症性色素沈着

炎症性色素沈着は、ニキビや虫刺され、火傷などによる炎症の後に生じるシミです。加齢やホルモンバランスではなく、炎症が起きた際に生成されたメラニン色素が肌に沈着することで発生します。通常、メラニン色素は肌の新陳代謝で排出されるものですが、不規則な生活や間違ったスキンケアなどで十分に排出されなくなっていると、肌に沈着してシミが生じます。

対称性真皮メラノサイトーシス(ADM)

対称性真皮メラノサイトーシス(ADM)は、頬や額などに左右対称に現れる小さな円形のシミです。複数のシミが集合していたり広範囲に散らばっていたりします。肝斑と似ていますが、ホルモンバランスによって薄くなったり濃くなったりすることはほとんどありません。

肝斑の原因

シミ取りレーザーで肝斑(かんぱん)は治療できる?肝斑の原因や治療法|安く治療ができる【梅田すずらんクリニック】

肝斑の原因は、女性ホルモンのバランスが崩れることでメラノサイトが活性化し、メラニン色素の生産が増加することです。メラニン色素は、刺激や紫外線などから肌を守る役割を果たしているため、ホルモンバランスが崩れていない状態でも生成されます。

また、メラニン色素は新陳代謝によって自然に排出されるため、通常は肝斑になることはありません。しかし、メラニン色素が過剰に生成されている状態では新陳代謝による排出が追いつかなくなり、肌に沈着してしまうのです。

更年期のほか、妊娠中やピルの使用、ストレスなどでも女性ホルモンのバランスが変化します。さらに、日焼けによって悪化する場合があることから、慢性的な紫外線ダメージも肝斑の発生に関与しているといわれています。

肝斑の治療法

肝斑は、シミと同じくメラニン色素が肌に沈着したものです。そのため、メラニン色素の排出を促したり生成を抑えたりする治療で改善が期待できます。肝斑の主な治療法は次のとおりです。

薬物療法

肝斑には、メラニン色素の生成を抑えるトラネキサム酸やハイドロキノン、ビタミンC、ビタミンEが有効とされています。メラニン色素の生成を抑えることで、新陳代謝による排出によって改善が期待できます。

治療期間には個人差がありますが、2~3ヶ月ほど継続すると大きく改善するでしょう。ただし、肝斑を摩擦するとメラニン色素の生成が促され、治療効果を実感しにくくなる可能性があります。

紫外線を避けるために日傘や帽子、日焼け止めクリームなどを使いつつ、シェービングや洗顔時の肌の摩擦に注意しましょう。

レーザー治療

シミはレーザー治療で改善が期待できますが、肝斑は悪化することがあります。ただし、一部のレーザー機器であれば、肝斑の改善治療(レーザートーニング)が可能です。

梅田すずらんクリニックでシミの治療に採用されているQスイッチYAGレーザーは、532nmと1,064nmの2種類の短い波長と長い波長のレーザーを照射できるレーザー機器です。照射部に熱エネルギーを均一に与えることができる上、レーザーの熱エネルギーが肝斑のメラニン色素を分解することで、新陳代謝による自然排出を促します。

シミの治療にも使用できるため、肝斑とシミのどちらかわからない場合はQスイッチYAGレ-ザーを導入しているクリニックを受診するとよいでしょう。なお、QスイッチYAGレーザーはメラニン色素にのみ反応するため、周りの組織にダメージがほとんどありません。そのため、仕事や学業を理由にダウンタイムを避ける必要がある方も受けることができます。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、薬剤で皮膚の角質を除去する治療法です。使用する薬剤によって効果や副作用などが異なります。

一般的に用いられているフルーツ酸(AHA)を使用したケミカルピーリングは、2週間ごとに合計6回の治療を行います。薬剤を塗るとピリピリとしますが、強い痛みはありません。また、施術直後からメイクも可能なため、日常生活に影響を与えることなく治療できます。

トレチノイン酸を使用したケミカルピーリングは、フルーツ酸よりも高い効果が期待できる治療法です。ただし、約1ヶ月は剥がれた皮膚がボロボロと落ちて気になる可能性があります。いずれのケミカルピーリングも、外用薬や内服薬との併用が可能です。

肝斑に効果があるレーザートーニングとは

シミ取りレーザーで肝斑(かんぱん)は治療できる?肝斑の原因や治療法|安く治療ができる【梅田すずらんクリニック】

従来のレーザー治療では、肝斑が悪化する可能性がありました。肝斑に高出力のレーザーを照射すると、メラノサイトが活性化してメラニン色素が増加し、肝斑が濃くなる恐れがあります。

QスイッチYAGレーザーをはじめとした医療レーザー機器は、レーザートーニングによる肝斑治療が可能です。レーザートーニングは、広範囲にわたり低出力のレーザーを照射することで、肝斑のメラニン色素を活性化させずに除去する施術です。レーザートーニングが向いているケースや施術回数、生活上の注意点などについて詳しく見ていきましょう。

レーザートーニングが向いているケース

レーザートーニングは、次のケースに向いています。

  • 肝斑だけではなく、シミやそばかすが広範囲に広がっている
  • ハイドロキノンやトラネキサム酸などの薬剤では十分の効果を得られなかった
  • 肝斑をなるべく早く改善したい
  • ダウンタイムを避けたい

レーザートーニングは低出力のレーザーを広範囲に照射するため、薄いシミやそばかすが広く分布している場合にも適用できます。また、低出力だからこそ施術後にかさぶたができず、ダウンタイムがほとんどありません。

施術回数

レーザートーニングは低出力のレーザーを照射するため、複数回の治療が必要です。肝斑の範囲や濃さで施術回数や頻度は異なりますが、4週間ごとに8回以上の施術が目安です。なお、途中で治療をやめると肝斑が再発する可能性があるため、施術回数について理解したうえで治療を始めるかどうかを決めましょう。

生活上の注意点

レーザートーニングは、治療後のダウンタイムがほとんどありません。保護テープの使用が必要になるケースもほとんどなく、施術の直後からメイクもできます。そのため、レーザートーニングによって生活に大きな影響が及ぶことはありません。

ただし、低出力のレーザーを照射するにしても施術後は肌が乾燥しやすくなるため、十分な保湿や紫外線対策などが必要です。また、激しい運動や飲酒は血行を促すことで赤みが強くなる可能性があるため、施術当日は避ける必要があります。

副作用・リスク

施術後に少し赤みが出るものの、数時間程度で改善することがほとんどです。また、膨れた湿疹が現れる場合もありますが、こちらも一時的なもののため心配はありません。そのほか、内出血や腫れ、やけどなどの心配もほぼないため、肌への影響が気になる方にもおすすめの治療です。

ただし、メラニン色素が消失して部分的に肌が白くなる「白斑」が現れることがあります。これは、短いスパンでの施術や出力が強すぎるレーザーの照射などが原因のため、適切な頻度と出力で施術できる信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

肝斑でお悩みの方に人気のメニュー

梅田すずらんクリニックが目指しているのは、低価格で効果が高い治療を安全に受けられるうえに、待ち時間のわずらわしさを解消できるクリニックです。きれいになりたいと思っても、料金の都合や待ち時間の長さなどの影響で一歩を踏み出せない方は少なくありません。そのような方も気軽に通えるようなクリニックを目指しています。

梅田すずらんクリニックでは、肝斑にお悩みの方に対してQスイッチYAGレーザーやエレクトロポーションなどの治療を行っております。当院では次のメニューが人気です。

エレクトロポレーション

エレクトロポレーションは、電気の力で皮膚にすき間を開け、有効成分を肌の奥深くに直接届ける治療法です。皮膚の表面は細胞がすき間なく並べられているため、有効成分を肌に塗っても奥深くまでは届きません。そこで、電圧の力で細胞と細胞の間にすき間を作り、大きな分子でも通るようにするのがエレクトロポレーションです。

同じように電気の力で有効成分をさせるイオン導入よりも高い効果が期待できます。当院のエレクトロポレーションでは、ケアシスS、スプリングという2つの機器を使用しております。

エレクトロポレーションは注射のように患者さまに負担をかけるような方法ではなく、肌にダメージを与えることなく有効成分を肌の奥へと届けます。使用している薬剤は、以下3つの成分を含むレナトスTaプラスです。

  • トラネキサム酸……メラニン色素の生成を抑える
  • アスコルビン酸Na……肌の酸化を抑える
  • ヒアルロン酸……肌にうるおいを与える

肝斑はもちろん、シミやそばかす、くすみなどにお悩みの方にも効果が期待できます。

エレクトロポーション+顔シミ取り放題

エレクトロポレーションと顔シミ取り放題を組み合わせたメニューもご用意しております。エレクトロポレーションで肌の奥深くに有効成分を届けつつ、レーザー治療で肝斑のメラニン色素を分解し、スピーディーかつ効率的に治療できます。

肝斑のレーザー治療は何回から改善できる?

肝斑の改善に必要なレーザートーニングの治療回数は、約4週間に1回の頻度で5~8回照射します。治療期間は4ヶ月~8ヶ月程度です。ただし、個人差がありますので目安です。

医師の適切に診断に基づき治療方針を決定が必要です。

費用を抑えて肝斑を治すには?

肝斑は適切な診断と治療法の選定が大切です。肝斑は1回、2回の治療で治すことはできず、複数回の治療が必要です。

通いやすく1回1回の治療価格の安いクリニックを選ぶことで費用を抑えることができます。

シミ取りレーザーのよくあるQ&A

シミ取りレーザーで肝斑(かんぱん)は治療できる?肝斑の原因や治療法|安く治療ができる【梅田すずらんクリニック】

Q.シミ取りレーザーに痛みはありますか?

QスイッチYAGレーザーを肌に照射すると、ゴムで軽くはじいた程度の痛みが生じます。これは、熱エネルギーによる一時的な痛みのため、長く続くことはありません。痛みの感じ方には個人差があるため、中にはほとんど痛みを感じなかったという方もいます。

Q.シミ取り放題レーザーにダウンタイムはありますか?

QスイッチYAGレーザーはメラニン色素にのみ反応するレーザーです。そのため、周りの肌に大きなダメージは及びません。痛みや赤みなどが起きる心配はほとんどありませんが、かさぶたが生じます。かさぶたは2~3週間程度で自然にはがれるため、特別は処置は必要ありません。

Q.シミ取りレーザーは何回ぐらい受けたら肝斑が消えますか?

QスイッチYAGレーザーで肝斑を治療する場合(レーザートーニング)は、約4週間に1回の頻度で5~8回照射が必要です。ただし、肝斑の範囲や濃さなどで異なります。また、肌の状態やその他さまざまな要因が絡むため、大体の目安とお考えください。

Q.シミ取りレーザーは誰が施術するのですか?

QスイッチYAGレーザーの照射は、医師が行います。医師の監督のもとで看護師が行うクリニックもありますが、当院では医師のみがレーザー治療を行います。

Q.シミ取りレーザーを受けた後はどのように過ごせばよいですか?

QスイッチYAGレーザーは、照射部位に痛みや熱感などが現れる場合があります。また、照射後は肌が敏感な状態のため、摩擦や紫外線などを避けることが大切です。

梅田すずらんクリニックのご予約・お問い合わせについて

シミ取りレーザーで肝斑(かんぱん)は治療できる?肝斑の原因や治療法|安く治療ができる【梅田すずらんクリニック】

美容クリニックのレーザー治療は3回や5回、10回などの複数回コースプランが主流ですが、梅田すずらんクリニックでは1回ごとの都度払い制です。

治療の効果は必ずしも現れるとは限らないため、途中解約して別の治療法を行うケースも少なくありません。

梅田すずらんクリニックでは、効果や痛みの感じ方などを考慮し、次回も同様の施術で良いかどうかを患者さまの同意のもとで判断しております。全顔シミ取り放題はリーズナブルな価格で照射できます。

ご興味がありましたら、以下の公式LINEよりお気軽にご登録ください。

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