頬こけのヒアルロン酸注入のデメリットは？他の治療の選択肢や注意点も解説

頬こけのヒアルロン酸注入は、頬のボリュームを取り戻し、若々しい印象を与えるための美容治療です。ヒアルロン酸注入は手軽な美容治療として知られていますが、デメリットもあります。本記事では、頬こけのヒアルロン酸注入によるデメリットをテーマに、リスクや注意点、他の治療の選択肢などについて詳しく解説します。

頬こけのヒアルロン酸注入のデメリット

頬こけは、ヒアルロン酸注入で改善が期待できます。しかし、次のようなデメリットがあることに留意し、治療を受けるかどうかを決めることが大切です。

頬こけが十分に解消しない場合がある

ヒアルロン酸注入は、頬こけを改善するための一般的な施術ですが、必ずしも全てのケースで理想的な結果が得られるわけではありません。例えば、ヒアルロン酸の量が不十分であったり、注入位置が適切でなかったりすると、頬こけが完全に解消されないことがあります。

また、頬の付近には血管が集中しているため、多量にヒアルロン酸を注入すると失明のリスクがあることから、十分な量を注入できないケースが珍しくありません。

十分な量のヒアルロン酸を注入できそうかどうか、事前のカウンセリングで確認しておく必要があるでしょう。

フェイスラインが崩れる場合がある

ヒアルロン酸注入により、フェイスラインが崩れる可能性があります。ヒアルロン酸を注入したところはボリュームアップするため、過剰に注入すると頬が膨らみすぎて顔全体のバランスが崩れ、逆に老けた印象を与えてしまいます。

顔が大きく見えるようになる場合がある

ヒアルロン酸の注入量や位置が不適切だと、顔が膨らみすぎて大きく見えることがあります。これにより、自然な美しさが損なわれてしまいます。ボリュームアップは、顔全体のバランスを取るために行うものであり、過度にボリュームを増やすと不自然な印象を与えます。

左右差が生じる場合がある

注入するヒアルロン酸の量や位置が左右で異なる場合、アンバランスな仕上がりになる可能性があります。全く同じ形状に左右の頬がこけることは通常はありません。そのため、厳密には注入量や位置には違いがあるものですが、技術不足によって違いを見極められなければ結果的に左右差が生じるでしょう。

根本的な治療法ではない

ヒアルロン酸注入は、頬のこけを一時的に改善するものの、時間が経つとヒアルロン酸が体内に吸収されて元に戻ってしまいます。また、他の治療も頬のこけを根本から解決するものではありません。そのことを理解したうえで、治療を受けるかどうかを決めましょう。

効果が現れるまでに時間がかかる

ヒアルロン酸注入は、施術後すぐに効果を実感できるものの、ヒアルロン酸が定着して自然な状態になるまでには1～3週間程度かかります。ヒアルロン酸がなじむまでの期間中に一時的に腫れや違和感が生じることがあります。

ヒアルロン酸が馴染むまでにかかる時間については関連記事をご覧ください。

効果を維持するには定期的な施術が必要

ヒアルロン酸注入の効果の持続期間には個人差がありますが、一般的には半年から1年程度です。効果を維持したい場合は、定期的に施術を受ける必要があります。定期的な施術によってランニングコストがかかることに留意しましょう。

内出血が起きる場合がある

ヒアルロン酸注入は、針が血管に当たることによって内出血が生じることがあります。頬は皮膚が薄いため、内出血が発生しやすい部位です。内出血は通常1〜2週間で自然に治癒しますが、気になる場合はメイクでカバーする必要があります。内出血が起きているところにコンシーラーを重ねることで目立たなくなるでしょう。

施術を受けられない場合がある

ヒアルロン酸注入は安全性が高い治療とされているものの、施術を受けられない場合があります。下記の薬を直近1週間以内に使用している場合は、ヒアルロン酸注入を受けることができません。

ステロイド外用薬
ニキビ治療薬（処方薬）
レチノール配合の美容液やクリーム
ビタミンA誘導体の内服薬
ハイドロキノン　など

また、以下に該当する方もヒアルロン酸注入を受けることができません。

顔にヘルペスができている
過去1か月以内に美容医療を受けた
妊娠中、授乳中

施術を受けられるかどうかは、カウンセリングの際に確認しましょう。

頬こけのヒアルロン酸注入のメリット

頬こけのヒアルロン酸注入にはデメリットがあるものの、それを上回るメリットがあります。頬こけのヒアルロン酸注入のメリットについて詳しく見ていきましょう。

施術時間が短い

ヒアルロン酸注入は、施術時間が5〜10分程度と短く、クリニックでの滞在時間も含めても1時間以内で終了することがほとんどです。そのため、忙しい方でも気軽に施術を受けることができます。例えば、帰宅時や昼休みなどでも混雑状況によっては施術が可能です。

ダウンタイムが短い

ヒアルロン酸注入はダウンタイムが短く、日常生活にほとんど支障がありません。施術直後からメイクが可能で、通常の生活にすぐに戻ることができます。赤みや腫れが生じる場合もありますが、1週間以内に改善することがほとんどです。例えば、週末に施術を受ければ、週明けには通常通りの生活に戻れることが期待できます。

頬こけを改善できるヒアルロン酸注入以外の治療法

ヒアルロン酸注入のメリットとデメリットを踏まえ、別の治療法を検討したいという方もいるでしょう。そこで、頬こけを改善できるほかの治療法を2つ紹介します。

なお、当院ではこれらの治療は行っておりませんのでご注意ください。

糸リフト

糸リフトは、特殊な糸を皮下組織に挿入し、物理的に皮膚を引き上げることで頬こけを改善する治療法です。ダウンタイムが短く、施術後すぐに日常生活に戻ることができます。また、顔全体のたるみやシワの改善が可能で、リフトアップ効果が期待できます。効果の持続期間は糸1年から1年半程度で、効果を維持するためには定期的な施術が必要です。

脂肪注入

脂肪注入は、自分の身体の余分な脂肪を採取し、頬などの気になる部分に注入することでボリュームアップを図る治療法です。自己組織を使用するためアレルギー反応のリスクが低く、安全性が高いとされています。50％程度の脂肪は定着しないため、効果を維持するには定期的な施術が必要です。

また、効果の持続期間は6か月～2年程度と幅があり、ヒアルロン酸注入よりも持続期間が短くなる場合もあります。

頬こけのヒアルロン酸注入を受けるクリニックの選び方

ヒアルロン酸注入は、医師の知識と技術が結果に影響を与えます。次のポイントを押さえて、高品質な頬こけのヒアルロン酸注入ができるクリニックを選びましょう。

実績が豊富か

ヒアルロン酸注入を成功させるには、実績の豊富なクリニックを選ぶことが重要です。豊富な症例を持つ医師は、技術力と経験に基づき、自然で美しい仕上がりを実現できます。

カウンセリングが丁寧か

施術前のカウンセリングは非常に重要です。丁寧なカウンセリングを行うクリニックでは、患者の希望をしっかりと聞き取り、最適な治療プランを提案してくれます。例えば、施術のメリットだけではなくリスクについても詳しく説明し、患者が納得した上で施術を進めるクリニックを選ぶことが大切です。

通いやすいか

定期的なメンテナンスが必要なヒアルロン酸注入では、クリニックの立地や通いやすさも重要なポイントです。自宅や職場から通いやすい場所にあるクリニックを選ぶことで、定期的な通院が大きな負担になりません。

頬こけの解消は梅田すずらんクリニックにご相談ください

梅田すずらんクリニックでは、高品質なヒアルロン酸製剤を使用しております。日本厚生労働省が承認するアラガン社のジュビダームビスタ®シリーズ（ボリューマXCとボリフトXC）や、韓国のmedytox社のニューラミスシリーズ（ディープリドカインとボリューム）を注入部位に合わせて使用し、自然で美しい仕上がりを実現します。

さらに、痛みを最小限に抑えるために、マイクロカニューレや局所麻酔を無料で行っております。マイクロカニューレは先端が丸い針で、血管や神経を傷つけずに注入できるため、痛みや内出血を軽減できます。

経験豊富な医師が丁寧にカウンセリングを行い、最適な治療プランを提案いたしますので、大阪でヒアルロン酸注射を検討されているなら、まずはお気軽にご相談ください。