2026年1月4日

ピコトーニングとレーザートーニングの違いは?効果・痛み・選び方を比較

シミのある肌と疑問マークのデザインが並んだ比較サムネイル

「ピコトーニングとレーザートーニング、何が違うの?」

ここまで具体的な疑問をお持ちということは、すでに美容医療についてかなりリサーチされているのではないでしょうか。

この記事では、そんな勉強熱心なあなたが、クリニックでより納得のいく相談ができるよう、両者の違いと共通点を整理して解説します。

大阪でシミ取り治療を検討されているなら、梅田すずらんクリニックへお問い合わせください。

ピコトーニングとレーザートーニングの基礎知識

鉛筆のアイコンが添えられたピコトーニングとレーザートーニングの基礎知識の見出し

どちらの施術もシミや肝斑への効果が期待できる点は共通していますが、違いはどのような点にあるのでしょうか。

まずは両者の概要から解説します。

ピコトーニングとは

ピコトーニングは、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い時間でレーザーを照射する治療法です。

レーザーが肌に当たっている時間が短いため、従来のレーザー機器よりも熱によるダメージを最小限に抑えられます。

また、ピコレーザーは、設定を変えることで異なる肌悩みに対応することもできます。

毛穴開きやニキビ跡をケアするピコフラクショナル、濃いシミをピンポイントで除去するピコスポットなど、目的に応じて使い分けることができるのです。

✅️ 合わせて読みたいピコレーザーとピコトーニングの違いとは?シミ・くすみ・肝斑に最適なのはどれか解説

レーザートーニングとは

レーザートーニングは、QスイッチYAGレーザーを使い、微弱なパワーで均一にレーザーを当てる治療法です。

もともとレーザー治療は、肝斑には禁忌とされてきましたが、このトーニングという照射方法が開発されたことで、肝斑を安全に治療できる画期的な施術として広まりました。

メラニンを作る細胞を刺激しすぎないよう、優しく徐々に色素を薄くしていくアプローチが特徴です。

肝斑にアプローチできるのはピコトーニングも同様ですが、作用の仕方が熱なのか、衝撃波なのかの違いがあります。

✅️ 合わせて読みたいレーザートーニングは効果なし?効かない人の5つの共通点と正しい対処法

ピコトーニングとレーザートーニングの違いを理解

両者の違いを分かりやすく整理したのが、下表です。

ピコトーニングレーザートーニング
使用マシンピコレーザーQスイッチYAGレーザー
照射時間ピコ秒(1兆分の1秒)ナノ秒(10億分の1秒)
シミへの作用衝撃波でメラニンを粉砕熱作用でメラニンを破壊
痛みの感覚チクチクとする軽い刺激や熱感輪ゴムで弾かれるようなパチッとした痛み
推奨される回数5〜10回程度5〜10回程度
費用やや高めリーズナブル

それぞれの項目を詳しく説明します。

使用マシン・照射時間

ピコトーニングではピコレーザー、レーザートーニングではQスイッチYAGレーザーという異なる医療機器を使用します。

両者の大きな違いはレーザーの照射時間(パルス幅)にあります。QスイッチYAGレーザーがナノ秒単位であるのに対し、ピコレーザーはそれより1000分の1短いピコ秒単位での照射が可能です。

この照射時間の差が、熱の発生を抑え、肌へのダメージを軽減するなどの性能差につながっています。

シミへの作用

メラニン色素の破壊の仕方にも違いがあります。レーザートーニングは熱エネルギーで色素を破壊するのに対して、ピコトーニングは衝撃波でより微細に粉砕します。

メラニン色素は細かく粉砕されるほど体内の代謝機能により排出されやすくなるのは、想像に難くないでしょう。そのため、ピコトーニングのほうが比較的早く効果を実感しやすいとされています。

もちろん、レーザートーニングも回数を重ねることで色素を薄くしていく効果があります。

痛みの感覚

どちらも麻酔なしで受けられる程度の痛みですが、感じ方が少し異なります。レーザートーニングは、輪ゴムでパチンと弾かれたような痛みを感じることがあります。

対してピコトーニングは、チクチクとする軽い刺激や、ほんのりと温かさを感じる程度です。熱によるダメージが少ない分、痛みもマイルドになる傾向があります。

痛みに弱く、継続できるか不安な方にとっては、ピコトーニングの方がストレスなく通えるかもしれません。

推奨される回数

どちらの施術も、1回ですべてのシミが消えるわけではありません。トーニングとは、回数を重ねて少しずつメラニンを排出し、肌のトーンを上げていく治療法だからです。

一般的には、5〜10回程度の継続が推奨されています。

費用

レーザートーニングの顔全体の料金相場は1回あたり約7,000〜2万円前後とされる一方で、ピコトーニングは1回あたり約1万〜3万円程度が相場です。

レーザートーニングは美容医療において長い歴史を持つ治療法で、導入しているクリニック数が多く、価格面でも手軽に始めやすいといえます。

ただし、ピコトーニングはメラニン色素をより細かく破壊するため、従来のレーザートーニングよりも少ない施術回数で満足のいく結果が得られる可能性があります。

そのため、トータルの治療費や通院にかかる交通費・時間を考慮すると、結果的にコスパが良いと感じる方も少なくありません。

ピコトーニング・レーザートーニングで改善が期待できる肌悩み

使用するマシンに違いはあっても、どちらもメラニン色素を少しずつ減らして肌を明るくするという基本的な目的は共通しています。

ここでは、両方の施術で共通して改善が期待できる代表的な症状について解説します。

肝斑

30代から40代の女性に多く見られる肝斑。

この肝斑の治療では、まずトラネキサム酸などの内服が基本となりますが、そのうえでトーニングを組み合わせることができます。

低出力で優しくシャワーのように照射するトーニングであれば、メラニンを作る細胞(メラノサイト)を刺激しすぎずに、蓄積した色素だけを少しずつ排出させることができるのです。

顔全体のくすみ・トーンアップ

特定のシミだけでなく、顔全体のメラニン色素に穏やかに作用するのがトーニング治療です。

レーザーのエネルギー(熱または衝撃波)によって表皮層にあるメラニン色素を破壊し、ターンオーバーとともに体外へ排出させるため、メラニンによるくすみに効果があります。

そのため、なんとなく顔色が暗いといった全般的なくすみの改善を得意としており、肌に透明感をもたらす効果が期待できるのです。

回数を重ねるごとに肌全体のトーンが明るくなり、色ムラが改善されていきます。

薄いシミ・そばかす

紫外線ダメージによる老人性色素斑(一般的なシミ)や、遺伝的な要因も強いそばかすなど、顔全体に点在する色素トラブルの改善も期待できます。

シミ治療における一般的なセオリーとして、濃くはっきりしたシミには高出力のスポット照射、薄く広範囲のシミには低出力のトーニング、という使い分けがなされています。

顔全体へ均一にアプローチできるため、目に見えている目立つシミだけでなく、まだ表面に出てきていない隠れジミまで同時にケアすることが可能です。

毛穴の開き・キメの乱れ

トーニング治療は、シミやくすみの改善を主目的としながらも、肌全体の質感を向上させる肌質改善の効果も期待できます。

トーニングで使用されるレーザーの熱エネルギーや衝撃波は、皮膚の深い層である真皮層にまで刺激を与えます。

すると、この刺激が線維芽細胞を活性化させ、肌のハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンの増生を促進するのです。

この作用によって、加齢や乾燥で開いてしまった毛穴がキュッと引き締まり、肌のキメが細かく整います。

ピコトーニングとレーザートーニングの効果を発揮するために

丸印の札を持った女性医師と施術効果を示す見出し画像

ここまで解説した通り、トーニング治療は施術だけで完結するものではありません。

より確実に効果を実感するために、これまで触れてきた内容も含め、あらためて3つのポイントを整理して解説します。

複数回の施術が必要

トーニング治療は、肌への負担を抑えるために低出力のレーザーを使用します。

そのため、シミ取りレーザーのように1回でかさぶたにして剥がすという劇的な変化を起こすものではありません。

回数を重ね、少しずつメラニン色素を分解・排出していく治療法であることをまずは理解しましょう。

個人差はありますが、肌の透明感を感じ始めるまでに5回程度、肝斑やシミが目立たなくなるまでには10回程度の継続がひとつの目安となります。

内服薬との併用

肝斑治療においてトラネキサム酸の内服が基本となるということは、すでに説明した通りです。

トラネキサム酸には、メラノサイトの活性化を抑える働きのほか、血管新生を抑制する作用もあり、肝斑の改善に有効とされています。

ただし、トラネキサム酸には止血作用(血を固まりやすくする作用)があるため、服用できない人がいることに注意が必要です。

ピルを服用している、あるいは血液をサラサラにする薬を飲んでいる方はトラネキサム酸の服用が難しくなります。

そのような場合、代わりにビタミンC・ビタミンEの内服をしたり、外用薬へ切り替えたりする方法が取られます。

また、エレクトロポレーションなどの機械を用いて、肌の奥へと局所的にトラネキサム酸を浸透させるといった方法も効果的です。

✅️ 合わせて読みたいエレクトロポレーションの効果は?持続期間や効果を高める方法も解説

紫外線対策の必要性

治療期間中にもっとも警戒すべきなのは、紫外線です。レーザー照射後の肌は、目に見えなくても軽度の炎症を起こしており、普段よりもバリア機能が低下して敏感な状態になっています。

この無防備な肌に紫外線を浴びてしまうと、新たなメラニンが急激に生成され、シミが再発したり、逆に色が濃くなってしまったりする恐れがあります。

せっかくお金と時間をかけて色素を破壊しても、日焼け止めを怠れば全て水の泡になりかねません。

外出時はもちろん、室内で過ごす日であっても日焼け止めを塗り、日傘や帽子を活用するなど、徹底したUVケアを心がけてください。

ピコトーニング・レーザートーニングに関するよくある質問

Q&A

1回でシミは消えますか?

トーニングは、1回でシミを消すような治療ではありません。回数を重ねて少しずつメラニンを分解していきます。

目安として、合計5〜10回の施術が必要だと考えておいてください。

痛みはどれくらいですか?

レーザートーニングは「輪ゴムでパチンと弾かれたような一瞬の痛み」、ピコトーニングはそれよりもマイルドな「チクチクとした軽い刺激や熱感」と表現されることが多いです。

他の施術と同日に受けられますか?

はい、多くの施術と併用が可能です。

中でも、トーニング治療とエレクトロポレーションの組み合わせは相性が良く、多くのクリニックで人気の高い組み合わせ治療として推奨されています。

まとめ

ピコトーニングとレーザートーニングは同じトーニング治療でありながら、照射時間やシミへの作用の仕方など、いくつかの違いがあることが分かったと思います。

本記事の理解をもとに、まずはクリニックで実際の肌状態を見てもらい、自分に合った施術プランを見つけていきましょう。

大阪でシミ取りをご検討中なら、ぜひ梅田すずらんクリニックへご相談ください。この記事で解説したピコトーニング・レーザートーニングをお選びいただけます。

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