2025年10月31日
ダーマペンは毛穴に効果ない?必要な回数やダウンタイム、料金相場を詳しく解説
「ダーマペンで毛穴が消えた!」
「高いお金を払ったのに、全然効果がなかった…」
SNSやYouTube、口コミサイトを調べれば調べるほど、ダーマペンに対するさまざまな情報が溢れていて、「一体どれが本当なの?」と混乱する人も少なくないでしょう。
このような状況では、治療に踏み出せないのも当然です。そこで、この記事では「効果がない」といわれる理由をはじめ、開き毛穴・たるみ毛穴・黒ずみ毛穴への作用、治療効果を高めるためのポイントまで解説します。
情報が錯綜している今だからこそ、正しい知識を整理し、自分に合った治療選びのヒントを得てください。
大阪・梅田でダーマペンを検討しているなら、梅田すずらんクリニックも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。毛穴やニキビ跡などのお悩みに合わせて丁寧なカウンセリングを行います。
目次
「ダーマペンは毛穴に効果ない」は本当?考えられる5つの原因

口コミやSNSで「ダーマペンを受けたけど、あまり効果が感じられないといった声を目にすることがあるかもしれません。その背景には、施術回数やケア方法などいくつかの理由が考えられます。
ここでは、効果が実感できない代表的な理由を解説します。
そもそも回数が足りていない
ダーマペンは、1回の施術だけで劇的な変化が出るものではありません。肌の再生力を高める治療なので、コラーゲンの生成やターンオーバーの促進には一定の時間と回数が必要です。
初回で変化を感じにくくても、それは自然なことであり、複数回の施術を重ねて初めて効果が感じられてくるものです。
毛穴の状態や年齢、肌質によって最適な回数は異なりますが、5回ほど受けると目に見える改善を実感しやすくなってきます。間隔は1か月に1回ほどが目安です。
「効果がない」と感じている人の多くは、施術途中でやめてしまっているケースが少なくありません。継続するには相応の費用・手間がかかりますが、それを見越した上で根気強く続けることが求められます。
アフターケアの失敗
施術後の肌は、非常にデリケートな状態です。ダーマペンによって微細な穴が開いた直後は外的刺激を受けやすく、紫外線や乾燥の影響が強く出やすくなります。適切なアフターケアを怠ると、炎症や色素沈着が起こり、かえって毛穴が目立つように見えるケースもあります。
注意すべきなのが、保湿と紫外線対策です。肌が乾燥すると再生プロセスが滞り、効果が半減してしまいます。また、施術直後の紫外線はダメージが大きく、色素沈着の原因にもなります。日焼け止めや帽子などでしっかりと保護しましょう。
さらに、刺激の強いスキンケア製品や洗顔料の使用は避け、肌が落ち着くまでやさしいケアを心がけてください。正しいアフターケアを行えば、治療効果が高まり、肌の回復もスムーズになります。
適応ではない毛穴トラブルだった
ダーマペンは肌の再生力を高め、毛穴の開きや黒ずみに効果が期待できます。ただし、すべての毛穴悩みに対して単独で効果を発揮するわけではありません。毛穴には、詰まり・黒ずみ・たるみなどさまざまなタイプがあり、それぞれ原因が異なるため、治療方法も変わってきます。
例えば、角栓や古い角質が詰まりの原因になっている場合は、ピーリングを併用することで効果が高まります。古い角質を除去することで毛穴の通りがよくなり、ダーマペンで再生された肌がスムーズに新しい状態へ移行しやすくなります。ピーリングと組み合わせることで、詰まり毛穴の改善効果をより実感しやすくなります。
✅️ 合わせて読みたい:ケミカルピーリングでニキビ跡は消える?効果が出るケース・出ないケースを解説
また、水流を使って汚れを吸引しながら洗浄するハイドラフェイシャルを取り入れるのも有効です。自分では落としきれない角栓や皮脂をしっかり除去でき、毛穴内部がクリーンな状態に整います。その上でダーマペンを行うと、薬剤の浸透力が高まり、より深い部分からの肌再生を促しやすくなります。
✅️ 合わせて読みたい:ハイドラフェイシャルかダーマペンか?併用施術のメリットも紹介!
セルフダーマペンのリスク
近年、自宅用のダーマペン器具がネットなどで手に入るようになりましたが、セルフ施術は失敗のリスクが非常に高くなります。専門家でない個人が適切な深さや角度で均一に針を刺すことは技術的に困難であり、効果が得られないだけでなく、肌を不必要に傷つける危険性があります。
医療機関では肌状態に合わせて針の深さを調整し、滅菌環境のもとで施術が行われます。セルフ施術ではこのような管理が難しく、炎症や色素沈着などのトラブルにつながるケースも珍しくありません。
「効果がない」「かえって悪化した」と感じる人の中には、自己判断でセルフダーマペンを行っている例も見られます。安全性と効果の両面から考えても、医療機関で専門家のもと施術を受けることが望ましいでしょう。
誤解や過剰な期待がある
ダーマペンは、万能な治療というわけではありません。毛穴そのものを完全に消すことはできず、あくまで目立ちにくくしたり肌の質感を整える治療です。
また、即効性があると思われがちですが、肌の再生には時間がかかります。1〜2回の施術で劇的な変化を期待すると、実感が得られず失望してしまうケースも少なくありません。効果を引き出すには、継続と時間が必要です。
ダーマペンは、毛穴を消滅させるのではなく、肌を再生させて毛穴を目立たなくする治療であると正しく理解しましょう。
ダーマペンの失敗例については、こちらの記事も参考になります。
✅️ 合わせて読みたい:ダーマペンでよく見られる失敗とは?後悔しない対策も解説
ダーマペンの開き毛穴・たるみ毛穴・黒ずみ毛穴への効果

毛穴の悩みは「開き」「たるみ」「黒ずみ」など原因が異なります。ダーマペンがこれらの毛穴タイプに対してどのような改善が期待できるのか解説します。
開き毛穴への効果
皮脂の過剰な分泌によって、毛穴の出口が押し広げられて丸く開いてしまうのが、開き毛穴です。特にTゾーン(額とその中央から鼻筋にかけてのライン)や頬に多く見られ、ファンデーションが落ち込んでしまう原因にもなります。
ダーマペンは肌のターンオーバーを整え、皮脂分泌をコントロールする働きを持つため、広がった毛穴の引き締めに役立ちます。新しい肌細胞が生成されることで、毛穴の輪郭がなめらかになっていくのです。
また、コラーゲンの生成が促進されることで肌のハリが戻り、毛穴周りの皮膚がしっかりと支えられるようになります。毛穴の開きが次第に目立たなくなり、メイクのノリや仕上がりも改善されます。
たるみ毛穴への効果
たるみ毛穴は、加齢や紫外線によるダメージで肌の弾力が失われ、開き毛穴が引き延ばされてしずく型に目立ってしまった状態です。たるみが進行すると毛穴同士がつながり、小ジワのように見えることもあります。
肌のエイジングに伴って起こるケースが多いですが、もともとハリが不足している人や、急激な体重変化によって皮膚がたるんでいる人も目立ちやすいです。
ダーマペンでは肌のハリと弾力を内側から高められるので、開き毛穴と同じようにたるみ毛穴の引き締めに効果が期待できます。
ただし、皮膚のたるみが進行している場合は、RF(高周波)やリフトアップ治療と組み合わせることでより大きな改善が見込めます。
黒ずみ毛穴への効果
黒ずみ毛穴は、毛穴に詰まった古い角質や皮脂が混ざり合った角栓が、空気に触れて酸化し黒く見えている状態です。特に鼻の頭にできやすく、見た目の印象を大きく左右します。
ダーマペンには角栓そのものを除去する作用はありませんが、ターンオーバーを促すことで皮脂や角質が滞りにくい肌環境を整える効果があります。その結果、毛穴内部が詰まりにくくなり、黒ずみの再発防止が期待できます。
さらに、肌の再生力が高まることで毛穴の縁が整い、黒ずみが影のように見える凹凸も目立ちにくくなります。肌のトーンが均一になり、全体的な明るさや透明感の向上も感じられるでしょう。
ただし、既に角栓が詰まっている状態では、ダーマペン単独では除去が難しいため、ピーリングやハイドラフェイシャルなどで毛穴を綺麗にしてから施術を行うと効果が高まります。
ダーマペンの仕組みを理解しよう

あらためて、ダーマペンについておさらいしておきましょう。もう理解しているよという人は、読み飛ばしてもらってもかまいません。
ダーマペンは、髪の毛よりも細い極細の針で肌の表面に微細な穴をあけ、自然治癒力を活性化させる治療です。肌は小さな傷を修復しようとする過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促され、弾力やハリが高まります。これによって毛穴の開きやたるみ、小ジワ、ニキビ跡といったさまざまな肌悩みにアプローチできます。
また、開けた微細な穴から美容成分を浸透させることができる点も大きな特徴です。成長因子やビタミンなどを同時に導入すれば、肌再生をさらに促進し、より高い美肌効果が得られます。針の深さや本数は肌の状態に合わせて調整できるため、幅広い悩みに対応しやすいのもメリットです。
なお、ダーマペンとよく比較される治療に「ポテンツァ」があります。ポテンツァは同じく極細の針で肌に刺激を与えますが、そこに高周波(RF)エネルギーを加えることで、真皮層までしっかりと熱刺激を届けられる点が異なります。たるみ改善や毛穴引き締め効果をより高めたい場合は、ポテンツァのほうが適しているケースもあります。
近年、同じマイクロニードル治療としてポテンツァも注目されています。ポテンツァは、針先から高周波(RF)の熱エネルギーを照射できる点が大きな特徴です。ダーマペンが肌本来の再生力を引き出す治療であるのに対し、ポテンツァは熱による引き締め効果をプラスした、より多角的なアプローチが可能といえるでしょう。
✅️ 合わせて読みたい:ポテンツァは毛穴の改善に効果がある?ニキビ・シワなどその他の効果についても詳しく解説
ダーマペンの毛穴への効果を高めるために

ダーマペンの効果を最大限に引き出すには、施術回数や頻度、薬剤の導入、施術後のケアといった基本をしっかり押さえることが大切になってきます。
推奨される回数・頻度を守る
ダーマペンは1回でも肌の変化を感じる人がいますが、毛穴改善を目指すなら複数回の施術が基本です。当院では、ひとつの目安として5回、1か月ほどの間隔を推奨しています。
また、毛穴の状態によって必要な回数が異なることも覚えておきましょう。皮脂分泌が多く開き毛穴が目立つ人と、たるみ毛穴の人では最適なプランが違ってくるので、カウンセリング時にしっかり相談しておきましょう。
薬剤を導入する
ダーマペンの施術では、肌に微細な穴を開けると同時に、肌悩みに合わせた有効成分を含んだ薬剤を導入することができます。これは、普段のスキンケアでは届かない肌の深層部まで、美容成分を直接浸透させられる絶好の機会です。
当院では、ヒアルロン酸、ボトックス(ボツリヌストキシン)、ウーバーピール、ヴェルベットスキンといった薬剤を導入するメニューを用意しています。
これらを活用することで、ダーマペン単独の治療よりも相乗効果が生まれ、より高い効果が期待できます。
施術後のケアをしっかり行なう
施術後の肌はとても敏感な状態になっているため、正しいアフターケアを行わないと効果が半減するだけでなく、トラブルの原因にもなります。繰り返しになりますが、紫外線対策と保湿は欠かせません。刺激を受けやすい時期に紫外線を浴びると炎症や色素沈着が起きることがあり、肌の回復が遅れてしまいます。
また、刺激の強いスキンケア用品やメイクは肌が落ち着くまで控えましょう。肌の状態に合わせた優しいケアを心がけることで、回復がスムーズになり、ダーマペンの効果もより発揮されやすくなります。
ケアを怠るとダーマペンのダウンタイムが長引く原因にもなります。赤みや皮むけが長く続くと生活への影響も出るため、ケアは施術の一部と考えて丁寧に行うことが欠かせません。
ダーマペンの毛穴に関するよくある質問
ダーマペンで毛穴治療を検討する際によく寄せられる質問をまとめました。施術前の不安を解消して、安心して治療を受ける参考にしてください。
痛みはどれくらい?
施術時の痛みは、チクチクとした刺激を感じる程度で、多くの人が我慢できるレベルです。施術前に麻酔クリームを使用するため、強い痛みを感じることはほとんどありません。
✅️ 合わせて読みたい:ダーマペンの痛みは施術メソッドで軽減できる!3つの方法をご紹介
赤みはいつ治る?
赤みは多くの場合、施術当日から翌日までに落ち着き、2〜3日でほとんど目立たなくなります。肌の回復力が高い人では1日程度で引くこともあります。
施術後にニキビが増えたけど大丈夫?
一時的にニキビが出ることがありますが、多くは自然な反応です。肌の再生過程で老廃物が排出される際に起こるもので、数日〜2週間ほどで落ち着くことがほとんどです。
強くこすったり刺激を与えると悪化の原因になるため、触らず清潔な状態を保ちましょう。炎症が強い場合は自己判断せずクリニックへ相談してください。
たるみ毛穴は何回で効果を実感できる?
多くの場合、最低でも5回の施術を継続することで効果を実感できるようになってきます。
肌の状態によって受けられないことはある?
重度の炎症性ニキビや皮膚感染症がある場合、施術を控える必要があります。また、妊娠中・授乳中の方なども施術を受けられないクリニックが多いです。服用中の薬や持病によっても制限がある場合があるので、必ず医師に伝えて安全な施術プランを立てましょう。
まとめ
本記事では、ダーマペンが毛穴に効果がないといわれる原因や、毛穴のタイプ別に見る効果、そして治療効果を引き出すためのポイントについて解説しました。
ダーマペンで「効果がない」と感じるケースの多くは、回数不足やセルフケアの誤解が原因であることが少なくありません。正しい知識を持って、専門家のもとで治療に臨みましょう。
もし、大阪・梅田でダーマペンによる毛穴治療をご検討中なら、ぜひ梅田すずらんクリニックへご相談ください。あなたの肌悩みに合わせた治療プランをご提案します。
まずは無料カウンセリングにて、あなたのお悩みをお聞かせくださいね。
