2024年12月19日
シミ取りレーザーのダウンタイムはどれくらい?症状や経過について解説
シミ取りレーザー治療で気になる悩み、それは「ダウンタイム」ではないでしょうか。
「どのくらい赤みが続くの?」「仕事や予定は大丈夫?」など、治療後の経過に不安を感じている方も多いはず。また、「信頼できるクリニックで、確かな技術の施術を受けたい」という声もよく耳にします。
今回は、シミ取りレーザー後のダウンタイムについて、症状や経過、上手な過ごし方まで、詳しく説明します。
また、大阪梅田でシミ取りレーザーをお考えの方に向けて、安心して治療を受けられるクリニックも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
シミ取りレーザーのダウンタイムはどれくらい?
シミ取りレーザー後のダウンタイムは、治療を希望する多くの人が気になる問題です。「いつまでメイクできないの?」「仕事や外出は大丈夫?」など、多くの方が不安に感じる部分でしょう。
治療後のダウンタイムは、大体1〜2週間程度と捉えておいてください。この期間中は、肌が赤くなったり、少し腫れたりすることがあるため、どうしても人目が気になってしまいますよね。
そこで、このダウンタイムをいかに過ごすかが、期間を長引かせず、また治療効果を高めるための重要な鍵となることをよく理解しておいてください。
そんなダウンタイムの間にどんな症状が見られるのか、ダウンタイムを早く終わらせるための適切な過ごし方については後述します。
シミ取りレーザーのダウンタイムに見られる症状
シミ取りレーザー治療後には、肌にいくつかの変化が現れます。これらは全て回復に向かう過程で見られる一時的な症状ですので、あらかじめ知っておくことで心構えができます。
今回は、治療後に現れやすい主な症状について説明します。
赤み・腫れ
レーザー治療直後から現れる赤みと腫れは、多くの方が経験する最も一般的な症状です。まるでヒリヒリした火傷のような状態になりますが、2〜3日程度で治まることがほとんどなので、過度な心配は必要ありません。
もし、数日経っても赤みが消えなかったり、症状が悪化したりするようなら、医師に相談してください。
痛み
痛みについては、人によって感じ方に大きな差があります。多くの方が感じる痛みは、ジンジンとした火傷のような感覚です。特に治療当日から翌日にかけては、ヒリヒリとした痛みを強く感じやすく、洗顔時に刺激を感じることもあります。
ただし、この痛みは比較的すぐに和らいでいき、通常は2〜3日程度で気にならないレベルまで改善します。
水ぶくれ
レーザー照射後は、軽い火傷のような状態となっており、水ぶくれができることがあります。通常は数日で自然に治るため、無理に触れたりつぶしたりしないようにしましょう。水ぶくれを破ると、跡が残ってしまう可能性があります。
かさぶた
レーザー照射後、破壊されたメラニン色素が肌表面に浮き出てくることで、かさぶたが形成されます。かさぶたは通常2〜3週間ほどで自然に剥がれ、新しい健康的な肌が再生されますが、無理に剥がそうとすると、跡が残る恐れがあるため注意が必要です。
炎症後色素沈着
シミ取りレーザー後、1か月ほど経過すると、かさぶたが剥がれた後に新しい肌に褐色や淡い紅色の色素沈着が現れることがあります。これは炎症後色素沈着と呼ばれ、レーザー治療による一時的な炎症が原因です。
炎症後色素沈着は治療の失敗というわけではなく、徐々に薄れていきますが、それには3〜6か月ほどの期間を要します。中には、1年ほどかかることもあります。炎症後色素沈着を1日でも早く改善するには、後述するダウンタイムの過ごし方が大切になります。
シミ取りレーザー後の経過
シミ取りレーザー後の、よくある経過についてまとめました。
当日~3日:赤み・ヒリヒリ感
まずは治療直後から3日目までの期間です。この時期は、レーザーによる刺激で肌が赤くなり、軽いヒリヒリ感を伴います。まるで軽い日焼けをしたような状態で、ちょっとした刺激でもピリピリと感じやすくなっています。
3日~2週間:かさぶたができる
レーザー照射後、破壊されたメラニン色素が皮膚表面に浮き出てくることで、かさぶたが形成されます。この期間中は、かさぶたを無理に剥がさず、自然に取れるのを待ちます。
2〜3週間:かさぶたが剥がれる
2〜3週間が経過すると、かさぶたが徐々に剥がれ始めます。このタイミングで、肌が新しい層を形成しているのがわかるでしょう。
ただし、この段階ではまだ肌が非常にデリケートな状態であるため、紫外線対策や保湿ケアを徹底する必要があります。
1か月:炎症後色素沈着が現れる
シミ取りレーザー後、1か月ほど経過すると、かさぶたが剥がれた後に色素沈着が現れることがあります。色素沈着は摩擦・刺激によって増える可能性があるため、しっかりと保護をすることが求められます。
3~6か月:炎症後色素沈着が薄まる
この時期には、炎症後色素沈着が治まってきます。この期間には個人差があり、長い場合だと1年ほどかかることもあります。
シミ取りレーザーのダウンタイムの過ごし方
レーザー治療後のダウンタイムでは、適切なケアを心がけることで、より良い治療効果が期待できます。ここでは、日常生活でのケアの方法について詳しく説明していきます。
洗顔は優しく
洗顔については、治療直後は特に慎重な対応が必要です。ぬるま湯を使用し、手のひらで優しく包み込むように洗いましょう。洗顔料は刺激の少ない低刺激タイプを使用し、泡立てネットでしっかりと泡立ててから使用しましょう。
ゴシゴシと擦ったり、スポンジやタオルで直接洗ったりするのは避けてください。これが刺激となってシミの原因となってしまいます。
また、適切な洗顔ができたからといって、まだ安心するのは早いです。最後に、タオルドライまで気を抜かずに優しく行いましょう。軽く押さえるように水分を拭き取り、強く擦るのはNGです。
患部を刺激しない
治療後の肌は非常にデリケートな状態で、わずかな刺激でも炎症が悪化する可能性があります。特にかさぶたができている時期は、かゆみを感じても絶掻かないようにしましょう。
また、スキンケア用品を使用する際も、優しくポンポンと塗布するだけにとどめ、マッサージのような力を加える動作は避けてください。
日焼け対策を徹底する
レーザー治療を受けた後は、紫外線対策が極めて大切です。というのも、肌がとてもデリケートな状態なので、紫外線を浴びすぎてしまうと、せっかく治療したシミが濃くなってしまう可能性があるからです。
紫外線から肌を守るために、日焼け止めの使用は欠かせません。SPF30以上、PA+++以上のものがおすすめです。「朝塗ったから大丈夫」ではなく、2〜3時間おきの塗り直しがポイントになります。特に汗をかいたり、タオルで拭いたりした後は、必ず塗り直すこと忘れないようにしてください。
また、物理的に紫外線を避けるため、お気に入りの帽子やサンバイザーも活用しましょう。日傘との併用も効果的です。特に治療後2〜3か月は、肌が敏感になっている大切な時期なので、できるだけ直射日光は避けて、こまめな紫外線対策を心がけてください。
血流を促進する行動を控える
レーザー治療の直後は、血流を促進する行動を控えることも大切です。ランニングやジム通いなどの激しい運動は控えめにしましょう。また、熱いお風呂やサウナ、スチームサウナなども避け、入浴はぬるめのお湯で短めに済ませるのが良いでしょう。飲酒も血行を促進するため、治療直後は控えめにしてください。
メイクは肌を刺激しないように注意しながら
治療後しばらくは、肌がとてもデリケートな状態が続きます。メイクをしたい気持ちはよく分かりますが、まずは肌の回復を第一に考えましょう。かさぶたが完全に剥がれ落ち、赤みが落ち着くまでは、できるだけメイクは控えめにするのが無難です。
もしメイクを再開する際は、刺激の少ないものから始めてみましょう。また、メイクの仕方も大切なポイントです。スポンジやパフで強くこすったり、何度も重ね塗りしたりするのは禁物です。優しくポンポンと叩くように、丁寧に塗布していきましょう。
処方された内服薬・外用薬を指示通りに使用する
レーザー治療後の回復をサポートするため、医師から内服薬や外用薬が処方されることがあります。
内服薬としては、ビタミンCやビタミンE、トラネキサム酸などがあり、これらには炎症を抑える効果や、肌の回復を促進する働きがあります。
また、外用薬として処方されるハイドロキノンやトレチノインなどは、色素沈着を防いだり、肌のターンオーバーを整えたりする効果が期待できます。
処方されたこれらの薬を指示通りに使用することで、ダウンタイムの回復を早め、シミ取りの効果を高めることが期待できるでしょう。
シミ取りレーザーのダウンタイムであるとバレないためには
シミ取りレーザー治療後のダウンタイム期間を上手に過ごすために、目立たないようにカバーする方法を紹介します。
治療後の肌の変化を気にする方も多いと思いますが、少し工夫で自然にカバーすることができます。例えば、頬のあたりの治療であれば、マスクを活用するだけでも効果があります。特にマスク着用が一般的な現在は、違和感なく過ごせるでしょう。
額やこめかみ、フェイスラインの治療後は、ヘアスタイルを工夫してみましょう。普段アップにしている方も、この時期は前髪を少し長めに下ろしたり、サイドの髪を流したりするだけで、自然にカバーできます。
仕事で人と接する機会が多い場合は、肌の状態を見ながらメイクを工夫する方法もあります。最近は、スキンケア成分を配合したコンシーラーも多く販売されています。ハイドロキノン配合のコンシーラーなら、カバー力が高いだけでなく、色素沈着のケアも同時にできて一石二鳥です。
ただし、メイクを始める時期については、担当医に確認してからのほうが良いでしょう。
シミ取りレーザーのダウンタイムでよくある質問
シミ取りレーザー治療後の経過について、よく寄せられる質問をQ&Aでまとめました。
かさぶたは何日くらいでできる?
レーザー治療後、かさぶたは施術から3日ほどで形成され始めます。ただし、レーザーの出力や肌質によって、かさぶたのできるタイミングや大きさには違いが出ることもあります。
かさぶたができないのは失敗したということ?
シミ取りレーザー後、かさぶたにならないと、治療が失敗したように思えるかもしれませんが、必ずしもそのようなことはありません。
レーザー治療の種類や肌質によっては、必ずしも目に見えるかさぶたが形成されないこともあります。ピコレーザーなど、より肌への負担が少ない施術では、目立つかさぶたができない場合もありますが、それでもメラニン分解は進んでいます。
かさぶたは自分で剥がしても良い?
かさぶたが自然にはがれるまでの間は、無理にはがさないよう注意しましょう。無理に剥がそうとすると、下の新しい肌が傷つき、炎症後色素沈着や傷跡が残るリスクが高まります。
大阪梅田でシミ取りレーザーなら梅田すずらんクリニックにご相談を
シミ取りレーザーのダウンタイムをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
治療後のダウンタイム期間で特に重要なのは、適切な洗顔とスキンケア、確実な紫外線対策、かさぶたを無理に剥がさないこと、そして処方薬の正しい使用です。このような適切なケアを行うことで、より良い治療結果につながります。
大阪梅田でシミ取りレーザーをお探しでしたら、梅田すずらんクリニックがおすすめです。当クリニックでは、患者様一人ひとりの肌質や生活スタイルに合わせた最適な治療プランをご提案いたします。
また、治療後のアフターケアもしっかりとサポート。不安な症状や気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
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