2024年6月17日
ポテンツァは痛い?痛みを抑える方法も紹介
ポテンツァは、肌の引き締めや若返りを目指す美容施術として注目されています。その一方で、施術に痛みを伴うのかどうかや施術後のダウンタイムなどについて不安を感じる方も少なくありません。この記事では、ポテンツァの痛みの程度と痛みを抑える方法、ダウンタイムなどについて詳しく解説します。
目次
ポテンツァの施術に痛みがある理由
ポテンツァは、微細な針の先端から放出する高周波によって皮膚に熱エネルギーを与え、熱が皮膚の深層に届くことでコラーゲンやエラスチンの生成を促進します。
針は非常に細いため痛みはほとんどありませんが、針の先端から放出される高周波の熱による痛みが生じます。特に、高周波の出力が高くなればなるほどに温度が上昇し、痛みも強くなります。
ポテンツァの痛みの特徴
ポテンツァの痛みが気になる場合は、痛みの性質や痛みを感じやすい部位などについて確認しておくことが大切です。あらかじめ、痛みの情報を知っておくことで、施術を受けるかどうか決断しやすくなるでしょう。ポテンツァの痛みの特徴は次のとおりです。
回数を重ねるごとに痛みが増す
ポテンツァは、施術回数を重ねるごとに痛みが増す傾向があります。そのため、最初に高周波を照射した際に痛みが少なかったからといって、2回目以降の照射も痛みが少ないとは限りません。例えば、最初の照射で感じる痛みが10段階中3程度だとすると、2回目や3回目の照射では痛みが5や6に感じられることがあります。
これは、皮膚の深層に高周波エネルギーが繰り返し加わることで、熱が蓄積されるためと考えられています。
骨に近い部分は痛みを感じやすい
ポテンツァは、額や鼻、顎など骨に近い部分に施術した際に強い痛みが現れる傾向があります。これらの部位は皮膚が薄く骨に近いことにより、高周波エネルギーが直接骨に響くためです。
例えば、額の施術では、針を刺す際にチクチクとした痛みがあり、その後高周波が放出されると皮膚の奥でズキズキとした痛みが感じられます。また、こめかみは麻酔が効きにくいため、結果的に強い痛みを感じる傾向があります。
ポテンツァの痛みを抑える方法
ポテンツァの痛みをなるべく抑えるために、次のように対策しましょう。
肌の調子を整えておく
ポテンツァの施術前に、肌の調子を整えておくことが大切です。肌が乾燥していたり荒れていたりする状態では肌のバリア機能が低下しているため、痛みを感じやすくなります。施術前には保湿ケアを十分に行い、肌を健康な状態に保つことが大切です。
肌の健康を保つためには、十分な睡眠とバランスの取れた食事が欠かせません。睡眠不足や栄養の偏りを防ぎ、ストレスもなるべく発散させましょう。その上で、丁寧な洗顔、保湿ケアなどを行うことが重要です。
施術前後は紫外線を避ける
施術前後には紫外線を避けることも重要です。紫外線は肌にダメージを与え、炎症を引き起こす原因となります。ポテンツァの施術後の肌は敏感になっているため、紫外線を浴びると痛みや炎症が悪化する可能性があります。また、メラニンが過剰に生成されて、シミやくすみのリスクも高まります。
外出時には日焼け止めをしっかり塗り、帽子や日傘を使用して紫外線を防ぎましょう。日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直し、長時間の外出時には日陰を利用するなど、紫外線をなるべく避けることが大切です。
施術後は十分に保湿する
施術後の保湿ケアによって肌のバリア機能を整えることで、外部刺激による痛みを軽減できます。施術後は肌が乾燥しやすくなるため、十分に保湿しましょう。保湿クリームやローションを塗る際は、塗り込むのではなく、手のひらで丁寧に塗ります。日中はこまめに保湿ケアを行い、夜には保湿パックによるスペシャルケアを取り入れるのもひとつです。
マスクは綿かシルクのものを選ぶ
施術後にマスクを着用する場合は、素材に注意が必要です。綿やシルクのマスクは、肌に優しく、刺激を抑えることができます。反対に合成繊維のマスクは摩擦が強く、敏感な肌にダメージを与える可能性があるため、避けた方がよいでしょう。
ダイヤモンドチップでの施術を選ぶ
ダイヤモンドチップはポテンツァに使用するチップのひとつで、顔の引き締めに効果的です。
従来のチップと異なり針がないため、針つきのチップよりも痛みを抑えることができます。また、麻酔クリームを使用する必要もないため、速やかな施術が可能です。
痛みが強いときは我慢せずに伝える
ポテンツァの施術中に痛みが強い場合は、我慢せずに医師やスタッフに伝えましょう。施術者は痛みの情報をもとに出力を調整し、ダウンタイムが長くならないように配慮します。
例えば、施術中に耐えがたい痛みが生じた場合は、高周波の出力を下げたり、針の深さを調整したりして痛みを抑えることが可能です。痛みが強いからといって必ずしも効果が高いとは限らないため、我慢せずに伝えましょう。
麻酔クリームを使用する
ポテンツァの施術前に麻酔クリームを使用することで、針が刺さる痛みや高周波の熱による痛みを大幅に軽減できる可能性があります。多くのクリニックでは施術前に麻酔クリームを塗布し、皮膚の感覚を鈍らせてから施術を行います。麻酔クリームを使用するかどうか、念のため確認しておきましょう。
ポテンツァのダウンタイム
ポテンツァの痛みは、施術中だけではなく施術後にも現れる場合があります。ポテンツァのダウンタイムについて詳しく見ていきましょう。
痛みや赤みが現れる場合がある
ポテンツァの施術後、赤みや腫れ、ヒリヒリ感などが現れることがあります。これは、針による物理的な刺激と、高周波による熱エネルギーの刺激が原因です。施術の特性上避けることが難しいものの、多くの場合は数時間から数日で徐々に緩和されていきます。
症状が続くのは数日~1週間程度
ポテンツァのダウンタイムには個人差がありますが、一般的には数日から1週間程度です。例えば、施術後1~3日間は特に赤みや腫れが目立ちますが、5日目には多くの症状が落ち着き始めます。内出血が起きた場合は、通常1週間ほどで薄くなり、長くても2週間程度で消失することがほとんどです。
ポテンツァはメスで肌を切開する施術ではないため、ダウンタイムが短いうえに、強い症状も通常は現れません。
当院では痛みを抑えたポテンツァの施術を行っています
ポテンツァは、ニキビ・ニキビ跡、小じわ、毛穴などさまざまな肌の悩みに働きかける施術です。高い効果が期待できるため、痛みが原因で施術を諦めるのではなく、痛みの対策を実践することが大切です。
梅田すずらんクリニックでは、針がないために痛みを抑えられるダイヤモンドチップによるポテンツァの施術が可能ですので、痛みをなるべく抑えたい方は当院までお気軽にご相談ください。