2026年2月28日

黒クマの治し方は?上を向くと消える影の正体と切らない治し方

黒クマの治し方は?

黒クマの正体は、色素沈着ではなく、目の下のたるみや窪みが作る物理的な影です。 構造上の問題である以上、どれだけ高価なアイクリームを塗っても、メイクで隠そうとしても、根本的な解決には至りません。

しかし、諦める必要はありません。影そのものを浅くすることは十分に可能です。

この記事では、黒クマができる仕組みや他のクマとの見分け方、セルフケアから美容医療による解決策までを分かりやすく解説します。

クマ治療なら、大阪の美容皮膚科「梅田すずらんクリニック」にご相談ください。

黒クマとは?他のクマとの違い

黒クマとは?

黒クマは「影クマ」とも呼ばれ、目の下のたるみや眼窩脂肪(がんかしぼう)の突出による凹凸が作る影のことです。色が黒いのではなく影なので、メイクで隠しにくいのが他のクマとの大きな違いといえます。

黒クマの見た目と特徴

黒クマは、目の下の膨らみやへこみが作る影によって黒っぽく見えている状態を指します。色素沈着や血行不良ではなく、顔の構造的な段差が主な原因です。

目の奥には眼窩脂肪という、目を守るクッションの役割をしている脂肪があります。この眼窩脂肪は眼輪筋という筋肉によって支えられていますが、加齢などで筋肉が衰えると脂肪が前に押し出されて垂れ下がり、目の下に膨らみやたるみができてしまいます。その膨らみの下にできるくぼみが影となり、黒クマとして現れるのです。

特に照明の角度によって影の濃さが変わるため、光の当たり方次第で目立ったり目立たなくなったりします。また、目の下にたるみやクマがあると、実際より年上に見えたり、疲れていなくても疲れているように見えたり、不健康な印象を与えてしまうことがあります。

青クマ・茶クマとの見分け方

顔を天井に向けた状態で鏡を見たとき、クマが薄くなれば黒クマです。上を向くことで目の下の凹凸に光が当たり、影が飛ぶためこのようになります。

一方、上を向いても色が濃いまま変わらない場合は、皮膚の下の血管が透けている青クマか、皮膚そのものに色素が沈着している茶クマの可能性が高いでしょう。

また、目尻を横に引っ張ってみるやり方もあります。引っ張ってクマ(影)が消えれば黒クマ、色が皮膚と一緒に動けば茶クマ、色が薄くなれば青クマと判断できます。

ただし、これらが組み合わさった混合タイプの人も多いため、正確にはクリニックで診断してもらうのがおすすめです。

✅️ 合わせて読みたい

青クマの治し方|原因別の治し方と美容皮膚科治療の選び方
茶クマの治し方|美白クリームで消えない頑固なくすみの対処法

黒クマができる原因

黒クマができる原因

黒クマの主な原因は、加齢による目の周りの変化です。ここでは、大きく以下のように整理しています。

  • 眼輪筋の衰え
  • 眼窩脂肪の突出
  • コラーゲン減少による皮膚のたるみ
  • 骨格の影響
  • 生活習慣による悪化因子

加齢に関係するもののほか、生まれつきの骨格や生活習慣も関係します。これらを詳しく見ていきましょう。

眼輪筋の衰え

眼輪筋は眼裂(目の開口部)をドーナツ状に囲む筋肉で、まばたきを行う主要な筋肉です。眼窩脂肪が前に飛び出さないよう支えるのも、眼輪筋の役割です。

加齢によってこの眼輪筋が弱くなると、眼窩脂肪を適切な位置に保つことができなくなり、脂肪が前方に押し出されてしまいます。眼輪筋の衰えは皮膚のたるみも引き起こすため、目の下全体がたるんでより影が濃くなります。

眼窩脂肪の突出

目の奥にある眼窩脂肪が前方に押し出されることが、黒クマの直接的な原因のひとつです。眼窩脂肪はもともと目を守るクッションの役割をしていますが、それを支えている眼輪筋が衰えると、重力に逆らえず前に突出してしまいます。

眼窩脂肪が突出すると、目の下に膨らみができ、その下にくぼみが生じます。このくぼみが影を作り、黒クマとして見えるようになるのです。加齢だけでなく、生まれつき眼窩が浅い方や眼球が前方に出ている方は、若い頃から眼窩脂肪が突出しやすい傾向が見られます。

コラーゲン減少による皮膚のたるみ

加齢とともに肌のコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚の弾力やハリが失われていきます。こうした成分が減ると皮膚のたるみを引き起こし、目の下に凹凸ができやすくなります。その結果、目の下の皮膚に影ができ、黒クマが強調されるようになるのです。

皮膚のハリが失われることで、眼窩脂肪の突出もより目立つようになり、黒クマが悪化する要因となります。

ただでさ、​​目の下の皮膚は非常に薄く、デリケートです。紫外線や乾燥、睡眠不足などの生活習慣も、コラーゲンの減少を早めるので注意が必要です。

骨格の影響

日本人を含むアジア人は欧米人に比べて眼窩(眼球が収まる骨のくぼみ)が浅い傾向にあります。この構造的特徴により、眼窩脂肪を収容するスペースが狭く、脂肪が前方に押し出されやすいとされているのです。

とりわけ頬骨が低い方や目の下の骨が引っ込んでいる方目が大きく眼球が前方に出ている方は、若いうちから黒クマができやすいと考えられます。

生活習慣による悪化因子

黒クマの根本原因は構造の変化ですが、日々の生活習慣がそれを加速させることがあります。特に現代人に多いのが、パソコンやスマートフォンの長時間使用による眼精疲労です。目の周りの筋肉が凝り固まって血流が悪くなると、老廃物が溜まりやすくなり、むくみが生じて黒クマを強調させます。

また、うつむいてスマホを見る姿勢は、重力で脂肪が垂れ下がりやすくなるため要注意です。

黒クマのセルフケア

黒クマのセルフケア

黒クマの根本治療は難しいですが、進行を遅らせることは可能です。眼輪筋トレーニングや保湿、紫外線対策でハリを保ちましょう。

表情筋トレーニング

眼輪筋を鍛えるトレーニングは、目の下のたるみを予防し、黒クマを目立ちにくくする効果が期待できます。眼輪筋が衰えると脂肪が前に出てきてしまうため、意識的に動かして筋力を維持しましょう。

簡単にできる方法として、目をぎゅっと閉じてから大きく見開く動作を繰り返す、あるいは目線だけを上下左右に動かす運動などがあります。ふと気づいたとき、1日に数回、数分程度行うだけでも意味があります。

ものは試しというつもりで、トライするのがおすすめです。ただし、力を入れすぎたり、皮膚を引っ張ったりすると逆効果になることもあるため、優しく丁寧に行うことを心がけてください。

マッサージで血流促進

マッサージで目の周りの血流を良くすることは、黒クマに伴うむくみの解消に役立ちます。むくみが取れると目の下のふくらみがスッキリし、影が薄くなったように見えます。

ポイントは、皮膚を擦らないことです。クリームやオイルをたっぷり塗り、指の腹で優しく目の周りのツボを押すように流します。目頭から目尻、こめかみに向かってリンパを流すイメージで行いましょう。強く擦ると色素沈着(茶クマ)の原因になるため、力の入れすぎには注意してくださいね。

アイクリームで保湿とハリケア

皮膚のハリや弾力を保つために、アイクリームでの保湿は欠かせません。乾燥して皮膚が薄くなると、眼窩脂肪の突出が目立ちやすくなるため、専用のケア用品で潤いを与えることが重要です。

成分としては、コラーゲンの生成を助けるレチノールやナイアシンアミド、保湿力の高いセラミドや「ヒアルロン酸」が配合されたものがおすすめです。これらは皮膚をふっくらさせる効果があり、影を目立ちにくくするサポートをしてくれます。

紫外線対策

紫外線はコラーゲンを破壊し、皮膚のたるみを引き起こす大きな要因です。黒クマのセルフケアにおいても、紫外線対策は欠かせません。

日焼け止めを顔全体に塗る際、目の下までしっかりカバーすることを習慣にしましょう。また、日差しの強い日はサングラスや帽子を活用することで、目元への紫外線ダメージを軽減できます。

UV効果のあるアイクリームやファンデーションを使うのも有効です。紫外線対策は一年を通じて継続することで、長期的に黒クマの予防につながります。

生活習慣の改善

黒クマを悪化させないためには、生活習慣全体を見直すことも無視できません。十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動は、肌の健康を保つ基本となります。

特にタンパク質やビタミンC、ビタミンEなど、コラーゲンの生成に必要な栄養素を意識して摂取しましょう。また、喫煙や過度な飲酒は血行を悪くし、肌の老化を早める原因になるため、控えることをおすすめします。

セルフケアでは治らない黒クマ、その理由

セルフケアでは治らない黒クマ、その理由

セルフケアはあくまで予防や現状維持であり、一度できた黒クマを完全に消すことはできません。突出した脂肪や伸びた皮膚、骨格的な構造は、自力での改善に限界があるためです。

化粧品は表面にしか作用しない

化粧品やアイクリームは、基本的に肌の表面(角質層)に潤いを与えるものです。しかし、黒クマの原因である眼窩脂肪の突出は、肌の奥深くで起きている構造の問題です。

いくら高価なクリームを使っても、飛び出してしまった脂肪を奥に押し戻したり、減らしたりすることはできません。あくまで肌にハリを出して影を目立ちにくくする対処療法であり、物理的な段差そのものを解消する力はないことを理解しておく必要があります。

失われた脂肪やコラーゲンは自然には戻らない

加齢によって減少したコラーゲンやエラスチン、顔の脂肪は、自然に元の状態に戻ることはありません。一度失われた肌のハリや弾力、ボリュームは、セルフケアだけでは回復させることができないのです。

化粧品に含まれるコラーゲンやペプチドは、肌表面の保湿やハリ感を一時的に高めることはできますが、真皮層で失われたコラーゲンを直接補うことはできません。

骨格や眼窩脂肪の位置はセルフケアでは変えられない

生まれつきの骨格や眼窩脂肪の位置は、どれだけセルフケアを頑張っても変えることができません。眼窩が浅い、頬骨が高い、眼球が前方に出ているといった構造的な特徴は遺伝的なものであり、化粧品やマッサージでは対処できない領域です。

また、加齢や眼輪筋の衰えによって前方に突出してしまった眼窩脂肪も、セルフケアで元の位置に戻すことはできません。こうした問題による黒クマを根本的に改善するには、美容医療などの専門的な治療を検討する必要があります。

【美容医療】セルフケアで消えない黒クマの治し方

【美容医療】セルフケアで消えない黒クマの治し方

黒クマに効果が期待できる美容医療として、以下を紹介します。

  • ヒアルロン酸注入
  • スネコス注射
  • 脱脂
  • ​​ハムラ法

注射で溝を埋める手軽な方法から、原因となる脂肪を取り除く根本治療まで、症状や予算に合わせて選べます。

ヒアルロン酸注入

目の下の窪んだ部分にヒアルロン酸を注入し、肌を内側から持ち上げる治療法です。段差がフラットになることで影が消え、黒クマが目立たなくなります。即効性があり、施術時間も短いため手軽に受けられる点が魅力です。

ただし、効果は永続的ではなく、半年から1年ほどで体内に吸収されます。また、注入量が多すぎると不自然に膨らんだり、皮膚が薄いと青白く透けて見える「チンダル現象」が起きたりすることもあるため、医師の技術やデザイン力が問われる施術といえます。

✅️ 合わせて読みたい目の下のヒアルロン酸注入に期待できる効果とは?クマ・たるみ・くぼみを改善し若々しい目元へ

スネコス注射

スネコスは、ヒアルロン酸とアミノ酸を組み合わせた注射で、肌のハリや弾力を改善する治療法です。ヒアルロン酸注入とは異なり、ボリュームを出すというよりも、皮膚の質を改善することに重点を置いています。

スネコスは真皮層でコラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌の内側からハリを高める効果が期待できます。黒クマの原因となる皮膚のたるみを改善し、目元全体の若々しさを取り戻すことができるでしょう。

2〜4週間おきに複数回の施術を行うのが一般的で、効果は徐々に現れてきます。

✅️ 合わせて読みたいスネコスの効果とは?即効性や持続期間なども解説

脱脂

下まぶたの裏側を小さく切開し、黒クマの原因である眼窩脂肪を取り除く手術です。皮膚表面に傷跡が残らず、抜糸の必要もありません。突出した脂肪がなくなるため、半永久的に目袋の膨らみを解消できます。

注意点は、脂肪を取りすぎると逆に目の下が窪んでしまい、新たな影ができてしまうリスクがあることです。また、皮膚のたるみが強い人の場合、中身の脂肪が減ることで皮膚が余り、小ジワが増えてしまうこともあるため、適応の見極めが求められます。

※ 当院では脱脂を行っておりません

​​ハムラ法

突出した眼窩脂肪を切り取って捨てるのではなく、目の下の窪んでいる部分(ティアトラフ)に移動させて固定する方法です。「膨らみ」を解消しつつ「凹み」も埋めるため、目の下が平らになり、滑らかで綺麗な仕上がりが期待できます。

自身の脂肪を再利用するため定着率が良く、再発のリスクが低いのがメリットです。ただし、脱脂のみと比べて手術時間が長く、高度な技術が必要になるため費用も高額になる傾向があります。皮膚を切らない「裏ハムラ法」と、皮膚のたるみも同時に切除する「表ハムラ法」があります。

※ 当院では​​ハムラ法を行っておりません

黒クマの治し方でよくある質問

眼窩脂肪の突出が主な原因であれば、脱脂やハムラ法などの手術によって大幅な改善が期待できます。一方、骨格的な要因が強い場合は、完全に消すことは難しいこともあります。

皮膚の色素沈着(茶クマ)が併発している場合や、皮膚のたるみが重度の場合は、単一の治療だけでは限界があることもあります。その際は、レーザー治療や皮膚切除などを組み合わせる複合的なアプローチを検討すると良いでしょう。

治療法によって大きく異なります。ヒアルロン酸やスネコスなどの注射系は、数時間から数日程度の赤みや腫れで済むことがほとんどです。メイクで隠せる程度のため、日常生活への影響は少ないでしょう。

一方、脱脂やハムラ法などの手術の場合は、1〜3週間程度のダウンタイムを見込む必要があります。腫れや内出血がしばらく続き、完全に落ち着くまでには1〜2か月かかることもあります。

注射治療であれば、変化が自然なため周囲にバレることはほとんどありません
ただし、脱脂やハムラ法などの手術の場合は、ダウンタイム中の腫れや内出血で気づかれる可能性があります。また、効果が大きい分、施術前後の変化も分かりやすくなります。

黒クマの治療は、基本的に「見た目を整える」ことが目的の美容医療となるため、公的健康保険は適用されず「自由診療(全額自己負担)」となります。

まとめ

黒クマは眼窩脂肪の突出や皮膚のたるみなど、構造的な原因で生じるため、セルフケアでは改善が難しいのが実情です。大阪の美容皮膚科「梅田すずらんクリニック」では、スネコスやヒアルロン酸注射など、あなたの目元に合わせた治療をご提案します。

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