2026年2月1日

【女性も男性も】ボトックスと妊活の正しい知識|もし気づかずに打ってしまったら?

妊婦が両手でお腹を抱える写真

「そろそろ赤ちゃんが欲しい。でも、ボトックスをやめて一気に老け込むのが怖い…」
「もし妊娠に気づかず注射してしまったら、赤ちゃんに影響はある?」

美容意識の高い方ほど、妊活と美容医療の板挟みで悩んでしまうものです。

この記事では、ボトックスと妊活の関係について、医療用医薬品添付文書をもとに分かりやすく整理します。正しい知識で不安を解消し、心置きなく赤ちゃんを迎える準備を整えましょう。

大阪の梅田でボトックスを検討しているなら、ぜひいつでも梅田すずらんクリニックへご相談ください。

ボトックス注射は妊活中NGである理由

メガネをかけた女性

ボトックス注射は妊活中に原則避けるべきとされています。その理由は、妊娠中・妊娠の可能性がある場合の安全性が確立されておらず、添付文書でも避妊が求められているためです。

まずは医学的な位置づけを整理します。

おさらい:そもそもボトックス(ボツリヌストキシン)とは

ボトックス注射は、A型ボツリヌストキシンというたんぱく質を有効成分とする医薬品を、筋肉や神経に作用させる治療です。美容医療では、表情ジワの改善やエラ張り、多汗症の治療などに用いられています。

作用の特徴は、神経から筋肉への信号伝達を一時的に抑える点にあり、作用自体は局所的です。

しかし、妊娠中や妊娠を希望する方に対しては、全身への影響が完全に否定できないとされているため、禁忌となっています。

添付文書に記載された禁忌事項

日本国内で厚生労働省の承認を受けている「ボトックスビスタ®(アラガン社)」の添付文書(薬の説明書)には、明確な禁止事項が記載されています。その項目のひとつが「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」です。

具体的には「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと」と明記されており、これは医師の裁量で判断が変わるものではなく、メーカーが定めたルール(禁忌)です。

また、授乳中の投与についても同様に避けるべきとされており、妊娠・出産・授乳という一連の期間において、ボトックスは使用できない薬剤として位置づけられています。

参考:KEGG MEDICUS「医療用医薬品 : ボトックス」

なぜ避妊が必要なのか|医学的根拠

なぜこれほど厳しく制限されているかというと、それは胎児への安全性が確立されていないからです。

倫理的な観点から、妊娠中の女性を対象とした臨床試験を行うことはできないため、お腹の赤ちゃんに100%影響がないと言い切るデータが存在しません。

動物実験(マウスやラット)においては、胎児の体重が増えなかったり、骨の形成が遅れたりといった影響が報告されています。

もちろん、これは人間にそのまま当てはまるわけではありませんが、リスクをゼロにするためには妊娠する可能性がある期間は体内に薬剤を入れないことが唯一の安全策となります。

このような理由から、注射後は薬の成分が代謝されるまでの一定期間、避妊を行うことが医学的に求められているのです。

ボトックス後、妊活はいつからOK?

赤いカレンダーアイコン

ボトックス施術後に妊活を始めるには、一定の避妊期間を設ける必要があります。この期間は女性と男性で異なるため、パートナーと一緒に確認しておきましょう。

【女性】最終投与後「2回の月経を経るまで」

ボトックスビスタの添付文書では、妊娠する可能性のある女性に対して「投与中および最終投与後2回の月経を経るまで」の避妊が求められています。

月経周期が28日の方であれば、おおよそ2〜3ヶ月間が目安となります。

この期間が設けられている理由は、ボツリヌストキシンが体内から十分に排出されるまでの時間を確保し、卵子への影響リスクを最小限に抑えるためです。

月経周期には個人差がありますので、周期が不規則な方や判断に迷う場合は、施術を受けたクリニックや婦人科の医師に相談することをおすすめします。

【男性】最終投与後「少なくとも3ヶ月」

意外に思われるかもしれませんが、実は女性よりも男性の方が、長く避妊期間を設ける必要があります。添付文書には、投与中および最終投与後「少なくとも3ヶ月」は避妊するよう記載されています。

理由は精子の作られるサイクルにあります。精子のもととなる細胞が成熟して射精されるまでには約74日(約2.5ヶ月)かかるといわれています。

この期間中に薬剤の影響を受けた可能性を完全に排除するため、約3ヶ月という期間が設定されているのです。

男性の美容意識が高まり、ご夫婦で施術を受けているケースも増えています。パートナーがボトックスを受けている場合は、男性側のスケジュール調整も忘れずに行ってください。

✅️ 合わせて読みたいエラボトックス注射はメンズにも人気!なぜおすすめ?失敗例や後悔しないための注意点まで

妊活に向けたスケジュールの立て方

正しいスケジュールを立てるコツは、妊活開始希望日から逆算することです。例えば、4月から妊活を始めたいと考えている女性なら、遅くとも1〜2月初旬までには最後の施術を終えておく必要があります。

ギリギリまで打ちたいという気持ちも分かりますが、生理周期が乱れる可能性も考慮し、余裕を持って3ヶ月前には美容医療をストップするのが理想的です。

また、この期間は妊娠に向けた体づくり期間とポジティブに捉えましょう。

もし妊娠に気づかずボトックスを打ってしまったら?

緑の注射器イラスト

妊娠超初期(0週〜3週頃)は、まだ検査薬でも反応が出ない時期です。そのため、妊娠に気づかずにボトックス注射を受けてしまうケースは、実は決して珍しいことではありません。

その場合、必要以上に不安になることはありませんが、早めに医師へ相談しましょう。

過度な心配は不要、ただし医師への相談を

結論からいうと、過度に自分を責めたり、パニックになったりする必要はありません。ボトックスの分子量は非常に大きく、理論上は胎盤を通過して胎児に届くことは考えにくいためです。

実際に、妊娠を知らずに施術を受けたものの、問題なく出産されたという報告は多数あります。

もちろんボトックスは妊婦への投与が禁止されていますが、過去の海外データや論文において、妊娠中にボトックスを打ったことで胎児に奇形などの重篤な影響が出た確率は、一般的な自然妊娠における発生率と有意な差がないという報告も多く存在します。

だからといって「安全です」と断言はできませんが、「打ってしまった=絶望的」というわけではありません。

まずは産婦人科の主治医にいつ、どのくらいの量を打ったかを正直に伝え、赤ちゃんの成長をしっかりモニタリングしてもらいましょう。

また、施術を受けた美容クリニックにも一報を入れ、カルテに記録を残してもらうことが大切です。

妊娠が判明したら今後の施術はストップ

妊娠が判明した時点で、ボトックスを含む美容医療の施術は一旦中断してください。ボトックスだけでなく、ヒアルロン酸注入やレーザー治療、外科的な美容整形なども妊娠中は基本的に受けることができません。

美容クリニックにも妊娠の事実を伝え、今後の施術予定があればキャンセルしましょう。妊娠中は肌質やホルモンバランスが変化するため、出産後に改めて肌の状態を確認してから美容計画を立て直すことをおすすめします。

産後の美容医療再開時期については、授乳の状況なども考慮しながら医師と相談して決めていきましょう。

妊活中・妊娠中でも受けられる美容施術はある?

白衣の医師らしき人物の上半身写真

妊活中であっても、生理中から排卵前までの「確実に妊娠していない期間」であれば、受けられる施術はいくつかあります。

例えば、肌表面の古い角質を取り除くケミカルピーリングや、微弱な電流を使ってビタミンCなどの有効成分を浸透させるイオン導入などは、比較的安心して受けられます。

ただし、強い痛みを伴うレーザー治療などは、身体へのストレスとなる可能性があるため推奨しない医師もいます。

このあたりはクリニックによって方針が異なるため、予約の際は必ず現在妊活中であるという旨を伝え、医師の判断を仰いでください。

自己判断は避け、その都度確認しながら進めることが大切です。

妊活中(妊娠の可能性がない時期)に可能な施術

妊活中であっても、生理中から排卵前までの「確実に妊娠していない期間」であれば、受けられる施術はいくつかあります。

例えば、肌表面の古い角質を取り除くケミカルピーリングや、微弱な電流を使ってビタミンCなどの有効成分を浸透させるイオン導入などは、比較的安心して受けられます。

ただし、強い痛みを伴うレーザー治療などは、身体へのストレスとなる可能性があるため推奨しない医師もいます。

このあたりはクリニックによって方針が異なるため、予約の際は必ず現在妊活中であるという旨を伝え、医師の判断を仰いでください。

自己判断は避け、その都度確認しながら進めることが大切です。

妊娠中は基本的に美容医療はお休み

妊娠検査薬で陽性が出たら、原則として医療用マシンや薬剤を使用する美容施術はすべて、お休み期間に入ります。

妊娠中はホルモンバランスが激変し、肝斑が濃くなったり、普段より肌が敏感になったりするため、いつもなら問題ない施術でも予期せぬ肌トラブルが起きやすくなるからです。

また、施術に伴う痛みや緊張がストレスとなり、お腹の張り(子宮収縮)を誘発するリスクもゼロではありません。

「安定期に入れば大丈夫?」と聞かれることもありますが、万が一の事態を避けるため、多くのクリニックでは施術をお断りしています。

この期間は、刺激の少ない化粧品での保湿や徹底した紫外線対策など、ホームケアに注力しましょう。

産後・授乳後の美容復帰タイミング

産後に美容医療を再開できるタイミングは、施術内容や授乳の状況によって異なります。

ボトックスについては、授乳中も投与が推奨されていないため、授乳を終えてから再開するのが一般的です。授乳終了後、体調が安定した段階で医師に相談しながら施術を検討しましょう。

また、産後は妊娠前と肌質や体型が変わっていることも珍しくありません。以前と同じ施術が最適とは限りませんので、改めてカウンセリングを受け、現在の状態に合った美容計画を立て直すことをおすすめします。

焦らず、自分のペースで美容医療を再開していきましょう。

ボトックスと妊活に関するQ&A

Q&A

ボトックスを打つと不妊になりますか?

ボトックスを打つことで不妊になるという医学的根拠はありません。

添付文書で定められた避妊期間(女性は2回の月経、男性は3ヶ月)を守れば、その後の妊活に影響を及ぼす可能性は低いと考えられています。

エラボトックスと顔のボトックスで違いはある?

いいえ、避妊期間のルールに違いはありません。 エラ(咬筋)は額や目尻に比べて使用する薬剤の量が多い傾向にありますが、使用している成分自体は同じボツリヌストキシンです。打つ場所が顔であっても、肩やふくらはぎであっても、体内への残留リスクを考慮し、一律で同じ期間の避妊が必要です。

夫がボトックスを打っている場合、妻の妊活に影響は?

はい、ご夫婦での妊活スケジュールに影響します。 奥様の体に直接的な影響はありませんが、旦那様の精子形成に影響を与えるリスクを避けるため、男性側も最終投与から3ヶ月の避妊が求められます。

韓国製ボトックス(ボツラックス等)でも同じ?

ボツラックスやニューロノックスなどの韓国製ボツリヌストキシン製剤も、有効成分はボトックスビスタと同じA型ボツリヌストキシンです。

そのため、妊活に関する注意点は基本的に共通しています。

ただし、厚生労働省の承認を受けていない製剤は添付文書の内容が異なる場合がありますので、詳細は施術を受けるクリニックで確認してください。

✅️ 合わせて読みたいボトックスの種類と違いを比較|アラガンと韓国製の効果・持続期間の違いは?

まとめ

妊活中のボトックスは、女性なら2回の月経、男性なら3ヶ月の避妊期間が必要です。少し長く感じるかもしれませんが、パートナーと将来の安心を守るための大切なルールですね。

もし「いつまで打てる?」「今の時期にできるケアは?」と迷ったら、梅田すずらんクリニックへご相談ください。

梅田でボトックスを検討している方は、ライフプランに合わせた安全な美容法を一緒に考えましょう。

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