2025年9月14日
ピコフラクショナルのダウンタイムはどれくらい続く?症状と悪化させないための対処法
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ピコフラクショナルは、ニキビ跡や毛穴の開きといった肌悩みに効果が期待できる美容施術です。しかし、レーザー治療ならではのダウンタイムが気になり、施術に一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
「赤みはどのくらい続く?」「仕事への影響は?」といった不安は、多くの方が抱く共通の悩みです。
この記事では、ピコフラクショナルのダウンタイム期間や症状、効果を実感できる時期、そして回復を早めて効果を高めるための正しい過ごし方までを詳しく解説します。施術後の経過と適切なケア方法を知り、安心して理想の肌を目指しましょう。
大阪・梅田でピコレーザー(ピコフラクショナル)の施術をご希望の方は、梅田すずらんクリニックまでお問い合わせください。
目次
ピコフラクショナルのダウンタイムはどれくらい?
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ピコフラクショナルを検討する方の中には、以下のような不安を抱くケースが多くあります。
- 週末に受けて月曜日には赤みは引くのか
- 赤みはメイク・マスクで隠せるか
- 1回だけで効果は実感できるのか
気になる赤みは、ほとんどの場合、24時間〜数日で落ち着きます。金曜日や土曜日に施術を受ければ、月曜日には赤みがかなり引いているでしょう。
残った赤みもメイクやマスクで十分にカバーできるため、月曜日からの勤務に支障が出ることは少ないはずです。ただし、反応の強さには個人差があり、赤みやざらつきが数日続く人もいます。
赤みや点状出血が出ても、ファンデーションやコンシーラーで隠せる程度であることが多いです。マスクで口元を覆えば、より周囲の目を気にすることなく過ごせるでしょう。
また、1回で満足できる人もいるものの、肌質改善をしっかり実感するには3〜5回程度の継続が必要になることを知っておいてください。ニキビ跡や毛穴の開きなど、気になる悩みの程度に応じて回数を重ねると良いでしょう。
ピコフラクショナルのダウンタイムに見られる症状
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ピコフラクショナルの施術を受けた直後から数日間は、赤みやかゆみ、軽い痛み、ニキビの発生、点状出血といった症状が見られることがあります。これらは一時的な反応で、多くは1週間以内に自然に落ち着いていきます。
赤み
施術後の赤みは、日焼けに似た軽い炎症のような状態で、多くの方に見られる反応です。既に触れた通り、ほとんどの場合は24時間から数日で落ち着き、仕事や外出に大きな影響は出にくいでしょう。
ただし、照射の強さや肌質によっては赤みが長めに残ることもあり、人によって感じ方には差があります。
赤みが出ている間の肌はデリケートになっているので、ケアが欠かせません。ゴシゴシこするような刺激は避け、十分な保湿と紫外線対策を行うことで肌の健やかな回復をサポートしましょう。
かゆみ
ピコフラクショナルの施術後は肌が乾燥しやすくなっており、それに伴ってかゆみが生じることがあります。レーザー照射によって肌のバリア機能が一時的に低下することが、乾燥の主な原因です。
こうした施術後のかゆみは、肌が回復に向かう過程で生じる自然な反応といえます。しかし、ここで掻いてしまうと物理的な刺激を与え、炎症の悪化や色素沈着のリスクを高めることになるため、注意しましょう。
乾燥がかゆみの原因なので、しっかりと保湿することが対策として有効です。
痛み
ダウンタイム中に感じる痛みは、ヒリヒリとした感覚や、触れると少し感じる程度の軽いものが中心で、日常生活に支障が出るほどではありません。
施術中に感じるパチパチとした痛みとは異なり、主に施術当日から翌日にかけて続くことが多いです。この痛みも、数時間〜1日など時間の経過とともに自然に和らいでいきます。
ニキビ
施術の刺激によって一時的に皮脂腺が活性化して皮脂分泌が増加する結果、ニキビができることがあります。通常は長くても1週間ほどで、肌の状態が落ち着くにつれて自然に治まっていきます。
気になって触りたくなりますが、潰したり、強くこすったりしないようにしてください。この時期は特に肌を清潔に保ち、保湿ケアを丁寧に行いましょう。
点状出血
点状出血とは、レーザーを肌の深い層まで照射した際に起こる、ごく小さな内出血のことです。赤みと点状出血が同時に出ると、強いダメージを受けたように見えて驚く方もいますが、通常は数日以内に自然と治まります。
マスクやメイクでカバーすることもできますが、この時期の肌はとても刺激に敏感なので、こすったり強い刺激を与えたりしないよう注意してください。
ピコフラクショナルの効果はいつから実感できる?
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ピコフラクショナルは施術直後に効果を感じるという方もいますが、多くは赤みなどが引く数日後〜1週間後に実感しやすいです。レーザーの刺激によって肌のターンオーバーが促され、肌にハリやツヤが出たり、手触りが滑らかになったりします。
一方で、ニキビ跡の凹凸や毛穴の開き、小ジワの改善といった、より根本的な肌質改善の効果は、少し時間をかけて現れます。肌の深層部でコラーゲンやエラスチンが活発化し、肌が内側から再構築されるため、1か月ほどかけてゆっくりと効果が高まっていくのです。
また、1回で劇的な変化が出るケースは少なく、通常は複数回を重ねていきます。3〜5回程度を目安に継続すれば、滑らかさやトーンアップといった効果がよりはっきりと現れてくるでしょう。
ただ、中には「思ったほどの変化を感じられない」と悩む方もいます。そう感じる原因として、どんなことが考えられるかは下記の記事で説明しています。
✅️ 合わせて読みたい:ピコフラクショナルは効果なし?そう感じる原因と見直しポイントを解説
ピコフラクショナルのダウンタイム中の正しい過ごし方|7つの注意点
ピコフラクショナルは施術そのものだけでなく、その後の過ごし方によって仕上がりに差が出ます。肌をいたわりながら回復を促すことが、美肌効果をより確かなものにするポイントです。ここでは、施術後に意識したい7つのケア方法を紹介します。
① スキンケア:徹底した保湿を心がける
施術後の肌はバリア機能が一時的に低下しており、乾燥しやすい状態にあります。肌が乾燥すると、バリア機能が低下して赤みやかゆみが長引く原因になるため、いつも以上に丁寧な保湿ケアが欠かせません。
化粧水でたっぷりと水分を与えた後、乳液やクリームなどの油分でしっかりと蓋をして、水分が逃げないようにしましょう。この時期は、アルコールや香料などを含まない、低刺激性の製品を選ぶのがポイントです。
② 紫外線対策:日焼け止めは必須
施術後のデリケートな肌にとって、紫外線はもっとも避けたい刺激のひとつです。レーザーによる炎症がある状態で紫外線を浴びると、メラノサイトが過剰に刺激され、シミが再発したり、新たなシミができてしまったりするリスクが高まります。
せっかく肌を綺麗にしようと施術を受けているのに、そのせいでシミが増えてしまっては本末転倒です。
外出時はもちろん、室内にいるときでも窓から紫外線は入ってきます。日焼け止めは天候や場所を問わず、毎日使用する習慣をつけてください。日傘や帽子、サングラスなども併用し、物理的に紫外線をブロックすることも、もちろん効果的です。
③ メイク:肌に優しいものを選ぶ
赤みが気になるときにはメイクで隠せますが、ダウンタイム中の敏感になっている肌には、低刺激なものを選びましょう。カバー力の高いファンデーションを厚塗りすると、かえって刺激を与えてしまうことになりかねません。
ミネラルファンデーションなど、肌に負担をかけにくいものがおすすめです。下地やコンシーラーを工夫すれば、ナチュラルに仕上げながら赤みを目立たなくすることができます。
また、メイクをする際は、ブラシやパフを清潔に保つことも大切です。肌に直接触れるものだからこそ、衛生面にも配慮し、肌トラブルを防ぎましょう。
④ 洗顔・入浴:当日はシャワーのみでゴシゴシ洗いは厳禁
施術当日は、湯船に浸かるのは避け、ぬるめのシャワーで済ませるようにしてください。体を温めすぎると血行が促進され、赤みやヒリヒリ感が強くなる可能性があるためです。
洗顔の際は洗顔料をしっかりと泡立て、泡をクッションにして肌をなでるように優しく洗いましょう。熱いお湯の使用や、タオルでゴシゴシと強く拭く行為は、肌への刺激となるため厳禁です。
洗顔後は、清潔なタオルを顔にそっと押し当てるようにして、水分を優しく吸い取ってください。施術後の肌は、とにかく摩擦を与えないことが鉄則です。
⑤ 飲酒・運動:血行を促進する行為は控える
施術後の肌は炎症反応が起きており、血流が過剰に促進されると赤みや腫れが強まることがあります。そのため、ダウンタイム中は飲酒や激しい運動を控えることが望ましいです。
アルコールは血管を拡張させる作用があり、赤みを長引かせる要因になります。同様に、ジムでのトレーニングやサウナなども肌への負担が大きくなります。
軽いストレッチ程度であれば問題ありませんが、汗をかくほどの運動は避けるようにしましょう。ダウンタイム中は、体をリラックスさせて過ごすことを優先してください。
⑥ 規則正しい生活:睡眠と食事に気を配る
ダウンタイム中は体が回復を優先しているため、生活リズムへもいつも以上に意識を傾けましょう。特に睡眠中に肌の修復を促す成長ホルモンが分泌されるため、十分な睡眠時間を確保してください。
もちろん、バランスの取れた食事も欠かせません。肌の材料となるタンパク質、コラーゲンの生成を助けるビタミンCなどを中心に、さまざまな栄養素を摂ることが大切です。特定の食材に偏らず、彩り豊かな食事を心がけることが、健やかな肌再生の土台となります。
また、ストレスはホルモンバランスの乱れや血行不良を招き、肌の回復を遅らせる要因になります。ダウンタイム中は心身ともにリラックスして過ごすことを心がけてください。
⑦ その他:施術部位を不必要に触らない
ダウンタイム中は、赤みやかゆみ、肌のざらつきなどが気になり、つい無意識に顔を触ってしまいがちです。しかし、不用意に触ると症状悪化や感染症を引き起こす恐れがあります。
強く擦ったり、掻いたりする行為は施術箇所に大きな負担となるため避けましょう。意識的に顔に触れないように心がけることが、ダウンタイムをスムーズに乗り切り、美しい仕上がりへとつながります。
まとめ
ピコフラクショナルは、施術後に赤みやかゆみなど一時的な症状が出ることがありますが、多くは数日で落ち着き、正しいケアを行えば日常生活に大きな支障はありません。
この記事で一連の流れは掴めたけれど、「自分の肌質や生活スタイルだと、実際どんな経過になるんだろう?」と具体的なイメージが気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。
大阪・梅田でピコレーザー(ピコフラクショナル)を提供している梅田すずらんクリニックで、あなたに最適な治療プランを一緒に考えさせていただきます。