2025年6月26日
脂肪溶解注射は1回だけでも効果ある?期待できる変化・メリット・デメリットを徹底解説

脂肪溶解注射は、メスを使わずに顔まわりやあご下の脂肪にアプローチできる美容施術です。
「1回だけでも効果があるのか?」という疑問を持つ方も多く、試してみたい気持ちと本当に変化が出るのかという不安の間で悩まれるケースが少なくありません。
この記事では、脂肪溶解注射を1回だけ受けたときに期待できる変化や、複数回施術との違い、1回施術のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
他の施術との比較も交えながら、自分に合った選択肢を見極めるヒントをお届けします。
大阪・梅田で脂肪溶解注射をご検討中なら、まずは梅田すずらんクリニックへ。専門医が親身になってご相談を承りますので、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
目次
脂肪溶解注射のおさらい

脂肪溶解注射は、脂肪が気になる部位に薬剤を注入し、脂肪細胞を分解・排出へ導く施術です。ダイエットでは落としづらい顔まわりやあご下の脂肪にもアプローチできることから、部分痩せを目指す方に人気です。
脂肪細胞そのものを減らすため、ダイエットとは異なりリバウンドしにくいというメリットもあります。
「まずは1回だけ試してみたい」という声も少なくありません。実際、1回の施術でも変化を感じる方はいますが、通常、複数回の施術が必要となります。
この記事では、脂肪溶解注射が1回だけでどの程度効果を発揮するのか、また1回施術を受ける場合の注意点やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
脂肪溶解注射は1回だけでも効果を実感できる?

脂肪溶解注射を検討する際、「1回でも効果はあるの?」というのは気になる点のひとつでしょう。ここでは、1回で変化を感じやすいケースや効果を実感しやすい回数、複数回が推奨される理由を解説します。
1回で効果を感じやすいケース
脂肪溶解注射は、部位によっては1回でも手応えを感じられることがあります。特にまぶたや小鼻といった脂肪の少ないパーツでは、わずかな変化でも輪郭が引き締まったように見えるため、満足度が高くなりやすいでしょう。
ただし、脂肪がしっかりついている部位では、1回で目に見える変化を実感するのはやや難しいかもしれません。「少しスッキリしたかも」といった印象にとどまることも多く、過度な期待は控えておいた方が無難です。
また、使用する薬剤によっても効果の現れ方は異なります。脂肪溶解注射の薬剤として代表的なBNLSは、ダウンタイムが少ない反面、作用は穏やか。
一方、梅田すずらんクリニックで採用しているFatX core(ファットエックスコア)は、脂肪を溶解するデオキシコール酸を高濃度で配合しており、腫れを伴うこともありますが、その分しっかりとした変化が期待できます。
3〜5回が効果を実感しやすい
脂肪溶解注射は、分かりやすいボリューム減少やフェイスラインの引き締まりを実感するには、3〜5回程度の施術が必要になると考えてください。
1回の施術で減らせる脂肪量には限界があり、安全性からも一度に多量の薬剤注入は避けるべきです。そのため複数回に分けて段階的に脂肪を減らし、より自然で確実な効果を目指していくのが基本です。
FatX coreの場合、1か月おきに3〜5回程度の施術を受けると、効果を実感しやすくなるでしょう。焦らず医師と相談し回数を重ねることが、満足いく結果への近道です。
なぜ脂肪溶解注射は複数回の施術が必要なのか
脂肪溶解注射の薬剤を一度に多く注入してしまうと、脂肪が減りすぎて頬がこけてしまうといったリスクがあります。また、見た目の不自然さだけでなく、腫れや痛みといったダウンタイムが強く出る可能性も高まります。
仕上がりの自然さや安全性を保ちながら理想に近づけるためには、複数回に分けて少量ずつ施術を行うのが基本的なアプローチです。回数を重ねながら経過を見て調整していくことで、無理のない変化が期待できます。
脂肪溶解注射を1回だけ受けるメリット

脂肪溶解注射に興味はあるけれど、まずは一度だけ試してみたいと考える方もいるでしょう。ここでは、時間や費用を抑えたい方にとってのメリットや、本格的な施術前のお試しとしての価値など、「1回施術ならでは」のメリットを解説します。
手軽に試せる
脂肪溶解注射は、メスを使わず注射のみで施術が完了するため、美容医療が初めてでもチャレンジしやすい施術です。まず試してみたいという方には、手軽さが大きなメリットとなります。
施術時間も短く、体への負担も少ないため、まとまった休みを取る必要もありません。ダウンタイムが軽く済み、普段通りの生活を送りながら施術を受けられます。
いきなり複数回通うのではなく、まず様子を見ながら決めたいと考える方にとっては、1回だけ試してみるというのも、無理なく始められる方法になるでしょう。
費用を初回分のみに抑えられる
美容医療を受ける際に気になるのが、費用の問題です。脂肪溶解注射を1回だけにとどめておけば、当然ながら費用はその1回分で済むため、経済的な負担を最小限に抑えられます。
継続して施術を受けるには、予算とのバランスも欠かせません。まずは初回分だけ試してみて、費用に見合った効果が感じられるかを見極めてみてください。
そのうえで必要性を感じれば、回数を重ねるかどうかを決めれば良いでしょう。
自分に合う施術か見極めるきっかけになる
脂肪溶解注射は、脂肪のつき方や体質によって効果の感じ方が異なります。そのため、まずは1回だけ試して、自分との相性を確かめてみるのは、現実的なアプローチといえるでしょう。
施術後の変化やダウンタイムの程度を体感すれば、継続するかどうかの判断材料がそろいます。イメージと実際のギャップを知るうえでも、良い経験です。
日常生活に支障が出ない範囲での施術か、自分が求める効果に見合っているかを知る意味でも、1回の施術には十分な意義があります。
脂肪溶解注射を1回だけ受けるデメリット・注意点

脂肪溶解注射を1回で済ませるメリットを説明しましたが、得られる効果に限界があること、追加施術の必要性が生じるかもしれないことは意識しておく必要があります。
これらのデメリット・注意点となりうる点について解説します。
期待する効果とのギャップが生まれやすい
繰り返しになりますが、脂肪溶解注射は1回だけで劇的な変化を得られる類の施術ではありません。特に脂肪量が多い部位では、見た目に明確な変化を感じにくく、期待値とのギャップが生じることもあります。
「少しスッキリしたかも」といった軽い印象にとどまることが多く、思い描いていた仕上がりとは異なる可能性があります。これは決して失敗ではなく、脂肪を徐々に減らす性質によるものです。
こうした点を理解せずに1回だけで判断すると、「効果がなかった」と感じやすくなるかもしれません。効果の感じ方には個人差も大きく影響します。あらかじめ施術の特性を把握し、落ち着いて経過を見守るようにしましょう。
追加施術が必要になることも
これも既に触れたように、脂肪溶解注射は通常、3〜5回の施術を推奨されるケースが多くなります。そのため、初回の結果を見て追加施術が必要になることは十分に考えられます。
1回で終わらせたい気持ちがあっても、満足のいく仕上がりを目指すなら、ある程度回数を見越しておくのが現実的です。過度に「1回で効果を出したい」と期待するより、効果の積み重ねを前提にするほうが結果への満足度も高まりやすくなります。
焦らず段階的に進めることが、理想的な結果につながります。
脂肪溶解注射以外に候補となるメニュー

顔の悩みは脂肪だけとは限りません。ここでは、脂肪溶解注射とは異なるアプローチで理想のフェイスラインや肌のハリを目指せる、他の美容医療メニューをいくつか紹介します。
フェイスラインを整える
フェイスラインの張り出しが気になる場合、原因が脂肪ではなく筋肉であることもあります。咬筋が発達していると、顔の輪郭が大きく見えてしまうためで、そのようなケースにはエラボトックスが有効です。
エラボトックスは、筋肉の働きを緩めるボツリヌストキシン製剤を注入し、張った筋肉をやわらげていく施術です。咬筋のボリュームが減ると、輪郭がすっきりと見えるようになります。
脂肪溶解注射と異なり、筋肉の発達による輪郭の広がりに対処できるため、「小顔にしたいけれど脂肪は少ない」という方には特におすすめです。両者を組み合わせて実施するのも、効果が期待できることがあります。
✅️ 合わせて読みたい:ハイフで顔のたるみを改善できる?リフトアップ効果が持続する方法4選
たるみにアプローチする
フェイスラインのゆるみやもたつきが気になる場合は、皮膚や筋膜のたるみが原因であることもあります。そのようなケースでは、ハイフ(HIFU)によるリフトアップ治療が効果的です。
ハイフは、皮膚の深層にあるSMAS(スマス)筋膜に熱エネルギーを加え、コラーゲンの生成を促進し、肌を引き締めてリフトアップ効果を目指す治療です。施術後すぐにリフト感が得られるうえ、数週間かけてさらに引き締まる特徴があります。
脂肪そのものではなく、加齢による輪郭の緩みに悩んでいる方は、脂肪溶解注射よりハイフを選んだほうが満足度が高くなるケースもあります。
✅️ 合わせて読みたい:ハイフで顔のたるみを改善できる?リフトアップ効果が持続する方法4選
ほうれい線の改善
ほうれい線の原因は、頬の脂肪の下垂だけでなく、皮膚のハリ不足による凹みも関係しています。そうしたケースには、ヒアルロン酸注射でボリュームを補う方法が有効です。
ヒアルロン酸は、肌の内側にハリと弾力を与える成分で、注入によってほうれい線を下から持ち上げることができます。また、ほうれい線の周囲にボリュームをもたせ、外側に引っ張るようなアプローチもあります。
皮膚のたるみやしわが主な悩みである場合は、ヒアルロン酸のほうが、より自然な若々しさを取り戻しやすい施術となるでしょう。
ほうれい線の治療法としてヒアルロン酸とボトックスのどちらが良いかなど、より詳しい情報については、下記の記事も参照ください。
✅️ 合わせて読みたい:ほうれい線にはヒアルロン酸とボトックスのどっちがおすすめ?
脂肪溶解注射でよくある質問

脂肪溶解注射でよく疑問になる点について答えています。
1回だけでも効果はある?
1回でも変化を感じることがありますが、一般的には3〜5回ほどの施術でしっかりとした効果が現れると考えてください。
効果を実感できるのはいつから?持続期間は?
脂肪溶解注射の効果を感じられるのは、施術後1〜2週間が目安で、より明確に実感できるのは1〜3か月程度かかると考えておきましょう。
また、効果の持続期間は永続的なものといえます。
ダウンタイムはある?
使用する薬剤によっても異なりますが、ダウンタイムが生じる可能性はあります。赤み・腫れ、内出血などが見られますが、一時的なものです。
脂肪溶解注射のダウンタイムに関しては、下記の記事も参照してみてください。
✅️ 合わせて読みたい:脂肪溶解注射のダウンタイムはどれくらい?症状と過ごし方を詳しく解説
まとめ
脂肪溶解注射は、1回の施術でも軽い変化を感じることがありますが、理想の仕上がりを目指すには3〜5回程度の施術を想定しておくのが現実的です。
ただし、まず1回だけ試してみて、自分に合うかどうかを判断するのも良いでしょう。
梅田すずらんクリニックでは、効果と安全性のバランスに配慮しながら、FatX coreを用いた脂肪溶解注射を提供しています。大阪・梅田で脂肪溶解注射をお考えなら、まずはお気軽にご相談ください。