脂肪溶解注射のダウンタイムはどれくらい？症状と過ごし方を詳しく解説

脂肪溶解注射は、顔まわりやあご下などの気になる脂肪を、メスを使わずにすっきり整えられる美容医療です。

手軽に小顔効果を目指せる一方で、施術後に赤みや腫れ、内出血などのダウンタイムが起こることもあります。

本記事では、脂肪溶解注射を検討中の方が安心して施術を受けられるよう、ダウンタイム中に起こりやすい症状や過ごし方、よくある悩みへの対策について詳しく解説します。

効果をきちんと引き出すためのポイントもあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

大阪・梅田で脂肪溶解注射をご検討中の方は、ぜひ梅田すずらんクリニックへお越しください。専門医による分かりやすく丁寧な対応を行っています。

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射は、気になる脂肪に薬剤を注入して分解を促すことで、部分痩せを目指せる施術です。体にメスを入れずに行えるため、美容医療が初めての方にも取り入れやすい方法として注目されています。

特にフェイスラインの改善や小顔効果を求める方に人気があり、日常生活への支障が少ない点も魅力のひとつです。

ただし、注射を伴う施術である以上、多少の赤みや腫れといった反応が出るリスクもあります。今回はダウンタイムに焦点を当て、施術後に現れる症状とその過ごし方を詳しく紹介していきます。

正しい知識を持ち、適切に対処することで、トラブルを避けながら効果を実感しやすくなります。脂肪溶解注射のリスク・デメリットに焦点を当てた記事もあるので、そちらも参照してください。

✅️ 合わせて読みたい：小顔になりたい人ほど知っておきたい脂肪溶解注射のリスクとデメリット

脂肪溶解注射のダウンタイムに見られる症状

脂肪溶解注射の施術後、一時的にいくつかの症状が現れることがあります。これらはダウンタイムの一般的な反応です。ここでは、多くの方に見られる赤み・腫れ、内出血、痛みについて解説します。

赤み・腫れ

脂肪溶解注射の施術後、よく見られるのが赤みや腫れです。これは注射によって一時的な炎症が起きるためで、2〜3日ほどで落ち着くことがほとんどです。

脂肪が薄い顔まわりではわずかな腫れも目立ちやすく、不安に感じる方もいるかもしれません。ただし、多くの場合は数日以内には治まり、日常生活に大きく支障をきたすことはないでしょう。

後でも説明するように、施術当日は炎症の悪化を防ぐために長時間の入浴や飲酒、激しい運動を避け、血行を促進する行動を避けてください。

内出血

脂肪溶解注射では、注射針が皮膚の奥にある毛細血管を傷つけることで、内出血が起こることがあります。顔まわりなど血流が豊富な部位では、青紫色のあざが出ることも珍しくありません。

このような内出血は、見た目にやや驚くかもしれませんが、大きな心配はありません。個人差はありますが、通常は1〜2週間程度で薄れ、メイクでカバーできる範囲に治まることがほとんどです。

一方、強い腫れを伴う場合や、内出血が広がるような様子が見られたときには、別の問題が起きている可能性も否定できません。施術を受けたクリニックで経過を確認してもらいましょう。

痛み

脂肪溶解注射では、薬剤を注入した直後から反応が始まり、注射部位にチリチリとした刺激を感じることがあります。

その後は、筋肉痛に近い鈍い痛みや、軽い赤み・腫れが数日程度続くことがあります。痛みの程度や持続時間には個人差がありますが、基本的には日常生活に支障が出るほどの強さではありません。

痛みや腫れの感じ方には個人差があります。もし違和感や不安を感じたら、無理をせずクリニックに相談してください。まず一度施術を受けてみて、その後に続けるかどうかを決めるのも良いでしょう。

脂肪溶解注射のダウンタイムの正しい過ごし方

脂肪溶解注射後のダウンタイムは、過ごし方ひとつで症状の軽減や回復速度が変わることもあります。施術効果を高めるために、ぜひ知っておきたい日常生活での注意点を説明します。

激しい運動・入浴を控える

施術当日は、血流が促進される行動を避けてください。ランニングや筋力トレーニングといった息が上がるような運動や、熱いお湯での長湯などは控えましょう。

こうした血行を促進する行動は炎症を悪化させ、腫れや内出血を長引かせる原因になりかねません。

数日経って症状が落ち着いてきた段階で、普段の生活に戻していくのが理想です。医師の指示がある場合は、それにしたがって無理のない範囲で調整しましょう。

マッサージ・エステに注意する

脂肪溶解注射の施術後は、過度な血行促進を避けることが必要なのは前述の通りです。マッサージやエステも血流を活発にし、腫れや痛みを長引かせる可能性があるため、ダウンタイム中は控えるようにしましょう。

また、施術部位は薬剤の反応や注射による影響でデリケートな状態になっています。この時期に、過度に刺激を与えたり、触れたりすると、回復を遅らせるだけでなく、稀に感染症を引き起こすリスクも考えられます。

エステやマッサージをいつから再開できるかについては、必ず施術を担当した医師に確認し、その指示に従ってください。安全にダウンタイムを過ごし、より良い結果を得るためには、自己判断でのケアは禁物です。

適切に水分補給をする

脂肪溶解注射の施術後は、分解された脂肪をスムーズに排出するためにも、水分補給を心がけてください。体内の循環を助け、老廃物を尿や汗として排出しやすくなることから、代謝を整えるうえでも有効です。

1日に1.5リットルから2リットル程度の水を、数回に分けて飲むことを心がけると良いでしょう。

脂肪溶解注射の効果を得るために

脂肪溶解注射で期待する効果をしっかりと得るためには、施術そのものだけでなく、事前準備や施術後の心がけも重要です。

信頼できるクリニック選びから、日々の生活習慣に至るまで、より良い結果を導くためのポイントを解説していきます。

信頼して任せられる医師・クリニックを見つける

脂肪溶解注射は、施術する医師の知識や技術によって仕上がりに差が出やすい施術です。特に顔など脂肪が薄く繊細な部位では、わずかな注入の差が輪郭に影響を及ぼすこともあります。

そのため、施術経験が豊富で、薬剤やダウンタイムの特徴についてきちんと説明してくれる医師を選ぶことが求められます。ホームページの情報だけで判断せず、直接カウンセリングを受けて判断するのが確実です。

また、術後のフォロー体制や問い合わせのしやすさも確認ポイントです。安心して施術を任せられる環境かどうかを重視してクリニックを選ぶようにしましょう。

カウンセリングで疑問を解消しておく

脂肪溶解注射を受ける前には、カウンセリングで施術の流れや効果、ダウンタイムについてきちんと確認しておきましょう。不安や疑問を残したまま施術を受けると、仕上がりに対する満足度が下がってしまうこともあります。

また、小顔効果を求める方の中には、脂肪ではなく筋肉やたるみが原因となっているケースもあります。そのようなときは、エラボトックスやHIFU（ハイフ）といった他の施術が適していることもあるため、あわせて相談してみると良いでしょう。

必要な回数の施術を受ける

脂肪溶解注射は1回の施術で劇的な効果が出るわけではなく、複数回の施術を前提とするケースが多くなります。施術の回数は部位の脂肪量や薬剤の種類、個人の代謝などによっても異なります。

✅️ 合わせて読みたい：脂肪溶解注射は1回だけでも効果ある？期待できる変化・メリット・デメリットを徹底解説

顔まわりなど比較的脂肪が小さな部位でも、2〜3回以上受けて変化を実感する方が多く、梅田すずらんクリニックではFatX coreを採用し、同一部位においては1か月おきに3〜5回程度の施術をおすすめしています。

無理に回数を減らすと中途半端な仕上がりになりやすいため、必要な施術プランをあらかじめ確認し、継続して通えるスケジュールを想定しておくことが大切です。

薬剤の種類とダウンタイムの関係を知っておく

脂肪溶解注射には複数の薬剤があり、それぞれに特徴があります。

代表的な薬剤のひとつであるBNLSアルティメットは腫れが少ないのが特徴で、FatX core（ファットエックスコア）は高い効果が期待できる一方で、やや腫れや痛みが出やすい傾向があります。

当院が採用しているFatX coreは、従来のFatXを改良した薬剤です。NAIS complex（Natural anti-inflammatory system）という抗炎症成分が配合されており、腫れや痛みなどのダウンタイムが抑えられやすくなっているのが特徴です。

このような薬剤の効き目とダウンタイムの関係についても知っておくと良いでしょう。

望ましい生活習慣を身につける

脂肪溶解注射は、脂肪細胞を減らす施術であるためリバウンドしにくいとされていますが、生活習慣によっては新たな脂肪がついてしまうこともあります。

暴飲暴食や運動不足が続くと、せっかくの効果が薄れてしまうことになります。バランスの取れた食事、水分補給、適度な運動を心がけ、健康的な生活を維持しましょう。そうすることでこそ、施術効果の定着が期待できます。

施術をきっかけに、ライフスタイルを見つめ直してみるのも良いでしょう。無理のない範囲で意識を整えれば、美容だけでなく体調面でもプラスの効果となるはずです。

脂肪溶解注射のダウンタイム中の悩みと対策

脂肪溶解注射のダウンタイム中、仕事やメイク、見た目の変化など、気になる点は多いものです。ここでは、そんな日常生活での悩みに対する対策や工夫について説明します。

仕事や学校はいつから行ける？

脂肪溶解注射の施術後は、基本的に当日から日常生活に戻ることが可能です。体調や症状に問題がなければ、仕事や学校への出勤・登校も制限されるものではありません。

ただし、施術部位に赤みや腫れ、内出血が出ることがあります。顔まわりの施術で、マスクで隠せる範囲であれば翌日以降も外出しやすいですが、対面でのやり取りが多い方は、数日間余裕を持って予定を立てると安心です。

違和感やむくみが気になるときは、在宅勤務や予定の調整を検討しても良いでしょう。不安な方は、カウンセリング時にスケジュールの目安について相談しておきましょう。

メイクはいつからできる？

脂肪溶解注射の施術部位に針を使用するため、当日は患部を清潔に保つことが求められます。メイクは基本的に翌日から可能ですが、注射部位への刺激はできるだけ避けるようにしましょう。

ファンデーションやパウダーを強くこすりつけると、赤みが悪化したり内出血が広がったりする可能性もあります。メイクでカバーするときは、肌あたりのやさしいスポンジやクッションファンデーションなどを活用し、負担を最小限にとどめてください。

腫れや内出血を隠す工夫

ダウンタイム中の腫れや内出血は、工夫次第で上手にカバーできます。最も手軽なのはマスクの活用で、顔の施術後の腫れや顎下の内出血などを自然に隠すのに役立ちます。

伊達メガネやフレームの太いメガネも、目元の腫れや内出血から視線をそらす効果が期待でき、おすすめです。また、つばの広い帽子やスカーフ、ストールなどを上手く使えば、顔周りや首元の施術跡をさりげなくカバーしつつ、おしゃれも楽しめます。

服装では、首元が隠れるハイネックのトップスや、体のラインを拾いにくいゆったりとしたシルエットの服を選ぶのも良いでしょう。髪型を工夫してフェイスラインを隠したり、内出血の色味に合わせたコントロールカラーやコンシーラーを薄く使う方法も考えられます。

脂肪溶解注射でダウンタイムでよくある質問

脂肪溶解注射のダウンタイムについて、多く寄せられる質問とその回答をまとめました。正しい知識で、ダウンタイム期間を乗り切りましょう。

ダウンタイムが長引く人の特徴はありますか？

体質や生活習慣によって、ダウンタイムの長さには個人差があります。むくみやすい人や代謝が落ちている人は、腫れや内出血が長引くことがあります。

施術後すぐの運動や長風呂、飲酒などは血流を高め、回復を遅らせる原因になります。医師の指示に従ったセルフケアが大切です。

腫れや内出血が他の人よりひどい気がするのですが

症状の出方には個人差があります。同じ施術でも、肌の厚さや体質によって腫れ方は変わります。中でも顔まわりは腫れが目立ちやすく、不安に感じる方も多いですが、多くは数日〜1週間で落ち着きます。

ただし、強い痛みや熱を感じるときは自己判断せず、早めにクリニックへ相談してください。

薬剤の種類によってダウンタイムの長さは本当に変わりますか？

薬剤によってダウンタイムは異なります。BNLS系は腫れにくく、FatX coreは効果が高いぶん腫れが出やすい傾向があります。

ただし、FatX coreには炎症を抑える成分（NAIS complex）が含まれており、旧タイプよりも腫れに配慮されています。

まとめ

脂肪溶解注射は、顔の脂肪にピンポイントでアプローチできる施術として人気がありますが、赤みや腫れといったダウンタイムの症状は少なからず伴うものです。体質や生活習慣、薬剤の種類によっても症状の出方は異なります。

大切なのは、正しい知識を持ち、施術後の過ごし方を工夫すること。不安な点があれば、無理せず医師に相談することで、安心して経過を見守ることができます。

梅田すずらんクリニックでは、FatX coreを用いた脂肪溶解注射を採用し、施術前の丁寧なカウンセリングからアフターケアまで、患者さま一人ひとりに合わせてご案内しています。

大阪・梅田で脂肪溶解注射を検討されているなら、まずはお気軽にご相談ください。