2025年5月31日
目の下にヒアルロン酸を入れるデメリットとは?失敗例と後悔しないための対策を解説

目の下のくぼみやクマをふっくらと整えて、疲れた印象をやわらげてくれるヒアルロン酸注入。
気軽に受けやすい施術として人気ですが、「本当に安全なの?」「失敗したらどうしよう…」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、目の下へのヒアルロン酸注入で起こりうるデメリットやよくある失敗例、そしてそれらへの対策について詳しく解説していきます。
施術を検討している方が、安心して前向きに判断できるようなヒントになれば幸いです。
大阪・梅田でヒアルロン酸注入をするなら、梅田すずらんクリニックへ。ご希望に寄り添いながら、さりげなく魅力を引き出すお手伝いをしています。
目次
目の下のヒアルロン酸注入の一般的なデメリット

目の下のヒアルロン酸注入は、気になるクマやたるみを手軽に改善できる人気の施術です。
もちろん、ヒアルロン酸注入には多くのメリットや期待できる効果があるからこそ、多くの方に選ばれています。
その効果や、どのような悩みが改善されるのかについては、ぜひ「目の下のヒアルロン酸注入に期待できる効果とは?クマ・たるみ・くぼみを改善し若々しい目元へ」も合わせてお読みください。
しかし、良いことばかりではありません。ここでは、施術を受ける前に知っておきたいデメリットを中心に解説していきます。
後悔しないための第一歩として、しっかりと理解を深めておきましょう。
施術に伴う一時的な症状
ヒアルロン酸注入は注射を用いるため、施術後には一時的にいくつかの症状が出ることがあります。このような症状が現れる期間を、ダウンタイムと呼びます。
ダウンタイムの主な症状としては、注入部位の赤み、腫れ、むくみ、内出血などが挙げられます。
これらの症状は、通常、数日から1週間程度で自然に軽快していくことが多いですが、大切な予定があるときは、日程に余裕をもって施術を受けると安心ですね。
効果の持続性には限りがある
目の下のヒアルロン酸注入で得られたふっくらとしたハリ感や、クマの改善効果は、永久に続くものではありません。
ヒアルロン酸は、もともと私たちの体内に存在する成分で、時間とともに少しずつ吸収されていきます。効果の持続期間は、半年~1年程度と考えてください。
もちろん、使用する製剤の種類や注入量、そして体質によっても差が出ます。美しい状態を維持するため、定期的な再注入が必要になる点は、ひとつのデメリットといえるかもしれません。
注入時の感覚・違和感
目の下へのヒアルロン酸注入では、細い針を使用しますが、針が皮膚に入る際のチクッとした痛みや、皮膚が内側から少し押されるような感覚を覚えることがあります。これらの感覚の強さや種類は、個人差が大きい部分です。
また、施術直後から数日間は、注入した部分に何となく物が挟まっているような感覚や、少し突っ張るような違和感が続くこともあります。
これらはヒアルロン酸が肌に馴染んでいく過程で生じるもので、時間とともに自然と薄れていくのが一般的です。
アレルギー反応が出ることがある
ヒアルロン酸でアレルギーが起こることは、基本的にはとても少ないので、過度に心配しすぎる必要はありません。
とはいえ、ごく稀にですが、ヒアルロン酸製剤に含まれる成分が体質に合わず、赤み、強い腫れ、かゆみといった反応が出てしまうこともあります。これは、誰にでも起こりうるわけではありませんが、可能性として知っておくことは大切です。
もし施術を受けてから、「これは通常のダウンタイムの症状とは違うかも…」と感じるような強い症状が出たり、なかなか症状が引かなかったりするときは、アレルギー反応も原因のひとつとして考えられます。
ご自身で判断せず、速やかに施術を受けたクリニックへ連絡し、医師の指示を仰ぐようにしてください。
目の下のヒアルロン酸注入で起こりうる「失敗」とされるケース

ヒアルロン酸注入は比較的リスクの低い施術とはいえ、
繊細な目元だからこそ、イメージ通りの仕上がりにならないこともあります。
ここでは、実際に起こりうる「失敗」とされるケースについて、注意点を含めて説明します。
仕上がりの不自然さ
多くの方が心配になるのが、仕上がりが不自然になってしまわないかという点でしょう。
例えば、ひとつに目元がでこぼこした見た目になるケースが挙げられます。目の周りは皮膚が薄く、注入したヒアルロン酸が均一に馴染まないと、凸凹が目立ちやすくなります。
また、左右非対称な仕上がりも、失敗例として挙げられるものです。もともとの骨格や脂肪のつき方による左右差を見極めずに注入すると、かえって左右の違いが目立ってしまうことがあります。
さらに、ヒアルロン酸を注入しすぎて目元が膨らみすぎるケースもあります。「もっとふっくらさせたい」という希望でも、注入量が多すぎると、目の下が不自然にパンパンに膨らんでしまったり、いわゆる「ヒアル顔」といわれるような印象になったりすることがあるのです。
皮膚の色調変化
目の下のヒアルロン酸注入後に、皮膚の色が青白く透けて見えてしまう「チンダル現象」が起こることがあります。
これは主に、ヒアルロン酸が皮膚のごく浅い層に注入されたときや、もともと目の下の皮膚が非常に薄い方に見られる現象です。
光の加減で注入されたヒアルロン酸が透け、まるで青クマのように見えたり、かえって疲れた印象を与えてしまったりすることがあります。
稀に起こる可能性がある血流障害
頻度は非常に稀ですが、最も注意すべき合併症が「血流障害」です。目の周りは細い血管が非常に多く、万が一ヒアルロン酸が血管を詰まらせてしまうと、その血管が栄養を送っている先の皮膚組織への血流が途絶えてしまいます。
これにより皮膚組織がダメージを受け、最悪の場合には皮膚が壊死してしまうリスクがあります。
さらに深刻なケースでは、眼の奥にある血管に影響が及んでしまい、視力障害や失明に至る可能性もゼロではありません。
このような事態を避けるには、顔の解剖学的な構造を熟知している技術の高い医師に施術を担当してもらうことが求められます。
目の下のヒアルロン酸のデメリットに対する対策

説明してきた通り、目の下のヒアルロン酸注入には、いくつかのデメリットも考えられます。でも大丈夫。事前にしっかり対策を知っておけば、そのリスクをできるだけ小さくすることができます。
ここでは、後悔しないためのポイントを見ていきましょう。
医師・クリニック選びを慎重に行う
何よりもまず、安心して任せられる医師とクリニックを見つけることから始めましょう。医師の経験・技術が、仕上がりだけでなく心の安心にもつながります。
口コミや公式サイトの症例写真を見るだけでなく、カウンセリング時の対応の丁寧さや説明の分かりやすさも判断材料にすると良いでしょう。
二人三脚で理想の目元を目指せる、そんな医師と出会えるといいですね。
カウンセリングで希望を明確に伝える
医師とのカウンセリングでは、「どんな目元になりたいか」「何が気になっているか」など、できるだけ具体的に伝えましょう。
曖昧なまま施術が進んでしまうと、仕上がりがイメージと違ってしまう原因になりかねません。
「自然に見せたい」「左右差が気になる」など、小さなことでも率直に話してみてください。伝える勇気が、満足のいく結果を導くカギとなります。
料金だけでなく総合的に判断する
料金もクリニック選びのポイントですが、安さだけで決めるのは少し注意が必要です。技術や経験が十分でなかったり、使うヒアルロン酸の質が良くなかったりする可能性も考えておきたいですね。
提示された料金に何が含まれているか、追加料金はあるのか、などもしっかり確認しましょう。
医師の技術、クリニックの信頼性、カウンセリングの丁寧さ、アフターフォローなども含めて、総合的に判断することが後悔しないコツです。
ダウンタイムを長引かせる行動を避ける
施術後のダウンタイムを短く、穏やかに過ごすことも大切な対策のひとつです。医師からのアドバイスを守って、できるだけ負担をかけないようにしましょう。
施術後数日は、飲酒・サウナ・激しい運動などを避け、目元をなるべく刺激しないように意識してみてください。
気になっても、注入部位をむやみに触ったりマッサージしたりしないように。安静に、そして清潔に保つことを心がけてくださいね。
目の下のヒアルロン酸注入のデメリットを理解した上で選ばれる理由
目の下は繊細なパーツだからこそ、リスクやデメリットに不安を感じるのは自然なことです。
ですが、そうした注意点をしっかり把握したうえで施術を受けることで、自然で若々しい目元へと整える効果が得られるのも、ヒアルロン酸注入の魅力です。
「どんな変化が期待できるのか」については、
目の下ヒアルロン酸注入の効果にフォーカスした下記の記事でも詳しく紹介しています。
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不安を解消しながら、自分らしい変化を楽しむためにも、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ

今回は、目の下のヒアルロン酸注入におけるデメリットやリスク、そしてその対策についてお伝えしました。
施術には注意点もありますが、それを理解した上で、多くの方が効果に期待してこの治療を選ばれています。大切なのは、ご自身が納得し、信頼できる医師に任せることですね。
もし大阪・梅田でヒアルロン酸注入をご検討でしたら、どんな小さなことでも、どうぞお気軽に当院へご相談ください。あなたらしい自然な美しさを引き出すお手伝いができれば、私たちも心から嬉しく思います。