2025年4月29日

目尻ボトックスのデメリット・副作用とは?失敗例や後悔しないための注意点を解説

目尻ボトックスのデメリット・副作用とは?

「最近、笑顔を作るたびに目尻のシワが気になる…」

そんな小さな悩みが、自信のなさや表情の硬さにつながってしまうこともあります。

目尻ボトックスは、そんな悩みをやわらげてくれる頼もしい選択肢のひとつ。でもその一方で、「不自然になった」「効果がよくわからなかった」と後悔する声もあるのが現実です。

この記事では、施術前に知っておくべきデメリットや副作用、よくある失敗のパターン、そして後悔しないための選び方まで、やさしく丁寧に解説していきます。

大阪・梅田で目尻ボトックスをご検討中の方は、ぜひ梅田すずらんクリニックへ。あなたのご希望やお悩みに寄り添い、最適な施術プランをご提案いたします。

お気軽にカウンセリングをご予約ください。

目尻ボトックスの主なデメリット

目尻ボトックスの主なデメリット

シワを目立たなくし、若々しい印象を与えてくれる目尻ボトックスですが、いいことばかりではありません。表情が作りにくくなったり、効果が思ったより続かなかったりといった、見過ごせないデメリットも存在します。

ここでは主なリスクについて整理していきます。

なお、目尻ボトックスの基本的な効果を知りたい方は、関連記事も参照してください。

✅️ 合わせて読みたい目尻ボトックスの効果とは?自然な仕上がりで若々しい目元へ

表情が作りにくくなることがある

目尻ボトックスの代表的なデメリットのひとつに、表情が不自然になるというリスクがあります。これは、目尻に注入されたボトックスが筋肉の動きを抑制することで、笑ったときや細めたときに動きが制限されてしまうためです。

注入量が多かったり、広範囲に及んでいたりすると、笑顔の際に目元の筋肉がうまく動かず、ぎこちない印象になってしまうことがあります。

また、自分では気づきにくくても、他人から「無表情に見える」と言われて初めて違和感を覚えるケースも少なくありません。

効果は永続するわけではない

目尻ボトックスの効果は、残念ながら永続的ではありません。ボトックス(ボツリヌストキシン)は、体内で時間とともに分解されていきます。

そのため、筋肉の動きを抑制する効果も次第に薄れていき、個人差はありますが、一般的には施術後3〜4か月程度で元の状態に戻り始めます。

つまり、目尻のシワがない状態や、シワができにくい状態を維持したい場合には、定期的に施術を繰り返す必要があるということです。これは、一度の施術で悩みが完全に解消されるわけではないという点で、デメリットと感じる方もいるでしょう。

継続的な費用がかかる

目尻ボトックスは一度の施術で永続的な効果が得られるわけではなく、数か月おきに繰り返し受ける必要があります。そのため、定期的にかかる費用についても考慮しておく必要があります。

施術費用は使用する製剤やクリニックによって異なりますが、厚生労働省認可のボトックスビスタであれば、目尻だけの注入であっても1回あたり1〜3万円程度になることが多いようです。

これを年間で数回繰り返すとなると、決して安くはないコストになることが分かります。また、料金が安いクリニックを選んだ結果、満足のいく効果が得られなかったり、技術面に不安が残ったりすることもあるため、費用とクオリティのバランスも重要です。

全ての人に効果があるわけではない

目尻ボトックスは多くの場合で有効なシワ治療ですが、残念ながら全ての人に同じように効果が現れるとは限りません。ボトックスが主に効果を発揮するのは、筋肉の収縮によってできる「表情ジワ」です。

そのため、表情を作っていない時でも深く刻まれてしまっている「静的ジワ」や、加齢による皮膚のたるみ、乾燥による小ジワなど、筋肉の動き以外が主な原因であるシワに対しては、ボトックス単独での改善効果は限定的です。

また、ごく稀にボツリヌストキシンに対する抗体が体内で作られてしまい、効果が出にくくなる方も存在します。

さらに、筋肉の構造や強さには個人差があるため、期待したほどの効果が得られない可能性もゼロではありません。カウンセリングで自身のシワの原因を正確に診断してもらうことが大切です。

施術者の技術に結果が左右されやすい

ボトックスは比較的短時間で行える施術ではありますが、その効果や仕上がりは施術者の技術に大きく依存します。目尻のように繊細な表情筋が集まる部位では、注入の深さや角度、薬剤の量などを少しでも誤ると、不自然な表情や左右差といった仕上がりになってしまうリスクがあります。

経験の浅い施術者や、美容医療に関する知識が不十分なクリニックでは、患者の顔のバランスや筋肉の動きを正確に判断できず、期待通りの結果が得られないことも懸念されます。

安全で満足のいく仕上がりを得るためには、症例実績が豊富で信頼できる医師を選ぶことが何より大切です。口コミやカウンセリング時の対応も、見極めのポイントになります。

目尻のシワの原因

目尻のシワの原因

多くの人を悩ませる目尻のシワは、さまざまな要因が絡み合ってできます。表情を作る筋肉の動き、年齢と共に変化する肌の弾力、そして太陽からの紫外線ダメージ。

それぞれの原因がどのようにシワに関わっているのか詳しく見ていきましょう。 

表情筋の動き

目尻のシワが形成される最も直接的な原因は、顔の表情を作る筋肉、特に目の周りを囲んでいる「眼輪筋(がんりんきん)」の動きです。

私たちが笑ったり、目を細めたり、驚いたりする際に、この眼輪筋が繰り返し収縮します。筋肉が収縮すると、その上にある皮膚は引っ張られて折り畳まれ、これがシワとなります。

若い頃は肌に弾力があるため、表情を戻せばシワもすぐに消えますが、同じ表情を長年にわたって繰り返すことで、次第にその折り目が癖のように定着していくのです。

これが表情ジワであり、その形状から「カラスの足跡」と表現されることもあります。目尻ボトックスが効果を発揮するのは、まさにこの筋肉の動きをターゲットにしているためです。

加齢による皮膚の変化

年齢を重ねると、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンといった成分が減少し、質も低下していきます。これにより皮膚は薄くなり、弾力を失い、乾燥しやすくなります。

肌の弾力が低下すると、表情を作った際にできたシワが元に戻りにくくなり、徐々に深く刻まれた「静的ジワ」へと変化していくのです。

また、皮下脂肪の減少も皮膚のたるみを引き起こし、シワを目立たせる一因となります。このように、加齢による皮膚組織の構造的な変化(衰え)が、表情筋の動きによる影響をより受けやすくし、シワを定着させてしまいます。

紫外線ダメージ

紫外線(UV)は、肌の老化を促進する最大の外的要因であり、目尻のシワ形成にも深く関与しています。紫外線は肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンを壊し、ハリや弾力を低下させることで、シワやたるみの原因となります。

目元は皮膚が薄くてデリケートなため、わずかなダメージでも影響が出やすい部位といえます。目を細める動作によって筋肉が頻繁に動くことで、紫外線によるコラーゲンの減少と相まってシワが深くなってしまうこともあるのです。

UVカットのサングラスや日焼け止め、アイクリームなどで目元を日常的に保護することが、シワの予防には欠かせません。ボトックス施術後も、紫外線対策は継続すべき基本ケアとなります。

目尻ボトックスで起こりうる副作用

目尻ボトックスで起こりうる副作用

安心して目尻ボトックスを受けるためには、起こりうる副作用について知っておきましょう。注射に伴う一般的な反応から、まれなアレルギー反応、表情への影響まで、可能性のある副作用とその程度について具体的に解説します。

注入部位の内出血や腫れ、赤み

注射を用いる施術である以上、注入部位に内出血や腫れ、赤みが生じる可能性はあります。これは、注射針が皮膚を通過する際に、毛細血管を傷つけてしまうことで起こる内出血や、注入された薬剤や針の刺激に対する体の自然な反応としての腫れ・赤みです。

このような症状は、注射の副作用としては比較的よく見られますが、通常は軽度なものです。赤みや腫れは数時間から長くとも2〜3日で治まることが多く、内出血もメイクでカバーできる程度です。

施術後の過度なマッサージや血行が良くなる行為(激しい運動、飲酒、長時間の入浴など)を避けることで、これらのリスクを最小限に抑えられます。

ボトックスのダウンタイムについては、下記の記事も参考になります。

✅️ 合わせて読みたいボトックス注射のダウンタイムはどれぐらい?症状・期間について解説

表情のこわばり

目尻ボトックスは眼輪筋の働きを緩めることでシワを改善しますが、注入量が多く、薬剤が効きすぎると、表情が硬くこわばったように感じられることがあります。

笑顔を作った際に、目尻が全く動かず不自然に見えたり、口角は上がるのに目元が笑っていないように見えたり、といった違和感として現れることが多いです。

幸い、ボトックスの効果は永続的ではないため、このこわばりも通常は時間の経過とともに自然に改善していきます。ただし、その間は精神的なストレスを感じるかもしれません。

アレルギー反応

目尻ボトックスは多くの人に安全に使用されていますが、ごくまれにアレルギー反応が起こるケースも報告されています。

症状としては、かゆみ、発疹、腫れ、まぶたの違和感などが現れることがあり、個人の体質によって反応の程度は異なります。過去に薬剤や化粧品などでアレルギーを起こした経験がある人は、事前に必ず医師にその旨を伝えてください。

ボトックス製剤の成分に対して体が敏感に反応してしまう場合、軽度で済むこともありますが、まれに重篤なアレルギー症状(アナフィラキシーなど)につながるリスクもゼロではありません。

目尻ボトックスで 「失敗した」と感じるケース

目尻ボトックスで『失敗した』と感じるケース

期待して受けた目尻ボトックスで「失敗した」「後悔した」とならないようにしたいものです。

表情が不自然に見える、効果が感じられない、左右差が出たなど、どのようなときに不満を感じやすいのか、3つのケースとその背景を解説します。

表情が不自然になった

前にも述べた通り、目尻ボトックスは筋肉の動きを抑えることでシワを目立たなくする一方で、表情が不自然になってしまうことがあります。

本人はいつも通りに笑っているつもりでも、目尻が動かないと、「目が笑っていない」といった違和感を周囲の人に覚えさせるかもしれません。

「無表情に見える」「冷たい印象になった」と言われることもあり、これが“失敗した”という印象につながる原因になります。

効果が感じられなかった

目尻ボトックスを受けたあとに「思ったほど変化がなかった」と感じる人もいます。これは必ずしも施術の失敗というわけではなく、シワの深さや筋肉の状態、個人差によってボトックスの効果が出にくい場合があるためです。

また、既にシワが定着してしまっているケースでは、筋肉の動きを止めるだけでは改善しきれず、効果を実感しづらくなります。

さらに、施術直後には変化が見られないこともあるため、ボトックスの効果が現れるタイミング(通常2、3日後〜1週間程度)を待たずに判断してしまうケースも見受けられます。満足のいく効果を得るには、期待値を適切に設定し、必要に応じて他の施術と併用する選択肢も視野に入れることが大切です。

左右差が出てしまった

顔はもともと左右対称ではないため、ボトックスを打ったあとに左右差が強調されてしまうことがあります。

前述の通り、目尻ボトックスは筋肉の動きを抑えることでシワを軽減する施術ですが、その効果の出方には個人差があり、左右の筋肉の強さや使い方のクセによって仕上がりに差が出ることも少なくありません。

また、注入量や部位のごくわずかな違いでも、表情に差が生まれることがあり、「片方だけ目尻が動く」「左右で笑顔の印象が異なる」といった声も聞かれます。

デメリットや失敗・後悔を避けるためのポイント

デメリットや失敗・後悔を避けるためのポイント

目尻ボトックスの潜在的なリスクを理解したうえで、それを回避するためにはどうすべきでしょうか。信頼できるクリニック・医師の選び方から、丁寧なカウンセリングの重要性、そして施術後の自己管理まで、失敗や後悔を防ぐためのポイントを説明します。

信頼できるクリニック・医師を選ぶ

目尻ボトックスの成否は、施術を担当する医師の技量と経験、そして知識に大きく依存します。デメリットとして挙げた表情の不自然さや左右差、効果不足といった問題は、医師の技術不足や知識不足が原因で起こることが少なくありません。

そのため、クリニックや医師を選ぶ際には、価格の安さやアクセスの良さだけで判断せず、ボトックス治療に関する十分な経験と実績があるか、解剖学的な知識が豊富か、美的センスが自分と合うかなどを重視しましょう。

カウンセリングでの対応や説明の分かりやすさ、クリニック全体の雰囲気なども参考にしたりして、総合的に信頼できるかどうかを判断することが、失敗を避けるための最も重要な第一歩となります。

丁寧なカウンセリングを受ける

施術前のカウンセリングは、単に施術内容の説明を受ける場ではなく、医師と患者がお互いの認識を共有し、信頼関係を築くための重要なプロセスです。

この場で、ご自身の悩みや希望する仕上がり(完全にシワをなくしたいのか、あくまで自然に和らげたいのか等)を具体的に、そして正直に伝えましょう。

同時に、医師からの説明を注意深く聞き、期待できる効果だけでなく、考えられるリスク、副作用、ダウンタイム、費用、他の治療選択肢などについて、十分に理解・納得できるまで質問することが大切です。

もし少しでも疑問や不安が残るようであれば、即決せずに一度持ち帰って考える、あるいはセカンドオピニオンを求めることも検討しましょう。

施術後の注意点を守る

目尻ボトックスの効果を最大限に引き出しつつ、副作用のリスクを軽減するためには、施術後の過ごし方が問われます。

具体的には、施術当日から指示された期間(多くは当日中~24時間程度)は、注入部位をむやみに触ったり、強くこすったり、マッサージしたりしないことが基本です。

また、激しい運動、サウナや長時間の入浴、過度の飲酒といった血行を過剰に促進する行為も、内出血や腫れを悪化させる可能性があるため、指示に従って控えましょう。

こうした注意点をしっかり守れば、期待通りの効果を得て、ダウンタイムも最小限に抑えられるでしょう。

まとめ

本記事では、目尻ボトックスに伴う可能性のあるデメリットや失敗と感じるケース、そしてその回避策について見てきました。

どのような医療行為にもリスクは伴いますが、ボトックス治療においては、信頼できる医師選びや丁寧なカウンセリング、適切なアフターケアによって、その多くを管理・軽減できます。

施術を前向きに検討するためにも、まずはご自身の不安点をクリアにしませんか。大阪・梅田でボトックスを検討されている方は、梅田すずらんクリニックにご相談ください。ボトックスに関するあらゆる疑問に丁寧にお答えしますので、お気軽にご連絡ください。

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