2025年4月29日
顎ヒアルロン酸注入のデメリットとは?後悔しないために知っておきたい注意点と対策

手軽にフェイスラインを整えられる顎ヒアルロン酸注入。しかし、リスクを知らずに受けると「思っていた仕上がりと違う…」と後悔するかもしれません。
施術を検討しているなら、メリットだけでなくデメリットも正しく知って、失敗を防ぐ準備を始めましょう。
大阪・梅田で顎のヒアルロン酸注入をお考えの方は、梅田すずらんクリニックへ。経験豊富な医師が、あなたにぴったりの施術をご提案します。
目次
顎ヒアルロン酸注入とは

顎ヒアルロン酸注入は、顎の形や輪郭を整える目的で行われる美容医療の施術です。人体にもともと存在する保湿成分であるヒアルロン酸を主成分とした製剤を、注射器を用いて顎に注入します。
顎へのヒアルロン酸注入により、顎先の高さを出したり、前に出したり、あるいはシャープなラインを形成したりすることができます。メスを使わないため「プチ整形」とも呼ばれ、比較的短い施術時間で、ダウンタイムも少なく済むことが多いのが嬉しいポイントです。
顎が小さい、引っ込んでいる、左右差があるといった悩みを持つ方や、美しい横顔の条件とされるEライン(鼻先・唇・顎先を結んだライン)を整えたい方に選ばれています。
顎ヒアルロン酸注入のデメリット

顎のラインを整えられるヒアルロン酸注入は人気の施術ですが、効果ばかりに目を向けるのは危険です。施術後に「思っていた仕上がりと違う…」と後悔しないために、起こりうるデメリットをきちんと理解しておきましょう。
不自然な仕上がりのリスク
顎へのヒアルロン酸注入でよく聞かれる失敗のひとつが、仕上がりが不自然に見えてしまうことです。理想的な顎は、顔全体のバランスと調和しているものですが、注入量や注入部位を誤ると、顎だけが過度に突き出て見えたり、輪郭が角ばって見えたりすることがあります。
特に、顔の他のパーツとのバランスが考慮されていない施術では、不自然さが際立ちやすくなります。また、施術者の技術によっても仕上がりは大きく左右され、経験の浅い医師が担当すると、シミュレーション通りの仕上がりにならないことも少なくありません。
不自然な仕上がりは、見た目に影響を与えるだけでなく、周囲に気づかれやすくなる原因にもなります。こうしたリスクを防ぐためには、医師の審美眼と技術力が重要であることを理解しておく必要があります。
でこぼこが起きやすい
顎へのヒアルロン酸注入では、仕上がりの表面が滑らかにならず、でこぼこが目立ってしまうケースもあります。これは、ヒアルロン酸の注入層が多すぎたり、ムラがあったりする場合に起こりやすいです。
また、施術後にヒアルロン酸が偏ってしまい、時間の経過とともに凹凸が目立つようになることもあります。
マッサージや圧迫など、日常的な動作によって位置がずれる可能性もあるため、施術後の注意点をしっかり守りましょう。
入れすぎで「バレた」と感じることも
理想の顎の形を追求するあまり、ヒアルロン酸を過剰に注入してしまうと、かえって不自然さが際立ち、いかにも注入したような、「バレバレ」の状態になってしまうことがあります。
正面から見たときに顎が尖りすぎていたり、横顔のラインが極端に突出していたりすると、ナチュラルさが損なわれてしまいます。そして意図せず、周囲に美容施術を受けたことがバレてしまう可能性も否定できません。
自然な変化を叶えるためには、注入量の見極めが肝心であり、控えめな注入から始めることもひとつの方法です。
✅️ 合わせて読みたい:顎ヒアルロン酸はバレる?原因と対策を知って「自然でバレない横顔」へ
ヒアルロン酸全般に共通するリスク
顎への注入に限らず、ヒアルロン酸注入には共通のリスクや副作用が存在します。一般的なものとしては、注入部位の赤み、腫れ、痛み、内出血などが挙げられますが、これらは通常、数日から1週間程度で自然に治まります。
しかし、稀に、注入したヒアルロン酸に対するアレルギー反応や、感染、しこりの形成などが起こる可能性があります。
さらに、最も注意したいのは血管閉塞のリスクです。誤って血管内にヒアルロン酸が注入されてしまうと、血流が遮断されて皮膚壊死や失明など深刻なトラブルにつながる恐れがあります。これらのリスクは非常に稀ですが、ゼロではありません。
顎ヒアルロン酸注入のメリット

顎のヒアルロン酸注入は、輪郭を自然に整え、横顔を美しく見せる施術として注目されています。メスを使わず短時間で変化が得られる点も魅力のひとつ。
ここでは、顎ヒアルロン酸注入が選ばれる理由や、どんな見た目の効果が期待できるのかを詳しく解説していきます。
横顔美人になれる
顎へのヒアルロン酸注入で得られる最も大きな変化のひとつが、横顔の美しさです。「Eライン」と呼ばれる、鼻先・唇・顎先を結んだラインが整うことで、すっきりとした洗練された印象になります。
Eラインが整っていると、顔立ちが上品に見え、横顔にも自信が持てるようになります。
また、顎が引っ込んでいると全体的に幼く見られがちですが、適度に前に出したことで大人っぽく落ち着いた印象を与えることも。写真映りが良くなるだけでなく、横から見た時のフェイスラインの印象もグッと引き締まります。
骨を削るような外科的手術をせずとも、短時間の注射だけでこれほど見た目が変わるという点は、大きなメリットです。
小顔効果がある
顎にヒアルロン酸を注入して形を整えることは、意外にも小顔に見せる効果につながります。顎先が適度に前に出ることでシャープなラインが生まれ、フェイスライン全体の見た目が引き締まります。
特に、丸顔や顔の下半分のボリュームが気になる場合、顎にポイントを作ることで視覚的に縦のラインが強調され、顔全体がすっきりとした逆三角形(Vライン)に近い印象になるでしょう。
こうして顔全体のバランスが整い、結果的に小顔に見えるというメリットが得られます。
施術時間が短くダウンタイムも少ない
顎ヒアルロン酸注入の大きなメリットのひとつは、その手軽さです。施術自体は、カウンセリング時間を除けば、通常10分から15分程度で完了します。
メスを使用しない注射による治療のため、体への負担が少なく、施術後の腫れや内出血といったダウンタイムも比較的短い傾向にあります。
多少の赤みや腫れが出た場合でも、メイクでカバーできる程度であることが多く、施術当日から日常生活に戻れるケースがほとんどです。忙しい方や、長期の休みを取れない方にとっても受けやすい施術といえるでしょう。
顎ヒアルロン酸注入のデメリットを回避する方法

「自然な仕上がりにしたい」「失敗したくない」と思うなら、施術前の情報収集と準備は欠かせません。ヒアルロン酸注入のリスクを最小限に抑えるためには、製剤の選び方からクリニック選び、カウンセリングでの確認事項まで、押さえておくべきポイントがあります。事前対策が成功のカギです。
製剤選びの重要性を知る
顎のヒアルロン酸注入で自然かつ理想的な仕上がりを目指すには、使用するヒアルロン酸製剤の選択が重要になります。
ヒアルロン酸製剤にはさまざまな種類があり、それぞれ硬さや持続期間などが異なります。顎のようなしっかりとした形作りが求められる部位には、ある程度の硬さと形成力を持つ製剤が望ましいです。
柔らかすぎる製剤を選ぶと形が崩れやすく、硬すぎると不自然になったり、しこりの原因になったりすることもあるため注意が必要です。どのような製剤を使用するのか、その理由は何かを医師に確認し、納得した上で施術を受けるようにしましょう。
信頼できるクリニックで施術を受ける
顎へのヒアルロン酸注入で満足のいく結果を得るには、施術を行うクリニックの選び方が決め手になります。技術力のある医師が在籍していることはもちろん、患者一人ひとりに合った、十分なカウンセリング体制が整っているかどうかも判断材料になります。
安さだけを理由に選んでしまうと、経験の浅い施術者が担当したり、質の低い製剤を使われたりするリスクがあります。その結果、仕上がりに不満を感じたり、トラブルが起きたりするリスクが高くなってしまいかねません。
公式サイトや口コミを参考にしながら、カウンセリングでの対応を比較したりして、自分が信頼できると感じたクリニックを選びましょう。
カウンセリングで疑問点・不安を解消する
施術前のカウンセリングは、理想の仕上がりを実現し、不安を解消するために欠かせないものです。
自分のなりたい顎の形や、現在の悩み、施術に対する不安な点は、些細なことでも遠慮なく医師に伝えましょう。医師はそれらを踏まえ、あなたの骨格や顔全体のバランスに合った最適な注入プランや製剤を検討します。
また、施術のリスクや副作用、術後の注意点などについても説明を受け、十分に理解・納得することが大切です。疑問点が解消されないまま施術に進むことは避けましょう。
顎ヒアルロン酸注入と他の施術方法との比較

顎の形を整える手段には、ヒアルロン酸注入のほかにも、ボトックスやプロテーゼなどさまざまな選択肢があります。それぞれの特徴や違いを理解したうえで、自分に合った方法を選びましょう。
ボトックス注入との違い
顎のヒアルロン酸注入とボトックス注入は、目的と効果が異なります。ヒアルロン酸注入は、製剤を注入して物理的にボリュームを出し、顎の形や高さを直接的に変える施術です。
一方、顎へのボトックス注入は、主に顎の筋肉(オトガイ筋)の緊張によって生じる「梅干しジワ」の改善や、筋肉の働きを抑えることによる間接的なライン修正を目的とした施術です。
✅️ 合わせて読みたい:口元の梅干しジワの原因は?隠し方や解消法も解説
ボトックス注入はボリュームを出す効果はないため、顎を前に出したり、シャープにしたりしたい場合はヒアルロン酸が適しています。
ヒアルロン酸とボトックスは目的に応じて使い分けられたり、組み合わせて用いられたりすることもあります。
プロテーゼとの違い
顎の形成術には、ヒアルロン酸注入の他にプロテーゼ(シリコンなどの人工軟骨)を挿入する外科手術があります。
最大の違いは、ヒアルロン酸が非手術で効果が一時的(吸収される)であるのに対し、プロテーゼは外科手術が必要で、効果は半永久的に持続する点です。
プロテーゼはしっかりとした変化を出せる一方、ダウンタイムが長く、感染やズレのリスク、修正の困難さが伴います。ヒアルロン酸はダウンタイムが短く、修正も比較的容易ですが、効果維持には繰り返し施術が必要です。
どちらが良いかは、希望する変化の度合いや持続性、リスク許容度によって異なります。
まとめ:顎ヒアルのデメリットを知ることが理想の仕上がりへの第一歩
顎のヒアルロン酸注入は、手軽に印象を変えられる魅力的な施術ですが、メリットだけでなくデメリットも存在します。
後悔しないためには、正しい知識を持ち、自分の希望や不安をしっかり相談できる、信頼できる医師を選ぶことが何よりも大切です。
もし、大阪梅田でヒアルロン酸注入を検討されているなら、梅田すずらんクリニックで一度カウンセリングを受けてみませんか。経験豊富な医師が、あなたに合った最適なプランをご提案いたします。