2023年9月1日更新日:2023年10月15日
ダイオードレーザーで産毛脱毛は効果がある?メリットデメリットも紹介
手入れのしやすさや肌質向上を求め、今では多くの方がしている医療脱毛。その中でも産毛脱毛を知っていますか?産毛脱毛は毛穴の処理施術を繰り返している方や、肌のトーンアップ施術を探している方におすすめです。
今回は産毛脱毛をするメリットやデメリット、そして医療脱毛機器の1つであるダイオードレーザーについて説明をします。既に医療脱毛を受けたことがある方や、元々毛が薄い方にも必見の内容です。
目次
産毛脱毛ってなに?
産毛脱毛とは、毛の中でも特に細く柔らかい産毛に対して行われる脱毛方法です。通常、医療脱毛は、毛に含まれるメラニン色素にレーザーが反応します。医療脱毛レーザーは、毛を育てる工場である毛母細胞や、毛が生えるように命令を出す細胞であるバルジ領域を破壊することにより、毛が生えてこないようにする仕組みです。
しかし、産毛は毛が細く、メラニン色素も薄いのでレーザー反応が薄い傾向があります。そのため効果が出るまでに時間を要することがあり、脱毛機器やクリニック選びも慎重にしなければいけません。
産毛とは
産毛とは、体表面に存在する非常に細くて柔らかい毛を指します。産毛は細くて色も薄いため、一般的に肌の色と馴染んで目立ちにくいです。
しかし、産毛のせいでファンデーションが均一塗れずにヨレてしまったり、毛穴が目立ってしまったりする可能性もあります。
産毛脱毛のメリット
あまり目立ちにくい産毛を脱毛することで、得られるメリットは以下の3つです。
- 毛穴が小さくなる
- 肌トラブルが減る
- 肌のトーンが上がる
毛穴が小さくなる
産毛の数だけ毛穴があります。産毛がある限り、毛穴は開きやすくなります。そこで産毛脱毛を行うことで毛穴に毛がなくなるため、徐々に引き締まった肌になるでしょう。
美しい肌の要素として、凹凸のない肌が挙げられます。毛穴の悩みを抱える方は、毛穴ケアで汚れを取り除くだけでなく、原因の1つである産毛をなくす方法から検討してみると良いでしょう。
肌トラブルが減る
毛穴があると、そこに皮脂や汚れが溜まり、ニキビや黒ずみの発生リスクが高まります。毛穴の汚れは、専用の機器でないと徹底的に洗浄することが難しく、繰り返す肌トラブルにもなりかねません。産毛脱毛で毛穴を収縮することで、ニキビや黒ずみなどの肌トラブルの原因を減らす効果が期待できます。
肌のトーンが上がる
産毛は薄くて細いですが、本数が多ければ肌のトーンダウンが懸念されます。また、毛穴に汚れが溜まる黒ずみも、肌の発色を損なう原因になるでしょう。
産毛脱毛は、肌のトーンダウンの原因である産毛を除去するため、毛穴の引き締めに期待ができます。自己シェービングの手間を省き、メイクの力だけではなく素肌からトーンアップさせるために、産毛脱毛を検討してみてはいかがでしょうか?
産毛脱毛のデメリット
産毛脱毛をするデメリットもあります。
- 脱毛完了までに回数が必要
- 照射できない部分がある
- 痛みを感じやすい
それぞれ解説します。
脱毛完了までに回数が必要
産毛は通常の毛と比較して、メラニンが薄くレーザーが反応しにくい傾向にあります。毛には毛周期があり、1回の脱毛照射で全ての毛に効果を及ぼすことはできません。
そのため、脱毛効果を得るためには複数回の施術が必要です。通常の医療脱毛は5回程度で自己処理が楽になりますが、全ての毛をなくそうとすれば、10回以上の施術が必要な場合もあります。
途中経過で毛穴が小さくなったり、毛が生えてこなくなったりする過程は見られますが、ツルツル肌を実現するにはそれなりの回数が必要です。
照射できない部分がある
医療脱毛は、眉毛や目周り付近、そして髪の毛に分類される箇所には照射ができません。その理由は、火傷や色素沈着のリスクが高いからです。
髪の毛にはメラニンが多く含まれており、レーザーが反応しやすい傾向にあります。そのため、髪の毛部分にレーザーを照射すると、肌により強いダメージを与える可能性があります。また目元付近も視覚への影響や、安全性の観点から照射できません。
痛みを感じやすい
特に顔やVIOなどのデリケートゾーンは皮膚が薄く敏感なため、照射時に他の部位よりも痛みを感じやすいです。産毛脱毛にはある程度回数が必要であり、照射回数を重ねるごとに、レーザーのパワーを徐々に上げていくことが一般的です。この段階的な調整により、痛みが骨に響いたり、痛みが強く感じたりすることもあります。
産毛を脱毛するならエステと医療どっち?
脱毛はエステでも、医療でもどちらでもできます。しかし、それぞれには値段や総施術回数に大きな違いがあります。その理由は何でしょうか?また、どちらを選べば良いのかをお伝えします。
エステと医療脱毛の違い
エステと医療脱毛の大きな違いは、毛が将来的に生えてくるかどうかです。医療脱毛は毛を作る工場や毛を生やす司令塔の破壊をするため、一般的に毛が生えてこなくなります。
一方、エステ脱毛はダメージを与えて毛が一時的に生えなくなりますが、毛が生える仕組みを完全に壊せません。発毛させる組織が残存している限り、脱毛の永久的な効果は期待できないのです。そのため、生えてくるたびに繰り返し通う必要があります。
費用面から見ると、1回あたりの料金は一般的にエステ脱毛の方が安いことが多いです。しかし、エステ脱毛に通い続けるとなると、回数が増えるためコストが最終的に高くなる可能性があります。
医療脱毛は1回あたりの価格は高くなりやすいですが、通院回数は少なく済むため、トータルで見ると医療脱毛の方が安くなる場合もあります。
短時間で、徹底的に脱毛をしたい方は医療脱毛がおすすめです。逆に、1回あたりの費用を抑えて、自己処理を少しでも楽にしたい場合は、エステ脱毛を選択することも考えられます。
特に産毛脱毛はツルツル肌になるまで複数回の施術が必要なので、そこも検討材料として考慮しましょう。
ダイオードレーザー脱毛の特徴
ダイオードレーザーとは、半導体を利用したレーザー脱毛機です。照射方法は熱破壊式と蓄熱式に分かれ、部位ごとに使い分けができる機種が増えています。
他のレーザー脱毛機であるアレキサンドライトレーザーやヤグレーザーなどの熱破壊式と比較して、ダイオードレーザーは肌質や肌の色、毛質に応じた照射が可能であり、皮膚のダメージも最小限に抑えられます。
ダイオードレーザーは産毛脱毛できる?
メラニン色素が薄い産毛に対しても、ダイオードレーザーは効果的とされています。その理由は、処置者が毛質に合わせて熱破壊式や蓄熱式など照射方法を選択し、適切なパワーで照射するからです。
適切な照射方法やパワーを選択しない場合、毛は身を守るためにより濃く、硬く、太い毛となる硬毛化状態に移行する可能性があります。そのため、産毛脱毛をする際は機器やクリニック選びが重要です。
熱破壊式と蓄熱式の違い
医療脱毛の照射方法は、熱破壊式と蓄熱式の2種類です。熱破壊式とは、毛母細胞や毛根の毛を作る工場を破壊します。メラニンへ直接的に働きかけて破壊し、毛の再生を阻止する方法です。
一方蓄熱式は、バルジ領域と呼ばれる毛を生やす司令塔の破壊をする方法になります。毛を生やす指令がないため、毛は生えてこなくなります。それぞれの毛質に合わせた方法が産毛脱毛には必要です。
ダイオードレーザーのメリット
ダイオードレーザーのメリットは以下の5つです。
- 痛みが少ない
- あらゆる肌質や肌の色に照射できる
- 広い毛質に対応
- 施術時間が短い
- 照射漏れリスクが少ない
それぞれ詳しく解説します。
痛みが少ない
一般的に熱破壊式の脱毛は、蓄熱式よりも痛みが強いと言われています。熱破壊式の中でもダイオードレーザーはアレキサンドライトレーザーやヤグレーザーと比較し、痛みの少ない傾向があります。
熱破壊式の痛みに耐えられない方や、麻酔クリームを敏感肌で塗れない方の場合、ダイオードレーザーの蓄熱式を使用した脱毛方法へ変更することが可能です。
蓄熱式はじんわりと温かい感覚で、痛みは少ない傾向があります。さらに脱毛機に冷却機能も備わっているため、痛みを軽減することが可能です。
あらゆる肌質や肌の色に照射可能
蓄熱式のダイオードレーザーであれば、あらゆる肌質や肌の色に照射ができます。
一般的に医療脱毛で使用されているアレキサンドライトレーザーは、アトピー肌や日焼けした肌には照射できません。刺激が強すぎて副作用が出現しやすく、日焼けでメラニンが蓄積した状態では火傷のリスクが高まるからです。
蓄熱式ダイオードレーザーであれば、医師の診察で問題がなければ照射可能です。しかし、赤い日焼けの場合は肌が火傷している状態です。その場合は、レーザーを照射はできないので注意しましょう。
広い毛質に対応
ダイオードレーザーは蓄熱式と熱破壊式やパワー調整など、毛質に合わせた選択ができるためさまざまな毛質に対して幅広く照射できます。
基本的に産毛はメラニン色素が薄く、毛自体も細いため、他のレーザーでは難しい場合もあります。しかし、ダイオードレーザーでは毛質の特徴を見て適切な方法で照射できるのが利点です。
施術時間が短い
照射口の広いダイオードレーザーは、照射時間を短縮できます。照射時間の短縮は、苦痛の緩和に直結します。
熱破壊式では1回の照射で広範囲の照射が可能です。蓄熱式は肌を滑らせるように施術するため、スピーディに照射ができます。レーザーの照射口が広いことはメリットと言えるでしょう。
照射漏れリスクが少ない
熱破壊式では1ショットずつ照射し、蓄熱式では肌に沿わせながら滑らせて連続で照射します。ダイオードレーザーの照射口は広く、照射間隔が開きにくいことから照射忘れや照射漏れが起こりにくいです。
ダイオードレーザーのデメリット
ダイオードレーザーにも、デメリットが存在します。メリットとデメリットを踏まえた上で、利用するようにしましょう。
- 白髪には効果がない
- 硬毛化や剛毛な毛には効果がない
- 蓄熱式だと抜けるまでに時間がかかる
上記3つについて説明します。
白髪には効果がない
白髪にはメラニン色素がほとんど含まれていません。ダイオードレーザーやその他医療脱毛機器は黒いメラニン色素に対する反応を利用して脱毛しています。レーザー脱毛のメカニズムのため、白髪へ照射しても効果がありません。
硬毛化や剛毛な毛には適さない
毛質が太く、根深い硬毛化や剛毛な毛は、熱破壊式での照射が一般的です。しかし、ダイオードレーザーは照射レーザーの波長により、平均的な太さや深さの毛に効果を示します。
太く、深い毛質にはアレキサンドライトレーザーやヤグレーザーなど他のレーザー機器の方が向いているため、毛質に合わせた機器を選びましょう。
蓄熱式だと抜けるまでに時間がかかる
蓄熱式は毛を生やす司令塔を破壊する方法です。今生えている毛ではなく、次に生える毛へ先回りで破壊します。
そのため、毛を作る工場にアプローチする熱破壊式と比較し、抜け落ちるまでに時間が必要です。照射2週間後から徐々に抜けてくるので、すぐに脱毛効果を実感したい方には不向きかもしれません。抜け落ちるペースや効果に合わせて機器を選択することが重要です。
産毛脱毛の事前準備
医療脱毛には、事前の準備が必要です。一般的な事前準備内容は、以下になります。
- 産毛の処理は照射1〜2日前に行う
- 電気シェーバーの向きは上から下へ向かって利用する
- 産毛剃り後は保湿ケアを行う
正しい事前準備を行わなければ、最悪施術ができなかったり、追加料金が発生したりすることもあります。前もってクリニックへ確認しておきましょう。
産毛剃りは照射1〜2日前にする
医療脱毛の1〜2日前に、毛を剃っておく必要があります。その理由は以下の2点です。
- 毛が生えたままだとメラニンが多く火傷の恐れがあるから
- 毛で照射口が浮いてしまうから
毛を剃るのが脱毛当日だと、剃ったことによる傷の発生や赤みのリスクがあるので、照射の1〜2日前が推奨されます。
また脱毛のスケジュールは照射時間を考慮した時間設定で予約枠を押さえているため、剃っていなければ時間が押してしまい、照射できない場合もあります。
毛を剃る部分は手の届く範囲で問題ありません。ただし、手が届く部分を剃っていなければ、剃毛分の追加料金が発生することもあるので注意してください。
電気シェーバーを上から下に向かって使用する
毛を剃るシェーバーの向きは、毛の走行に沿って上から下に向かって使用しましょう。毛の走行に逆らうと肌を傷つけてしまう恐れがあります。
電動シェーバーを使用することで無駄な力を入れずにスムーズに剃れるので、カミソリよりも肌への負担を軽減でき、おすすめです。
また毛抜きによる自己処理は、おすすめできません。毛抜きで抜くと毛根から抜けるため、レーザーが反応しづらく、脱毛効果が得られなくなるからです。他にも、毛穴が開くことで毛包炎になるリスクも上がります。
除毛クリームは肌への負担が強すぎるため、事前の処理方法として推奨していないため、電気シェーバーを用いて毛を剃るようにしてください。
産毛剃り後は保湿ケアを行う
毛を剃った後の肌は、敏感で乾燥しやすくなっています。乾燥した状態で照射すると赤みや痒みのリスクがあるので、剃った後の肌は保湿が必要です。
保湿ケアはセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンが含まれたクリームやローションを使用するようにしましょう。
術後のケア方法
産毛脱毛終了後のケアも、皮膚トラブルを出現させないために必要です。術後ケアの内容は、以下の3点です。
- 保湿ケア
- 紫外線ケア
- 血行が良くなる動きは3日間ほど控える
術後もしっかりケアをして、脱毛後のお肌を楽しめるようにしましょう。
保湿ケア
脱毛照射後は、レーザーの刺激により乾燥しやすいです。照射後に保湿ケアをしなければ、乾燥や赤み、痒みなどの副反応が発生しやすくなります。保湿成分を含むクリームやローションを積極的に使用し、肌をしっとりと保つよう心がけましょう。
紫外線ケア
脱毛後の肌は敏感なので、紫外線による刺激を受けやすくなります。シミやくすみなどを防止するために、照射後の紫外線ケアは必要です。外出時は日焼け止めや日傘を用いるなど、紫外線対策を徹底するようにしましょう。
体を温める行為は3日ほど控える
体を温める行為である長風呂やサウナ、激しい運動などは照射後3日ほど控えましょう。理由は、2つあります。
- 副反応の出現リスクが高まる
- 汗が出て、毛穴が炎症する毛包炎のリスクが否定できないため
産毛脱毛照射後は、保湿や紫外線ケアに努め、肌を労りましょう。
産毛脱毛するクリニック選びのポイント
今では多くのクリニックで、医療脱毛が提供されています。その中でも産毛脱毛を受けるに当たって、選ぶべきポイントは2つあります。
- 都度払い
- 部分脱毛が選べる
事前にホームページやSNSで確認しておきましょう。
都度払い
産毛脱毛は毛の細さや薄さから終了まで、回数が必要になるケースが多いです。しかし、回数が多すぎると料金が勿体無いだけでなく、不必要な照射による硬毛化のリスクが高まります。
そのため、都度で料金を支払うほうがおすすめです。都度支払いだと自分が気になったタイミングで脱毛し、満足できれば終了できます。回数が不要にならないよう、都度払いで産毛脱毛を始めましょう。
部分脱毛が選べる
医療脱毛のメニューは、多様化しています。ほとんどのクリニックで採用されているのは全身セットメニューですが、産毛が気になる部分が1パーツだけという場合もありませんか?
そういったケースに合わせて、パーツが選べて脱毛できるクリニックを選びましょう。気になる産毛に、ピンポイントで照射できます。不要な部分の無駄な照射や料金を避けられるので、クリニックのホームページをチェックしましょう。
梅田すずらんクリニックで産毛脱毛を始めてみよう
梅田すずらんクリニックでは、ダイオードレーザーでの医療脱毛を提供しています。熱破壊式と蓄熱式の2種類で、毛質に合わせたアプローチが可能です。また、痛みが弱い方へ向けて、冷却機能やパワー調整もできます。うれしいポイントはそれだけではありません。
- コース契約なしの都度払い
- セット割や部分脱毛がある
- 駅から近い
産毛脱毛をしてみたい方はぜひチェックしてみてください。
コース契約なしの都度払い
梅田すずらんクリニックでは、コース契約はなく都度払いです。気になる部分に、必要な回数だけ照射可能です。
コース契約ではないため1回当たりの料金が高くて、トータルコストで見たら結局高くなるのではないかと、懸念するかもしれません。
梅田すずらんクリニックでは、その点にも配慮しています。1回あたりの値段を安価に設定し、同一部位の施術であれば4回目以降は10%オフで脱毛可能です。産毛脱毛をする方におすすめの料金、回数設定を提供できます。
セット割や部分脱毛がある
梅田すずらんクリニックの脱毛メニューは、パーツごとに細かく設定されています。一度全身脱毛を終了された方や、脱毛をしたい部分が明確に決まっている方におすすめです。
脱毛したい箇所が複数決まっている方は、セットメニューをご確認ください。さらにお得になるメニューを、お選びいただけます。
駅から近い
梅田すずらんクリニックはJR大阪に近く、各路線からのアクセスも良好です。近くにショッピングモールや飲食店も多数あるので、お出かけついでに産毛脱毛ができます。
予約はWeb、またはLINEから可能です。あなたも梅田すずらんクリニックで、産毛脱毛を始めてみませんか。