2024年12月19日更新日：2025年1月3日
脇ボトックスで後悔するケースは？デメリットや成功させるコツを解説
脇ボトックスは、脇汗やにおいの悩みを改善するための施術として多くの人に選ばれています。しかし、施術後に「効果が実感できなかった」「副作用が強かった」などの後悔の声も少なくありません。本記事では、脇ボトックスに関するデメリットや注意点を詳しく解説するとともに、後悔しないためのクリニック選びや成功させるためのポイントを紹介します。
大阪・梅田で顎ボトックス注射をお考えの方は、ぜひ梅田すずらんクリニックまで、お気軽にご相談ください。
目次
脇ボトックスで後悔するケース
脇ボトックスで後悔するのは、下記のようなケースです。
- 効果が現れなかった
- 効果が思っていた以上に早く低下した
- 予想以上に強い副作用が出た
- 脇以外からの発汗が増えた
それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。また、脇ボトックスの主な効果については、関連記事もご覧ください。
効果が現れなかった
脇ボトックスの効果には個人差があるため、期待どおりの結果を得られないこともあります。特に、汗の量が多い方やアポクリン腺の数が少ない方では、効果を最大限に引き出すために複数回の注射が必要なケースが多くみられます。
効果が現れない事態を防ぐためには、自身の体質や症状に合わせた治療プランを立てることが重要です。
効果が思っていた以上に早く低下した
脇ボトックスの効果の持続期間は約4～6か月ですが、体質や症状によっては早く効果が失われます。
事前のカウンセリングで自身の体質や生活習慣について医師に相談し、持続期間の見込みや効果を最大化する方法について説明を受けることが大切です。
予想以上に強い副作用が出た
ボトックスには、下記のような副作用があります。
- 注射部位の内出血
- 注射部位の赤みや腫れ
- 注射部位の筋肉の麻痺
- 頭痛
- 全身の倦怠感
数時間から1週間程度で治まることが多いものの、まれに症状が長引いたり重くなったりする場合があります。脇ボトックスを検討する際は、副作用のリスクを理解し、事前のカウンセリングを通じて不安を解消しておくことが重要です。
脇以外からの発汗が増えた
脇ボトックスの施術を受けると、「代償性発汗」が起きる可能性があります。これは、脇の汗腺の働きを抑えることで汗の量が減少した際に、体が他の部位から発汗量を補おうとする反応です。主に、背中や胸、お腹などからの発汗が増えます。
事前に医師と十分に相談し、施術の適応や代償性発汗の発生リスクについて理解を深めることが重要です。
脇ボトックスのデメリット
脇ボトックスには下記のデメリットがあります。
- わきがの完治は難しい
- 効果を維持するには定期的な施術が必要
- ランニングコストがかかる
- 効果が現れるまでに多少の時間がかかる
- 施術者の技術次第では効果が現れない
- 注射による痛みがある
- ダウンタイムがある
- 打ち続けると効果が低下する場合がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
なお、脇ボトックスには多くのデメリットはあるものの、それを上回るメリットがあります。
脇ボトックスの効果・メリットについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
内部リンク：s102_脇ボトックス 効果
効果を維持するには定期的な施術が必要
脇ボトックスの効果は、通常3～5か月程度で徐々に薄れていきます。そのため、発汗を抑える効果を保つためには定期的な施術が必要です。定期的にクリニックに通う労力について理解しておくことが重要です。
ランニングコストがかかる
定期的な施術によってランニングコストがかかるため、頻度と料金を踏まえて予算を立てる必要があります。金銭的コストだけではなく時間的コストもかかるため、仕事や家事、育児などで忙しい方、休日を取ることが難しい方なども負担に感じるでしょう。
効果が現れるまでに多少の時間がかかる
脇ボトックスは即効性がある治療ではなく、効果が現れるまでに多少の時間がかかります。一般的には、施術後に効果が現れ始めるのは約3日後からで、効果が最大化されるのは1週間後です。
このため、即座に効果を求めている方にとっては少し不向きと感じられるかもしれません。
施術を検討する際には、効果が出るまでの時間を見越してスケジュールを立てることが大切です。
施術者の技術次第では効果が現れない
脇ボトックスの効果を最大限に引き出すためには、施術者の技術と経験が重要です。皮膚の下層にある神経終末に作用して発汗を抑える仕組みですが、神経終末の位置や深さには個人差があります。これを事前に調べることはできないため、施術では神経終末がある層全体をカバーするよう、注射針をスライドさせながら適切な箇所に薬剤を注入します。
正しい深さと適切な注入量が維持されなければ、効果が十分に現れない可能性があります。注入量が少なすぎれば効果が不十分となり、逆に過剰だと副作用のリスクが高まります。この見極めには、施術者の経験と高い技術が必要です。
注射による痛みがある
脇ボトックスは針を使った施術のため、注射による痛みが伴う点もデメリットです。ワキは皮膚が薄く神経が集中しているため、注射の際にチクチクとした痛みを感じることがあります。
ただし、多くのクリニックでは痛みを軽減するために、極細の注射針を使用したり、麻酔クリームを事前に塗布したりしています。
痛みに不安がある場合は、カウンセリング時に医師に相談し、痛みを軽減する方法について説明を受けるとよいでしょう。
ダウンタイムがある
脇ボトックスは比較的簡単な施術ではありますが、脇の赤みや腫れ、内出血などが見られることがあります。ダウンタイムは数時間から1週間程度が目安です。
ダウンタイムの症状や期間は個人差がありますが、施術後のケアや注意点について事前に医師から十分に説明を受け、疑問点を解消しておくことで、安心して治療を受けることができます。
打ち続けると効果が低下する場合がある
脇ボトックスを継続的に受けると、まれに体内でボトックスに対する抗体が作られて、効果が薄れたりまったく現れなくなったりすることがあります。
薬剤の注入量が多い、施術間隔が短いなどの場合に抗体形成のリスクが高まるとされています。そのため、治療効果を長く持続させるためには、適切な薬剤の選択や施術間隔の管理が重要です。
わきがの完治は難しい
脇ボトックスは、発汗を抑えることで汗によるにおいの拡散や菌の繁殖を抑えます。
しかし、わきがの主な原因となるのはアポクリン腺から出る汗です。アポクリン腺にはボトックスの作用が及ばないため、完全にわきがを治すことはできません。
わきがの治療法にはビューホットや外科手術がありますが、いずれも完治させることは困難です。
脇ボトックスで後悔しないための対策
脇ボトックスで後悔しないために、次のように対策しましょう。
- 信頼できるクリニックを選ぶ
- カウンセリングで疑問を解決しておく
- 過度な期待を持たない
- 受ける期間を決めておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
信頼できるクリニックを選ぶ
脇ボトックスで後悔しないためには、信頼できるクリニックを選ぶ必要があります。「信頼できるクリニック」は、症状に応じた治療法の提案ができることはもちろん、安全性が高い製剤を使用しています。
使用する製剤は効果や安全性に大きく影響を与えるため、慎重に選ぶことが大切です。
アラガン社製の「ボトックスビスタ（BOTOX VISTA®）」は、日本で唯一厚生労働省に認可されている製剤で、高い安全性と実績を持ちます。
一方、治療費を抑えたい場合には、韓国Hugel社製の「ボツラックス（Botulax®）」も選択肢として挙げられます。ボトックスビスタのジェネリック医薬品で、韓国で認可を受けた製剤です。
梅田すずらんクリニックでは、ボトックスビスタ（BOTOX VISTA®）とボツラックス（Botulax®）の両方を取り扱っており、患者様のご希望やご予算に合わせたご提案が可能です。まずはお気軽にご相談ください。
カウンセリングで疑問を解決しておく
脇ボトックスで後悔しないためには、施術前のカウンセリングで疑問や不安を解消しておくことが重要です。ボトックスの効果や副作用、持続期間、施術後のケアについて詳しく説明を受けることで、「期待値」と「現実」の差が縮まり、後悔するリスクを抑えられます。
過度な期待を持たない
脇ボトックスで後悔しないためには、効果に対して過度な期待を持たないことが大切です。脇ボトックスは汗の量を減らし臭いを軽減する治療ですが、完治させるものではないうえに、効果には個人差があります。
期待以上の効果を求めてしまうと、結果が思わしくない場合に不満や後悔を感じるでしょう。そのため、事前のカウンセリングで医師としっかり話し合い、自分の症状や体質に対してどの程度の効果が期待できるのかを確認することが重要です。
受ける期間を決めておく
脇ボトックスで後悔しないためには、施術を受ける期間をあらかじめ決めておくことが大切です。ボトックスは効果が3～5か月程度続く治療ですが、効果を保つには定期的な施術が必要であり、そのたびに金銭的・時間的コストが発生します。無計画に治療を繰り返すと、予算を大きく超えてしまい、不満や後悔を感じやすくなります。
施術を始める前に、「特定のイベントシーズンに集中して受ける」「1年に1回、夏の期間だけ受ける」など、自分のライフスタイルや予算に合った期間を決めることで、コストを抑えながら効果を実感しやすくなるでしょう。
脇ボトックスは梅田すずらんクリニックにお任せください
大阪・梅田で脇ボトックス注射をお考えなら、ぜひ梅田すずらんクリニックにお任せください。当院では、日本で唯一厚生労働省に認可された高い安全性と実績を誇るアラガン社製「ボトックスビスタ（BOTOX VISTA®）」と、治療費を抑えたい方に適した韓国Hugel社製のジェネリック医薬品「ボツラックス（Botulax®）」の両方を取り扱っております。
ボトックスビスタは効果の持続期間が約3～4か月と長く、ボツラックスは持続期間が約2～3か月と短めなものの費用を抑えることができます。
患者様の症状やご希望、ご予算に合わせて最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
