2024年11月26日
人中短縮ボトックスで口ゴボは改善できる
「口元のバランスが気になる」
「横顔がぼんやりしているように感じる」
このような悩みは、口元が前に突き出た状態、いわゆる「口ゴボ」が原因かもしれません。そんな口ゴボも、人中短縮ボトックス注射で改善が期待できるのをご存知でしょうか?
本記事では、口ゴボの定義や原因、デメリット、そして改善方法としての人中短縮ボトックス注射について詳しく解説します。
美しい横顔と自信に満ちた笑顔を取り戻すための第一歩として、ぜひこの記事を読んで、口ゴボと人中短縮ボトックス注射について理解を深めてください。
そして、しっかり施術を受ける準備が整い、大阪・梅田でボトックス注射を検討している方は、ぜひ梅田すずらんクリニックへご相談ください。
目次
口ゴボとは
口ゴボとは、横顔を見たときに口元がボコッと前方に突き出ているように見える状態を指します。この状態は、上の歯や下の歯、あるいはその両方が大きく前方に突き出している歯並びによって引き起こされることが多いです。
口ゴボは正式な医学上の概念ではないため、明確な基準はありませんが、口ゴボかどうかを判断する上で「Eライン」が役立ちます。
Eラインとは、鼻先と顎の先端を結んだ直線のことです。理想的な横顔では、唇がこのEラインよりも内側にあるとされていますが、口ゴボの場合はこのラインよりも唇が外側に出ている状態になっています。
スマートフォンを使って自分の横顔を撮影し、Eラインを結べば、口ゴボの状態になっているかどうかを簡単に判断できるでしょう。
口ゴボの原因
口ゴボの原因として、遺伝的な骨格の構造と、後天的な生活習慣の影響があります。これらについて詳しく解説します。
骨格
口ゴボは骨格の構造に深く関係しており、上顎や下顎、あるいは両方が前方に出ている場合、唇もそれに沿って前に突き出たような状態となります。
それぞれ医学的には、下記を指します。
- 上顎前突(じょうがくぜんとつ)
- 下顎前突(かがくぜんとつ)
- 上下顎前突(じょうがくぜんとつ)
上顎前突は通称「出っ歯」と呼ばれる歯並びで、下顎前突は、いわゆる「しゃくれ」と呼ばれる状態です。上下顎前突は文字通り上下の顎が出ている状態で、これを「口ゴボ」と表現することも多いです。
これらの症状は、生まれつきの骨格が原因であり、本人の努力では改善できません。歯科矯正や外科手術が適応になることもありますが、ボトックス注射やヒアルロン酸注射でも改善することもあります。
生活習慣
一方、後天的な生活習慣も口ゴボに影響を与えます。とりわけ、成長期における習慣が大きく関係すると考えられます。
例えば、長期間にわたる指しゃぶりや爪を噛む癖は、前歯を前方に押し出す力が働き、口ゴボの原因となることがあります。また、舌で前歯を押す癖も同様の影響を及ぼします。
口呼吸も、口ゴボの原因のひとつです。口呼吸を続けることで、口の周りの筋肉のバランスが乱れたり、筋肉自体が弱くなったりして、口ゴボに繋がる可能性があります。
さらに、やわらかい食べ物ばかりを好む食習慣も、顎の発達を遅らせ、口ゴボの状態を招くことがあります。
口ゴボのデメリット
口ゴボのデメリットは、外見上の問題だけではありません。虫歯・歯周病リスクを高めたり、咀嚼・発音にとって不都合になったりすることもあります。
容姿のコンプレックスになる
口ゴボは横顔の印象に大きな影響を与え、自分のルックスに自信を持てなくなる人もいます。特に思春期の若者は他人から自分がどう見られているのかが気になり、容姿に対しても敏感になりやすいため、コンプレックスを感じやすい傾向があります。
最近はマスクをする機会が増えたことで、より素の状態の口元へ意識が向かいやすく、口ゴボである状態が気になりやすい環境にあるとも、いえるかもしれません。
虫歯・歯周病リスクが高くなる
口ゴボは、虫歯や歯周病のリスクを高める要因ともなります。唇が前に突出しているために口が自然と閉じにくく、口呼吸になりやすい傾向があります。問題なのは、口呼吸が続くと口腔内が乾燥し、唾液の分泌されてもすぐに乾いてしまうことです。
唾液は、歯の再石灰化を促し、口腔内の食べかすや細菌を洗い流す重要な役割があり、唾液で湿った状態は虫歯や歯周病になりにくい環境を整えてくれます。
こうした唾液が不足すると、口腔ケアが行き届いていたとしても、虫歯・歯周病の予防効果が弱くなり、そのリスクは他の人に比べて高くなる傾向があります。
咀嚼・発音に影響する
口ゴボの状態では、上下の歯が正しく噛み合わないことがあり、食べ物を細かく砕くことが難しくなります。その結果、消化不良を引き起こしたり、栄養の吸収が悪くなったりすることがあるのです。
また滑舌に影響し、「さ行」や「た行」の発音が不明瞭になったり、声がこもりやすくなったりします。そのため、会話をしていると、相手に声を聞きってもらいづらいことが多くなる可能性があります。
口ゴボは人中短縮ボトックス注射で改善が期待できる
口ゴボの改善方法として、人中短縮ボトックス注射が挙げられます。上唇と鼻下の間の距離である「人中」にボトックスを注射するのが、人中短縮ボトックス注射です。
この施術では上唇の筋肉をリラックスさせることで唇を上向きにし、人中を短く見せることができます。その結果、口ゴボの印象を和らげる効果が期待できるのです。
また、口ゴボの改善には顎に行うボトックス注射、いわゆる「顎ボトックス」も役立つことがあります。顎の筋肉(オトガイ筋)を緩めることで、顎が前に出やすくなり、梅干しジワの軽減も期待できるでしょう。この効果によって、顎の形が整い、口ゴボが目立ちにくくなります。
これらのボトックス治療は、比較的手軽に受けられる施術ですが、根本的な骨格や歯列の問題を解決するものではありません。より永続的な改善を求める場合は、歯科矯正などの選択肢も考慮する必要があります。
歯科矯正は、歯並びや顎の位置を適切に調整することで、口ゴボの根本的な原因に対処することができます。
人中短縮ボトックスのメリット
口ゴボの改善効果が見込まれる短縮ボトックス注射ですが、初めてこの名前を知った人もいるかもしれません。ここでは、この施術にどんなメリットがあるのかを紹介します。
自然な仕上がりでバレにくい
ボトックス注射は、唇の形状を自然に変化させます。施術後の変化は徐々に現れるため、周囲の人に急激な変化を感じさせることなく、自然な印象を保つことができます。
また、注射による変化は過度に唇を変形させるものではないため、不自然な印象を与えることもありません。そのため、施術後でも周りの人に施術を受けたことを悟られにくく、「整形をした」と思われることは少ないでしょう。
簡単な施術で気軽に受けられる
人中短縮ボトックスの施術は、注射のみで完了するため、手術などに比べて非常に簡単です。施術時間も短く、通常は30分もかかりません。
特別な準備も必要なく、日常生活を大きく変更することなく治療を受けられます。そのため、仕事や学校などの合間に気軽に通院できるというメリットがあります。
ダウンタイムがほとんどない
ダウンタイムがほとんどないという点も魅力的です。施術後すぐに日常生活へ戻ることができ、仕事や外出の予定にも影響を与えません。
施術後の腫れや赤みも少なく、メイクで隠せる程度の軽度なもので済む場合が多いため、施術を受けたその日から普段通りの生活が可能です。
ただし、人中短縮ボトックスの効果は一時的なものであり、通常3〜5か月程度で元の状態に戻っていきます。持続的な効果を得るためには、定期的な施術が必要となります。
人中短縮ボトックス注射のデメリットについては、関連記事をご覧ください。
大阪で人中短縮ボトックスなら梅田すずらんクリニックにご相談ください
口ゴボの悩みを抱える方には、人中短縮ボトックス注射が有効な改善策となる場合があります。上唇と鼻下の間にある人中を短く見せ、口元のバランスを整えるのが、この施術の改善の仕方です。
大阪・梅田でボトックス注射を検討している方には、梅田すずらんクリニックへのご相談をおすすめします。経験豊富な専門医が一人ひとりの顔立ちに合わせた治療プランを提案し、自然で美しい仕上がりを目指します。
口ゴボの改善を検討されている方は、梅田すずらんクリニックでカウンセリングを受けてみてください。専門医による詳しい説明を受けることで、自分に最適な治療法を見つけることができるでしょう。