口角ボトックスの効果はいつから現れる？持続期間や再施術についても解説

口角ボトックスで口元の印象を明るくしたい、若々しい見た目になりたいという方は、効果が現れる時期についても確認が必要です。大切なイベントに合わせて施術を受けたい場合は、効果が現れるタイミングから施術日を逆算しましょう。本記事では、口角ボトックスの効果がいつから現れるのかを紹介するとともに、効果の持続期間や再施術のタイミングなどについても詳しく解説します。

口角ボトックスの効果

口角ボトックスは、口元の筋肉をリラックスさせることで、次のような効果が現れます。

• 若々しい見た目を実現する
• 口周りのシワが改善する
• 表情が明るく見える

それぞれ詳しく見ていきましょう。

若々しい見た目を実現する

口角が自然に引き上がることで、若々しい印象になります。普段から口角が下がりがちな方や疲れて見えがちな方は、口角ボトックスによって口元が引き締まることで、効果をより強く実感できるでしょう。

口周りのシワが改善する

口周りのシワは、表情筋が繰り返し動くことや加齢によるたるみによって生じます。例えば、笑ったときに現れる口周りの小じわや、口角の影などです。口角ボトックスが表情筋の動きを抑制することで、シワの改善と予防が期待できます。

表情が明るく見える

口角ボトックスによって口元が引き上がると、顔の印象が明るくなります。また、口角が上がることで自然で柔らかい笑顔ができるようになり、好印象を与えられます。ビジネスでのコミュニケーションにもよい影響が及ぶでしょう。

口角ボトックスの効果はいつから現れる？

口角ボトックスの効果が現れ始めるのは3日後からで、約1週間で効果が最大化します。 日が経つにつれて少しずつ口角が上がっていくことを実感できるでしょう。したがって、大切なイベントの1～2週間前に施術を受けることがベストです。

口角ボトックスには複数回の施術が必要？

口角ボトックスは1回の施術で効果を感じられることが多く、複数回の施術は通常必要ありません。ただし、クリニックによっては、より自然な仕上がりを目指して、施術を複数回に分けて行います。

口角ボトックスの効果が現れるまでの変化

口角ボトックスの施術後は、鏡を見るたびに口角が徐々に引き上がっていくのを実感できます。日を追うごとに口元が自然と上向きになる変化を感じられるでしょう。急激な変化がないため、周りの人に美容施術を受けたことに気づかれない場合もあります。

口角ボトックスの効果が現れるまでのケア

口角ボトックスの効果を引き出すためには、次のようなケアが必要です。

• 丁寧にスキンケアをする
• マッサージをしない
• 血行がよくなる行為を避ける

それぞれ詳しく見ていきましょう。

丁寧にスキンケアをする

施術後は皮膚が一時的に刺激に敏感になっているため、過度な洗顔は避け、赤みや腫れが悪化しないよう配慮しましょう。ダウンタイム中は、洗浄力がマイルドなクレンジング剤で落とせるナチュラルメイクを心がけ、洗顔時には十分に泡立てた洗顔料を使用し、ぬるま湯で優しく洗うことが大切です。

マッサージをしない

施術後3日間は、施術部位のマッサージは避けましょう。薬剤が周辺部位に広がり、効果の低下や口元が動かしづらくなるなどの副作用を招くことがあります。

血行がよくなる行為を避ける

施術後に長時間の入浴やサウナ、激しい運動、飲酒など血行がよくなる行為をすると、赤みや腫れ、内出血が悪化する可能性があります。施術後1週間は体を温める行為を避けましょう。

口角ボトックスの効果の持続期間

口角ボトックスの効果は、使用する製剤によって持続期間に違いがあります。例えば、梅田すずらんクリニックで使用している厚生労働省認可の「ボトックスビスタ（BOTOX VISTA®）」は、効果が3～4か月程度と長く続きます。

一方、韓国Hugel社の「ボツラックス（Botulax®）」は、2～3か月程度と短めです。しかし、リーズナブルなことがメリットのため、効果の持続期間や予算などに応じて選ぶとよいでしょう。

口角ボトックスの再施術のタイミング

口角ボトックスの効果は時間とともに徐々に薄れていくため、理想的な見た目を維持するためには再施術が必要です。効果が薄れてくるタイミングには個人差があるため、初めて施術を受けた場合には医師と相談しながら最適なタイミングを見極めましょう。

また、どれだけ効果が薄れたら再施術を受けたくなるのかにも個人差があります。継続的な施術にはコストがかかるため、メリットとコストのバランスを踏まえて、タイミングを決めることが大切です。

口角ボトックスの効果を維持するためのポイント

口角ボトックスは、すべての人が同じ期間だけ効果を維持できるわけではありません。次のポイントを押さえて、効果をなるべく維持させましょう。

注意事項を守る

口角ボトックスの効果を維持するためには、注意事項を守ることが大切です。ボトックスは熱に弱いため、施術当日は入浴や飲酒を避け、シャワーのみで済ませるようにしましょう。長時間の入浴やサウナも1週間程度控える必要があります。

また、注入部位のマッサージは薬剤が周辺に拡散する恐れがあるため厳禁です。特に就寝時には、枕で押しつぶさないよう注意しましょう。

安全性が高い製剤を選ぶ

厚生労働省に認可された高品質の「ボトックスビスタ（BOTOX VISTA®）」のような信頼性が高い製剤を使用しているクリニックを選ぶことで、施術後のトラブルのリスクを軽減できます。

ただし、口角ボトックスの仕上がりには医師の知識や技術、経験も関係するため、施術を受けるクリニックは慎重に選びましょう。

技術力に優れた医師の施術を受ける

ボトックスは表情筋の働きを抑えることで効果を発揮しますが、注入部位の見極めや量の調整を誤ると、意図しない筋肉に作用が及び、左右差が生じたり不自然な表情になったりすることがあります。

経験豊富な医師であれば、口角の微妙なバランスや元々の筋肉の左右差を見極め、左右対称の美しい口元が仕上がるように調整できます。口コミ・評判やクリニックが心がけていることなどをチェックし、まずはカウンセリングを受けましょう。

口角ボトックスのメリット

口角ボトックスには、下記のメリットがあります。

• 手軽に印象を改善できる
• メスを使わない安全性
• 相性が良い美容治療が多い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

手軽に印象を改善できる

施術時間は5～20分と短い一方で、印象を変えるほどの効果が期待できる点は口角ボトックスの大きなメリットです。加齢によって口角が下がり、無意識に「不機嫌そうに見える」と感じる場合でも、口角ボトックスによって口角が上がると、自然な笑顔ができるようになります。表情が明るくなるだけでなく、柔らかく親しみやすい印象を与えられるでしょう。

メスを使わない安全性

口角ボトックスは注射で薬剤を注入する施術であり、皮膚の切開や縫合などは不要です。切開による感染症のリスクがなく、長期間のダウンタイムもありません。腫れや内出血が出たとしてもほとんどが数日で改善します。そのため、「美容施術が初めて」という方も挑戦しやすく、負担が少ない施術といえます。

相性が良い美容治療が多い

口角ボトックスは、ほかの美容治療と相性がよい治療です。例えば、顔全体のシワやたるみが気になる場合は、ヒアルロン酸注射やレーザー治療と併用することで、顔全体がより若々しく、自然な印象に仕上がります。

口角ボトックスのデメリット

手軽に口角を上げて印象を変化させられる口角ボトックスのデメリットとして、以下のようなものがああります。

• 持続期間が限られている
• 副作用が現れることがある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

持続期間が限られている

口角ボトックスの効果は永久ではなく、長くても3～4か月程度で薄れてしまうため、口角が上がった状態を維持したい場合は定期的な施術が必要です。定期的な施術によるコストも考慮して、口角ボトックスが自身に適しているか判断しましょう。

副作用が現れることがある

口角ボトックスは比較的安全な施術ですが、副作用として「赤み」「腫れ」「内出血」が現れる場合があります。2～3日程度で治まることが多いものの、一時的にコンシーラーやマスクで口元を隠す対策が必要になるでしょう。

口角ボトックスの副作用について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

口角ボトックスがおすすめな人

口角ボトックスは、メリットとデメリットを踏まえると下記のような方におすすめです。

• 口角が下がりがちで、不機嫌に見られることが多い方
• 若々しい印象を保ち、明るい印象を与えたい方
• 短時間で手軽に見た目の印象を変えたい方
• メスを使わない方法を希望する方

口角ボトックスの効果についてよくある質問

Q.1回目と2回目で効果が現れるタイミングに違いはある？

1回目と2回目のボトックス注入において、効果が現れるタイミングに大きな違いはありません。注入量や施術精度による影響が少ない限り、施術後の数日～1週間程度で効果を実感し始め、2週間ほどで状態が安定します。

Q. 効果が現れない場合はどうすればいい？

ボトックスの効果が実感できない場合、注入量が足りないことが考えられます。筋肉をリラックスさせられるだけの量を注入しなければ、効果を得られません。また、表情筋の位置を見極めて注入する必要があります。位置がずれると効果が出にくく、不自然な表情になる場合があります。

効果を実感できない場合は、医師に相談しましょう。

Q.注入量が多ければ効果は早く現れる？

注入量を増やしても、口角ボトックスの効果が早く現れるわけではありません。ボトックスはゆっくりと浸透し、施術後3日～1週間程度で実感でき、約2週間で安定します。効果を早める方法はないため、大切なイベントに合わせたい場合には逆算して施術日を選びましょう。

口角ボトックスは梅田すずらんクリニックにご相談ください

口角ボトックスは、手軽に口元の印象を若々しくし、明るい表情を実現できる施術です。効果が現れるまでには3日～1週間程度かかります。効果の持続期間や副作用なども理解し、自分に合ったタイミングで受けることが大切です。

梅田すずらんクリニックは、厚生労働省認可の「ボトックスビスタ（BOTOX VISTA®）」やリーズナブルな韓国Hugel社製の「ボツラックス（Botulax®）」を使用しております。大阪・梅田でボトックス注射で口角ボトックスを検討している方は、お気軽にご相談ください。