2024年11月26日
口角ボトックスのデメリットは4個!失敗例や成功させる方法も解説
口角ボトックスは、口角を上げることで若々しい見た目を実現できる一方で、いくつかのデメリットがあります。施術を受けたことを後悔しないためにも、デメリットについて確認しておきましょう。
本記事では、口角ボトックスのデメリットを4個紹介するとともに、失敗例や成功させるためのポイントについても解説します。
口角ボトックスの効果については、関連記事で説明しているため参照してください。
目次
口角ボトックスのデメリット4個
口角ボトックスには、下記4個のデメリットがあります。
- 左右差が出ることがある
- 口元をうまく動かせなくなることがある
- 笑顔の印象が悪い方向に変わる場合がある
- 表情を作りにくくなる場合がある
それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
左右差が出ることがある
元々の表情筋のバランスや左右差によって、同じ量を注入しても仕上がりに違いが出てしまう場合があります。医師は、表情筋のバランスや左右差まで考慮して注入量を決めますが、完璧な注入には豊富な知識と経験、技術が必要です。
初回の施術で少量のボトックスを注入し、様子を見ながら追加注入を行うといった慎重なアプローチにより、成功率を高めることができます。
口元をうまく動かせなくなることがある
ボトックス注射には筋肉の働きを弱める作用があるため、適切ではない箇所に注入したり注入量が多すぎたりすると、周囲の筋肉にまで影響が及び、口元が動かしづらくなる場合があります。ボトックス注射は決まった位置に決まった量を注入する施術ではないため、医師の知識や技術、経験が仕上がりに大きな影響を与えます。
笑顔の印象が悪い方向に変わる場合がある
口角ボトックスによって口角が上がると、笑顔の印象が変わります。笑顔に対してどのような印象を受けるかには個人差があるため、必ずしも自身にとって良い方向へと変わるとは限りません。
例えば、口角が上がると上唇の角度が変わり、笑ったときに上の歯茎が見えやすくなります。歯茎が見えすぎている状態はガミースマイルといい、不快感を覚える方もいます。
また、まっすぐだった上唇がM字型を描くようになったり、口角に丸みが出ることで口元が以前と異なる雰囲気になったりすることもあります。
事前に仕上がりのイメージを確認し、施術後の印象のギャップを防ぐことが大切です。
表情を作りにくくなる場合がある
口角ボトックスの施術後、表情を作りにくく感じる場合があります。これはボトックスの作用によって筋肉がリラックスし、口元の動きが制限されるためです。このようなリスクを避けるためには、適切な箇所に適量を注入できる十分な知識や経験を持つ医師の施術を受ける必要があります。
口角ボトックスのダウンタイム・副作用
口角ボトックスには、ダウンタイムや副作用があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
ダウンタイムは3日程度が目安
口角ボトックスは、副作用が少なくダウンタイムも短い施術です。ダウンタイムは2~3日程度が目安ですが、余裕をもって1週間程度と見積もっておくとよいでしょう。
注射による痛みがある
口角ボトックスは注射器で薬剤を注入するため、針を刺す際に痛みが伴います。痛みの感じ方には個人差があるものの、多くのクリニックでは、痛みを最小限に抑えるための麻酔クリームを併用したり、冷却して感覚を鈍らせるなどの配慮がされています。そのため、注射が苦手な方でも受けやすい施術といえるでしょう。
注射部位に赤みや腫れが起きる場合がある
注射したところに赤みや腫れが現れる場合があります。これは、注射針が毛細血管に接触し、血液が漏れ出ることで生じます。赤みや腫れを全く起こさずに施術することは難しいため、施術後2~3日は口元を隠すなどして対処しましょう。
口角ボトックスのデメリットを抑える方法
口角ボトックスの4個のデメリットを抑えるために、次のポイントを押さえましょう。
- 技術力が高い医師の施術を受ける
- 状況次第では別の施術を検討する
- 安全性が高い製剤を使用しているクリニックを選ぶ
- 顔全体の治療も検討する
それぞれ詳しく解説します。
技術力が高い医師の施術を受ける
口角ボトックスは施術者の技術に左右されるデリケートな施術です。経験豊富で技術力の高い医師であれば、適切な注入量や注入部位を見極め、左右差や表情の硬さといったリスクを抑えることができます。口角ボトックスに精通した医師を選ぶことで、後悔するリスクを抑えられるでしょう。
状況次第では別の施術を検討する
希望によっては、ボトックス注射が最適解ではない場合もあります。ボトックス以外の治療法も提案できる医師であれば、顔全体のバランスや希望に応じて、最適な施術を選択できます。
安全性が高い製剤を使用しているクリニックを選ぶ
製剤の品質やクリニックの管理体制によっては、アレルギー反応や副作用のリスクが高まる場合もあるため、製剤の質や衛生管理が徹底されているクリニックを選ぶことが大切です。例えば、梅田すずらんクリニックでは、厚生労働省の認可を受けており、世界トップシェアの「ボトックスビスタ(BOTOX VISTA®)」を使用しています。
顔全体の治療も検討する
口角ボトックスだけではなく、顔全体の施術を受けることも検討しましょう。口元だけ好印象になったとしても、他の部位とのバランスが取れていなければ、全体の印象が悪くなる可能性があります。ヒアルロン酸注射やレーザー治療などと併用し、シワやたるみも改善することで、若々しい見た目を実現できます。
注意事項・禁忌を踏まえて施術を受ける
施術を受ける際は、事前に注意事項と禁忌事項を確認しましょう。
過去1週間以内に下記の成分や薬剤を使用している場合、施術を受けられません。
- ステロイドを含む塗り薬
- 皮膚科で処方されたニキビ治療薬(ディフェリングル、ベピオ、デュアック、エピデュオなど)
- レチノール配合の化粧品や薬剤
- トレチノイン(ビタミンA誘導体)の内服薬
- ドクターズコスメ(ゼオスキン、リビジョン、エンビロンなど)
- ハイドロキノン
また、下記に該当する方も施術を受けられません。
- 顔にヘルペスがある方
- 過去1か月以内に美容医療やアートメイクを受けた方
- 妊娠中や授乳中の方
トラブルを防ぐためにも、カウンセリングの際に申告することが大切です。
口角ボトックスのデメリットのよくある質問
Q.食事や会話に影響が出ることはある?
口角ボトックスが日常の食事や会話に影響を与えるケースはまれですが、注入量や施術部位によっては、口元の動きが一時的に鈍くなります。
Q.ダウンタイム中の症状は目立つ?
口角ボトックスの施術後は、腫れや赤み、内出血が生じることがあります。通常は数日で治まるうえに、症状は強くはありませんが、気になる方はコンシーラーなどでカバーしましょう。
Q.壊死のような重大な副作用が起きることはある?
注入物が血管内に入ることで血流が悪化し、血行障害や壊死が起こるリスクがあります。こうしたリスクを避けるためにも、施術経験が豊富な医師を選ぶことが大切です。
Q.口角ボトックスに失敗したときは修正できる?
口角ボトックスの効果は数か月で自然に薄れていきます。そのため、万一仕上がりに満足できない場合でも、時間が経つのを待つことになります。
口角ボトックスは梅田すずらんクリニックまでご相談ください
口角ボトックスは、口角を上げることで若々しい印象を与える効果がある一方で、施術後に左右差や笑顔が悪い印象に変わるなどのリスクもあります。口角ボトックスのデメリットを抑えるために、信頼できる医師の施術を受けましょう。
梅田すずらんクリニックは、厚生労働省認可の「ボトックスビスタ(BOTOX VISTA®)」を使用しております。大阪・梅田でボトックス注射で口角ボトックスを検討している方は、お気軽にご相談ください。