2024年11月16日
エラボトックス注射にダウンタイムはある?起こりうる症状や適切な過ごし方を解説
エラボトックス注射を考えているけれど、ダウンタイムや副作用が心配という人もいるのではないでしょうか。
エラボトックスはダウンタイムが少なく、日常生活に大きな支障をきたすことがない施術ですが、施術後の過ごし方によっては、結果に差が出ることもあります。
そこで、本記事では、施術後、ダウンタイム中に起こり得る症状や、日常生活で気をつけるべきポイントを詳しく紹介します。これから施術を考えている方や施術後の不安を抱えている方も、ぜひ参考にしてください。
記事を読み終えた後、大阪でエラボトックス注射を受けたいと思ったら、ぜひお気軽に、梅田すずらんクリニックまでご相談ください。
目次
エラボトックスにダウンタイムはある?
エラボトックス注射には、ほとんどダウンタイムはありません。注射後、すぐに日常生活に戻ることができ、多くの場合は治療当日から普通に過ごせます。
ただし、完全にダウンタイムがないわけではありません。いくつかの軽い副作用や注意点があります。注射部位に一時的な赤み・腫れが生じることがあり、これは通常数時間から数日でおさまります。
エラボトックスの効果は施術直後にはあらわれず、施術後3日頃から少しずつ効果を感じ始め、効果が安定するまでに約1週間かかります。この期間中、激しい運動やサウナなど、血行が促進する行動を避けることが必要です。
エラボトックス注射の効果はいつからあらわれるかについて詳しくは、関連記事もご覧ください。
エラボトックス注射のダウンタイム中に起こりうる症状
エラボトックス注射は、ダウンタイムが短く、施術後すぐに元通りの生活が遅れます。副作用も比較的軽微であり、数時間から数日程度でおさまることが多いです。
それでも、ダウンタイム中に起こりうる症状を知っておくことは大切で、より安心して施術に臨めるようになるでしょう。
ここでは、以下のダウンタイム中に見られることがある以下の症状について説明します。
- 赤み・腫れ
- 内出血
- 痛み
- アレルギー反応
- 咀嚼のしづらさ
- 顔の引きつり
では、それぞれ見ていきましょう。
赤み・腫れ
エラボトックス注射後、注射部位に赤みや腫れが見られることがあります。これは、体内に入ってきた薬剤を異物として認識し、免疫反応が起こるために生じる、体の自然な防御反応です。
赤みは通常、皮膚表面にほんのりとした色の変化としてあらわれ、腫れは注射部位が軽く膨らむ程度です。ほとんどの場合、数時間以内におさまりますが、まれに2〜3日続くことがあります。
腫れが長引く場合や、痛みが伴う場合は、医師に相談することが望ましいです。
内出血
ボトックス注射の際には針を使用するため、注射針が皮下の小血管に触れ、内出血が起こることがあります。内出血は、注射後に青紫色のあざとしてあらわれ、特に皮膚が薄い部分では目立ちやすいです。
内出血は自然に治癒するものですが、1週間程度かかることがあります。内出血の程度は個人差が大きく、全く生じない人もいれば、比較的大きな内出血が起こる人もいます。
痛み
エラボトックス注射で感じる痛みは、比較的少ないといえます。痛みを感じるタイミングは、注射針が刺さるときと薬剤が注入されるときに分けられます。
エラボトックス注射がターゲットとする咬筋には、やや深めに注射を刺す必要があるため、人によっては痛みを感じます。また、ボトックスの薬剤が体内に入っていく際にも、痛みを感じやすいです。ただし、いずれも耐えられないほどの痛みではないため、大きな心配は必要ありません。
痛みの感じ方は個人差が大きいため、痛みに敏感な人はカウンセリング時、医師に伝えておくようにするのが良いでしょう。
アレルギー反応
稀ではありますが、ボトックスに含まれる成分に対してアレルギー反応を示すことがあります。典型的なアレルギー症状には、注射部位のかゆみ、赤み、腫れなどがあり、さらに深刻な場合には全身性の反応として呼吸困難などが生じる可能性もゼロではありません。
軽度のアレルギー反応であれば、通常、1週間ほどでおさまるため、大きな心配は必要ありません。しかし、人によっては重症化するリスクもあるため、症状が長引くときは医師に相談することが大切です。
咀嚼のしづらさ
エラボトックス注射は、咬筋という顎の筋肉を弱める効果があるため、注射後、一時的に咀嚼(噛むこと)が難しく感じることがあります。特に硬い食べ物を噛む際に、力が入りにくくなるため違和感を覚えることが多いです。
咀嚼のしづらさは2〜3週間程度で改善し、徐々に通常の咀嚼力を取り戻します。
顔の引きつり
ボトックスの効果により、表情筋の動きが一時的に制限されることがあります。そのため、笑顔が不自然に見えたり、表情がぎこちなくなったりします。しかし、このような引きつりは一時的なもので、3〜1週間程度で筋肉の動きが戻り、自然な表情を取り戻せるでしょう。
もし引きつりが強く、日常生活に支障をきたす場合は、施術を行った医師に相談するようにしてください。
エラボトックス注射のダウンタイム中の過ごし方
ダウンタイムの症状を長引かせないためには、下記のように、日常生活の過ごし方を工夫する必要があります。
- 激しい運動は避ける
- 長時間の入浴・サウナを控える
- 顔のマッサージは適切に行う
- 大量の飲酒を控える
- 寝る体勢に注意する
これらについて詳しく説明します。
激しい運動は避ける
注射後は体が回復に集中しているため、激しい運動は避けることが必要です。運動をすると血流が増加し、赤み・腫れ・内出血などの副作用を引き起こす原因となります。
そのため、ジョギングやウェイトトレーニングなどの激しい運動は、少なくとも注射後2〜3日は控えるようにしましょう。軽い散歩程度の運動であれば問題ありませんが、汗をかきすぎないよう注意が必要です。
長時間の入浴・サウナを控える
長時間の入浴やサウナを控えることも大切です。高温環境に長時間さらされることで、血流が増加し、注射部位の腫れや内出血が悪化する可能性があります。
また、ボトックスは熱に弱いため、体温上昇によってボトックスの効果が半減する可能性も指摘されています。そのため、施術当日はシャワーのみにし、翌日以降も長時間の入浴は避け、ぬるめのお湯で短時間の入浴にとどめることが望ましいです。
顔のマッサージは適切に行う
顔のマッサージも注意が必要です。ボトックスが注入された部分を強く刺激すると、薬剤が広がってしまい、効果が不均一になる可能性があります。そのため、エラボトックス注射の施術後、1週間ほどはマッサージを控えるのが無難です。
マッサージをする場合、施術部位を直接刺激することは避け、周辺部位を中心にマッサージするのが良いでしょう。
大量の飲酒を控える
エラボトックスの注射後は、大量の飲酒を控えましょう。アルコールは一時的に血管を拡張させ、血流が増加するため、腫れや内出血が長引く可能性があります。そのため、少なくとも治療後2、3日ほどは控えるのが理想的です。
寝る体勢に注意する
エラボトックス注射の施術後は、寝る体勢に気をつける必要があります。うつ伏せの状態で寝ると、患部が枕に当たって刺激を加えることになりかねないため、できるだけ仰向けで寝るのが良いでしょう。
また、施術直後に横になると、ボトックスが注入された部位から他の部分に流れてしまう可能性があります。そのため、施術後しばらくの間は横になることを避け、少なくとも数時間は立って過ごすか、座った状態でリラックスすることが望ましいです。
ダウンタイム中に異常が見られたらクリニックに相談する
エラボトックス注射の施術後、ダウンタイム中に何らかの異常が見られた場合、すぐにクリニックに相談することが重要です。通常、軽い赤みや腫れ、内出血などは自然に治まることが多いものの、症状が長引いたり悪化したりする場合は、何らかの問題が起こっている可能性があります。
また、アレルギー反応や顔の引きつり、極端な咀嚼のしづらさなどが発生した場合には、適切な処置が必要です。異常を見過ごすと、回復が遅れたり、最悪の場合、治療が必要になる可能性もあるため、早めの対応が肝心です。
そのためには、最初から信頼できるクリニックを選ぶことが何より大切です。経験豊富な医師がいるクリニックであれば、施術のリスクについて十分に説明を受けられ、万が一異常が発生した場合にも適切なサポートを受けることができます。
また、施術後のフォローアップ体制が整っているかどうかも、クリニック選びの際の大切なポイントです。信頼できるクリニックを選ぶことで、安心して施術を受け、万が一の際にも迅速かつ適切な対応が期待できます。
エラボトックス注射なら梅田すずらんクリニックにお任せください
梅田すずらんクリニックでは、経験豊富な医師が一人ひとりのニーズに合わせた丁寧なカウンセリングを行い、最適な施術プランをご提案いたします。
エラボトックス注射では、患者様の顔立ちや希望に沿った自然な仕上がりを重視し、安心して治療を受けていただけるよう、リスクやダウンタイムについても詳しく説明しています。
大阪でエラボトックス注射を検討されている方は、ぜひ梅田すずらんクリニックにご相談ください。ダウンタイム中のケアやアフターサポートも充実しており、安心してエラボトックスの効果を実感していただけます。