しみ・そばかす・肝斑|美容コラム

2024年3月1日更新日:2024年4月12日

フォトフェイシャルはニキビ跡に効果がある?ニキビの種類や治療の注意点を解説

フォトフェイシャル ニキビ跡

繰り返しできて頭を悩ませるニキビですが、治ってからも跡になって残るとさらに憂鬱になりますよね。

本記事では、フォトフェイシャルのニキビ跡に対する効果や、ニキビの種類、またフォトフェイシャル以外におすすめできる治療について説明します。

治りにくいニキビやニキビ跡も、美容医療なら効果的にアプローチできますよ。

フォトフェイシャルはニキビ跡に効果がある?

「フォトフェイシャル」とは、厳密には特定の機器を指しますが、最近では、IPLを用いた治療全般を意味して用いられることも多くなっています。本記事でも、そのような前提で説明しています。

フォトフェイシャルは、IPL(Intense Pulsed Light)を使用して、さまざまな肌トラブルに対処できる美容技術です。

ニキビ跡・シワ・くすみ・毛穴など、幅広い肌の問題を改善できるのが特徴です。

フォトフェイシャルで用いるIPLの光は、フィルターによって異なる波長を照射することが可能で、肌トラブルの原因となる部分に浅く広範囲にわたって作用し、肌にやさしい治療が期待できます。

レーザー治療も肌トラブルに対する光治療法のひとつですが、レーザー治療では、単一の波長を持つ光を使用し、特定のターゲットにより強く作用します。

レーザーでのシミ取り治療は、即効性があり1回の治療で効果が期待できますが、施術時の痛みがやや強く、回復に時間がかかることがあります。

それに対して、フォトフェイシャルの場合、施術時の痛みが少なく、ダウンタイム(回復期間)が短いのがメリットです。

肌へのダメージも比較的小さく、施術後すぐにメイクや洗顔ができるため、気軽に治療を受けることができるでしょう。

ニキビの種類

フォトフェイシャル ニキビ跡

ニキビ跡は、大きく3つに分類できます。自分の傷跡は、どのタイプのニキビ跡に該当するのか、確認しておきましょう。

赤み

赤みは、毛穴に詰まった皮脂や老廃物が原因で、肌の炎症が生じたあとによく見られます。

炎症性ニキビの場合、治療が遅れたり、炎症が激しかったりすると、ニキビが治った後でも赤みが残ることがあります。

炎症を繰り返すと皮膚が薄くなり、毛細血管の色が透けて見えることで、肌が赤く見えることがあります。

赤みが見られるニキビ跡は、ニキビが治った後も肌がダメージを受けている状態のため、必要以上に触るなどして刺激を与えないようにしましょう。

色素沈着

ニキビによる炎症が原因でメラノサイトが刺激され、過剰なメラニン色素が生成されることで生じるニキビ跡が、色素沈着です。「炎症性色素沈着」とも呼ばれます。

通常、メラニン色素は紫外線などから肌を守り、役目を終えると、肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって徐々に肌の表面へと押し上げられ、最終的には自然に剥がれ落ちます。

しかし、ターンオーバーが何らかの理由で乱れると、メラニン色素が適切に排出されずに肌内部に蓄積し、茶色いシミのような色素沈着を引き起こすことがあるのです。

クレーター

クレーターはニキビが重症化し、炎症が激しい場合に形成されるタイプのニキビ跡です。

ニキビの形成過程には、皮脂の過剰な分泌が関係しています。過剰な皮脂は、アクネ菌の増殖の温床となり、炎症を引き起こします。

ニキビが重症化すると、膿ができたり、痛みを伴ったりする場合もあるため、注意が必要です。

アクネ菌の増殖による炎症が進むと、皮膚の深部まで影響が及び、真皮層の組織を破壊することがあります。

真皮層ではターンオーバーが起こらないため、真皮層で発生したダメージはそのまま残りやすく、重度のクレーターになることもあります。

フォトフェイシャル以外でニキビ跡におすすめな施術

フォトフェイシャル ニキビ跡

ニキビ跡には、フォトフェイシャル以外の施術もあります。

  • ハイドラフェイシャル
  • ケミカルピーリング
  • ポテンツァ
  • ダーマペン

これらについて説明します。

ハイドラフェイシャル

マシンから発せられるジェット水流を利用して、肌に優しいピーリングを行う手法です。

従来のピーリング方法は、場合によっては肌に強い刺激を与え、ダウンタイム(回復期間)が生じてしまうものがありました。

しかし、ハイドラフェイシャルは肌によりマイルドにアプローチし、美容成分が豊富に含まれた水流を用いて、皮脂や角質を低刺激で吸引・除去できます。

このように、ハイドラフェイシャルは、肌に保湿成分を導入しながら、古い角質や皮脂を除去する治療です。

肌のターンオーバーを助け、排出しきれなかった古い角質・皮脂。毛穴汚れを取り除くことができ、同時に、施術の最終段階で美容液を使用することで、肌に栄養を与え、より健康的な肌状態へと導きます。

自分では取りきれない毛穴の汚れや蓄積した角質を、水流と吸引の力で除去することで、肌のターンオーバーを正常化し、ニキビのできにくい肌・ニキビ跡を徐々に軽減する効果が期待できます。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を顔全体に塗布し、肌表面にある古い角質を取り除くことによって、肌の健康と美しさを取り戻すことを目的としています。

ケミカルピーリングで使用される薬剤は、ターンオーバーを活性化し、角質細胞同士の結びつきを弱めることで、肌表面の古い角質を効果的に取り除きます。

古い角質が除去されると、新しい健康な角質細胞の生成が促され、肌の質感や色合いが改善されます。

ニキビ跡の場合、ケミカルピーリングは肌表面を滑らかにし、色素沈着を減少させる効果が期待できるでしょう。

ニキビ跡以外にも、肌のくすみや細かいしわ、毛穴の問題にも効果的です。

ポテンツァ

ポテンツァ(POTENZA)は、ニキビ跡をはじめとするさまざまな肌の悩みに効果が期待できます。

ニキビ跡だけでなく、赤ら顔・毛穴の開き・小じわ・肝斑など、多くの肌の悩みに対応できる汎用性の高い美肌治療として評価されています。

ポテンツァの治療は、極細の針を使用して皮膚に微細な穴を開け、肌の自然治癒力と細胞の活性化を促すというものです。

新陳代謝が促進され、創傷治癒の働きを利用して、肌が再生されます。

また、ポテンツァでは、針先からRF(高周波)を照射します。ポテンツァの針先以外の部分は絶縁素材を使用しているため高周波の照射は、表皮に損傷を与えることなく、真皮層に直接熱エネルギーを届け、肌の活性化を図ることが可能です。

肌の活性化により、コラーゲンの生成が促進され、肌の弾力や質感の改善が期待できます。

ニキビ跡の肌を創傷治癒後から導入した有効成分の働きで、内側から回復させる治療法です。

ダーマペン

ダーマペンは、有効成分を含む薬剤を塗布し、皮膚に微細な穴を開けて、肌の再生を促す治療です。

ダーマペンの先端には多数の微細な針があり、肌表面に穴を開けながら、有効成分を皮膚に浸透させます。

ニキビ跡の治療としてダーマペンを選択する場合、成長因子を含んだ導入剤を使用するメニューがおすすめです。

成長因子(グロースファクター)には、タンパク質の一種で、細胞の新陳代謝を促し、細胞を活性化させ、組織の修復を行う役割があります。

ダーマペン治療の特徴は、肌がその自然治癒力を働かせることにより、表皮細胞・線維芽細胞などの肌細胞を活性化する点です。

肌本来の、傷を治そうとする作用により肌はツヤとハリを取り戻し、新しい状態へと再生します。

ダーマペンは、肌の若返りや小じわの治療に広く用いられるとともに、ニキビ跡や毛穴の開きの治療にも効果を発揮します。

フォトフェイシャルでニキビ跡を改善する際の注意点

フォトフェイシャル ニキビ跡

フォトフェイシャルは、ニキビ跡や細かいシワなど幅広い肌トラブルの改善に役立つ治療ですが、1回の施術だけで大きな効果を実感できるわけではありません。

フォトフェイシャルは、肌の修復能力を促す治療であり、肌の自然な回復能力に依存しているため、施術後、即座に変化を期待することは難しいのです。

目に見える改善を実感するためには、繰り返しの施術が必要です。

一般的に、フォトフェイシャルの治療は、4週間程度の間隔で行われ、ニキビ跡の程度や肌の状態に応じて、数回にわたる施術が推奨されます。

繰り返しのプロセスによって、肌の質感が徐々に改善され、ニキビ跡の軽減や肌の引き締めなどが徐々に実現されるのです。

したがって、フォトフェイシャルを受ける場合は、継続的な治療が必要であることを理解し、長期的な視点で改善を目指しましょう。

ただし、フォトフェイシャルのやりすぎにも注意を要します。最適な治療計画については、美容皮膚科の医師と相談するのがベストです。

フォトフェイシャルは美容皮膚科の梅田すずらんクリニックへ

フォトフェイシャルは、肌の再生能力を利用した治療で、ニキビ跡にも効果が見込めます。

また、ニキビ跡の治療には、フォトフェイシャル以外にもさまざまな方法があり、症状に合わせた適切な選択が肌質改善のカギになります。

ニキビ跡を治したいけど、フォトフェイシャルにするべきか、それとも他の治療にするほうがよいのかとお悩みなら、すずらんクリニックにお問い合わせください。

あなたのキレイを財産にするお手伝いをいたします。

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